ライクライク

登録日:2009/11/03(火) 13:02:20
更新日:2024/03/06 Wed 20:17:32
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ゲーム『ゼルダの伝説 時のオカリナ』、『ムジュラの仮面』、『ふしぎのぼうし』などに登場するモンスター。


概要


初代『ゼルダの伝説』から登場する古株の的キャラ。

多くの場合人一人飲み込めるほど巨大なチクワのような姿で、こいつに飲み込まれるとグッチュグッチュ卑猥な動きと共に咀嚼され、プッと吐き出される。
その際にダメージを受けるだけでなく、盾を奪われてしまう。
倒せば奪い返すことができるので、さっさと倒してしまおう。
倒すとルピーをよく落とす。

近年ではさすがにシナリオ攻略に必要不可欠なミラーシールドやいつもの服など、買い戻せない標準装備は奪い取られないことが多いが、ゲームボーイ以前では割と容赦なくロストさせてくる。

できる限り近寄りたくないキャラ。矢などが効く。


ちなみに、名前の由来はことわざの「蓼食う虫も好き好き」*1から。
これをもじって「()食う虫もライク(好き) ライク(好き)」→ライクライク、というもの。


各作品でのライクライク


『ゼルダの伝説(初代)』

初登場。ダンジョンの中をウヨウヨ蠢いている。
自分から襲いかかることは無いが、接触するとリンクを捉え動けなくさせてしまう。
脱出するには剣などを連打するしかないが、たとえ脱出したとしてもマジカルシールドが即失われる。
しかも上級ダンジョンとなると、マジカルシールドでしか防げない魔法波を放つウィズローブと同じ部屋にいることが多く、

ライクライクに捕まる

脱出直後マジカルシールドを失っているため直後ウィズローブにボコられて死ぬ

という凶悪コンボで死にまくったプレイヤーも多いのではないのだろうか。
幸いこちらの攻撃は全て効くため、ブーメランで動きを止めて始末したり、弓矢で安全圏から射抜くなど対処はしやすい。
もっとも、それ以外の敵の猛攻を潜り抜けないといけない場合が多いが。


『神々のトライフォース』

丸呑みをしない、今となっては珍しい仕様のライクライク。闇の世界に出現する。
跳ね回るカボチャのような姿となっており、時折舌を伸ばしてアイテムを奪おうとしてくる。動きも素早く体当たりされやすいため、倒そうとすると非常に厄介な敵。
奪うアイテムはランダムで、矢やバクダン等の消費アイテムか盾を奪う。
倒すと最後に奪ったアイテムのみ落とすため、最悪の場合盾を奪われて取り返せないこともある。
盾が消えた場合、闇の世界の道具屋に並ぶのでずっと盾ナシということはないのだが、買い戻すルピーが必要になる。
倒さなければならない場所に居ることは稀なので、基本的にスルー推奨。

GBA版では初代と同じ見た目のライクライクも登場。
なんとこいつ、ミラーシールドまで食べてしまう。
食われてしまったら素直に買い戻そう。

『時のオカリナ』

立体化して軟体動物であることが明確になった。捕食と排出の動作が詳細に描写されたのも本作が初。
フックショット(またはロングフック)を撃ち込むと麻痺させることが出来るが、
リーデッド同様引き寄せられてしまうのですぐに離れないとまたグッチュグッチュry
口の部分は堅く、剣を弾いてしまうので横切りや突き推奨。
また、口を伸ばしていない時に触れても即座に呑み込まれてしまうので、近付きたくないなら弓矢で攻撃するか無視しよう。炎に弱く、炎の矢を胴体に当てるかディンの炎を使うと一撃で倒せる。
最終ダンジョンでこいつに飲み込まれて吐き出された先が奈落の底だったなんて話はよくある。
もちろんその場合盾はオシャカです
ゴロンの服やゾーラの服も奪われるが、その際リンクは自動的に緑の服に着替える。


『ムジュラの仮面』

グレートベイ地方に出現し、水中や岩場などに潜んでいる。
デカいやつや中くらいのやつがいるがパターンなどは基本的に前作と変わりない。

ゾーラリンクのバリアが有効で、展開中に直接触れてダメージを与えられるほか、飲み込まれてもバリアを使うことで抜け出せる。
泳いでいる時も遠目からではそこいらの岩場と見分けがつかないので、近くまで来てライクライクだと気づいたならすかさずバリアを張ろう。

