ブレスオブファイアⅢ

登録日 :2012/05/18(金) 18:40:42
更新日 : 2017/02/06 Mon 10:07:17
所要時間 :約 8 分で読めます




リュウ、貴方は最後の──

ブレスオブファイアIII とは、ブレスオブファイアシリーズ第三作で、カプコンより1997年に発売されたPS用RPG。
後にPSPにも移植されている。
ちなみにシリーズ中唯一サブタイトルが無い。

プラットフォームをSFCからPSに移したことにより、3Dポリゴンでの描写となっているのが特徴。
また、システムもIIから発展しつつ新たな試みが多数盛り込まれている。

世界観は一作目からの続きに見えるが、相違点が多くパラレルワールドの可能性が高い。
また、キャラデザインはIから続投の吉川達哉氏(実はIでは稲船敬二デザインのクリンナップ担当)だが、IIから大きく絵柄が変化し「別人じゃないの…?」とか当時よく言われていた。
吉川氏の絵柄が変化したのは安田朗が口出ししたから。

CMソングはSOPHIAの「街」
ゲーム中何時流れるんだろう…と期待してたユーザー多数だった。 流れなかったが

●物語
嘗て竜と神の間で「竜大戦」という戦争があり、竜族は悪しき存在として絶滅したはずだった…。

数百年後。ゴースト鉱を動力とし、外海から流れてくる機械を復元して運用する世界。
ダウナ地方の鉱山で発掘された巨大なゴースト鉱から突如子供の竜が目覚める。その竜は鉱山を脱走し、やがて少年の姿となる。
少年・リュウは盗賊のレイ・ティーポに拾われ、共に生活するようになるが、
ある時領主の屋敷に忍び込んだのが原因で報復を受け、生き別れになる。
彼らの消息を追う内に王女ニーナ・学者モモ・変異体ペコロス・謎の槍使いガーランドと出会い、
竜族の真相も掴むべく共に「神の塔」に向かう。
しかし「神の塔」で突如刃を向けるガーランド。彼は神の使いとして竜大戦で多くの竜を殺してきたという。

竜の力の前に屈したガーランドは疑問を投げ掛ける。
「何故、強大な力を持つ竜族は滅びねばならなかったのか。無抵抗で殺されていったのか…」 と。
直後、リュウの力は暴走し、究極の竜「カイザードラゴン」に変化し飛び去る…。

数年後。ダウナ鉱山にて再び出会うリュウとガーランド。竜大戦の真相・探るべく再び旅路を歩みだす。

●主要人物
  • リュウ (声:幼年期・高井智子/青年期・山口勝平
毎度お馴染み主人公。今回は髪が短い。絶滅したと思われた竜族の生き残り。ゴースト鉱の中で眠りについていたが蘇る。
色々あってレイ・ティーポと暮らすことになるが、彼らとも一時生き別れてしまい探し出すことに。
その過程でニーナ・モモ・ペコロス・ガーランドと共に行動するようになり、
やがて「何故竜族は滅びねばならなかったのか」という疑問に直面。
青年期にはレイとも再会しながら、その疑問を追いかけていくことになる。
従来の同様高バランスの前衛キャラ。
従来に比べAPの成長率も悪くなく、回復魔法のエキスパートになるが竜変身やスキルの兼ね合いもあるのが悩みどころ。
ドラマCDでは幼年期も山口勝平が演じている。

毎度お馴染み飛翼族の王女でお転婆娘。
一時投獄されたリュウを開放しようとするが、それがきっかけとなり暫く共に行動をする。
その後、国に戻ったもののハニーがウィンディア城に紛れ込んだことが原因で再び合流。
この事が王家内で後まで「家出した」と(リュウ一行も巻き添えで)睨まれる事に。
解り易い魔法使いタイプ。しかし死ぬのもマッハなので回復やサポート魔法での補強を行いたい所。
魔法使いタイプの師匠だと紙防御に拍車がかかり易いのが難点。
賢樹を師匠にすれば防御力補正が入るが、この間火属性攻撃に弱くなるのも少し痛い。
青年期のグラフィックはイメージイラストと違い、初期設定画に近い。
また、幼年期と青年期で声の微妙にトーンが違う。

  • レイ (声:佐田修典)
「ゆかいだねぇ」が口癖の兄ちゃん。前作のリンプー・ティガ同様虎人だがちゃんとズボンはいてる。
ティーポと共に盗賊で生計を立てていた所、リュウと出会う。
その後領主の屋敷に手を出した結果、報復としてバリオ・サントに襲撃され以後行方不明に。青年期でようやく再会できる。
行方不明の頃はかつて自身達を襲撃したバリオ・サントやその親分であるミクバに復讐すべく行動していた。
楽観的で落ち着いた性格だが、これは感情が昂ぶるとワータイガーになってしまう為抑えている。
この能力から、「何故神は自分達にこんな危険な力を持たせたのか」と問いただす為、共に行動する。
あと、モモとはあまり剃り合わずいがみ合う。
前作のステンに近い速さ重視キャラ。EXターンを取り易い為システム上有利。隠し能力の注意力が高いのも特徴。
しかし火力不足なので実質最強武器のティルヴィングが無いと後半が辛い。
青年期ではワータイガー変身により大幅な攻撃力強化が出来るが、あるスキルの使用時を除き制御不能になる。
また、雷撃系魔法を習得するが賢さが低くあまり活かしきれない。APも低めなのでサポート系スキルの乱用が難しいのも難点。
巻き舌。バルハルァー!!

