斬魄刀

登録日:2012/05/18 Fri 09:50:35
更新日:2023/10/01 Sun 07:05:53
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斬魄刀(ざんぱくとう)とは、漫画『BLEACH』に登場する死神と破面仮面の軍勢が持つ特殊な刀のこと。

●目次

◆死神、仮面の軍勢

斬拳走鬼のうち“斬”にあたる死神の基本武装。

(ホロウ)を斬ることで虚となってからの罪を洗い流し、魂を元の人間のものへと戻し尸魂界へと送ることができる(破面のものはこれが出来るかは不明)。
ただし、洗い流せる罪は“虚 になってからの罪”なので生前の罪は洗い流すことは出来ない。重罪の者は地獄からお迎えが来る。
また、通常の霊も斬ることも出来るが大抵の場合、柄頭にある『死』と『生』を組み合わせたような判子を対象のおでこに押すことで済ませ、これを『魂葬』と言う。
死神が力むなど上手くいかなかった場合は魂魄が痛がる。

所持者の魂(霊力)を元として形作られており、その形状や能力は全て異なる。
たいていはありふれた日本刀の形状をしているが、中には特殊な形状をしているものもある。
霊力を元に構成されているため、刀身は所有者の霊圧に比例して大きさが変化し、護廷十三隊隊長クラスであれば、刀身はビル並に巨大になる。
しかし、そんな巨大な刃を戦場で振り回すのは取り回しが悪く、周囲も危険であるため、
少なくとも席官レベルの死神ならば、霊力を調節して概ね一般的な日本刀の範疇のサイズに刀身を調整しており、
結果として、劇中に登場する死神の斬魄刀は、概ね同じくらいのサイズになっている。

だが、即席で死神となり、そういった技術もなければ霊力の扱いも不得手である主人公の黒崎一護は、
当初は刀の大きさを調整出来ておらず、刀というより大剣というサイズにまで刀身が大きくなっていた。
さらに言えば、一切霊力を調節しない刀身は、霊力を調節した刀身よりも脆いらしく、
始解開放前の一護の斬魄刀は、浦原喜助に『刀の形をした風船のよう』と称された。
また、一護と剣八との戦いで、「気を緩めると斬魄刀の強度が脆くなる」と判明しているため、
しっかりと気を張り、霊圧を込めることで、刀身の強度は上昇すると思われる。

ちなみに、一般的には死神となった際に貸与される斬魄刀(浅打)に霊力を写し、自らのものとするため、
自分以外の者が使用した斬魄刀を使うことはほとんどないと思われるが、
東仙要更木剣八のように、元は他人の斬魄刀を所持・使用している死神も稀にいる。


斬魄刀はそのままでも刀としての基本的な攻撃力を有するが、死神特有の戦闘技術として2段階の能力解放が可能。


【始解】

斬魄刀の能力解放の一段階目。本体との対話と同調が必要。
解号と斬魄刀名を叫ぶことで解放される(ただし卍解を会得した死神は叫ばずに解放出来る)。
解放と共に形状が変化し、固有の特殊能力が解放される。
解放後の形状や特殊能力は斬魄刀ごとに千差万別だが、能力ごとにある程度の系統に分類・識別することができる。
席官クラスの死神のほとんどが始解を習得しており、斬魄刀戦術の基盤とも言える技術である。

