千鳥/雷切(NARUTO)

登録日 :2013/06/17(月) 19:00:00
更新日 : 2017/06/18 Sun 23:50:13
所要時間 :約 3 分で読めます




千鳥!

雷切!


NARUTO‐ナルト‐』に登場する忍術の一つ。
「コピー忍者」ことはたけカカシ唯一のオリジナル忍術であり、中忍試験以降のうちはサスケの必殺技。


目に見える程の膨大なチャクラを片腕に溜め、肉体活性による超スピードを以て対象を貫く“ただの突き”。
その一撃はあらゆるものを斬り裂く名刀の一振りに例えられる。特にカカシが使うものは、カカシがこの術で雷を斬ったという実話 *1 によって「雷切」と言われている。

膨大なチャクラが高速移動することで「チッ、チッ、チッ…」と千の鳥が地鳴きしているような音を発することから、「千鳥」と名付けられた。
カカシが使用するものは前述の雷を斬った逸話から「雷切」と呼ばれ、名前が違うだけで同一の術である。

暗殺用のとっておきの術らしいが、 凄まじく光る音がうるさい といった特徴からどう考えても暗殺向きではないが気にしてはいけない。


この術の 極意 肉体活性 であり、超高速体術である表蓮華に似た動きを要求される。
サスケは修行の際、ロック・リーからコピーしたこの動きを常にイメージ・トレースし、2週間の修行の末にようやく会得した。


大量のチャクラを消費するため、第一部の時点でサスケは最大2発、カカシは最大4発が限界だった。
第二部以降は2人ともチャクラ量が増えたのか使用回数が増えている。


攻撃軌道が直線的であることに加え、あまりのスピードで術者が周囲を認識しにくくなり、カウンターを喰らいやすいという重大なデメリットがあるため、使用には写輪眼などの優れた洞察眼が必須とされる。
実際、カカシは初使用の際にカウンターを喰らい、師である後の四代目火影・波風ミナトに助けられ「今後使用するな」と警告を受けている。

その後、死に際のうちはオビトから写輪眼を譲り受けたことで真の完成を見た。





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幻 術 だ




上記は第一部までの設定。
第二部においてチャクラの「性質変化」と「形態変化」の概念が後付けで明かされ、千鳥は雷の性質変化「雷遁」に属する術であると判明した。
雷遁であるため土遁に対して特に効果が高く、土遁で作られた壁などは千鳥の突きで容易に貫通できる。身体を硬化して防御力を高める術も土遁である事が多いため、その手の防御は千鳥の前では意味を成さない。

性質変化には高度な技術とセンスが必要で、通常何年もかけて会得する代物とされる。
実際にうずまきナルトが性質変化を会得した際、多重影分身の術による時間圧縮修行を本来の修行時間に換算すると凄まじい数字が出る程である。


千鳥は非常に高難度な性質変化と形態変化を組み合わせた術であり、雷に性質変化させたチャクラを更に放電するように形態変化させ、術の攻撃範囲を決めている。

つまり第一部の設定もあわせると、カカシはサスケに僅か2週間で高速体術を教えながら、本来とは違う雷の性質変化(うちは一族の基本性質は火)をゼロから修得させ、さらに形態変化までも修得させるという凄まじい教育手腕を発揮し、サスケもそれについていったことになる。
……これが…天才か…


一応強引に解釈するとすれば、千鳥は特定の印を結んで発動する術であるのに対し、ナルトの風遁は螺旋丸の発展系である通り印を用いない。
火遁が基本的に「寅」の印で締めくくられる事からも分かる通り、印自体に性質変化の意味合いが込められており、チャクラコントロールと印の知識さえあれば「予め決められた内容」の性質変化なら比較的容易にできるのだと思われる *2

一方でナルトが修業したのは印を使わずチャクラそのものを性質変化させる修業であり、アドバイスを受けにいったアスマも印を用いる術ではなく、チャクラ刀に風の生チャクラを纏わせる手本を見せていた。
印を用いずチャクラ自体の性質を変化させてしまうのが数年の修業を要する技だと言う事なのだろう。サスケも印を用いず直接雷性質のチャクラを発する使い方は第二部になって3年近い修業を経た後にしか見せていない。




また、カカシが千鳥を開発した動機は「コピーした螺旋丸に雷の性質を加えられなかったから」ということも語られた。
しかし、戦場のボーイズライフを読めば分かる通り、 写輪眼を移植する前に千鳥を開発している
つまり、どういうことだってばよ……?


