クロノ・クロス

登録日:2009/12/09(水) 18:14:59
更新日:2024/02/06 Tue 20:33:47
所要時間:約 4 分で読めます






殺された未来が、復讐に来る



『クロノ・クロス(CHRONO CROSS)』とは、スクウェア(現スクウェア・エニックス)開発・販売のRPG。1999年発売で、ハードはPS。
クロノ・トリガー』の続編に当たる。

2011年7月6日にはPSアーカイブスでも配信された。
2022年4月7日に、前身作であるラジカル・ドリーマーズとセットになったHDリマスター版が配信開始。ハードはPlayStation4Nintendo SwitchSteam



○ストーリー

エルニド本島のアルニ村で平穏に暮らす少年セルジュ。しかしある日村から少し離れたオパーサの浜で奇妙な感覚に襲われる。

訝しく思いながらも村に帰るセルジュだが、村の様子がどこかおかしいことに気付く。
幼なじみであったはずの少女から聞かされた事実。それは

セルジュという少年は10年前に死んだ。

というものだった…

同じようで人も物もどこか違う、そんな二つの世界を行き来しながら、セルジュは世界と自身の秘密に迫ってゆく…


○特徴

前作はタイムトラベルがテーマだったが、今作では趣向を変えてパラレルワールドをテーマに据えている。
そのため基本的な流れも「過去で何かすると未来が変わる」から「片方で手に入れたアイテムや情報をもう一方で使う」というように変化している。

また、パラレルワールドと並ぶ本作最大の特徴に仲間が45人もいる、ということが挙げられる。
一人一人が個性的で、それなりの背景を背負っていてなかなかに面白い。
……のだが、各々の個別のイベントが少なく、人物像があまり掘り下げられない、という弊害も生んでしまっている。
また戦闘時の性能も一部を除いて似たりよったりなためメンバーも固定されがち。
しかし固有エレメントや連携技はなかなかに格好よかったり、かなり力が入ったヘンテコなモノがあったりと侮れない。
キャラ毎のレベルが存在しないので、たまにはお気に入り以外のメンバーを使ってみるのも面白いかもしれない。

前作のラヴォスが倒されたことで生まれた時間軸の一つ、
つまりエンディング後の「現代」の20年後である、A.D.1020年の「エルニド諸島」という地域が舞台となっている。
…が、このエルニド諸島、実は前作の舞台には「存在しない」はずの場所である。どうして本作の舞台が存在するのかは話を進めていくと分かっていく。
始めは前作と無関係に見えるストーリーも話が進むにつれ密接に絡んでいき、正にトリガーとクロスした作品になっている。

しかし、その背景の設定がなかなかに複雑な上に作中ではしっかりと説明されない部分も多く、アルティマニア等で補完しないとクリアしたのに置いてけぼりになる、なんて事態もしばしば。
またラスボスのHPを0にするとバッドEDで、真のEDは条件がわかりにくく初見で見るのはやや辛いこともこの傾向に拍車を掛ける。

このように良くも悪くも独特な作風に加え、
  • イラストレーターが変更された
  • クロノ達がほとんど出てこないばかりか○○なことになっている
  • 王道を突っ走った前作と根本的なテイストが違う
  • 中盤に入る辺りから主人公の姿が変化してしまい、終盤までずっとこのまま(ラスダン出現前には元に戻れる)
etc…

といったように前作と違う点が多くあることもあり、賛否が割りとハッキリ別れる作品である。
前作を深く愛する余りアンチになる人も多く見受けられるが、どちらも愛する人も少なくないため安易に本作を咎めるような発言は控えるように。

ただし音楽のクオリティーは前作に続いて高く、こちらは全体的にも高評価。
アンチがかなり入るにも関わらず、2ちゃんの『皆で選ぶゲーム音楽ランキング』ではOP【CRONO CROSS〜時の傷痕〜】が見事一位に輝き、以降もトップ10に入り続けている。
またグラフィックにも力が入っており、背景の表現の美しさは当時としては最高レベル。