攻撃性能による分類
  • 直接攻撃系 - 刀の形をある程度留めたままの形状の変化が主である。攻撃性能が単純に強化されるが、鬼道系の様な特殊効果は基本的に付与されず搦手に弱い傾向にある。阿散井恋次の蛇尾丸や、市丸ギンの神槍等が該当。
  • 飛び道具系 - 慈楼坊の劈烏のように遠距離攻撃できることが特徴で、隙が少ない。ただし、基本的に刀で攻撃を受けられなくなるので間合いに入られるとつらい。このため接近戦に持ち込まれると始解を使わずに戦うこともある。
  • 鬼道系 - 作中で最も多く登場した斬魄刀。刀の形状変化はそれほど大きくないが、特殊効果によって相手を攻撃する。以下でさらに分類する。
    • 流水系 - 水を操って敵を攻撃する。志波海燕の捩花など。
    • 炎熱系 - 灼熱の炎を操る。山本元柳斎重國の流刃若火や黒崎一心の剡月など。
    • 氷雪系 - 冷気で敵を凍らせて攻撃する。日番谷冬獅郎の氷輪丸や朽木ルキアの袖白雪など。虎徹勇音の凍雲もおそらく該当するものと思われる。
    • その他鬼道系には雷や風を操る斬魄刀や地形を変動させる斬魄刀、相手の霊圧を吸いとる斬魄刀なども登場しているがいずれも正確な系統名は不明。
  • 生物系 - 卯ノ花烈の肉雫唼や刳屋敷剣八の餓樂廻廊のように、刀がなんらかの生物に変化する斬魄刀。

因みに黒崎一護の斬月は、「自身の霊圧を斬撃に乗せて飛ばす」のが主な能力であるため鬼道系に分類されると考えられる。

対話と同調とは、斬魄刀本体の存在を認識し、その名を知る事。斬魄刀の本体が存在する死神の精神世界で斬魄刀の本体と対話を行う。
斬魄刀には意思があるため、斬魄刀との同調を深めることで死神自身の実力も向上する。

斬魄刀は普段は封印状態であるのだが、常に始解状態を保つものも存在する。そういった 斬魄刀を『常時解放型』の斬魄刀と呼ぶ。
今の所、一護の『斬月』、更木剣八のものがそれに該当し、一護の場合、初めて開放して以来常に始解状態を保っている。
剣八は霊圧が大きすぎて封印できず、最初から解放状態となっている。その上名前も知らない例外中の例外…と思われていたが、
千年血戦篇においてまさかの常時解放型という分類はないかもしれないという発言が登場。
実際は名前を呼ぶことで形状が変わっていたため、普段よく見る形はただの封印状態に相当する形態だった(但し卍解かもしれず、ここらは曖昧のまま不明)。

相手を認めていない時などに不完全な始解、あるいは力を発揮するために制限がついているケースもあるため、複数の形態がある始解も存在する。
例えば綾瀬川弓親の斬魄刀は、始解すると蔦が相手を絡め取って霊力を吸い上げ、その後蔦に咲いた花を弓親が咥えることで自身の霊力に変換する鬼道系の能力だが、
弓親の所属する十一番隊では鬼道系の斬魄刀を卑下する風潮が根付いているため、自身の斬魄刀が鬼道系の能力を持つことを隠したい弓親の意思により、
本来の名前である「瑠璃色孔雀」ではなく、敢えて斬魄刀が嫌う藤色を付けた「藤孔雀」という名前を呼んで始解することで斬魄刀を拗ねさせて本来の能力を発揮させず、
始解をしても刀身が湾曲した四枚刃に変化するだけの、直接攻撃系の斬魄刀だと周囲に見せかけていた。

基本的に護廷十三隊士に支給される斬魄刀は一本だけであり、故に始解・卍解をしても刀自体の数は増えないが、
稀に二本で一つの斬魄刀、通称「二刀一対型」の斬魄刀も存在する。
この設定が明かされた時点では、京楽春水の『花天狂骨』と浮竹十四郎の『双魚理』しか存在しないと語られていた。
なお、『花天狂骨』は解放する前から太刀の「花天」と脇差の「狂骨」に分かれており、春水は解放しなくとも二刀流で戦っているが、
『双魚理』は解放前は一本の刀であり、始解すると刀が分身するかのように二本になってから形状が変化する。
ちなみに、檜佐木修兵の『風死』も解放すると二つの小さな鎌を鎖で繋げた、所謂鎖鎌の形態になるが、
「二本の鎌」ではなく「一つの鎖鎌」という扱いだったのか、二刀一対型にはカウントされていない。
一護の「真の斬月」は完全に刀の形状なので、二刀一対と言えなくはないが、刀と鞘が二本の刀へ姿を変えたものなので、卍解時には一つに戻る。

始解前も始解後も、例え破壊されても自身の霊圧によって自然に修復される。
流石に修復までに一定の時間がかかるものの、一護の様に驚異的な霊圧を持つものなら瞬時に治す場面も見られる。