強引に整合を取るなら、

  • ミナト班時代にミナトが編み出した螺旋丸を習得しようとするが失敗、代用に千鳥を開発
  • 写輪眼を得たことで千鳥が完成、螺旋丸も改めて習得するが性質変化の組み込みは失敗

という経緯だと思われる。

第二部中盤以降、うちは関連の設定がクローズアップされるに伴い、カカシもサスケも万華鏡写輪眼を多用するようになり、必殺技のポジションを奪われつつあったが、要所要所で使用されその立場を維持し切った。
また、第四次忍界大戦後にサスケとナルトとの「最後の兄弟ゲンカ」において、あらゆる技を出しつくして消耗し、ナルトの螺旋丸を打ち合ったサスケの最後の一撃は千鳥であった。



ちなみに当初の「チャクラによる肉体活性」の設定については、雷影・エーの「雷遁チャクラモード」として形を変えて再登場している。

なお、術名の元ネタになったと思われるのは戦国時代の武将、立花道雪が所有したと言われる名刀。
道雪は『千鳥』という名刀で落雷を斬って直撃を回避し、自ら斬った刀の名称を『雷切』と改名したと言われている。
まあこの事件の真偽はともかく、改名までの流れがカカシの『雷切』名称変更までの流れと同じのため、おそらく間違いないだろう。

ちなみにカカシの千鳥が改名されたきっかけは、神那毘橋の戦いの後、岩隠れの忍が使った広範囲術式の雷撃を千鳥で迎撃したのが由来。
サスケはこの術をどんどん改良しながらメイン攻撃として使い続け、最終的には隕石を木っ端微塵に出来るレベルにまで強化している。


◆バリエーション
○は原作、☆はゲームオリジナル技。

○慟哭の千鳥
呪印状態2で放つ黒い千鳥。

○草薙の剣・千鳥刀
草薙の剣に千鳥を流し、殺傷能力を高める。
対象を麻痺させることも可能。

○千鳥鋭槍
千鳥を槍状に形態変化させた術。

☆千鳥真槍
ゲームオリジナル術。第二部サスケの奥義に設定されている。
形態変化させた千鳥で敵を貫き、そのまま爆破する。

○千鳥千本
千鳥を針状に形態変化させ、広範囲に射出する。

○千鳥流し
全身に千鳥を流して纏う術。
触れた敵を弾き飛ばすことができ、地面に触れることで広範囲攻撃も可能。

○千鳥光剣
千鳥を剣状に形態変化させた術。
十尾の人柱力となったうちはマダラを真っ二つにするほどの斬れ味を誇る。

○黒き千鳥
六道仙人から陰の印を授かり、輪廻写輪眼を開眼したサスケの千鳥。
仙術の力が加わっているため六道にも通じる。須佐能乎で使用することもできる。

○建御雷神(タケミカズチ)
炎遁を加えた千鳥。
ナルトへの最後の攻撃として放った。

○雷伝
影分身と二組で雷切を発動、雷撃の筋を結んで対象を両断する。

○雷遁・雷獣追牙
雷切を雷獣型に形態変化させて飛ばす遠距離系忍術。
ゲームでは雷獣走りの術という名前になっている。

○神威雷切
オビトから万華鏡写輪眼の力を借り受けたカカシが放った最後の雷切。
神威の効果が付与され、当たった箇所を時空間へ飛ばす。

☆雷切弐連突/雷切双雷震
ゲームオリジナル術。カカシの奥義に設定されている。
雷切を二連撃で叩き込む。

☆雷切一閃
ゲームオリジナル術。
通常の雷切とほぼ同じだが、地面が切れるほどの威力を誇る。

☆雷切・迅
ゲームオリジナル術。カカシの奥義その二。
雷遁影分身を形態変化させた雷獣追牙を食らわせた敵に雷遁を纏わせた無数のクナイを投げ放ち、その一部を神威で飛ばす。
続けて突き抜けた雷獣追牙を影分身に戻し、神威を発動して飛ばしたクナイと残りのクナイで挟み撃ち、その隙に本体が空中から雷切を叩き込む。

☆須佐能乎神威雷切
ゲームオリジナル術。ナルスト4での万華鏡カカシの奥義に設定されている。
神威手裏剣で敵を時空間に飛ばした後、完成体須佐能乎で神威雷切を叩き込む。


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