○原型

実は本作の原型として、サテラビューで配信された『ラジカル・ドリーマーズ -盗めない宝石-』というサウンドノベルがある。
大まかなストーリーは3人組の盗賊団「ラジカル・ドリーマーズ」がヤマネコの館に眠る宝を狙って忍び込むというもの。
同作はサウンドノベルだけに『かまいたちの夜』のように設定が変化していくストーリー分岐があるのだが、
そのうちの1つであるメインシナリオ「Kid 盗めない宝石編」が「『クロノ・トリガー』のその後」という設定を下敷きにしており、本作の元になった。
だが、それが『クロノ・クロス』と同様に悲劇的な展開であったため、こちらも賛否が分かれている。
登場キャラクターやBGM、イベントの多くが本作に引き継がれているが、設定については大きく変わっているものも多い。
例えるなら読み切り漫画と連載漫画の関係に近いだろうか。
長らく移植などは一切なく幻のソフトと化していたが、2022年発売のリマスター版に収録されたことでようやく普通に遊べるようになった。


○用語

  • エルニド諸島
本作の舞台となる、ゼナン大陸の辺境にある多島海域。
名目上は軍事国家パレポリの領地。前作では未登場…というか存在すらしなかった。
大陸から入植した人々と、龍神を信仰する原住民や亜人が暮らす。
現在は潮の流れが強いため、大型船でなければこの海域から出ることができない。
そのためエルニドからは出られない。

  • HOME WORLD
セルジュの元々いた方の世界。
実はセルジュの生存により分岐したイレギュラーな存在である。

  • ANOTHER WORLD
10年前にセルジュが死亡している「本来の歴史を辿った」世界。運命に管理されている。
一見HOME WORLDとそっくりだが、10年前の分岐がきっかけとなって様々な事象が細かく異なっており、似て非なる世界と化している。
同一人物でも現在の境遇が大きく異なっているケースも見られ、中にはセルジュ同様に両世界で生死の運命が分かたれている人物もいる。
ホームとはBGMも変わり、どこか物悲しい雰囲気が漂う。

  • 凍てついた炎
「あらゆる傷を癒やし、どのような夢をも叶える伝説の宝」と言われているが、詳しいことはわかっていない。
実は前作に登場したドリストーンと同質のものであり、とんでもない力を秘めている。
ただし、勘違いされやすいがあくまでも両者は「同じ種」であり、ドリストーン=凍てついた炎そのものという訳ではないようだ。
本作においても、ドリストーンの方はラヴォスがまだ空高く浮かぶ星であった頃からこの星の大地にて確認されていたことは明言されている。

  • エレメント
いわゆる「魔法」ポジションなのだが、普通に市販されており一般市民でも所持していたりする。
バトル面でも非常に重要な要素であり、各キャラの「エレメントグリッド」にエレメントを装備して、セットしたエレメントを活用しながら戦うことになる。
トリガー時代には全く存在すらしなかった技術がなぜ存在するのか、は非常に重要な世界設定となっているのだが、攻略本でもなければ理解できないだろう。

  • 運命の書
プレイヤーが使用する際には単なる屋内のセーブポイント。
しかし、これもまた世界設定的には非常に重要な要素となっている。

  • 軍事国家パレポリ
近年頭角を現してきた強大な軍事国家。A.D.1005年にガルディア王国に攻め入り、ゼナン大陸の覇権を握った。
前身は前作に登場した「パレポリ町」。ただの町に過ぎなかったパレポリが何故軍事国家になったのか、それは後にDS版『トリガー』にて一応理由が語られている。


○エレメント

通常のエレメント(誰でも使える)に加え、先天属性指定、召喚、トラップ、アイテム、固有エレメントが存在する。
属性は「赤」⇔「青」、「緑」⇔「黄」、「白」⇔「黒」の6色。それぞれ2色ずつで相反している。
……とされているが、実は幻の7番目の属性も……。

  • 通常のエレメント
ケアやファイアボールなどの低レベル(LV5まで)の大部分のエレメント。
基本的にはエレメントのレベルに応じたグリッドにセットする方が良いが、あえて低レベルや高レベルのエリアにセットすることで「威力は低くなるがバトル開始後即座に撃つ」「使いにくくなるが威力を大幅に上げて使う」という使い分けが可能。
なお、ダメージを与えないエレメントは上記の補正は一切受けないため、問答無用でLV1や2にぶちこむのが大正解と言う罠が仕込まれている。
もちろん自動配置はそんなこと考慮してくれない。

