キャスター(Fate)

登録日 :2009/06/28(日) 18:18:00
更新日 : 2017/07/13 Thu 01:19:41
所要時間 :約 18 分で読めます




Fate/stay night』に登場する第五次聖杯戦争の魔術師のサーヴァント
フードを被った妙齢の女性。

◆プロフィール
声優:田中敦子
身長:163cm
体重:51kg
3サイズ:B82/W57/H84
誕生日:不明
血液型:不明
イメージカラー:紫
特技:奸計、模型作り
好きなもの:寡黙で誠実な人、可愛らしい服と少女
苦手なもの:筋肉ダルマ
天敵:バーサーカー
属性:中立・悪

パラメータ
筋力 耐久 敏捷 魔力 幸運 宝具
E D C A+ B C

◆クラス別能力
陣地作成:A
魔術師として、自らに有利な陣地を作り上げる。
工房を上回る「神殿」を作成出来る。

道具作成:A
魔力を帯びた道具を作成出来る。擬似的ながら不死の薬をも作れる。

◆保有スキル
高速神言:A
呪文・魔術回路との接続をせずとも魔術を発動させられる。
通常なら1分は懸かる大魔術すら一工程(1秒以下)で発動可能。
「魔術とは唱えるものではなく命じるもの」とは本人談。

金羊の皮:EX
竜の召喚に使用する彼女の故郷コルキスの秘宝だが竜の召喚・制御術を会得していないため意味はない。何かの精霊が付いてるらしい(ホロマテによると彼女の弟らしき存在の模様)。
Fate/Grand Orderではなんと「皮をもふもふしてHPを回復する」という素っ頓狂な効果になっている。精神の癒しが肉体を凌駕したのだッ!
また本来の用途からあまりにかけ離れているためかこのスキルのみランクが設定されていない。
加えて、スキル使用時にわざわざスキルの使用方法まで記載されているのはこいつくらいのもの(通常は「攻撃力をアップ」「HPを回復」など効果のみが記載されている)。

キルケーの教え
月の女神ヘカテの神殿で魔術を習得したが、その時、姉弟子だったのが魔女キルケーである。
キルケーこそ魔術の天才であり、そして色々と性格に問題のある魔女だった。
キャスターは王女として魔術を習っていたので真性の魔女とは言えない。彼女が魔女として振る舞えたのは、このグレートな姉弟子との修業時代があったからだろう。


女性の英霊で、戦闘能力において全サーヴァント中最弱とも言われており、策謀と知略を巡らして優勝を狙う。

柳桐寺に神殿を作り上げ、ガス事件を装い街中の人々から生命力を吸い上げて大量の魔力を神殿に溜め込んでいる。
普段はフード姿で悪役的ボジションだが、凛ルートで彼女の素顔と本心を知ってやられたプレーヤーは数知れず。

ちなみに、アニメでもしっかり素顔を晒した。
尚、「エルフ耳」と呼ばれる長い耳で、ぴこぴこ動く(ホロウより)。


ネタバレ





















真名はギリシャ神話に登場する『裏切りの魔女』の異名を持つメディア
マスターは葛木宗一郎であり、同時に彼女自身がアサシンのマスターである。

神秘の全盛期たる神代の魔術師であり、現代の魔術師の誰であろうと彼女の腕前には及ばない。
その上、神代の言語「高速神言」により、通常は詠唱に数十秒かかる大魔術ですら彼女にかかればわずか一工程で発動できる。

実は本人の魔力生成量はそれほど多くないため、能力を最大に発揮するには陣地を作成し、魔力を蓄える必要がある。
柳桐寺をスキル「陣地作成」によって神殿と化して、優れた地脈を誇る土地を利用して人々から莫大な魔力を吸収し、神殿内に貯蔵している。
その魔力量は全サーヴァントと契約しても余裕で維持出来ると称する程。
更に自らがサーヴァントにも関わらず、アサシンを召喚するという反則技を行い、門番として設置 *1
そして自然霊以外の霊を遠ざける柳桐寺の結界とキャスターが貼った結界においてアサシンへの遠距離攻撃の威力を大きく削ぐなどの強化を施している。
その攻略難易度から要塞とも称されるレベルにまで至っている。


