ゼルダの伝説 ふしぎの木の実 大地の章・時空の章

登録日:2011/05/21 Sat 20:34:29
更新日:2024/04/15 Mon 23:55:47
所要時間:約 30 分で読めます




ゼルダの伝説 ふしぎの木の実 大地の章・時空の章』(The Legend of Zelda: Oracle of Seasons / Oracle of Ages)はゼルダの伝説シリーズの作品の一つ。発売日は2001年2月27日、なぜか火曜日発売。
ゲームボーイゼルダ第三弾であり、ゲームボーイカラー専用ソフトである。(カラー以降のゲームボーイでないとプレイできないソフトの事。)
また、当時発売間近だったゲームボーイアドバンス限定の要素が一部ある。

シリーズで初めてとなるカプコンが開発を手掛けた作品。『神々のトライフォース&4つの剣』『ふしぎのぼうし』と続く。
元々は初代をリメイクしたい岡本吉起の提案。ディレクター兼プランナーの藤林秀麿は後に任天堂へ移籍し、ゼルダシリーズのキーパーソンとなる。

夢をみる島をベースに新たなアクションや携帯機ならではの新要素等、大きく進化している。
「すでにガノンが倒されトライフォースが揃っていて、リンクがゼルダと顔見知り」「リンクが普通にトライフォースの前まで来れる」
「EDで海に出る」などの描写から、時系列としては神々のトライフォースでガノンを倒した後の物語であり、その後夢をみる島へと続いていく作品である。

…はずだったのだが、その後神トラ・夢島とは別の時代が舞台であり、リンクも別人という設定に変更されたようだ*1
ただまあこの辺(ゼルダ史)はあえて曖昧に作ってあるし、この後も変わりうるということなのでどっちかにこだわる必要はないかもしれない。


大地の章時空の章
今作はシリーズ初の2バージョンで販売された。発売日繋がりでアレのようである。
そのため、当時の子供たちを(どちらを買ってもらうかという問題で)大いに悩ませることになった。
ストーリー冒頭までは同じだが、大地の章ではホロドラム地方を、時空の章ではラブレンヌ地方をそれぞれ冒険することになる。
当然ストーリーも登場人物も、入手するアイテムも大きく異なる。2バージョンと言ったが、実質はほとんど2タイトル同時リリースと言っていい。

CMも、大地の章と時空の章の2パターンが放送された。



本来、三大神になぞらえて、「力・知恵・勇気」の三章構成を予定し、ヒロインも3人居た。
が、勇気の章にあたる三作目は大人の事情で削られたため、この作品のヒロインになる予定だったフロルは樹の中で住み込む羽目に。

元々は初代をGBにリメイク・移植するための企画であり、そのため『大地の章』のボスは過去作からの復活が多い。


大地の章

そこは四季の恵みに溢れた世界、ホロドラム。
リンクはトライフォースの試練を課されホロドラムに降り立ち旅の踊り子ディンと出会う。
ディンの踊りに見とれるリンク。
しかしそこに闇の将軍ゴルゴンが現れ、ディンを封印し連れ去ってしまう。
ディンは「大地の巫女」だったのだ。
四季を奪われ気候がメチャクチャになったホロドラム。リンクは大地の実りを取り戻せるのか?


時空の章

トライフォースの試練に導かれ、のどかな時の流れるラブレンヌに召喚されたリンク。
森の奥から歌声が聞こえる。
石の前で立ち尽くしていたインパと共に声のする方向へ向かった。
「時の巫女」ネールは森の動物を集めコンサートを開いていた。今度は歌に聞き入るリンク。
そのときリンクの隣にいたインパの様子が急変。インパは闇の司祭ベランにとりつかれていたのだ。
ネールを攫われ時が乱れたラブレンヌをリンクは救うことができるのか?



【登場人物】


【共通】

言わずと知れた主人公。
今回はいろんな所に自分の意思など関係なく飛ばされて災難。オープニングからするとハイラル本土の城を訪れ、トライフォースの導きでそれぞれの地方に飛ばされた模様。

  • マカの木
ホロドラムの守り神。
大抵は眠っていて、話しかけるには鼻ちょうちんを斬る必要がある。おじいちゃん気質。

  • マカの木
ラブレンヌの守り神。
今では巨木だが昔は苗の状態。女の子で、リンクが昔で起こした出来事からリンクに惚れる。

  • リッキー
ボクシングカンガルー。ペットの一匹で、さっぱりとした朗らかな性格。
一マス分の穴を飛び越えることができる。通常攻撃であるパンチのリーチが短く、跳んで移動するため敵に激突しやすい。
しかし竜巻ショットというペットでは唯一の遠距離攻撃を持っているのでうまく使って短所を補いたいところ。
姫川版大地の章ではメインキャラに昇格。

  • ムッシュ
羽がはえた水色の熊。ペットの一匹で、語尾に「だな」とつけるのんびり屋さん。春バナナというバナナが好き。
ボタンを連打することで長距離を飛行することができる。小回りが利き、たくさんの穴でも飛び越えられる。しかし深い水を飛び越えることはできず、何故か空中で停止→落水してしまう。
空中でボタンを長押しすると力をためてヒップドロップができる。周囲8マスを攻撃でき、空中にいる間は敵に当たらないのでそれなりに使い勝手がいい。

