聖飢魔II

登録日:2010/08/23 (月) 19:25:29
更新日:2024/03/06 Wed 23:09:19
所要時間:約 15 分で読めるのである!




フハハハハハ!!聖・飢・魔・Ⅱッ!!

この項目は、われわれ聖飢魔Ⅱ(せいきまつ)が占拠した!!最後まで読み終わらぬ限り、お前たちはこの場から一歩も動くことは出来んぞ!!

<ワイワイ
ガヤガヤ>

…おい。お前ら、さっきからやかましいぞ。せっかく人が喋っているというのに…

【概要である!】

聖飢魔IIとは、1982年に結成され、1985年にレコードデビューした日本のヘヴィメタルバンド。
……と言われているが、その実体は魔暦紀元前16年12月末に、音楽活動を通して悪魔教を布教すべく結成された宗教団体である。
バンドは10万年ぶりに封印から目覚めた地獄の悪魔が主な構成員(メンバー)となっており、その創始者はダミアン浜田地獄皇太子殿下(現サタン45世大魔王陛下)。
ちなみに、「せいきまワン」というバンドは存在しない。ましてや「せいきまスリー」というバンドも存在しない。何なら意味も「聖なる物に飢えている悪魔がII(ふたた)び蘇る」の略と2010年の25周年記念再集結記念での後付けではあるがそう語っているのだから仕方がない。

デビュー以前から面白バンドとして主に学生たちから注目を集めており、85年に「悪魔が来たりてヘヴィメタる」で鮮烈な地球デビューを果たすと、86年に「蝋人形の館」をヒットさせ歌番組などに積極的に出演。お茶の間を笑いと恐怖の渦に巻き込んだ。
デビュー当初から、1999年までに人類を悪魔教に染め上げて地球を征服することを公約としていたが、同年12月31日、ついに悲願を達成して地球征服の完了を宣言。解散ミサ(ライブ)を経て、地獄へと帰還していった。

名前の割に解散が世紀末じゃないじゃないかとツッコミを入れる人がよくいるが、大事なのは「1999年」という時期であり、世紀末ということに特別なこだわりがあったわけではないと思われる。
ちなみに、当初はノストラダムスの予言にある「恐怖の大王」が降臨する1999年(魔暦元年)7月で活動を終えるはずだったが、事情を知らない若手の従者(マネージャー)が7月以降の予定も組んでしまったために解散を延期することになった。

聖飢魔IIを初めてテレビ番組などで目撃した地球の人類の中には、このバンドのことをお笑い芸人コミックバンドだと誤解してしまう者も非常に多かった。
彼らの発言が、にわかには信じがたいようなものばかりだったためである。

「Q.歳はお幾つなんですか? A.10万と2x歳だ。
「Q.なんで顔を白く塗っているんですか? A.これが素顔だ。もっとも、普段は人間のメイクをして、世を忍ぶ仮の姿で暮らしているがな」
「Q.早稲田大学に通われていたそうですが? A.人間の若者の生態を調査するために潜入していたのだ。」
「Q.サークルはフォークソング同好会に所属していたそうですね? A.なるべく地味で目立たないサークルにいたほうがスパイ活動がやりやすいと思ったのだ。第一、ヘヴィメタル同好会とか無いだろ?

当時の歌番組では悪魔の存在を信じない頑迷な司会者と聖飢魔IIの茶番じみたバトルが連日連夜繰り広げられ、また、その悪魔的で殺伐とした世界観の歌詞や、レコードを「教典」、ファンを「信者」と呼ぶ独特の専門用語(後述)もしばしば笑いのネタにされた。

しかし、これらは決して単なる口からデマカセではなく公式見解で、オーディエンスから笑い声が漏れても構成員たちは「何がおかしい?おかしいことは何も言っていない」と決して屈さなかった(たまに構成員も笑いをこらえている場面があったのは内緒だ)