◆宝具
破戒すべき全ての符(ルールブレイカー)
メディアの「裏切り」を象徴する、あらゆる魔術効果を打ち消す短剣。
サーヴァントの契約すらも断ち切ることができるという代物だが、殺傷力はふつーの短剣程度しかない。
詳細は項目へ。


◆作中使用した魔術
  • 魔力弾
Aランク(建物半壊級)の魔力弾の連発。
しかし本人の魔力生成量が高くないため大量に連発するには陣地に魔力をプールする必要がある。
尚、彼女はこの手の魔力弾に対してはローブによる吸収が可能で、凛のAランク魔力弾を瞬時に無効化してみせた。
  • 盾(マルゴス)
魔術による鏡のような盾。ヘラクレスの肉体に匹敵する頑丈さを誇る。
  • 空中浮遊
自在に飛び回る。
  • 空間固定
対象の動きを固定する。
  • 空間転移
自身の「陣地作成」による神殿内でのみ可能な瞬間移動。魔法の領域とされる。
  • 竜牙兵
大量に作り出す雑兵。人間の達人を軽く殺せるぐらいには強い。
  • 強化魔術
能力・本質の強化。最高難易度とされる他者の強化も行える。
  • 鏡界汚染世界
「ufo版」の12話で使用。バスで未遠川を渡る士郎ら3人を異界のような空間に閉じこめた。
奈須氏によると、「橋は昔から境界であり、現世と幽世を隔てるきざはしである。加えて、ここは十年前に異界の邪神が呼びだされ、汚染された川。そのあたり利用して、キャスターはまるっと位相をズラして標的を招き入れたって寸法よ。」とのこと。
ちなみにBlu-ray特典のブックレットではキャスターの固有結界と説明されている。何…だと……?
もっとも、上のきのこ本人による解説と後述の設定から鑑みるに、これはアニメスタッフの勘違いである可能性が非常に高い。


神代の魔術師であるキャスターの技量は、現代の五人の魔法使いや時計塔最高の魔術師すら超える、現代における最高峰の魔術師。
現在の魔術協会はケイネスを含む大半の講師は殆どが色位に留まっているとされる中で、
魔法レベルの魔術を平然と使いこなす彼女は現代の魔術師にとっては完全に規格外なのである。
最高位である王冠(グランド)に匹敵する魔術の腕前を誇るシエルが相手であろうと、魔術で戦った場合の勝敗は「そりゃあキャスターです」と明言。 *2
更に「本気になったキャス子には、某蒼崎も敵うまい」とも発言されている *3
こと魔術戦において彼女に勝てる『魔術師』は現代には存在せず、神代でも五指に入る最高峰の魔術師とされている。

但し、彼女は最高位の魔術師に必須の能力である現在・過去・未来を見通す最高位の「千里眼」を保有していない。
その為に厳密には最高位の魔術師に含まれておらず、彼女を魔術で上回る者がいるとすれば、この千里眼を持つ魔術王花の魔術師のような最高位の魔術師に限られるという。


適性がないのか固有結界は使えないが、その超絶の技量ゆえに莫大な時間と費用を掛ければ小さい魔術と大きい魔術を綿密に積み重ねる事で同規模の異界を作り上げることが可能との事。
(上記の鏡界汚染世界がそれに当たる異界だと思われる)
魔法使い以上の魔術師で、魔法レベルの魔術も使いまくれるが、彼女は現代の五つの魔法とは相容れないため、体得はできないとのこと。
それゆえに魔術師として扱われる。