  • ウィウィ
泳ぎが得意な子供の角竜。ペットの一匹で、語尾に「ウィ」とつける。まだ子供のためか少々臆病。
地上では遅いが水中を素早く泳げ、水流の影響を受けない。滝を登る事もできる。
ボタンを押すと目の前に噛み付く。敵がいた場合、そのまま食べて一撃で倒すことができる。さすが、小さくても恐竜。
また、パワーブレスレットで担ぐことができ、投げてぶつける事もできる。

ゼルダシリーズおなじみ山に住み岩を食らう種族。「ゴロ」が語尾につくイカしたヤツら。
時空の章ではゴロンダンスというミニゲームで遊べる。

  • ゾーラ族
ゼルダシリーズおなじみ海や川に住む種族。
時空の章にはややレアな老ゾーラがいる。
味方としてのゾーラ族は海ゾーラ。3D作品である時オカからのまさかの登場。
敵としても登場し、そいつらは下品で野蛮な川ゾーラと分類されている。こっちのほうが初代から出ており歴史は古い。

  • メイプル
魔法使い見習い。
本作屈指のツンデレ要因。リンクの嫁。
敵を一定数倒すと出現し、彼女にぶつかるとリンクと自身の持ち物がぶちまかれ、取り合いとなる。
彼女はレアなアイテムを落とすこともあり、地形が動きやすい場所ならぶつかるのも悪くない。穴や水にアイテムが落ちると回収不能になる点は注意。
はじめは箒に乗っているが後に掃除機やUFOにモデルチェンジして、移動速度が上がっていく。
姫川版大地の章では真のヒロイン。

ブタブリンの親玉。爆弾でリンクの邪魔をする。
今作屈指のネタキャラ。
放火いくない

  • バイア
ベラン・ゴルゴンの部下。シリーズに登場する雑魚がまさかの中ボスに昇格。
関西弁でしゃべる。決着を付けるにはあいことばでリンクさせる必要がある。

  • カーノ
指輪の鑑定屋を営む男。
リンクの事が好きなオカマ。未鑑定の指輪を鑑定してくれる。

  • ペックとラミン
ペックはガチャのタネについて教えてくれる男。ラミンはペックの妻。
子供が産まれたばかりであり、リンクが子供の名付け親になる。
夫婦の子供は物語が進むにつれイベントが発生し、リンクの行動次第で勇者やミュージシャンになるなど、成長後の状態が変わる。
時空の章ではペックに似た「ベ」ックという男がおり、そちらはガチャのタネが嫌いである。


大地の章

  • ディン
ホロドラムを回る旅芸人の一座に所属する美女の踊り子。ホロドラムに飛ばされたリンクを最初に保護した。
実は大地の巫女と呼ばれる存在であり、ホロドラムの四季を司っていたが闇の将軍に拉致・封印されてしまった。

  • 海賊たち
遭難死したものの、骸骨となって生き続ける海賊たち。砂漠地帯に突っ込んだ船の後ろ半分がウーラ世界の墓地に飛び込んでしまっている。
自分たちが死んだことは全然気にしておらず、船長がなくした思い出のドラを探して来るよう頼まれることになる。
死んでから一度も船に乗っていないため、船酔いが激しい。
ブルックでも某水軍の大将でも金貨に呪われた海賊でもない。時空の章でもちょっとだけ登場する。

  • ウーラ族
大地の章に登場。リンクの半分ほどの身長の異世界人。頭からフードを被ったような風貌をしている。なれなれしい。
ウーラダンスというミニゲームで遊べる。
溶岩風呂に入ったり、こちらが命令口調で依頼した時に快諾したり、看板を猛烈に愛している人がいたり、通貨がクズ鉄だったりとかなり変わっている。
また溶岩や鉄は彼らにとっては食べ物でもあるらしく、スープがある。*2
ウララちゃんというアイドルがいる。


時空の章

  • ネール
ラブレンヌに住む歌姫で、その歌声は人間だけでなく森の動物をも魅了する。
実は時の巫女と呼ばれる存在であり、ラブレンヌの時空を司っていたが、それを知った闇の司祭に憑依され、操られてしまった。

  • ラルフ
ネールの幼なじみのへっぽこ剣士。後にイイ奴かつイケメンに昇華する。
リンクには明かしていない秘密があるが……

  • アンビ
昔の世界でラブレンヌを治める女王。
本来は穏やかで善政を敷く女王だったが、船乗りだった恋人が海で行方知れずになったのをきっかけに灯台の建設を計画。
これに目を付けたベランがネールを乗っ取って扇動し、人々を無理矢理塔の建設に駆り出すようになってしまった。
最終的にはネールの救出と入れ替わる形でベランに憑依されたが、リンクにより解放されている。

  • トカゲ人
時空の章に登場。ミカヅキ島に住む。公式イラストではいわゆるキモかわいい系。
海岸に漂着したリンクの身包みをはいだりと嫌な所もあるが、素直に返すなどと根っからの悪ではない模様。