  • 先天属性指定エレメント
エレメントと同じ属性のキャラしか使えない、と言うエレメント。
属性さえ一致してあれば使えるが、都合上パーティによっては一切使えなくなる。
LV6の上級エレメントや「○○アース」「インフィニティ」等の強力なエレメントも多く、その属性のキャラであれば可能な限り採用していきたい高性能。
なお、一部の敵はそんな条件を無視して属性指定の上級エレメントをいくつも使ってきたりする

  • 召喚エレメント
先天属性指定に加え、フィールドエフェクトがその色一色で染まっていなければ使用できない強力なエレメント。LV7と8の最上級エレメント。
全体攻撃(ユニコーンのみ味方への補助効果)エレメントであり、その威力はLV6を凌ぐ。
また、LV7の召喚エレメントは敵も使用するが世界に一つしか存在しないという設定が採用されており、プレイヤー側が何らかの形で所持している召喚エレメントは敵側は一切使用しなくなる。
……とされているが、こちらの放った行動をカウンターするエレメントコピー機、もといモベチャンは構わずこちらの所持する召喚エレメントもコピーして使用してくる。そしてこちらの仕掛けたトラップで複製・量産される。
また、LV8の召喚エレメントは「トラップ」が存在せず、置けるグリッドも8固定である。

  • トラップエレメント
ヘルプラントやボルケーノ、アイスバーグ、訪問者などの当たるととても痛いLV5~7の上級エレメント。
特にブラックホールや召喚エレメントなんかまともに受けていては命がいくつあっても足りない。
召喚エレメントは「フィールドを一色に染めない」ことで使わせないという対策ができるが5~6のエレメントはそうはいかず、使われるたびに大ダメージを受けてしまう。
防ぐ手段はないのかと言うとそんなことはなく、トラップを張るとそのエレメントを無効化し、かつ「奪う」事が出来る。
トラップエレメントはアイテムエレメント扱いで「トラップ先の元々のレベル」にしか配置できないが、同じグリッドに一度に5個までセットでき、戦闘中に使用することができる。
このトラップに敵が引っかかると発動し、その攻撃を無効化しつつエレメントを奪うことができる。トラップは使い捨て。

奪ったエレメントは戦闘後にならないと配置できないが、召喚エレメントは「世界に一つしかない」仕様によってこちらがあえて奪わせない限りは二度と敵が使用することができなくなる。
なお、敵が味方に対して張る場合もあり、引っかかるとそのエレメントを失ってしまう。
召喚は奪い返せばいいが、一般エレメントを取り返す手段は無いので要注意。
普通にプレイしている範囲でピンポイントに上級エレメントを奪われるケースはまず無いだろうが……。
ちなみに、敵の上級エレメント(召喚以外)は奪ってもまた同じ戦闘中に使用してくるためしっかりトラップを張りなおす事。

  • 消費エレメント
「タブレット」「カプセル」「ポーション」等の各種回復エレメント。
属性指定はないが、指定レベル以外に設置できないエレメントで、トラップ同様に5つまで同じ枠にセット可能。
便利なのだが、これを使ってもまたフィールドエフェクトが染まる、と言う点は状況によっては戦況の悪化を招くことになるため「ケア」等の別属性の通常回復エレメントと使い分ける事。

  • 固有エレメント
キャラクターそれぞれが持つ独自のエレメント。いわゆるオリジナル技のポジション。
中には汎用エレメントでは代替できない個性溢れた性能のものも存在する。
基本的にレベル3・5・7で1種類ずつ存在するが、中には個別イベントをこなすことで初めて入手できるというものもある。
また、特定の固有エレメント同士の組み合わせで前作のような「連携技」が発動することもあるが、その種類はかなり限られている。


○主な登場人物

  • セルジュ
主人公。アルニ村で暮らす家事手伝いの少年。つまりニーt(ry
14年前と10年前に事故で死にかけた経験を持つが、どちらも世界の根幹に関わる大きな意味を持っている。
舟のオールを改造したスワローという武器を使う。
…どこの宮本武蔵さんですか? しかもヒロインと二人で騎士団の幹部を撃退するなど実力も高い様子。
実は14年前に凍てついた炎(ラヴォスの欠片)と接触したことでラヴォスとリンクする能力を得ており、絶大な力を得た「調停者」となった。調停者とはラヴォスとのリンクが可能な者を指し、「ラヴォスと星の争いを調停する役割」を持つ。