それらの努力の甲斐あってか、聖飢魔IIを単なる面白バンドとしてではなく、本格的なヘヴィメタルバンドとして評価する声も高まっていった。

聖飢魔IIが台頭し始めた1980年代当時は、既存の歌謡曲とロックバンドは分けて扱われることが多かった。
特にヘヴィメタルは大多数の日本人にとって未知の存在で、ファンも頑固で硬派な人間が多かったが、そんな中で聖飢魔IIは顔や音楽性があんなに怖いにもかかわらず友好的にメディア露出をしていた為、世間に広く受け容れられ、次第に「面白さと実力を兼ね備えたバンド」という名誉を不動のものにしていった。
元々が純粋にヘヴィメタルやハードロックに傾倒した構成員の方が少ない為か、特に最終最大構成員(ルーク参謀加入後)以降の音楽性の幅の広がりは凄まじく、ヘヴィメタル、ハードロック、パワーメタル、スピードメタル、オルタナティブ・ロック、プログレッシブ・ロック、プログレッシブ・メタル、スタジアム・ロック…に分類可能な楽曲を生み出しており、最早“聖飢魔IIというジャンル”である。

解散から年月を経た今も、その功績を称える声は未だ止むことがない。
寧ろ、インターネットを通じたミサや楽曲の動画を見て新たにハマる層も増えており、理由の一つとして時代を感じさせない普遍的な魅力を持った楽曲が多いのも理由の一つであろう。

なお、曲の内容も暴力的なものだけに留まらず、「残酷な言葉の裏側に密む森羅万象の戒めも開かずに―」と歌われる『HEAVY METAL IS DEAD』(大教典『LIVING LEGEND』に収録)がそうであるように、社会風刺を含んだ楽曲も多分にある。
悪魔達は、残酷な言葉を通して我々の社会に警告を発しているのかもしれない―――


ちなみに、『LIVING LEGEND』のブックレットの最後にはこう書かれている。


――――地獄で逢おう――――









【解散前最終構成員である!】


デーモン小暮閣下(現・デーモン閣下)

Vocal
元副大魔王。こう見えても性別は両性具有……だなんて言っても子供にはわかるまい。
発生年月日B.D.100036(B.C.98038年)11月10日。
地獄の都Bitter Valley(渋谷)地区出身である。
世を忍ぶ仮の故郷は広島県で、早稲田大学社会科学部を卒業しておる。
世を忍ぶ仮の小学校低学年の頃から相撲が好きなのは今更語るまでもないな(神事たる相撲を悪魔が好きなのも変な話だが……まぁ仕方あるまい)。好きな力士は輪島関だ。
元TBSアナウンサーの小暮裕美子は吾輩の世を忍ぶ仮の姉で、裕美子姉貴は吾輩が唯一口喧嘩で敵わない相手なのだ。
名実ともにバンドのフロントマンで、ボーカリストとして活躍するに留まらず、そのユーモアのセンスと喋りの上手さで数多の罪の無い人間達の腹をよじれさせ笑い殺してきたのである。
普段はいかにも悪魔らしいドスの利いた声で仰々しく喋るが、たまにキャラを忘れてお茶目な一面も見せるぞ。
ボーカリストとしては、普段の振る舞いからは想像もつかないほどのたいへんな美声の持ち主であり、ひとたび演奏が始まれば澄んだ高音を活かしたボーカルで活躍するのである。
キャリアを重ねるごとにその歌唱力はどんどん上昇し、現在でも歌番組などで活躍中である。「!」と名乗っていたこともあったな。ちなみに読みは「エクスクラメイション」だ。
決してただの怪獣映画や相撲が好きなだけのタレントではないのであるよ。
スタッフ等の身内からの愛称は「デーさん」(アクセントは『ー』)。どうせならせめて「閣下」と呼んでほしいものだが…。


