レオ(鉄拳)

登録日：2012/07/31(火) 03:08:27
更新日：2024/03/02 Sat 11:56:26
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おと娘？スペランカーレオ八極拳初心者向けキャラ性別不明金髪鉄拳鉄拳6 鉄拳シリーズ

レオとは、『鉄拳6』から登場した金髪碧眼の八極拳使いである。鉄拳には珍しい正統派イケメンの一人として高い人気を持つキャラクター。
ドイツ出身の19歳。

【ストーリー】

世界的な探検家の父親とG社の幹部である母親の間に生まれたレオは、父が行方不明になるという悲劇を乗り越え、父親と同じ探検家になるべく母親の下で育っていった。
しかし、その母も何者かに殺害されてしまい、警察の操作も不自然に打ち切られたことから、自らの手で真相を暴こうと奔走する。
やがてG社の三島一八という人物が浮かび上がってくるが、世界中を敵に回した三島財閥と戦う一八は世界の英雄としてもてはやされているので簡単には近づけない。しかし一八も直々に参加すると耳にしたThe king of iron fist tournament6が仇を討つ唯一のチャンスと思い、大会に参加する。

【人物】

仇討ちを目的に参加するファイターではあるが復讐に燃える苛烈な性格というわけでもなく比較的明るく真っ直ぐな性格。

SNKの格闘ゲーム『餓狼MOW』のロック・ハワードの影響を受けているのか、デフォルト服装も微妙に似通っている。

さてこのキャラクター最大の特徴・・・それは

長期間に渡って性別が明らかになっていなかった事である。

何故かと言うと、

一見ヤサ男にも見えるような中性的な顔つき
色っぽいダメージボイス(中の人は海外版アニポケのサトシ等を担当された女性である)
一人称が『ボク』（日本語訳）
鉄漫では男性として描かれている
男キャラ用『スレッジハンマー』装備と、女キャラの特権の髪カスタマイズが両方可能
TAG２ではリリとのタッグで敗北時、コンティニュー画面で正座させられ説教される
一部のコスで胸の膨らみらしきものが確認できる

等、男とも女ともとれる演出が意図的に行われていた為。

前述の通り、鉄拳シリーズでは珍しい正統派イケメンであること、そしてこの謎めいた演出もあり、男女双方から人気を得た。
(同時に男の娘派と男装の麗人派による論争も発生したが)

そして2011年秋にドイツで行われたイベントにて鉄拳の原田プロデューサーの口から女性であり、
本名が「エレオノール・クリーゼン」である事や設定自体は初登場の鉄拳6の頃から既に固まっていたが予想外の人気で中々発表できなかった事等が明かされた。

その後発売された家庭用鉄拳TAG2の初回特典として全キャラに用意された水着コスチュームではビキニ姿も披露。割と出る所は出ている事も発覚した。

とされていたのだが

原田プロデューサー当人の後日のインタビューによれば、このドイツでの動画は前後が切られてしまっており、より長尺な解説によれば、
「当初は女性エレオノールとして作り始めたが、上がって来たデザインが中性的であったので、そのままグレー設定を維持している」とのこと。
理由はまさに、「男女両方に支持されるおいしさがあるだろう」と判断されたため。*1

なお、同氏はレオが女だと断定調で意見、要望するテッケナーにTwitter、ニコ動等で極めて高い頻度で（三島家の隠された設定等と張り合うレベルで）それを否定しているので確たる方針がある模様。
話はちゃんと聞いてあげたいものである。
タッグの水着２パターンについても、ニコ生において「あれは男性用と女性用」と明言した。
"She"と訳されてしまったことにも御不満な様子でグチを言っておられる（上記動画参照）

同氏はTwitterでもはっきりと「レオは「性別不明」ですよ。」「性別云々じゃない、レオはもうレオ以外の何者でもないんだよ。」と発言しており、依然性別不明もしくは性別：レオが公式見解なのである。

海外版でもややこしいことになっており、初期は女性と明記されており､レオに対する二人称も｢she｣であったが、男性系の翻訳が行われていた時期もあったりと時期によってまちまち。
「8」現在は「Leo」表記が主体となり、性別が分かるような表記は減らされている。
原田プロデューサーも「7」の頃に海外向けに「(性別関連の質問を受けて)Leo is Leo」と返しており、海外的にもレオは性別不明というスタンスを取っていることがうかがえる。

なおVジャンプブックスの『鉄拳ブラッド・ベンジェンス&鉄拳タッグトーナメント2 設定資料集』では、
この公式見解が製作スタッフに伝わっていなかった為か、「凛々しい顔立ちをしているが女性」という誤った文章が記載されてしまっている。

【ゲーム中での性能】

キャラの性能的に言えば、『万能キャラ』。
距離ごとに大技小技を持ち、強力な中・下段技を持っているため、初心者でも扱いやすい。
鉄拳6では構え技『金鶏独立』からのガン攻めによって相手を完膚なきまでに畳みかけることが出来たが、6BRではさすがに弱体化。
とはいえ、扱いやすさは変わっておらず、ゲームの入門キャラとしては最適。