また葛木に本来は令呪はないのだが、彼女の手にかかれば聖杯から解析して擬似令呪を作成する事も可能らしい。

更にこの世全ての悪に汚染され、既に破壊にしか使いようがない聖杯も、彼女程の魔術師なら願望実現機として問題なく扱える。
格ゲーではコレで葛木を蘇生させた。


だが、これだけ規格外の性能でありながら、聖杯戦争で勝ち抜くのはかなり厳しい。
かつて魔法が当たり前に跋扈していた神代の戦場を戦い抜いた、強力な対魔力や魔術への対応力を有する英霊が聖杯戦争にはゴロゴロ呼ばれているので正面突破は不可能に近い。
Aランク魔術といえ、生来の能力以外に対魔力スキルが付与されているサーヴァント相手では、正面から放ってもさほど有効ではなく非常に不利と言える。
事実英霊(未来人)との闘いでは彼に数十にも及ぶAランクの魔力弾を放つも悉く弾かれていた。
長時間粘る事だけなら、サーヴァントどころかバゼットでも可能とコメントされている為にその微妙さが分かるというもの。


上記の事情から魔術師としては最高峰のこのキャスターですら第五次聖杯戦争におけるサーヴァント最弱或いは最弱手前と評されている。


キャスターというクラスの特性上「自身の工房内での防戦に限定すればサーヴァント随一」という聖杯戦争の常識通り、
上記の神殿内であれば、彼女曰くセイバーバーサーカー以外には負けないと豪語している。

実際作中でも、空間転移か固有時制御と思しき魔法レベルの魔術や、灰の花嫁(ヘカティック・グライアー)も悠々と連発してのけた。
が、それでも圧倒的優位には届かない。
また、が非常に多いが、そもそも、ウェイバーらも言及しているように、
「キャスターが構築した陣地内での交戦は避ける」のは冬木の聖杯戦争では定石。
好き好んでキャスターの神殿に飛び込んでくれる酔狂な輩なぞそうそう居ない。


そのため、神殿外では基本的に大量の竜牙兵による囮と不意打ちも絡めた『破戒すべき全ての符』でサーヴァントの強奪作戦、マスターを人質に自身の陣地に敵を誘い込む、といった搦め手を行っている。


また、仮にキャスターに竜召喚スキルがあってコルキスの竜を召喚出来た場合、コンマテⅢにて作者曰く、
「五次最弱手前から中堅レベルくらいには上がると思う。…けどコルキスの竜は竜種の中では弱いからな~」とのこと。
竜種の時点で幻想種といわれる生物の中でも最高位に位置するのだが、上位陣を突破するのはやはり困難を極めるらしい…。
これは歴代最高峰とされる五次メンバーが標準よりも強すぎる所為だが、キャスターとのコンビで最弱からこの面子でも中堅レベルにはなれる時点で、戦術の選択肢が大幅に増え、かなりの戦力増強にはなる。


不利要素が非常に多いが、彼女自身の欠点は、魔術の腕前は現代の魔術師全てを上回る反面、
肉弾戦は極端に弱く、八極拳を習っていたとはいえ人間の凛にフルボッコにされる程度であること。
そもそも生粋の魔術師であるキャスターに肉弾戦をしろというのも酷な話ではあるのだが。
また、凛の八極拳をまともに喰らったのは「魔術師が肉弾戦を挑んでくるなど有り得ない」という思い込みと相手が人間という油断を衝かれたためであり、
初めから肉弾戦を挑まれることを予想していたセイバーやアーチャーとの戦いでは空間移動などを駆使して相手の攻撃を喰らわないよう立ち回っている。
そもそも彼女の生きた時代には魔術師が肉弾戦をやるという発想自体が存在しないものだったようで、ホロウではまさか魔術師が肉弾戦を挑んでくるなんて思わなかったと愚痴っていた。

本来は戦闘を行う戦士ではなく、作中の非道な行いも悪人的に振舞っているのもあり、性根の部分では箱入り娘のお姫様だった為に比較的に善性寄りらしく、街の住民を殺すのは避けていた。
アーチャー曰く曲がりなりにも英雄としての誇りを持ち合わせているとの事。

そういった性質や普段徹底して不利な状況にあるからか、人間相手でも自身が優位に立った途端に油断する事が多々あり、金ぴか程ではないが慢心スキルあるんじゃね?と言われる。