Guitar
地獄中央情報局長官。
発生年月日B.D.100036(B.C.98038)年3月9日。
地獄のGod'sDoor(神戸)出身。 
早稲田大学法学部卒業。
聖飢魔IIには元々ドラムで加入。ベースも巧いマルチプレイヤーである。
デーモン閣下とはまた違った意味でノリが良く、腹筋崩壊モノの名言を数多く残している(彼だけに限ったことではないが)。
2005年の再集結には参加したものの、2010年及び2011年、2015年の再集結には不参加。
これは「再結成は1回のみ参加」という信念があった為であり、決して他の構成員と不仲になったわけではない。ただ、2022年に発布されたオリジナル大教典および期間限定再集結再延長ミサには合流している。
現在は人間に転生しface to aceにて、ACE名義で活動中。


Guitar
地獄軍事局参謀。
発生年月日B.D.100034(B.C.98036)年4月12日。
地獄の高級住宅地ヒバリーヒルズ(ひばりが丘)出身。
成蹊大学卒業。
後述するジェイル大橋の後を受けて参加した構成員であり、名前は「サージェント・ルークたかむら」と読む。
イケメン、Tバック、セクシー担当。
現在はCANTAにて、ルーク篁として活動中。


Bass
地獄文化局長。
発生年月日B.D.100036(B.C.98038)年6月22日。
地獄の貿易港サイドビーチ(横浜)出身。
多摩美術大学出身。
後述するゾッド星島の後任者として聖飢魔IIに加わった。
悪魔のはずなのに、顔も喋り方も「良い人っぽそう」だとしょっちゅうイジラれており、実際、聖飢魔IIがスペインへ海外ミサ(コンサート)を催しに行った際も、現地の子供に「笑顔がステキで親しみやすい」と評判だった
現在はRX(活動停止中)、N/Y Funk shot!!などで、石川俊介として活動(悪魔をやっていた頃の記憶は無いらしい)。


Drums
天地共通の凶皇・雷神の子。  
発生年月日B.D.100034(B.C.98036)年11月21日。
地獄の鬼が島HillMountain(岡山)出身。
早稲田大学中退。
デビュー当初とそれ以降でだいぶ容姿が異なる。
どちらかというと小柄で痩せた体格でありながら、非常にパワフルなドラミングをこなし、また大変な大食漢としても知られる。
カツ丼とゲームが大好き。
現在はRX、CANTAにて、雷電湯澤として活動。

【途中脱退した構成員】(日付は在籍期間)