後述の「浅打」に死神の魂を写し取ることで完成するため、同じものは二つと存在しない。
氷輪丸」が同時に二振り完成するという異常事態が起きた際には、中央四十六室より持ち主二人が果し合いを命じられ、
実力的に劣る方が(本人には叛意など無かったにも拘らず)投獄された。(アニメオリジナルエピソードのため、どこまで公式かは不明)


【卍解】

斬魄刀の能力解放の二段階目。本体の具象化と屈服が必要となる。
「卍解」の掛け声と斬魄刀の真の名を叫ぶことで解放されるが、必ず叫ばないといけないわけではない。
また、始解時に斬魄刀が破損していても問題なく卍解可能。

形の変化(双王蛇尾丸、龍紋鬼灯丸)、更なる特殊能力の付加や強化(花天狂骨枯松心中、神殺槍)、
実体化させた本体の召還(黒縄天譴明王、金色疋殺地蔵など)、衣を纏う(天鎖斬月、白霞罸)、などを伴う。

いずれの卍解も始解の能力・特性を強化したものか、何かしらの関連性がある。

  • 主に破壊力と使い勝手が両方とも向上する… 千本桜景厳、天鎖斬月、神殺槍
  • 動きは大振りになるが破壊力も飛躍的に向上する… 黒縄天譴明王、龍紋鬼灯丸
  • 破壊力と汎用性がトレードオフの関係… 雀蜂雷公鞭
  • 固有の特殊な能力が大きく強化される… 金色疋殺地蔵、花天狂骨枯松心中、観音開紅姫改

名称も始解の名前を含んだものが多く、フルネームのようになることが多いが、雀蜂→雀蜂雷公鞭のように読みが変わる場合もある。
また、肉雫唼→皆尽のように字面が変わっただけで読みは全く変わらない場合や、
流刃若火→残火の太刀や袖白雪→白霞罸のように一部が残ってほとんど違う名前になる場合もある。

戦闘能力は一般的に始解の5〜10倍と言われており、その強大さ故に斬魄刀戦術の最終奥義とされている。最も、この倍率は、個人差がある模様で、白哉の千本桜の場合、始解時では千本の刃であったのに対し、卍解時では、数億の刃に増加しているので、単純に千倍以上に力が増大したことになる。従って、5~10倍と言うのはあくまでも一つの目安に過ぎないという事であろう。
ただし卍解に至るのは才能のある者でも10年以上の鍛錬が必要とされ、使いこなすにはさらに多くの年月が必要となる。
また、卍解修得者は斬魄刀の名を呼ぶ事なく始解することが可能になる。

具象化とは、対話の際に死神が精神世界に赴くのではなく、斬魄刀の本体を死神のいる世界に呼び出す事。
具象化した斬魄刀の本体を倒す事を斬魄刀を屈服させると言い、これに成功して初めて卍解を修得できる。

物語開始時の護廷十三隊隊長は基本的に習得していて隊長となりうる者の資質の一つとされているが、
更木剣八という例外が存在するなど、就任に必須というわけではない。

副隊長以下の隊員で修得している者も居る。
死神全体の中では卍解習得者は極めて少なく、長年(何十年も)副隊長をやっていても卍解を習得していない者も普通にいる。
副隊長ですらそうなのだから更に大きく実力の開いた三席以下では、余程の何かがなければまず習得出来ないと思われる。

そのため卍解修得者は例外なく尸魂界の歴史に永遠にその名を刻まれる。


卍解は非常に強力だが、解放した霊力に比例して巨大化したり、制御が難しくなったりするため、完全に使いこなすには基本的に会得してから更なる鍛錬が必要。
また、卍解は隊長格級であれど大きな負担を与えるので常時卍解で戦い続けることは難しい。
もちろん激しく傷ついたり弱ったりすると卍解の維持・発動が難しい場合もままある。
卍解による消耗具合は個人差があり、砕蜂のものは普段3日に1回と非常に大きいものに対し、一護は戦闘が終わっても平然と卍解状態を維持している。