昔の世界でぽつんと立っているトイレの中から伸びている手。
モブの中でも異彩を放っている。

【アイテム】

【共通アイテム】

  • 剣…レベルアップで攻撃力が上がるがこれの入手で詰んだ人多数。LV1はウッドソード、Lv2はホワイトソード、Lv3はマスターソード。Lv2以降はハートが満タンの時にソードビームを撃てる。Lv3にするためにはあいことばが必須。なお大地の章はわらしべイベントをこなさなくても手に入れることが可能。
  • 盾…Lv1は木の盾、Lv2は鉄の盾、Lv3はかがみの盾。剣同様こちらもLV3はあいことばがいる。
  • パワーブレスレット…重い物を持ち上げる。時空ではパワフルグローブにレベルアップ。
  • ロック鳥の羽根…ジャンプツール。大地ではハネマントに進化。
  • ブーメラン…おなじみ投げると戻ってくる憎いやつ。大地では軌道を操れるマジカルブーメランにレベルアップする。
  • スコップ…地面を掘る。それだけだと思いきやトゲゾーもひっくり返せる。
  • 爆弾…みんな大好きボム。夢をみる島と違い、自分が仕掛けたものの爆風でもダメージを受けるようになった。
  • ふえ…ペットを呼ぶ笛。かなり遠くからでも呼べる。リッキー、ムッシュ、ウィウィどれか一つのみ入手となる。また、ポルスボイスを倒せる。
  • ふしぎの木の実…袋に入れないと持ち歩けない五種類の実を直接使ったり射撃に使ったりする。
    • アチチの実…炎の実。直接でも射撃でも炎を出すだけの硬派なやつ。
    • ハテナの実…ふくろう石像に対して使うとヒントを聞くことができ、敵に対しては他の実の効果がランダムで発揮。こちらも直接と射撃は問わない。
    • イテテの実…直接使うと匂いでモンスターを引き寄せ、射撃は相手にダメージ。
    • サッサの実…直接使うと一定時間移動速度がアップ。射撃では動きを止める。ブーメランが効かない敵にも効果がある。
    • ピューの実…直接使うとふしぎの木にルーラ、射撃は敵を吹き飛ばす。サイクロン!! バブルやポーンを排除するのに便利。
  • 水かき…シリーズおなじみ、泳ぐために必要。『時空』ではより深い水を泳げる「人魚スーツ」に強化される。
  • 指輪…装備アイテムとは別に装備でき、装備すると様々な効果をもたらす。持ち歩くためには専用の指輪の小箱が必要。中にはGBAでプレイしないと入手できないものも…
  • 指輪の小箱…指輪を入れる小箱。Lv-1で1個、Lv-2で3個、Lv-3で5個入れる事ができる。Lv-3にするにはパスワードがいるがLv-2からLv-3に上げられないバグがあるため、パスワードでLv-2に上げてから買い物でLv-3に上げるという手順がいる。
  • ガチャのタネ…柔らかい土に植えると育ち、ガチャの実がなる。ガチャの実からは指輪やハートのかけらなどのアイテムがランダムで出てくる。出てくる物は植えた場所がレアな場所なほどレアな物が出やすい。またハートのかけらは1回だけ。


大地の章

  • 四季のロッド…切り株の上で振ると季節が変わる。ウーラ世界で封印された季節の精と接触する事で新たな季節の力を手に入れる。
  • パチンコ…木の実を打ち出す。終盤で3wayの「ハイパーパチンコ」にレベルアップする。。
  • マグネグローブ…強力な磁石で物を近づけたり遠ざけたりする。『大地』最テクニカルツール。

時空の章

  • 時の竪琴…ネールの力のこもった琴で三種類の調べで時を行き来する。デンライナーではない。ふえと同様、ポルスボイスを倒せる。
    • 山びこの調べ…ネールの使った時の穴を復活させる。
    • 流れの調べ…過去から今へ戻る調べ。障害物の上に移動するとはじかれて昔に戻る。
    • 時の調べ…今と昔を自由に行き来する調べ。流れの調べ同様に行き先が侵入できない場合は強制送還される。
  • いれかえフック…リンクと物の位置を置き換える。とあるモンスターとも入れ替われる。後半で射程が1マス長い「ロングいれかえフック」に派生。
  • 豆鉄砲…パチンコよりもピーキーな打ち分けができる木の実射出武器。また、パチンコと異なり壁にぶつかった木の実が反射する。このためミスショットをやらかすと次弾を撃つまで時間がかかる。
  • ソマリアの杖…振るとリンクの前に赤いブロックを出現させる魔法の杖。某失敗国家は関係ない。




ネタバレ注意


【大地の章のダンジョン】

ボスキャラのほとんどは初代からの出演。謎解きのギミックは操作が面倒なものもあるが、中身は単純。

  • 勇者のどうくつ
LV0ダンジョン。ウッドソードを入手するためのチュートリアル用でボスはいない。
ギミックもツボを押す、スイッチを踏むなどの基本的なものだけ。

  • ねっこのダンジョン
LV1ダンジョン。最初なのでそれほど難しくはない。
中ボスとして「ブラザーゴーリア」が登場。2体で移動しながらブーメランを投げて攻撃して来るが、一番面倒なのは移動している最中。ブーメランを投げるために立ち止まったところを殴ろう。
ボスは初代以来の登場となる一角竜「アクオメンタス」。飛行して押し潰す、突撃して来るなど行動パターンが初代から増加。弱点は角。