◇ダミアン浜田(サタン45世)殿下

Guitar
1982年12月 - 1985年2月
地獄の皇太子殿下。
聖飢魔IIを結成した張本人、もとい張本魔であり、「あの…私じゃダメでしょうか」と尋ねてきたデーモン閣下を「もっちろん良いよっ!」の一言で快くボーカルに迎え入れた偉大な御方。
自らの実父たるサタン44世大魔王陛下の危篤の知らせを受けデビュー前に地獄へと帰還しており、聖飢魔IIには作曲者としてクレジットを残すのみとなった。
が、数々の設定および名曲を創り上げたのはこの御方であり、聖飢魔IIの活躍にかなりの貢献をしたのは間違いない。
大学卒業後、山口県の高校で数学教師、軽音部顧問として長年勤務していた帰還後は魔界で摂政職を御勤めになられていた為、約10年ものあいだ人前に姿を現すことは無かったものの、満を持して1995年の「サタンオールスターズ」に参戦。ブランクこそあったものの地獄帰還前と変わらぬお美しいお姿とギターの腕前はかなりのもので、信者たちを大いに沸かせた。その後は解散ミサにも御参加あそばれた。
因みに世を忍ぶ仮の姿としては1999年に当時赴任されていた高校の校歌をメタルアレンジして生徒に歌わせると言う悪魔じみた所業をされている。
(一度聴くと分かるがダミアン節全開の曲となっている)
その後は魔界での王政に全力を注いでおられたが、2010年の福岡公演にお忍びで降臨なされ、解散後の洗脳によって獲得された新たな信者に大変満足されていた。
2014年になって何の前触れもなくツイッターをお始めになられ、「期間限定で666回だけツイートを行なう」と宣言。結成当初の聖飢魔IIや自分自身にまつわる四方山話を公開し、信者たちの間で評判になったが、公約を全うした為、惜しまれつつも終了した(アカウントとツイート及び未発表デモ曲はそのまま保管されることになり、現在は無償で公開されている)。
ちなみに、このダミアン殿下も小規模ながらソロアルバムを幾つかリリースしているのだが、デーモン閣下とはまた違った意味で歌唱力が悪魔じみているともっぱらの評判である。
2016年、前回から実に17年ぶりに聖飢魔IIが新しい小教典の発布を発表した際、その作詞作曲クレジットにて陛下が久方ぶりに聖飢魔IIへ楽曲を提供した事が発覚し、多くの信者達を歓喜させる事となった。
また、期間限定再集結ツアー千秋楽の武道館公演では開幕前のMCとしてではあるが、1999年以来17年振りとなる参加を遊ばれ、述べられた数々の吹っ飛んだお言葉に多くの信者諸君の腹筋を崩壊させ度肝を抜いた。
2020年には陛下が目をかけた伊舎堂さくらとプログレッシブメタルバンド「金属恵比須」を改臓人間に仕立て、「Damian Hamada's Creatures」を結成。10万59歳にして「世界最高齢のメジャーデビュー」を打ち立てた。

◇ゾッド星島親分

Bass
1982年12月 - 1986年6月
元地獄最高審問官閻魔。
生来のコワモテを活かし、寡黙な暴力キャラとして活躍した。
「ゾッドだあっ!!」が決め台詞。
バンドの中でも古株であったが、他の構成員に比べて演奏力に特筆すべきものがなく、泣く泣く脱退する羽目に…。
しかし、聖飢魔IIへの愛は本物であり、脱退後もたびたびミサにゲスト出演(その数実に10回以上)。
95年の「サタンオールスターズ」や解散ミサには勿論、2005年の期間限定再集結にもゲスト参加した。
現在はプレイヤーとしてだけでなく、レコード会社の裏方業でも活躍している。


Guitar
1985年6月 - 1987年1月
元地獄最悪刑務所拷問官。
ちょっとクールな感じのキャラクターが特徴で、早い段階からバンドの曲作りに貢献していたが、方向性の違いにより脱退。
脱退後に渡米し、Cats In Bootsを結成するも解散。
帰国後はTHE OUTSIDERSを結成し、大橋隆志の名で活動。
エース清水長官が今後の再結成活動に参加しない事を表明した為、脱退以来のレギュラー構成員として、2010年期間限定再集結及び2011年、2015年のライブにギターとして参加した。

◇ジード飯島大将

Drums
1983年9月 - 1985年4月
地獄の皇太子殿下の衛兵。
デビュー以前の頃に在籍していた構成員であり、95年の「サタンオールスターズ」や解散ミサにゲスト参加。
昔は地球の重力を克服できず、どの曲も似たようなリズムでドラムを叩くという弱点があったが、解散ミサでは入念なリハ重力耐久訓練を行い見事克服した。
現在は「かまし連発」にてドラムを担当している。


◇魔女RYO子嬢

Keyboard
1983年9月 - 10月
ダミアン殿下に「HRにキーボードはいらん!」と言われてしまい、ポジションごと消滅して脱退してしまった不遇な構成員。
在籍期間が非常に短かったため信者でも知る者は少なく、活動当時の写真なども見つからなかったのか、長い間まるで落書きのような似顔絵しか資料が無いという不遇な扱いを受けていたが、解散ミサで16年振りに登場した。
現在は「渋さ知らズ」にて、丸山涼子として活動している。