なお、卍解状態で斬魂刀を破損した場合、始解や封印状態での破損とは違い、修復されない。
そのため、一度破損した部分はずっと破損したままということになる。
例えば、恋次の『狒々王蛇尾丸』は白哉との戦いで破損した刃節は、以降もずっと壊れたままらしい*1他、
破面のエドラドとの戦いでかなり損傷した一角の『龍紋鬼灯丸』も、見た目だけは修復されているが、実際には破損部位はそのままとのこと。
ただし斬魄刀の特性によってはそうでない場合もあり、狛村の『黒縄天譴明王』の場合は、本体と刀のリンクが強すぎるため卍解のダメージが自分にも反映されるが、傷を癒せば破損も直るという例外。
一護の天鎖斬月は「死覇装部分も含めて卍解」「死覇装の破損具合は一護の霊圧の残量と連動」と言う特性があり、霊圧が回復すると(服の部分だけは)治る。
マユリ様の場合は「改造(なお)している」ので問題ないどころか、能力・形状すら別な物も生み出している。

さらなる例外として、「起こった事象そのものを拒絶する」織姫の能力であれば卍解も治す事が可能。
ただし初めて天鎖斬月が壊れた時に織姫はその場に居なかったことと一護の強化や斬魄刀を作るためなどにより霊王宮へ向かうこととなった。

始解同様、斬魄刀が認めていないと十全に能力が発揮できない例もある。



浅打(あさうち)

自らの斬魄刀の名を知らない死神の斬魄刀。形状はまんま日本刀。
朽木ルキア阿散井恋次など真央霊術院の生徒など、自分の斬魄刀がない死神が一時的に貸与されるもの。

当初は未熟者が扱う棒切れの様な斬魄刀だとされていたが、全ての斬魄刀の元になる超重要アイテム(後付け設定であるが、矛盾はしていない)。
製作者は零番隊、「刀神」二枚屋王悦。全ての死神はこの浅打に自分の魂を写し取ることで己の斬魄刀を作り上げる。
霊術院に在籍していなかった剣八も死体から奪った浅打を使っており、この手順を踏まずに己の斬魄刀を完成させたのは一護のみ。
だがそれは同時に一護の斬魄刀が曖昧なものであるということでもある。
詳細な作り方は不明だが、死神たちの魂魄を重ねて作られた虚を、王悦は浅打と似た成り立ちだと発言している。



◆破面

破面(アランカル)の持つ斬魄刀。
死神のそれとは異なり、開放前であっても日本刀の形状をしていないものがあったりするが大体は刀。
また死神の柄や鞘のカラーリングは割と統一されているが破面のものは個々により違っている。更に回想と現在で形状が異なっているものもある。
斬魄刀の形状のバリエーションは豊富であり、人型、斧型、棍棒型など色々ある。解放の仕方も死神以上に個性のあるものになっている。
なお、解放前から斬魄刀の一部能力を扱う破面も存在する(これが始解に相当する可能性が高い)。

破面化する際に、虚としての肉体と能力の『核』を刀状にして封印したもの。
銀城の見解通りなら、元をたどれば魂魄の「亡くした中心」に由来することになる。
このように、死神の斬魄刀とは成り立ちが、全く異なるが、全く共通点がないというわけでもない。作中に出てくる成体の破面は、基本的に大虚以上に属する虚だった節がある。そして、大虚は多数の虚を共食いをした果てに誕生する存在であることが作中で語られている。その大虚の魂が死神化するという事は、奇しくも多数の死神の魂を重ねて作られる浅打と同質の存在となることを意味していると捉える事が出来る。

破面はそもそも鋼皮(イエロ)と呼ばれる硬い皮膚が鎧のような効果を発揮するため、戦闘時に必ずしも斬魄刀を用いるとは限らない。
斬魄刀をあまり使わず戦う者(ザエルアポロヤミーなど)、
帰刃前のみ状況に応じて死神のように剣術を操る者(ハリベル、シャウロン、グリムジョーゾマリなど)、
帰刃後も帰刃前と似たような武器を取って戦う者(スタークバラガンウルキオラノイトラアーロニーロなど)と千差万別である。
なお、帰刃後のみ剣術を操る者は今のところ登場していない(初戦時のウルキオラなど近いタイプはいるが)。