なお、彼女を呼び出した最初のマスターは最弱のキャスターを呼び出した事に不満を見せ、彼女に手厳しく当たり、自身の魔力量以下の魔力しか使えないようにしたらしい。
そのため自身を召喚したマスターを見限り、令呪を使い切っても反逆しない態度を見せ、下らぬ命令(具体的な命令は不明)で令呪を消費させ殺害した。
因みに彼女の召喚のために用意した触媒はメディア関係の文献。

そして、その最初のマスターは「ufo版」アニメで登場。
名前はアトラム・ガリアスタ。金髪褐色肌の整った顔立ちの青年で魔術協会の新参者でどこぞの誰かさんのように箔をつける為に聖杯戦争に参加した。
ゲームでは中肉中背の中年とか書いていた? それは幻だよ、なんの事だ?by奈須きのこ

性格は一般人の命などまるで介さない典型的な魔術師。
彼はもともと、FGOでも大活躍の竜殺しの大英雄を召喚する筈だったのだが、その触媒に使うつもりであった菩提樹の葉を某人形師に燃やされてしまっている。 協力できなくて本当にすまない…。
代用として、竜召喚能力に期待しメディアを呼び出すも彼女に竜の制御法がない為に使用出来ないことを知って失望。
更に自身が数十人の子供を生贄に作り出した魔術道具を一瞬で作り出したキャスターの腕前に自尊心を傷つけられ彼女に手厳しく八つ当たり。
令呪で宝具を自分へ使用しないように命令し、別のサーヴァントとの契約を目論見、言峰を介して同じ魔術協会から参戦したバゼットにキャスターの始末を依頼する(この時点で既にランサーは言峰と契約状態)
それを先読みした彼女がルールブレイカーで主従契約を破棄し、令呪を二画使用した自害命令を無効化。
最期は自分が先にキャスターを裏切ったにも関わらず、彼女を「裏切りの魔女」と罵しり最期まで身勝手さを翻す事はなく彼女の手によって殺害された。

その後、前述の依頼によって現れたランサーに追い立てられて傷だらけになり、さらにマスター不在の状況をによって消滅寸前の危機に陥るもそこを偶然に通りかかった葛木宗一郎に救われ、契約。
聖杯にかける願いは「自身の故郷への帰還」であったが葛木に出会った事で純粋に「女」としての幸せを掴む事を目的と定め奮闘する。

彼女が女としての幸せを望むのは生前に神の呪いによって英雄イアソンに惚れさせられ、彼に真摯に尽くすも捨てられた経緯から。
イアソン自体も軽薄で周囲からクズ野郎と評される程の歪んだ性格の持ち主であったが、惚れさせられていたとはいえ彼女の余りに冷徹な非道や奇行にイアソンが恐怖したのも捨てられた原因の一つ *4
結局、呪いが解かれた時には後の祭り。国に帰る事は叶わず、彼女は自分と子供たちを捨てて他の国の王女と結婚しようとするイアソンに泣きながら縋り付くも、
「魔女め、お前を愛した事など一度もない」と拒絶され、意気消沈。
イアソンと結婚しようとする花嫁を焼き殺し、その後は世を彷徨ったとされる。

葛木に尽くすのはこういった事情から誠実な人柄に惹かれたから。
過去に必死に尽くしたら、その男が駄目な男になった経験から、現在は一歩引いた形で尽くすと決めているらしい。
因みにコレが原因で顔が良い男は信用ならないと酷く嫌う原因になっている。
悪人ぶった振る舞いも元々は純真無垢な箱色娘だった所に周囲からの魔女、悪女という風評に耐え切れず「フーンだ。そんなに言うんだったらホントに悪女になってやるわよ」と捻くれた結果。
こういったために本編で大河を人質にした際に何が何でも藤姉を助けようとする士郎の正しさは相当癇に触ったらしい。


Fateルートでは葛木を殺され、自暴自棄になったのかセイバー陣営に襲いかかるも突如現れたギルガメッシュに串刺しにされ、殺される。

UBWルートでは破戒すべき全ての符によって契約を解除させたセイバーを手に入れる。
因みに彼女ぐらい卓越した魔術の腕前ならば強制的にサーヴァントと契約出来るらしい。
更に凛を裏切ったアーチャーも味方に引き込む事でサーヴァント3体(自身を含むと4体)を有する圧倒的な戦力を手にするも、
士郎と凛の奮闘、アーチャーの裏切りによって彼に串刺しにされ敗れる。