◇ジャギ古川CAP

Drums
1985年3月 - 6月
脱退後は旭化成でサランラップの営業→ソニー生命の勤務を経て保険マンモスを立ち上げ、その代表を務める。
その立身出世ぶりはテレビ番組やネットニュースでも取り上げられたことがあり、悪魔としてではなく人間として成功を掴んだ珍しい構成員となった。
デビュー直前の時期まで聖飢魔IIに在籍していたものの、やはり演奏力の限界を感じることは多かったらしく、デーモンらの実力を当時から認めていた。
解散ミサで14年振りに登場し、ライデンの望みに応えるべくドラムを担当した。

◇ジャントニオババヤシ

Guitar
1984年4月
実は1日しか参加してない構成員なのだが、「篁君が13番目のメンバーという素晴らしい数字でなくなっちゃうのが可哀想」という理由で、今でも正式構成員を名乗り続ける優しいお方。
当初はHR/HMに詳しくなかった閣下をその道に引きずり込んだ(悪魔へと覚醒させた)という功績を持つ。

◇ガンダーラ・サンゲリア・チグリス・ユーフラテス金子

Guitar
1985年1月 - 6月
名前が非常に長いので、年季の入った信者でも正しく言える人は少ない。
実は聖飢魔IIは結成当初は硬派路線だったのだが、皆の知るユーモラスな路線に切り替わるきっかけを作った素晴らしいお方。
2012年6月永眠。デーモン閣下は彼の死を受け、ガン検診のためのポスターでキャンペーンキャラクターを務めるなど啓蒙活動を行っている。

【準構成員(サポートメンバー)】

◇レクター・H伯爵
Keyboard
1992年7月 - 1994年8月
石黒彰として活動。

◇怪人松崎様
Keyboard
1988年10月 - 1992年4月、1994年9月 - 1999年12月
当時、聖飢魔IIは魔女RYO子嬢が脱退して久しかったが、バンドの音楽性を広げる為にキーボードが必要となり参加。
現在は松崎雄一としてRXに参加しているほか、各方面で活躍。
聖飢魔IIのサウンドを支える最重要人物の一人。
2011年の再集結の際には、他の仕事が入っており残念ながら不参加となった。


関わるメンバー全員の演奏技術がとにかく巧い。
まさに悪魔の所業。

【悪魔用語である!】


◇悪魔教
サタニズムという名で実在する宗教であるが、一般的に知られるそれとは似て非なる別物で、偽善を滅ぼす、常識を破る、自主性を持つといった教義を持つ。

◇魔暦
西暦1999年を魔暦元年とする暦。
魔暦紀元前はB.D.(Before Demon)、魔暦紀元後はD.C.(Devil's Calendar)とする。

◇構成員
バンドメンバー。
サポート・メンバーは準構成員。

◇教典
聖飢魔IIが世に出す製作物。
アルバムは大教典、シングルは小教典。

◇黒ミサ
ライブコンサートの事。

◇世を忍ぶ仮の姿/世仮の姿
人間みたいな姿。略称「よしのぶ」。
一度この姿になってしまうと悪魔の姿に戻るのに2時間ほどかかってしまう。

◇ゼウスの妨害
歌詞を間違える、怪我をする等のアクシデントや構成員らに支障をきたす原因。
特に閣下はよくゼウスの妨害により歌詞を間違えていた。
とりわけ2020年から3年にも及んだ妨害は閣下の精神を蝕ばれ、ミサ開催が危ぶまれたりもしたが、ミサ開催に関してはヴィデオ演奏とトークショーを交えた形態に変えて機転を生かした。