  • キッド
ヒロイン。一人称が「オレ」のオレっ娘。盗賊団ラジカル・ドリーマーズを名乗る少女。凍てついた炎を追っている。
セルジュと同等かそれ以上のキーパーソンで、実はルッカの縁者であることが後に分かる。
貴重な固有エレメント「スティール」を持つ、数少ない盗み要員。
作中ではロクに触れられないが、実は二重人格。セルジュに刃を向けたり、フェイトが倒れた後でタイム・クラッシュについて語っているのは「もうひとりの人格」である。
「もうひとりの人格」は献身的で生への望みが薄く、無に帰したいという衝動を持つ。
なお、よっぽど意図的にひねくれた進行をしないと発生しないが、「キッドを一度も仲間にせず徹底的に無視して進める」なんてプレイも一応可能である。
そこまで極端に行かなくても、特定の場面では彼女を無視すると分岐ルートが発生し、実はその方が展開的に有利だったりする場面もある

  • ヤマネコ
ネコ科の亜人。本作の悪役。各地で暗躍し、目的を達するためにセルジュを狙う。
キッドと浅からぬ因縁があり、命を狙われている。
だが、ゲーム中盤からはセルジュとヤマネコが精神の入れ替えをされてしまい、プレイヤーはかなりの長期間この「ヤマネコ」の姿として過ごすことになるという、実質的にもうひとりの主人公。
具体的にはラスダンの手前の手前のダンジョンをクリアするまで元の姿には戻れない。ぶっちゃけストーリー中はヤマネコでいる期間の方が長い

  • ツクヨミ
道化の少女。ヤマネコの部下だが自身は別の目的を持っているようで、度々セルジュの前に姿をあらわす。
ヤマネコ編の間は彼女がキッドに代わりヒロインポジションになる。
メイクがなければ実はキッドと瓜二つ。開発中にはキッドと対になるよう設定されていたのだが、設定変更されたためそこまでの深いつながりは無くなった。


○人気のある登場人物

  • レナ
セルジュの幼なじみの女の子。口よりも手が先に出るタイプらしいが、セルジュに密かに想いを寄せている…要するに先取ツンデレ。
だが、仲間にするためには序盤で少々ひねくれた選択肢を選ばなければならないという罠があり、後で知って涙を呑んだプレイヤーも。
固定技や装備が微妙で、やや使いづらくはあるが魔力は高く、回復役に適している。
また彼女とセルジュ、ラズリーの三人は【ミックスデルタ】を使えるので、パーティーを組んだ人も多いのではないだろうか?(やはり使いづらいがw)

勇者の名を名付けられた青年。熱くなりやすい熱血漢な部分が見られるが、セルジュより結構歳上。
腕力が高く武器はセルジュの次に優秀、更に魔剣士の証を装備でき、魔力も基準値を越える。
更に更に、彼とセルジュは連携技で【エックス斬り】を使う事が出来る!
条件が整えば、そのダメージは10000〜13000にもなり、当時のRPGには五桁ダメージは少なかったのでプレイヤーを驚かせた。
とある武器を装備すると二刀流になり、固有エレメントのモーション等が変わる。
体験版にもばっちり登場していたため、ぜひ仲間に加えたいメンバーなのだが、仲間にするためには少々ひねくれた(ry

  • アルフ
旅の魔術師。グリッドの形がとても特徴的で、上位エレメントの方が枠が多いという形になっている。
正体は(ネタバレ)であることを伺わせるイベントがいくつかあるが、自身にその認識は無く作中では明言されないため結局は謎のまま。
実際のゲームでは三択のルート分岐で加わる実質モブ同然の仲間という扱いであり、仲間にしないどころか一切彼の姿を見かけなくても進められるくらいの扱いである。
元々仲間の人数が多いゲームという企画だったことに加え、開発中にストーリー本編が肥大化したことで、これでは描ききれないだろうと掘り下げるのを断念した名残らしい。
リメイクされるとしたら是非とも期待したい点である。しかしHDリマスター版でも特に追加イベント等は無かった。