後述の帰刃の時に虚の能力を閉じ込めたものっぽい説明がなされているため、死神の斬魄刀解放前・始解と違って壊れた時に治るのかは不明。



【固有能力】

解放前から破面がもつ能力だが、ただの虚でも特殊能力を持つことが多く、破面の斬魄刀は虚の能力を封じ込めていることもあって恐らくはそれが由来となっている。
斬魄刀を解放せずに使えるため手頃に使える。恐らく始解に相当すると思われる。
そのためか帰刃の下位互換だったり、何かしらの関係がある場合が多い。
作中ではヤミーの巨大化、バラガンの触れただけで骨折させるなどの老い、グリムジョーの黒い爪、アーロニーロの変化能力などが登場している。
ドルドーニのように斬魄刀名を彷彿とさせる名前の技がある場合も。


帰刃(レスレクシオン)

刀剣解放の一段階目。
解号と斬魄刀名を叫ぶことで解放されるが、必ず叫ばないといけないわけではない。

斬魄刀を解放し破面としての肉体に虚の能力を回帰させたもので、解放前から戦闘能力は数倍に上がり、それまでに受けた傷も回復する。
マユリなどの考察によると、死神の卍解に匹敵する能力であるらしい。習得条件は今のところ不明。死神の斬魄刀のように本体がいるかどうかも不明。
帰刃前から持っている固有能力を強化したものか、何かしらの関連性がある。

死神の斬魄刀解放との最大の違いは、刀を変化させる解放ではなく刀と一体化する解放というところであり、厳密には変身に近い。
また、虚時代の能力を回帰させているためか容姿も霊圧も共に虚時代に近くなる。
そのため解放後に必ずしも武器を所持しているとは限らず、素手で戦う者も多い。

解放した斬魄刀は破面の体の一部であるため、
解放した斬魄刀部分を体から切り離すなどして解放前の姿に戻った場合、失われた斬魄刀の一部は二度と元には戻らない。
その場合は再度帰刃しても切り離した状態のままとなる。
あくまで斬魄刀部分さえ無事なら問題なく、単純な怪我なら問題無い。

説明に書いてある通り破面が使用する能力だが、虚化を習得した東仙も使用した。



刀剣解放第二階層(レスレクシオン・セグンダ・エターパ)

十刃どころか破面でウルキオラ・シファーしか会得した者がいない二段階目の刀剣解放。
藍染惣右介にすら見せておらず、謎が多い。

少なくとも帰刃を強くしたものであるというところは卍解と同じだが、千年血戦篇において卍解より上に相当する形態であることが確定したため伝説の形態と化している。

禍禍しい霊圧を出す、卍解っぽい雰囲気を出す、強くなった虚化一護も圧倒するなど、やたら強そうなオーラをただ一人出していたため、
読者の間ではこの形態のウルキオラは第三十刃以上の戦闘力を持ち、現十刃最強なのではないかと言われたり言われなかったり。

ただの帰刃状態のウルキオラにすら一護は虚化しても打つ手がない状態だったため、これに至った破面は第二階層以外も全体的に能力が向上する可能性もある。
最上級大虚(ヴァストローデ)が元々隊長以上と言う割に、破面になっても(特種能力を考慮しなければ)帰刃してもなお圧倒しているようには見えなかった辺り、
これを習得しないと中級大虚(アジューカス)以上は大幅なパワーアップはしないのかもしれない。
また、対抗した完全虚化一護の肌が白かったことから、ウルキオラの肌が白いのはこの形態を会得した影響ではないかという説もある。

ウルキオラが黒翼大魔の名前通り、より悪魔を連想する姿に変身したところから察するに、虚時代の姿ではなくモチーフそのものに変身する可能性もある。
ここらは他に会得した者が登場していないため謎のままである。






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最終更新:2023年10月01日 07:05

*1 明らかにそれどころじゃない壊れっぷりだっただろうというつっこみはしてはいけないのだろう