  • へびのなきがら
LV2ダンジョン。時間制限のある宝箱や進行方向を制限する回転床など、ダンジョンらしいギミックが増えてくる。
キーアイテムはバクダン
中ボスは『夢をみる島』に続いて登場の「マットフェイス」。バクダンの仕様変更により安定してヒットさせることが難しいため、出てくるタイミングを見計らってセットするのがベター。
ボスは「ドドンゴ」。フォルムは初代に近く、突進や炎で攻撃してくる。バクダンを食べさせて倒すのは従来通りだが、膨らんだ後パワーブレスレットで持ち上げてトゲの床に投げ飛ばす必要がある。

  • どくがのすあな
LV3ダンジョン。ジャンプ台やロック鳥の羽根を駆使した立体的な立ち回りが要求される。またブロックやツボを利用した謎解きも。
中ボスは「オームアイ」。3体一組のイカで、部屋の中央を囲むように配置された水たまりから顔を出しては火の玉を撃つ、という河ゾーラさながらの攻撃を行う。水中にいる時は攻撃が通じないため、パワーブレスレットで引っこ抜いて投げ、その隙に剣で殴ればよい。ただし投げると跳ね回るので、当たりにくいどころかダメージを食らいやすいので、焦らず欲張らず一撃を確実に入れるべし。
ボスは単眼の巨大蛾「ガモス」。『神トラ』からの登場。子供や鱗粉を飛ばしてくるが、面倒なのは下のフロアに通じる穴が開いていること。うっかり落ちてしまうとやり直しになる。

  • りゅうのまうダンジョン
LV4ダンジョン。どくがのすあなが空中ならこちらは水中。もっとも水はそこまで多くはなく、トロッコや燭台を使ったギミックがメイン。
中ボスは「アグニマ」。『神トラ』のアグニムのパチモンであり、3体に分身して魔術で攻撃してくる。燭台にアチチの実で火を灯せば本体だけ影が出来るため、そいつを殴ればOK。なお、本体を攻撃すると向こうの攻撃は中断するので、戦闘自体はギミックがわかれば楽。
ボスは「ゴーマ」。今回は単眼のシオマネキ。ハサミで攻撃を防ぐ。振りかぶっている時にパチンコで目を撃てばダメージ。なお、木の実が尽きた場合はハサミを剣で殴って破壊、ゴーマが吐き出してくる子分を倒せば木の実やハートを落とす。

  • いっかくじゅうのどうくつ
LV5ダンジョン。珍しく平面構造で1階のみ。ダメージギミックやジャンプで届かない穴が多く、マグネグローブを駆使してこれを突破することになる。
中ボスはサーベルタイガーの「サイガー」。尻尾の先の宝玉を剣で殴ればよい。一撃殴ると体を丸めて様々な軌道で体当たりを仕掛けてくる。パターンが4つあるがリンクを追尾するのは1つだけで、残りは決まったルートを動くだけなので、着地点を覚えれば問題ない。
ボスは単眼の巨大ウニ「デグドガ」。初代からの登場。攻撃が全く効かないため、設置されている鉄球をグローブで操って押し潰さねばならない。

  • こだいのいせき
LV6ダンジョン。ピラミッド型の6層構造だが、屋上はことわりの安置場所、5Fはボス部屋なので、実質攻略すべきフロアは4つ。
スムーズな攻略のためには、まず最初に小さなカギを取ったら一旦セーブ・リセットして入り口に戻ると良い。
遺跡だけあって即死トラップも見受けられ、サッサの実やマグネグローブ、ジャンプを駆使して素早く行動する必要がある。
中ボスは「バイア」。
ボスは4つの花を咲かせた「テスチタート」。初代からの出演。マジカルブーメランでパックンフラワーの部分を破壊し、本体もブーメランで攻撃した後露出したコアを剣で殴れば勝ち。ただし花が口を開けていないとブーメランが通じない。

  • ぼうけんしゃのはか
LV7ダンジョン。ギミックそのものはこのタイミングではシンプルな方だが、中ボス戦が実に3回もある。
「炎が消えると入り口に戻される」という部屋が2つあり、アチチの実が必須。また、マグネグローブを使って足場のない空中を移動するという鬼畜ギミックが用意されている。磁力を切り替えるとほぼ同時に空中で向きを変えなければならないため、反応速度が遅いと最悪ここで詰む。磁力を切り替える前に目的の方向へ方向キーを押し続けると楽。
中ボスは「幽霊姉妹マーガレット&エイミィ」。ただし戦闘が3回もあり、最初は剣を持った妹のエイミィ、別の部屋でランタンから炎をまき散らす姉のマーガレットと戦い、それぞれの部屋の呪いを解いて中ボス部屋で両方と対戦になる。姉妹揃って部屋の四隅の燭台の火を吹き消そうと動き、全部消えると入口に戻されてしまう。アチチの実で再点火しつつ燭台によって来た方を剣で殴ればよい。ちなみにエイミィは倒すと「死ぬのはイヤでちゅー」と嘆く。お前幽霊だよな?
ボスは双頭竜「グリオーク」。これまた初代からの出演。回転斬りで二本の首を同時に倒すと骨だけの姿になり、地震で止めて突進というコンボを使ってくる。ハネマントで地震をかわし、突進を空ぶったところを殴ればよい。