HFルートではどういう経緯かは不明だが、虫爺の策略に嵌って葛木を殺害してしまったようで自棄になってセイバーに特攻、あっさり斬られてやられる。

とまあ出番はそれなりにあるものの、死に方が串刺しだったり斬殺だったりと実に嫌な殺され方だったりする。


Fate/hollow ataraxia

ホロウでは宗一郎の押しかけ女房的立ち位置になり、前作のキャラが完膚無きまで壊れるくらいの暴走っぷりを見せた。
具体的には、
  • デパート内で「葛木メディアです~」と公衆の面前で連呼。
  • 柳洞寺山門にかける
    「葛木宗一郎 メディア」
    の表札をアサシンに製作依頼しようとする。
  • 小姑な一成にイビられ、料理を極めようと士郎に弟子入りする。
  • 桜に「夫を支えるべき主婦の正しい姿」を説き、弟子に迎える。
  • 愛しい旦那様たる宗一郎に「愛妻弁当」を届ける事を最良の悦びとしている。
  • 終盤では、高速神言を駆使して砲台化(魔砲淑女モード)。

後、セイバー達を色々と弄りまくる。
(基本的に彼女は可愛い女の子が大好きなので、見た目が可愛いらしいセイバーやイリヤを「着せ替え人形」にしたいらしい)

メインヒロインの中で桜にだけは優しい。本人いわく、自分を理想の奥様と尊敬してくれる桜が可愛いのだとか。
そのために桜に格好の悪いところを見せたくなく、こっそり士郎に家事のことを聞いたりもしている。
また、宗一郎より年上なのをかなり悩んでいたりする(意外かもしれないが、宗一郎は25歳。藤ねぇは25歳。メディアは28歳時の姿見)。
元々、宗一郎より年上なのだが(生年月日は紀元前)外見年齢も年上なのが悩みらしい。


コンマテ4ではこやまひろかずがデザインの通常のキャスターより薄着の格好をした姿キャスター・リリィが公開された。


没になってしまったが初期はヒロインとしてルートを作る気があった模様。
何でも士郎に拾われて小さくなった幼女メディアと一緒に闘うロリキャスタールートとか。


Fate/Grand Order


メディア
キャスターのサーヴァントとして登場。
レア度は★3(レア)で、イラスト担当はネコタワワ氏。

「肉弾戦が得意ではない」という設定からか、同じく★3キャスターのクー・フーリンなどと比べるとステータス自体は低め。
しかし最終段階のステータスはキャスターの中ではそれなりに高い方であり、レベルを根気よく上げていけば十分に前線で戦えるようになる大器晩成型。

ゲームでは、100%貯まれば宝具が使えるようになるNPをなんと80%も増加させる *5 、★5ですら持ってこないようなトンデモスキル「高速神言」に加え、NPを多く回復できる「Arts」属性の攻撃が出やすいこと、
宝具の「破戒すべき全ての符」が「Arts」属性かつ使用後に若干ながらNPをリチャージできることなどから、
とにかくNPの回収効率に長けた、元祖かつ正統派のキャスターだけあってキャスターらしい性能の持ち主。

宝具「破戒すべき全ての符」は、威力こそ低めなものの前述したNPリチャージ効果と「突き立てた相手の強化を全て無効化する」という強力な効果を持ち、
自己強化系スキルを連発してくるサーヴァントなどが相手の場合は特に重宝するテクニカルな宝具となっており、礼装との組み合わせ次第では即座に宝具を連発する事も可能。
場合によっては「宝具発動からのArtsチェイン+被ダメージ等で100%に」→「そこからもう一発」→「高速神言してもう一発」と3ターン連続で相手に短剣を突き立てる奥様の姿を拝むこともできる。