  • ポシュル
レナのペット。一見犬だがその真偽は不明。人間と会話もできる。
わかりにくいけど雌(女の子)。ケモナー御用達。
首輪の錠前を外すと何かが起こるらしい・・・。
プレイによっては一番最初にHOMEの方で仲間になる。また、展開によってはANOTHERの方でも仲間になる可能性がある。
(実際に加入できるのはどちらか一方のみだが)何気にHOMEでもANOTHERでも仲間になる可能性がある唯一の仲間というレアな存在である。

  • ラズリー
ボクっ娘な森の妖精。
水龍の島で仲間たちと暮らしていたが風に流されて迷子になり、遥か遠くのヒドラ沼で怪物オクトガルに捕まって食べられそうになっていた。
展開によっては救出して仲間にできるのだが、セルジュたちが助けに来なかった場合は怪物のすぐ側に既に空になった檻の残骸だけが散らばっている
さらに、ルート分岐の影響でラズリーが加入できるのは上記のグレンが仲間にならない方のルート限定。つまり実質グレンとの二択になる。
また、彼女を特定の場面でパーティに入れているかいないかでヒドラ沼のヒドラや故郷の水龍の島のその後の顛末が分岐するのだが、
Lv7エレメントと専用武器が入手できるのはラズリーの姉が死亡するルート限定という鬼畜なことになっている。

  • ツマル
ルチアナに造られたぬいぐるみみたいな生物。かわいい。育て方しだいで分岐進化できる。
…のだが、バグのおかげで非常に残念な事になっていた。
しかし、HDリマスター版発売から10ヶ月後の大型アップデートによりようやく進化バグが完全修正され、本来の実力を発揮できるようになった。


○重要キャラ

  • 六龍神
各地に住まう巨大な龍。エレメントの色と同じく6匹存在し、自然界のバランスを取っている。特に亜人族からは慕われている。
中盤に六龍の力を借りる展開があり、だいたいは力を示して認めてもらうため、ボスとして戦う事になる。
終盤に再び姿を表し…。

  • フェイト
未来都市クロノポリスの管理コンピュータ。名前の通り「運命」を司る。

前作の登場人物。キッドの育ての姉。孤児院「ルッカハウス」を経営していた。名字は本作で付いた。
未来では彼女の研究成果が評価されており、歴史にその名が残っているようだ。
だが、本作開始時点では既に……。

  • プロメテウス
管理コンピュータの緊急時制御AIプログラム。
ルッカが未来に帰ったロボ(プロメテス)に思いを馳せて新たに設計したもので、1300年後に理論が実用化された。

  • ガッシュ
古代王国の三賢者の1人。前作では崩壊した未来に飛ばされていたが、ラヴォスが倒されたことで到達先の未来も変わっている。

  • ワヅキ
セルジュの父親。
14年前の嵐の夜にセルジュを連れ帰った後、謎の失踪を遂げており、セルジュの母のマージは女手一つでセルジュを育て上げた。
しかし、意外な形でセルジュとの再会を果たすことになる。

  • ミゲル
レナの父親。
彼も14年前に行方不明になっていたが、意外な形で再会する。
そして多くのプレイヤーをボッコボコにした。


○余談

『クロノ・ブレーク(CHRONO BRAKE/米ではBREAK)』なる続編が作られる、との噂があり実際に商標登録もされているが、いつまでたっても出ないのを見るにどうやら企画倒れのようだ。
時田氏によるとプロットの一部が『ファイナルファンタジーレジェンズII 時空の水晶』に再利用されたとのこと。実際に『レジェンズII』では一部の展開が『クロノ・トリガー』と被っている。

2021年末よりスマホ/Windows用RPG『アナザーエデン 時空を超える猫にてコラボが実現した。
声優はセルジュに下野紘氏、キッドに豊口めぐみ氏、ツクヨミにゆかな氏、星の子に小桜エツコ氏がキャスティングされている。
その他、ヤマネコやグレンもNPCとして登場。
同作は元々メインシナリオを『クロノ・クロス』と同じく加藤正人氏が担当しており、クロノシリーズのオマージュが大量に仕込まれていたのだが、
今回のコラボでさらにそれが強化され、単なるオマージュかと思われていたものが実際に設定上も繋がりがあることが明言されてしまったものもある。




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最終更新:2024年02月06日 20:33