  • けんとたてのダンジョン
LV8ダンジョン。唯一ウーラ世界に設置されている。
剣を模した構造の1Fは溶岩、盾を模した構造の2Fは氷のフロアとなっている。氷のフロアにある「まほうのこおり」をパワーブレスレットで持ち運び(トロッコに乗るところもある)、溶岩のフロアに落として固めることで道が開ける。
中ボスは「ファイス」。炎形態と氷形態を併せ持ったボスであり、ハテナの実を当てるか時間経過で形態変化する。氷形態の時に伸ばして来る氷の柱にハテナの実を当てるとまほうのこおりに変化し、これをパワーブレスレットで持ち上げて炎形態に投げつけるとダメージが通る。氷形態にアチチの実を撃ち込むという手もある。
ボスは大首の「メデロック」。多くのダンジョンボスが過去のシリーズからの復活参戦で占められている大地の中では唯一のオリジナルボス。弾丸やビームを撃って来るが、全てハネマントで滑空すればかわせる。珍しくサッサの実が効くが、硬直が解けると直前の行動の続きをやるので注意。攻撃するためのギミックは特になく、隙を見て剣で殴ればOK。

  • ゴルゴン城
ラストダンジョン。とにかく敵を倒して突き進めばよい。左右の部屋は飛んでくる床と妖精がおり、体力の回復が出来るが、入り口に戻ってしまうのに注意。
なお途中にマットフェイスがいる。


【時空の章のダンジョン】

時空移動ギミックに関連する位置取りが大半。また、キーアイテムをフル活用してギミックを解くことが求められる。
ボスについても普通に剣が通用するものは少なく、ダメージを与えるためのギミックが用意されている。

  • マカのみち
LV0ダンジョン。「今」「昔」で構造は同じだが、「今」の方はダンジョン部分が閉鎖された一本道。「昔」の方は基本的な謎解きを学ぶチュートリアル用。突破後にマカの樹の座でブタブリンを倒せばクリア。

  • たましいのはか
LV1ダンジョン。時間は「今」。この時点で難易度は大地の章の「ねっこのダンジョン」より上であり、部屋に入る方向やブロックを押す順番、サイコロ状のカラーブロックのギミックが登場。ボス一歩手前のフロアではフォールマスターが出て来るので立ち止まらないように。
中ボスは「デグギーニ」。一つ目のオバケ「ギーニ」の親玉で、取り巻きのオバケはゲルと同じく取りつかれるとリンクの動きが鈍りアイテムが使えなくなる。まずこれを最優先で倒しつつデグギーニを殴ろう。
ボスはカボチャお化け「ハーロン」。剣で胴体を破壊した後パワーブレスレットで持ち上げると本体が出て来るので、これを剣で斬ればいい。ただし、持ち上げた頭をそのまま投げつければもっとダメージは大きい。

  • つばさのダンジョン
LV2ダンジョン。時間は「昔」。「今」だと崩れて入れない。ロック鳥の羽根を利用したジャンプギミックがメイン……と思いきや、実際には床の色に関連するギミックが多数。これを作動させるのにジャンプが必要。
中ボスは「ウインギー」。空中をぱたぱた浮遊しながらリンクを押しつぶそうとして来る。落ちてきたところを剣で殴ればよいが、部屋の外周の色違いの部分以外はウインギーが落下すると下のフロアへの落とし穴になってしまうので落ちないよう注意。
ボスは「グルン」。回転する頭だけのボスで、頭にバクダンを投げ込むとルーレット、赤い顔ならダメージ+ハートを落とし、それ以外だと攻撃。バクダンがなくなっても、頭から吐き出す炎の中にたまにバクダンが混じる。

  • つきかげのほこら
LV3ダンジョン。時間は「今」。まめでっぽうを駆使して謎を解くことになるが、時空の章のダンジョンとしてはぬるい部類。
むしろ「ザコをどうやって倒すか」がキモとなる。ウサギのようなポルスボイスは音に弱いため、『大地の章』ならバクダンの爆風だったが、こちらは時の竪琴で一発。
中ボスはモグラの「ドッグラー」。地面を掘り進みながらリンク目掛けてドリルの鼻で攻撃して来る。スコップで掘り出して剣で殴ればよい。ちなみにこいつがいるフロアは外の地面と同じくスコップで掘るとたまにルピーやハートが出る。
ボスは「影オババ」。リンクが向かい合うと影になって隠れてしまうため、壁に向かった後、まめでっぽうの反射で攻撃すべし。木の実が尽きたら相手が呼び出す蛾を倒せば落とす。