前作と異なり、口を伸ばしていない時に触れても呑み込まれなくなり、口にもダメージが入るようになったが、代わりにフックショットで麻痺させることが出来なくなっているので注意。

『夢をみる島』

ボタンに盾をセットしていなければ盾を食べられない。
仮に食べられても倒して取り戻せる上に鏡の盾を食べられないのでただの雑魚である。


『ふしぎの木の実』

見た目や挙動は『夢島』と共通しているがボタンに盾をセットしていなくても盾を食べられてしまう。
盾を倒して取り戻せなくなっている上、鏡の盾も食べてしまうなど地味に強化されている。
『大地の章』では迷いの森に出現し、倒しても無限に沸いてくるので多くのプレイヤーにトラウマを与えた。
盾を食べられるのが怖い場合は「モリブリンの指輪」などの変身する指輪で変身していると食べられないので活用すべし。


ふしぎのぼうし

地中に隠れており、近付くと現れる。
結構なスピードで迫って来て、飲み込まれると首から下をグッチュグッチュされるが、ダメージは受けないもののやはり盾を奪われてしまう。
また、今作では派生型の“ルピーライク”というものが現れ、その名の通りルピー(お金)を奪われる。
しかも普段は頭部(?)に吊したルピーだけを地表に出して本体は隠れ、取ろうと近づいた者を飲み込んでグッチュグッチュするという性格の悪い釣り野郎。

吸い取られるルピーの額は、だいたい一秒間に頭のルピー分(1と5と20がいる)なので、早くレバガチャで逃れないとあっという間に一文無しになってしまう。

なお倒しても奪われたルピー分は戻ってこない…

怪しいルピーはブーメランで取ると安全。


大地の汽笛

動きは鈍いが、リンクを吸い寄せる能力を持つ。
初期の盾だと食べられてしまうが、「いにしえの盾」なら食べられずに済む。
時おり壺の中に潜んでいることがあり、その場合は壺が震えているので見分けがつく。


『ティアーズオブザキングダム』

据え置きゼルダでは『ムジュラの仮面』以来なんと23年ぶり、
シリーズ全体で見ても約9年前の『神トラ2』が最後の出番*2となっていたためかなり久しぶりの登場となった。
本作では作中序盤で起きた天変地異の後、新たに見かけるようになった魔物であるとされている。
これまでのライクライクと異なり洞窟の壁や天井に張り付いており、移動することはない。
なのだが、そのビジュアルはイソギンチャクのような胴体にヤツメウナギを思わせる牙の生えた口という歴代随一のグロテスクさとなっている。
胴体も硬いようでそのまま攻撃してもダメージを与えられない。
食われると消耗アイテム扱いになった盾または武器からランダムで1個ずつロストする仕様に。

こいつを倒すには、リンクが近づくと飲み込もうとして口を開けるが、その際に赤いコアのようなもの(魔物図鑑によると「舌」らしい)が露出するため、
そこを攻撃するとでろんと伸びてダウンするので、後は赤い舌をひたすら叩くべし。
バクダン花を近くにおいて食べさせることでも自爆してダウンする。
倒すと薬やハンマーの材料に出来る「ライクライクの胃石」のほか、武器の入った宝箱も落としていく。

また、近づかずとも火炎・冷気・電撃をぶつけて属性ダメージを与えても弱点を露出する。
本作では派生種として岩を鎧のように纏った「ロックライク」、
火、氷、雷の属性を持つ「ファイアライク」「アイスライク」「エレキライク」の4種も存在。
普通のライクライクと異なり、岩石や炎に冷気、電気の弾といった飛び道具を吐き出すようになっており、
定点から動くことができないという弱点を克服している。


外部作品でのライクライク


大乱闘スマッシュブラザーズDX

敵キャラとして登場。
特に何も奪われることはないが、飲み込んでグッチュryしてダメージを与え、吐き出す。
この吐き出しが強力で、かなりダメージを受けた状態でやられると結構吹っ飛ばされる。
いきなり上から落ちてきて喰われるケースも多々あるので要注意。
意外とタフなので、素早く近付いて投げ飛ばしてしまおう。



追記、修正よろしくお願いします。

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最終更新:2024年03月06日 20:17

*1 どんなにヘンテコなものであっても、それを好むマニアはいるものだ、という意味

*2 リメイクを含めるなら『ムジュラ3D』にも出ている。