主人公に対しては未熟なマスターとみなしているようだが、まったく悪意が見えないためか別段反抗するような態度は見せない。
また生前に彼女が殺める事になってしまった弟と主人公を重ねているようで、主人公を弟(妹)分として可愛がって更に魔術の指南もしているという。

絆度がMAXになると「裏切りの魔女を裏切る気にさせないとか…」と口では呆れたように言いつつ、「貴方のキャスターとして頑張る」ときっちりデレてくれる。

特殊会話はアルトリア、モードレッド、ヘラクレス所有時に発生。
着せ替え人形として弄った本編同様にアルトリアの外見を気に入っているようで、色々と弄り遊ぶことを企んでいる模様。
アルトリアとそっくりの外見であるモードレッドに対しては顔は好みどストライクながらも雰囲気が荒っぽいのが残念らしい。
ヘラクレスには暑苦しいから近寄るなと手厳しい態度を取っている。

なお、霊基再臨を一度行い、フードを取ったキャス子の戦闘時のアイコンはかなり可愛らしい。
キャス子ファンは是非手に入れて一度霊基再臨してほしい。


メディア・リリィ

「メディアリリィ」の名前で少女時代のメディアが登場。
レア度は大人時を上回る★4(SR)で、クラスはこちらもキャスター。

恐らく没になったロリキャスタールートとコンマテ4のキャスターリリィを組み併せたもの。
デザインはこやまひろかずが担当。
キャストは大人時の田中敦子氏から、ナーサリー・ライムなどを演じた野中藍氏に変更されている。

まだヘカテーに魔術を教わっていた頃のメディアであり、純粋無垢な14歳の箱入り娘。
イアソンに巻き込まれなければ姫として、穏やかなで幸せな暮らしが出来たとされる。
イアソンさえ来なければ……
少女時代とはいえサーヴァントである以上は生前の記憶があるので、魔女メディアの記憶があるが、
肉体に引っ張られてか精神は少女時代の純粋な性格になっているとされる。

シナリオでは第三章で登場。イアソン率いる英霊船団のメンバーの一人として、主人公達に立ち塞がる。
生前に自身を裏切ったイアソンに従っているが、特にわだかまりはなく命令に従う態度を取っている。
また周囲に生前の因縁を指摘されてもその事を理解できないような様子を見せている。

イアソンが魔術王に踊らされている事を知っており、イアソンの願いは決して叶わない事を知りつつも敢えて伝えず従う道を選んでいる。
理由は自身すらも及ばない魔術の腕前を誇る魔術王の強大な力を知り、絶望した為。
どうにもならないのなら、せめて嘘の幸せを与えたという。

最後は主人公達に敗れたイアソンを魔神柱と化し共に戦い、敗北。
事態の裏に潜む黒幕の事を忠告して消滅した。
一応、彼女なりに思っての行動とはいえ、ある意味では狂気とも取れる行動であるので仲間であるへクトールは「ナチュラルに狂っている」と評した。
大人時のメディアが見せなかったヤンデレじみた一面に戦慄を覚えたプレイヤーもいるとか。


3章クリア時にガチャに追加される。
マイルームではシナリオで見せた怖い一面は鳴りを潜めており、皆が仲良くなる事を願う純粋無垢の少女。
聖杯に対しても、自分はいらないからにマスターにプレゼントしますとし、好意的に接するよい子になっている。
しかし記憶があるせいかときに人間不信を感じさせる言動を発する。

特殊会話はメディア所有時に発生。
大人時のメディアにとってメディアリリィは黒歴史なのか余計な事を言わないように睨み付けながら監視しているらしい。
メディアリリィはそんな彼女に怯えて主人公に助けを求める一方で、他人の気がしないと不思議な感覚を抱いている。


戦闘は回復魔術に長けてて攻撃魔術は苦手と語っており、それに準じてか性能は回復に特化したタイプになっている。
モーションがメディアより派手で見栄えがいいが、攻撃力は同ランクの中で最低クラス。
宝具は「破戒すべき全ての符」と対になる治癒宝具「修補すべき全ての疵(ペインブレイカー)」。
魔術による傷や呪いを癒す治癒宝具であり、死以外を克服する強力な治癒力を誇る。




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