  • どくろダンジョン
LV4ダンジョン。時間は「今」。いれかえフックで場所を交換して進んで行く。火山地帯のダンジョンだけに溶岩のフロアが多め。
一筆書きで床の色を変えるギミックがあるので、安全に解くならまず敵を倒すべし。
中ボスは「ムジューン」。サイキョウのたてで身を守りつつサイキョウのけんを自立飛行させて攻撃して来る。サイキョウのけんをうまく誘導してムジューンに3回ぶつけるとサイキョウのたて共々壊れ、そこからは突進で攻撃して来る。こうなると普通に剣が通る。
ボスは有翼の目玉「パタラ」。初代から登場。『大地』とは真逆にオリジナルキャラで構成されている『時空』のボスキャラの中で唯一の過去作からの出展となるボス。そのままだと攻撃が効かないため、いれかえフックで引っ張り出して混乱しているところを殴ろう。

  • おうかんのダンジョン
LV5ダンジョン。時間は「今」。ダメージギミックよりもパズル的な要素が強く、クリスタルスイッチを剣やまめでっぽうで切り替えつつ、ソマリアのつえによるブロック生成も絡めて進んで行くことになる。ちなみに途中でこの生成ブロックを押しながら進んで行く透明な道の部屋があるが、実はちょいと頭を使うといれかえフックのみで突破できたりする。
中ボスは『夢をみる島』に続いて登場の「ジャッキー」。一定時間で消えて出てを繰り返す鉄球を持ち上げては投げつけてくる。これをパワーブレスレットで投げつけてやるとダメージが通るが、先述の通り一定時間でリスポーンするため、サッサの実を併用してジャッキーに取られないよう立ち回りたい。
ボスは「バロム」。分裂してブロックの周りを回りながら弾を撃ってくる。これは剣で防げるが、問題は攻撃する方法。ソマリアの杖を駆使して分裂体の移動コースを誘導、上手く合体させて元に戻すと剣が効くようになる。これを4回突破すれば勝利。ただし後半の2回は初期配置の中に動かせるブロックがあるのに注意。

  • にんぎょのどうくつ
LV6ダンジョン。時間は「昔」「今」。ギミックが難しいと言うよりややこしく、まず「昔」の方でいったん道を開け、その後「今」でキーアイテムとボスべやのカギを入手、そして「昔」でボスを倒してことわりをゲットすることになる。
にんぎょスーツは水かきのパワーアップ版だが、操作方法が変わるので慣れないうちは苦労する。また、流れに逆らって動くフロアがあり、ストレスの元はここ。大回りにならないよう、とにかく迅速に移動するべし。なお、実は「りゅうさのゆびわ」があると流れを無視して泳げるのでかなり楽になる。
中ボスは「バイア」。
ボスは殻付きの大蛸「オクタゴン」。ダンジョン同様にコイツもややこしく、まず水上では足場の周りを回りながら弾を撃ってくる。移動中は本体が壁の方を向いているためまめでっぽうの反射で、攻撃のために向き直ったら剣で攻撃。水中に潜ったらこちらももぐり、まめでっぽうなり剣なりで攻撃……と続ける。
本当に面倒なのはこのダンジョンに行くまでであり、ダンジョンのカギを入手するわらしべイベントのためにゴロン族のミニゲームをパーフェクトクリアする必要がある。

LV7ダンジョン。時間は「今」。ゾーラ族の守り神である巨大魚・ジャブジャブ様の体内そのもの。壁がぱくぱく動いてキモイ。
にんぎょのどうくつに輪をかけてややこしい構造であり、スイッチでダンジョン内の水位を変えながら進んで行く必要がある。水位によって行ける場所が変わるため、その構造を頭に入れないと突破は困難。
中ボスは「フックレイ」。でっかいチョウチンアンコウのようなボスで、横スクロール画面でのバトルとなる。跳ね回りながら泡を吐き出して攻撃して来るが、まめでっぽうでイテテの実を当てるとしぼんで落ちてくるので、ここで剣で殴ればいい。イテテの実がなくなった場合は吐き出す泡を剣で破壊するとたまに実が落ちてくる。なお見落としがちだが、跳ね回っていても剣は効くので、待ち受けて回転斬りをかますのも手。
ボスはスライムのようなクラゲのような「プラズマリン」。リンクの攻撃を一切受け付けないが、自分の弾に当たるとダメージを受ける。ロングいれかえフックで位置を交換し、相手の弾に当てればよい。ただし、電撃を帯びている時は入れ替えられない。
豆鉄砲で木の実を当てても体色を変えられるが、入れ替えフックを使ったほうが楽なのは言うまでもない。



