ヴァロドゥルモン

登録日:2011/11/05 Sat 19:48:39
更新日:2023/02/22 Wed 10:19:38
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星をも砕く閃光で邪悪を浄化する、天空の守護聖鳥!


『ヴァロドゥルモン』とは、『デジタルモンスター』に登場するキャラクター。

【基本データ】

世代 究極体
タイプ 聖鳥型
属性 ワクチン種
必殺技 オーロラアンジュレーション
「パージシャイン」の浄化の力を最大まで増幅させ放つ。
星を砕くほど威力をもつといわれ、光速で放たれるため回避は不可能といわれる。
Undulation(アンジュレーション)”とは英語で『波動・うねり』の意味。
得意技 パージシャイン
全身を包む聖なる光。
常時発しており、邪悪な思念を持つ者の攻撃を100%無効化してしまうバリアとなる。

【概要】

“天空の守護者”とされ、デジタルワールド創世期から存在するといわれる伝説の古代種の聖鳥型デジモン。
上空40,000mの成層圏に生息しているとされ、ホウオウモンを上回る6枚の翼を持ち、翼展開時は30mに達する。
また、羽毛からは「パージシャイン」と呼ばれる光をバリアの様に常に発し、邪悪な思念を持つ者の攻撃を100%遮断する。

“ヴァロドゥル”の意味は定かではないが、一説では北欧神話の光の神「バルドル」に由来すると言われている。

聖なるデジモンではあるが、三大天使などの神の勢力には(それ以外にもだが)属していないため設定等に特筆する点は無い。
精々、初登場の育成ギア『デジモンアクセル』でカオスモンの一部になる程度。

……が、守護者や古代種という点がスーツェーモンオニスモンと被りまくっている。
そして、初期のデジタルモンスターを支えたデジモンの一体、ホウオウモンを超えてしまった……。

しかし、プテラノモンの飛行高度は越えられない。
(以降に登場したエグザモンやメタリックドラモンとはどちらが高々度まで行けるのだろうか)

初期のデジモンを余裕で超えるインフレはこの頃から始まった(と言われたり言われなかったりするが、風呂時代に登場したAビートモンが、HEカブテリモンの必殺技の千倍の威力の必殺技を使用してたりする)


そんな彼だからこそ、『デジモンセイバーズ』では系譜すべてが弾かれたのかもしれないが…


【関連種】

初登場の『デジモンアクセル』で成長期~究極体まで新規デジモンで系譜が出揃った。
その成長期は「ファルコモン」
だが、『デジモンセイバーズ』では、ファルコモンはレイヴモン系譜として扱われ…

そんなビフォーアフター。
左:ヴァロドゥルモン系譜
右:レイヴモン系譜


ファルコモン

→ 
…シルエットくらいしか面影がほとんど無い。
そして、本来のファルコモンは黒歴史に…
一応は、元来のファルコモンが原種で、高原に住み飛ぶのが苦手な代わりに脚力が発達。
セイバーズVer.が亜種で、飛行が得意になっている(ただし大凧で飛ぶのを好む)という整理になっているようだ。

ディアトリモン → ペックモン

→ 
この時点では、お互いに成長期の特徴を引き継いでいる感じ。
縦の違和感は無いが横の違和感はスゴい。
まあ、「脚力自慢の飛べない鳥」という共通点はあるので、ギリ許せる範囲。
あと、なんとなく使われている色味の傾向は似ているか…。


ヤタガラモン

→ 
セイバーズVer.の方が顔が生物らしくなったが、ぶっちゃけ大差は無い。
ファルコモンのように亜種設定もないので、同一デジモンで個体差がある、程度の認識なのだろう。
というか、ディアトリ→ヤタガラの時点でおかしい。
ペック→ヤタガラもやっぱりおかしい。


ヴァロドゥルモン → レイヴモン

→ 

どちら様ですか??




…と、まあ複雑な経歴のヴァロドゥルモンだが、どうせ鳥達のキャラが被っているわけだから、四大鳥でも作れば良かったのではないだろうか…
そうすれば大した活動しなくても名前さえあれば、○○周年記念にデジモンが現れて、その究極体の設定に……
もしかして:四大竜


【関連作品でのヴァロドゥルモン】

アニメ『デジモンアドベンチャー:

CV:前田愛、風間勇刀

古代デジタルワールドにおける光と闇のデジモン達の大戦の中で、光のデジモン達と共に戦った存在。
肉体は滅びたものの、自らの意志を羽根に宿しており、太一達をデジヴァイスを通して遺跡まで導いた。
そこで過去の大戦の一部始終や、選ばれし子ども達の果たすべき使命と闇の勢力が再び動き始めていることを告げ、
『聖なるデジモンをクラウド大陸で見つけろ』と伝えて消滅した。

本来、セラフィモンの石像が収まるべき位置にシレっと収まるふてぇやつ。

ゲーム『デジモンサヴァイブ』

CV:宮崎寛務

日向ミノルのパートナーデジモンとして登場。……そう、原種ファルコモンの方が。
初登場のデジモンアクセル以来の大抜擢であり、進化ルートもきっちりディアトリモン→原種ヤタガラモン→ヴァロドゥルモンとなっている。
お調子者のミノルに対してまじめでしっかり者な性格で、お硬くなったホークモンといった趣き。パートナーの中でも少し大人びている。
一方でミノルを命がけで守ろうとする熱い性格も持ち合わせている。

作中パートナー随一の移動力を誇り、ヤタガラモンは攻撃をしない代わりに2回移動することすら出来る。
ミノルの会話による移動力バフもあって機動力は全デジモン中でもトップクラス。その分戦闘力は劣るがアイテムで十分フォロー可能。

+ ネタバレ
ウェンディモンが暗黒進化してシュウジを丸呑みにしてしまう光景を目撃した事により、
ミノルにデジモンに対する不信感と疑心を抱かれ言い争いにない仲違いしてしまう。
しかしタクマ達に諭され反省したミノルの懸命な謝罪で無事に和解。
ファルコモン自身も、自分もあのように暗黒進化してミノルを傷つけてしまうのではと恐れていた事も明らかになった。




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最終更新:2023年02月22日 10:19