  • モモ (声:斉藤佳織・ドラマCD:三石琴野)
野馳族の機械大好き学者。前作のボッシュより人間に近く、うさ耳。
おっとりした性格で能天気だが知識欲は人一倍。それでもちゃんとモラルは弁えてる。
馬兄弟から逃げてきたリュウ・ニーナが自分の塔に入り込んできたことから知り合う。
慎重さの足りなさや引きこもり故の世間知らずっぷりから青年期で行動を共にするレイとは剃り合わない。…この為か逆にカップリング人気が高い。
HPは少し控えめだが全体的に高バランスのキャラ。回復・サポート魔法を多数覚える。あと攻撃力が凄い。
反面、隠し能力の命中率・注意力が低いのが難点。魔法系スキルや心眼で補いたい所。
実は野暮ったい学者服の所為で解り難いが、シリーズではディース・アースラに次ぐ巨乳。(リン=XXはスリーサイズが明記されてないので不明)

  • ペコロス (声:かみむら愛・ドラマCD:松浦有希子)
強化作物の廃棄物から生まれた変異体。 正体は賢樹
前作のアスパー球根型究極合体に近い玉葱。「ぷき」「ぷきゅー」とかしか喋れない 様に見えるが実はちゃんと喋れる
戦闘ではHPが高い肉壁。前作のランドにやや近いが特技はブレス系を習得。やや扱い辛い。
初期LV1なので、強力なスキルを持つが必要LVアップが高いディースや竜の神に師事させるだけのユーザーもしばしば。
実はアスパーが成長して登場する予定だったようで、その代替キャラと思われる。(没イラストに成長したアスパーが存在する)

  • ガーランド (声:藤本幸弘・ドラマCD:大塚明夫
漢羅強烈大武会で不動のチャンピオンとして名を馳せる槍の使い手。
馬に脅迫されて出場していたリュウ達と決勝で戦った後、馬を脅して彼らを救出した。
ウルカンの民であり、神に仕える「ガーディアン」という特殊な存在。
竜大戦で最も多くの竜を殺した人物でもあるが、リュウの秘める絶大な力に対しかつての竜族が無抵抗だったことから、
「何故竜族は滅びねばならなかったのか」という疑念を抱くことになる。この為、幼年期後半から青年期序盤までの導き手となる。
戦闘では攻撃・防御双方に優れているが速度が遅い戦士型。火炎系魔法・火属性攻撃を習得するがAPが低いので乱発できない。
元々HP・耐久力に優れているため、APや賢さの補強をしつつ攻撃・速さに補正の入るディースを支障にするのも手。

  • ティーポ (声:松井陽子)
非常に活発的で強気な少年。デコスケ。
馬兄弟の襲撃によりレイ共々行方不明になる。
能力は一応バランスキャラ。リュウより少し能力が高い。
終盤にリュウ・レイと再会。竜族であることが明らかになるが、ミリアの手先として対峙する。
しかし、戦後に実はレイやリュウと気ままに過ごしたかったという本音を吐露し…

●その他のキャラ
バリオ・サント(ドラマCD:西村智博・子安武人
馬兄弟。裏世界で顔が利く殺し屋でもある。
レイ達を襲撃し、後に再開したリュウを殺害しようとするが逆に竜変身を目覚めさせてしまう。
その後はニーナを誘拐しようとしたりする。二身合体するとウルトラマンになる。
(さすがに問題があったのか移植版では色が変えられた)

  • ディース
毎度お馴染み最強魔法使い。IIでやりすぎたからか、今回は空気を読んで後半の導き手となる。初登場時は 全裸
師匠にもなるが補正が物凄くピーキー。しかしスキルが強力。
最終決戦後、ミリアとは姉妹というとんでもない事実が明らかになった

ウルカンの民が信仰する神で、竜族因縁の敵。その本当の名前は最終局面で明らかになる。
正体は、前々作に登場した女神ミリア。Iでは少女の姿だったが、今回は女神らしい姿になっている。
鬼神と化した時の姿が非常に禍々しい。
前作であんな面倒なものを残しておきながら竜族にダメ出しするのはどうなんですかね…

●システム
  • 竜変身
本作の竜変身は世界各所にあるゴースト鉱からジーン(竜因子)を手に入れ、組み合わせて変化するものになっている。
ジーン毎に消費APが異なり、変身後はターン毎に維持コストとして変身時の半分のAPが消費される。
終盤はウォリアセカンド一択で良いよとか言わない。

  • 共同体
前作の共同体システムを発展させたもの。
妖精さんに色々指示して店運営や探検、音楽屋運営等が可能。戦闘回数で色々変化する。上手く扱えば早い段階でゲーム進行に有利なアイテム類を入手可能。

  • 師匠
師事することにより、LVアップ時に補正が掛かる。また、師匠毎に規定回数のLVアップ後に話しかけるとスキルが取得できる。
世界各地に点在しているため、転送装置が使用出来る後半でも会うのが一々面倒臭いのが難点。

  • スキル
敵の使う技を「見る」ことによってラーニング、或いは師事することによって技能を取得するシステム。ラーニングする場合は習得難度が違うので注意。要根気。
これの活用でキャラの使い勝手が変わるのも特徴。入れ替えにはキャンプ時にスキルインクを消費する必要がある。
ちなみにクリア特典としてスキルインク無限使用の万年筆も存在する。

  • 釣り
今回はルアー釣り。かなり本格化した。
コインを使用するとマニーロ(Iの主要キャラ、スターシステム的にシリーズ出演)が釣れ、釣り場に応じたアイテムと所有している魚を交換してくれる。

  • EXターン
ターン終了後、敵よりある程度速度が高いと次ターンの前に再行動が可能。速さ成長率の高いレイだと特に顕著。
速度強化魔法ハサートでも発動可能なので、上手く使えば低レベルクリアにも非常に有効。


‥‥終わった、いや、wiki篭りには‥追記・修正、か

この項目が面白かったなら……\ポチッと/