  • いにしえのはか
LV8ダンジョン。時間は「昔」。たましいのはかがある場所と同じであり、ここではときのしらべで行き来できない。
ことわりのあるダンジョンとしては最後だが、広い割に謎解き自体は至ってシンプル。火をつける、敵を倒す、スイッチを押すなど基本的なものの組み合わせに留まっている。
注意すべきは途中にある溶岩のフロアで、レバーを引っ張れば一時的に固まるがすぐに戻るので、サッサの実で走って突破すべし。
中ボスは「デスタルフォス」。お馴染みガイコツのザコ敵「スタルフォス」の亜種で、死神の姿をしている。光弾を放って攻撃して来るが、これはリンクを赤ん坊化させる丸いものと、途中で拡散する星型のものがある。どちらを放ってくるかは放つまでわからないが、丸い方を剣で跳ね返して当てるとコウモリになってしまうので、その隙に剣で殴ろう。
ボスは「ゴーリガン」。ゴーレム型のモンスターで、両腕を換装しながら攻撃してくる。ロケットパンチの時は剣で跳ね返して当てる、平手でベアハッグの時は腕の間にバクダン、シールドの敵はまめでっぽうで背後から反射撃ち、鉄球の時は片手を伸ばした隙に反対の手をパワフルグローブで引っ張って跳ね返せばOK。

  • 暗黒の塔
ラストダンジョン。時間は「昔」。ゴルゴン城ほどではないが謎解きは単純なもので、階段の迷路が厄介なくらい。
途中にあるたくさんの階段がある部屋は、入ってきた時に灯る炎のうちリンクの背中側のものについて行けばOK。ただし、正解は最下段の右から2番目で固定。


【共通ダンジョン】


  • 儀式の間
真のラストダンジョン。「まやかしの眼」というギミックがあり、同じような部屋がいくつも続いている。
4つの道から正解を選ばないと進めない。配置されている石像の眼のうち、どの目も向いていない方向へ進めばよいのだが、実は簡単な見分け方がある。中央近くの三つの石像が全て違う方向を剥くため、その三つが向いていない方が正解。

  • 勇者のどうくつ
大地の章のLV0とは違うエクストラダンジョン。ボスはおらず、最深部には力のゆびわLV-3(大地)/まもりのゆびわLV-3(時空)の宝箱がある。腕試し用のダンジョンではあるがとにかく難易度が鬼畜で、サッサの実を併用してのカーブジャンプ、溶岩の部屋での三色ブロックなどストレス要素の塊。腕に自信があればどうぞ。


【各章のラスボス】


  • 闇の将軍ゴルゴン
「大地の章」のラスボス。ディンを封印して季節を狂わせ、それで得た滅びの力を集めていた。アイアンナックに似た堅牢な鎧を纏い巨大なモーニングスターを振るう強敵。
結晶化したディンを人質にとるといった卑怯な戦法も平然と採る。
正体はツインローバが闇の世界から召喚した暗黒のドラゴンであり、鎧形態を倒すと真の姿を現す。
ところでこの変身後、カプコンが製作したからなのかどこかで見たような攻略パターンになる。
振り下ろして来る手に飛び乗り、ジャンプして剣で額のクリスタルを殴ればダメージが通るが、上下に移動しながら動くため、ジャンプのタイミングを間違えると空振りしてしまう。全体的に攻撃が避けづらいため、まほうのクスリは必須。


  • 闇の司祭ベラン
「時空の章」のラスボス。過去の世界でアンビ女王を利用し世界の嘆きの声を集めるため、天に届くほど巨大な塔「アンビの塔」を建設させていた。
他人の肉体の乗り移り操る能力を持つ。見た目は年増のBBAムチムチの美女だが、本性を現すと、蜘蛛や蜂、亀のような魔物等、様々な姿への変身を駆使する。
ボス戦では、序盤は様々な魔術を使いこなす。最初はネール、ラスダンではアンビに憑依しており、この状態で剣攻撃すると電撃を受けてしまう。物陰で実体化したところにハテナの実を当て、出てきたベランをいれかえフックで引きずり出して剣で攻撃、というパターンで倒すことになる。
ネールの時は拡散するビームを撃って来るだけだが、アンビになるとザコを呼んでくるようになる。これがなかなかタフな上に素早いため、ダメージが蓄積する。
暗黒の塔でアンビを救出すると、今度は周囲にダークリンク4体を配置して妖精のような姿に変貌してバトル再開。この状態では剣が普通に効く。またダークリンクは攻撃は一切しないが、リンクが歩くとそれに対応して動く「マネマネ」の亜種であるため接触ダメージが危険。倒そうにも非常にタフだが、倒せばハートを落とす。
ラストバトルでは3形態に変身する。まずカメ形態ではジャンプでリンクを押しつぶそうとして来る上、着地すると周囲1マスが一時的に毒沼になるため、ロックちょうのはねでジャンプしながらかわす必要がある。時々着地後に動きを止めて顔を出すので、その時に剣で殴るとダメージが通る。
次にハチ形態は滅多に出てこないが、この状態なら普通に剣が通る。
最後にクモ形態は吐き出す糸でリンクを捕獲し、叩きつけて大ダメージを与えてくる。バクダンを近くで爆発させると驚いて動きを止め顔を出すため、その隙に剣で殴ればよい。
ちなみにリンクシナリオの場合、ゴルゴンはレベル5ダンジョンクリアの時点で「滅びの炎」を灯したのに対し、彼女は「嘆きの炎」を灯すのにラストダンジョンまでかかっている。



【あいことば】

本作の特徴のひとつであり、それぞれの章を繋げる要素である。
しかし、肝心のあいことばはクリア後かリンクさせた章でしか知ることが出来ないため、初回プレイ時は空気。

どちらの章もストーリーの最終盤で真のラスボスの存在を示唆するような展開になるが、あいことばでリンクさせた別の章でしか戦えない。
つまり、どちらかの章しか持っていない場合戦う事が出来ない。