類義語として「地球の重力に慣れていない」がある。
こちらは主に地球デビュー当時の若干粗い演奏に対して言われる。

◇信者
これを読んでいる我々のこと。「聖病患者」と呼ばれる事もある。

◇お布施
収益のこと。

【代表曲である!】


◇悪魔組曲作品666番ニ短調
序曲:心の叫び / 第一楽章:STORMY NIGHT / 第二楽章:悪魔の穴 / 第三楽章:KILL THE KING GHIDRAH / 第四楽章:DEAD SYMPHONY / 終曲:BATTLER
からなる組曲。
第1大教典『悪魔が来たりてヘヴィメタる』収録。
このアルバムは「BURRN!」1985年11月号にて史上初のレビュー0点を記録し伝説となった。まさにWORST。0点を付けられたのは当時の編集長の偏見によるものでもあったがな…。

◇蝋人形の館
第1小教典。言わずもがな聖飢魔IIを世に知らしめた曲。
前口上の一節である「お前も蝋人形にしてやろうか!!」というフレーズは非常に有名。
テレビ出演時など、その時その時によって口上の内容は微妙に異なっていたが、第2大教典「THE END OF THE CENTURY」のCD版&カセットテープ版がリリースされた際にナレーションが正式に収録されたため、現在ではこれが信者達の間だけではなく、地球上で最も浸透している(ちなみにアナログレコード版にはナレーションが収録されていない)。
リフがクレイジートレ(ry

◇JACK THE RIPPER
「蝋人形の館」のB面の曲であり、ライブの定番曲として永らく愛された。
当時、その「殺せ!!」という歌詞は非常にインパクトがあった。
また、閣下による「昨日人を殺した」「お前を殺す」等のMCも有名。
THE SATAN ALL STARSで新旧構成員が一堂に会してこの曲を合奏し、圧巻のパフォーマンスを見せつけた。

◇白い奇蹟
この曲で1989年のNHK紅白歌合戦に出場。
その際の「どいつもこいつも、愛の歌を歌いおって!!」というMCは名場面として語り継がれている。
歌詞に暴力的な要素が無い、美しいバラード曲。

◇アダムの林檎
第2小教典。ジェイル作曲の代表曲。
カッティングリフ、ドラムの「移民の歌」のオマージュ、テクニカルなギターソロ等、聞き所の多いハイクオリティな楽曲。
ミサ会場では青森県南部地方及び岩手県において紅玉を指す林檎を絡めたパフォーマンスを披露する曲。

◇殺しの現場!!
原点回帰で悪魔的世界観を全面に押し出した第9大教典『恐怖のレストラン』収録。
この曲で閣下シャウトの中でも最も高いhihiC#が聴ける。
この曲のあまりの残酷さにより、聖飢魔IIは一時期NHK出演禁止になった。

◇EL. DORADO
第3小教典。ミサでもここぞというときに演奏された代表曲。
バージョン違いが非常に多く、ベスト盤などに収録されるたびにリテイクがなされた。
たぶんオリジナル版のキーが高すぎて困っていたのだろう。
早くゆけ、早くゆけ……見失わないうちに!!

◇荒涼たる新世界
アニメ「テラフォーマーズ リベンジ」OP曲。聖飢魔IIでは数少ないアニメソングのひとつ。ダミアン浜田陛下の美学がふんだんに盛り込まれた名曲。

【期間限定再集結】
2010年に地球デビュー25周年を記念して年内限定再集結。9月から11月にかけての日本国内黒ミサツアーを敢行、その合間に海外公演も行った。
そして、東日本大震災復興チャリティの為にまさかの再結成を行い2日間のみ公演を行った。
結成30周年の節目の年である2015年にも再結成公演、結成35周年の節目の年であった2020年には全世界で猛威を振るったゼウスの妨害により予定を変えてヴィデオ黒ミサで乗り切り、2021年にもヴィデオ黒ミサを行い、2022年の再々集結で制限付きではあるもののようやく本来の黒ミサを敢行した。


おい、なんだ!?この期に及んで、まだこの項目を追記・修正しようとしない者がいるぞ。
そんな奴らはなぁ……どうしたらいいッ!?

<殺せ~!
殺せ~!>

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最終更新:2024年03月06日 23:09