奥様は惨殺少女

登録日:2011/11/02(水) 23:02:53
更新日:2023/04/20 Thu 16:20:13
所要時間:約 3 分で読めます





お帰りなさい、アナタ♪

お風呂にする?
ご飯にする?
むしろ私と
それとも…

みゆきにする?


たぶんおそらくきっと製作のフリーゲーム

同サークル製の「料理」の続編、とあるが実質的な完全版にあたるサウンドノベルゲーム。
前作「料理」は事前プレイ必須。

内容を要約すると、中学生の妻・さゆりに殺されないで一週間を生き抜くという話。
ん、何か変?いや、そのまんまのゲームです。

選択肢によって好感度が上下し、その好感度によってEDが変わるという、基本的には普通のサウンドノベル
しかし、選択肢に必ず「みゆき」関連のキーワードがあり、選ぶと確実にバッドエンドになる。
つか、赤い選択肢=ゲームオーバー


○ご飯
○お風呂
みゆき


と、一見するとネタ全開のゲームだが、前作のただのキ○ガイゲーム「料理」の核心に迫る内容で、実は「純愛」をテーマにした作品。最後の最後で涙腺が緩んだ人もいたはず。
特に、ネタに見える「みゆき」選択肢が重大な伏線なのは驚くはず。

ルートによっては選択肢が全て赤くなる上にウィンドウががが


地味に難易度が高く、フルコンプが難しい。
(特に、好感度最低と最高の時のトゥルーエンド)


この度、まさかのノベライズ化決定!!



登場人物

大志(ひろし)
主人公。
平凡なサラリーマンで将来有望(自称)。
さゆりというロリ妻がいながら、浮気している。
何かに付けてみゆきを選択肢に出すヤリチン野郎…と、序盤では思われていたが、それには深い理由があった…。

さゆり
大志の妻で中学生。つまり、ロリ妻。
ヤンデレ属性持ちで家事完璧で優しく夫の低給料でもちゃんと食ってけれる理想の奥様。
でも、いつもセーラー服を着用して大きい包丁を持ち歩くのが難点。
序盤と前作では、ただのヤンデレ扱いされたが、ある意味最大の被害者。

みゆき
大志の浮気相手。
たまに出ては殺されたり拷問されたり悲惨な目にあう。
さゆりとは浅からぬ関係にあるようだが…?
だが、トゥルーエンドとおまけシナリオの屑ぶりで全く同情の余地が無くなった。
ぶっちゃけ、コイツが元凶。




以下ネタバレ(前作含む)








結論から言うと夢オチ。ただしルートによっては一部矛盾もあるため、パラレルワールドっぽい。

さゆりの母親はみゆきの父親と不倫し、その末に生まれたのがさゆりだった。つまりみゆきとは異母姉妹。
幼い頃のさゆりがふと口にした「おとうさんと暮らしたい」という言葉を叶えるため、ある日さゆりの母親は自殺してしまう。その後父親に引き取られ、さゆりはみゆきの家族のもとで育てられた。
しかし不倫相手の娘ということで周りからは疎まれ、半分血の繋がった姉妹であるみゆきも相当なDQNだったため、さゆりはみゆきの下僕同然のような扱いを受けながら暮らしていた。
そして中学生になり、入学式の日にさゆりは大志と出会う。お互いに一目惚れだった二人はすぐに仲良くなり、やがて付き合うように。
しかしさゆりを下僕のように見下していたみゆきにとっては、そのさゆりに彼氏ができたことが不愉快でならない。腹いせに大志を奪おうとするが、大志も大志でみゆきには見向きもしない。
そこでみゆきは最終手段である媚薬(というより麻薬らしい描写がある。覚せい剤?)を混入したお茶を大志に飲ませ、自分に依存するように仕組む。

後にさゆりと大志は結婚するが、大志は自分の意思とは無関係にみゆきのもとに行ってしまう。
それを「大志は浮気をしており、自分は捨てられた」と思ったさゆりは、最後に大志と二人きりで食事をしたいと言い、二人は白い部屋でさゆりの手料理を食べる。
その料理には睡眠薬が入っていた。その場で眠りにつく大志。そしてさゆりは、自殺を図って自ら薬を飲んだ。

本編の世界は、大志とさゆりが見ている夢の中の世界である。
ゆえに大志は「みゆきと浮気し、さゆりとは別居していたこと」を忘れており、さゆりは一途に大志のことを想っていた中学生の頃の姿をしているのである。


さゆり「あなた、追記、修正して♪むしろ私の項目を建てて」

 追記、修正する
 さゆりの項目を建てる
みゆきの項目を建てる

さゆり「へー、そうなんだ」

ザシュッ

BAD END

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最終更新:2023年04月20日 16:20