さらに、リンクさせないと入手できないアイテムもある。
  • ボムチュウ…『時オカ』初登場の自走式爆弾。今回は敵を自動追尾してくれる。しかし補充できる場所がかなり限定されている。
  • ダイゴロン刀…こちらも『時オカ』初登場の大剣。威力は非常に高いが両手持ちのため振りが少し遅く他の装備アイテムと併用できない。


以下、真のラスボスについてネタバレ注意








ハイラルが舞台ではないが、あいことばでリンクさせた章でのみ終盤で登場。希望の象徴として乱れた世界を収めようとするが、ツインローバによって誘拐される。
彼女が拉致された直後に「絶望の炎」が点灯するなど、人々にとっては大きな希望そのものとして描かれている。

今回の一件の黒幕。終盤でゼルダ姫を誘拐する。ベランの集めた嘆きの力、ゴルゴンの集めた滅びの力
そしてゼルダ姫を誘拐したことによって満ちた絶望の力を利用して大魔王の復活を目論む。
リンクの尽力により儀式はギリギリで阻止されるが…?

時系列的に「時オカ」のアイツらとは別人だろうが、合体能力等共通点はすげぇ多い。
なお、実は戦闘前後のセリフが『大地』『時空』どっちでプレイしているかで微妙に違う。

ツインローバが自身を犠牲に召喚した大魔王。ただ完全な形ではなく、暴走した思念のようなものらしい。
不完全ながらワープ移動、気合い玉、空間変異などを駆使してリンクを追い詰める。
デザインは『神トラ』版に準じており、トライデントを持った青いイノシシの怪物。
剣の攻撃が通じるが、レベル1~2の剣だと回転斬りしか通じない。マスターソードなら通常攻撃が通る他、変わったところではダイゴロン刀も有効。

実は「人間・ガノンドロフ」として完全復活する案もあり、デザインまで決まっていた。こちらは『時オカ』版に準じた、覇気に満ちた若々しい風貌。
諸般の事情で流れてしまったが、おそらく予定通り三作構造であれば(ストーリー的には復活の儀式が完成していれば)このデザインで復活したと思われる。



先程述べた通りカセットが片方だけではガノンとは戦えない。

そのため、「真のエンディング見たかったら別の章も買ってね!」と催促されてる感が非常に大きい。
友達や家族が別の章を持っているならまだしも、一つの章しかもってない人にはかなりの苦痛を与えた。

しかし、謎解きに関してはやはりゼルダの名を有しているため、なかなか面白い。
さらに制作にカプコンが関わってるためか非常によく動く。特にボス戦では画面狭しと飛んだり跳ねたりかなり忙しい。
「ストーリーなんてどうでもいい!俺はゼルダの謎解きがしたいんだ!」なんて人はやってみてはいかがだろうか。
また、尻切れトンボ感こそあるが、単体でもゲームとしての完成度は高いので十分に楽しめる。

ちなみに全体的に『大地の章』は戦闘が難しく、『時空の章』は謎解きが難しい傾向にある。
上記の事情もあって、時空の章をやってから大地の章へ移行した方が、ストーリーの〆等がすっきりする作りになっているので、実際にプレイするならそちらがお勧め*3
ただしこの場合、『時空の章』のマップにどう足掻いても埋められないマスがひとつできてしまう。*4

また『大地』→『時空』の順でリンクした場合、大地の章限定の「あかいゆびわ(剣の攻撃力2倍)」を持ち込めるため、あいことばで入手できるマスターソードと合わせて攻撃力6というぶっ壊れ状態になる。*5

姫川明によるコミカライズは『大地』→『時空』の順になっている。


追記修正は時空の章・大地の章を一人でクリアした方にお願いします。

この項目が面白かったなら……\ポチッと/

+ タグ編集
  • タグ:
  • ゼルダの伝説
  • 大地の章
  • 時空の章
  • リンクシステム
  • 名作
  • フロルェ…
  • GB
  • GBC
  • GBA
  • 謎解き
  • 任天堂
  • カプコン
  • ゲーム
  • ふしぎの木の実
  • CAPCOM
  • ゲームボーイカラー
  • 所要時間30分以上の項目

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2024年04月15日 23:55

*1 30周年記念書籍の第2集 THE LEGEND OF ZELDA HYRULE ENCYCLOPEDIA :ゼルダの伝説 ハイラル百科

*2 ちなみにわらしべアイテムの一つであり、ゴロン族も食べられる模様。

*3 その場合アンビ女王の想い人の正体が明らかになるイベントもある。なお逆の場合はウーラダンスのルーツについて知ることができる。

*4 リンクシナリオの場合、海賊船が遭難している「嵐の海」が昔の世界になるが、その場合陸地の位置の関係で「ときのしらべ」で現在の「嵐の海」に着地できないため。

*5 逆の場合『時空』限定の、受けるダメージを半減する「あおいゆびわ」を持ち込めるため、戦闘がきつい『大地の章』の踏破が少し楽になる。