マナケミア ~学園の錬金術士たち~

登録日 :2009/09/09 (水) 16:50:23
更新日 : 2016/10/13 Thu 11:34:15
所要時間 :約 8 分で読めます




2007年6月21日にガストより発売されたプレイステーション2用ソフト。
2008年9月25日にはアイディアファクトリーの開発によるプレイステーション・ポータブル版『マナケミア ~学園の錬金術士たち~PORTABLE+』が発売されている。
が、PSP版は救い用がないくらいのバグの塊なので、極力PS2でやって欲しい。

錬金術を題材にしたRPG『アトリエシリーズ』の流れを汲む作品であり、アトリエシリーズの9作目(外伝的作品を除く)を意味するA9の通し番号を振られており、調合や戦闘といったゲームシステムや世界観の一部が過去作品から継承されてはいるものの、ストーリー上の繋がりは薄く、独立した作品となっている。


ストーリー
静かな森の奥の山小屋でひっそりと暮らしていた少年ヴェインと猫の姿をしたマナ・サルファ。ある日、彼らの前にゼップルという人物が現れ、ヴェインを錬金術士の養成機関・アルレビス学園へとスカウトする。
アルレビス学園に入学したヴェインは入学後間もなく、深刻な部員不足に陥っていた部活動的な校内団体『グンナルのアトリエ』に半ば強引に勧誘される。
ヴェインはアトリエでの活動を通して知り合った友人たちと共に学園生活を送る。


登場人物

ヴェイン・アウレオルス
(CV.石田彰
主人公。過去の記憶を持たず、アルレビス学園にスカウトされるまではサルファと共に山奥でひっそりと暮らしてきた。気弱な性格もあり、人付き合いが苦手で世間の常識にも疎いところがある。
猫の姿をしたマナ・サルファと常に行動を共にしている。
本編が始まる前の前日談(ドラマCD)をはじめ、とあるキャラとのことや後半からの展開などを見ると割と不憫な人生を歩んでる主人公である。主人公らしく平均的に能力が上昇し、どの場面でも物理だけでなく魔法もそれなりに扱える為使い易く、範囲系や単体系の物理スキルがあるバランス系。であり…、そして後半で本作の難易度をバランスブレイカーするチートスキルを得る。


サルファ
(CV.大塚明夫※PSP版のみ)
ヴェインに対してマナと主人の契約を交わしている黒猫。
他のマナは人の言葉を喋るのに対し、サルファだけは人の言葉を喋らず、ヴェインのみがその言葉を理解できる。
ニヒルな性格だが、ヴェインが悩んでいるときなどには細やかな気遣いを見せることもある。


フィロメール・アルトゥング
(CV.野川さくら)
通称「フィロ」。ヴェインと最初に友達になった女の子。人なつこくて明るい性格だが、趣味・嗜好の面で少々変わったところがある。
錬金術が大好きだが、「普通にやったのではつまらない」といろいろ独自のアレンジを加えるため、度々爆発を起こしている。
武器は持ち歩いている鞄。鞄は謎の空間と繋がっており、様々な物品を取りだして投げつける。
主に回復系スキルを覚えてくれる。また鞄でモンスターをお菓子にするスキルを覚える。が…、このスキルでボスキャラを仕留めたら本来100%入手できるレシピが入手できなくなるバグがある。このスキルでボスキャラを仕留めてはいけない。ダメ、絶対。実は驚くことに役割分担の調合で(主人公覗いた)仲間の中での得意な数を総合的に見たら一番できる子だったりする。(勿論、苦手な部類もあるが)


ティティルミミニケメレ
(CV.沢城みゆき Vo.真理絵)
通称「ニケ」。
ヴェインと同学年で元気が取り柄の獣人族の女の子。歌声は天下一品で、学園内に親衛隊ができるほどの有名人。
アトリエのメンバーの中では比較的常識人であり、ツッコミ役に回ることも多いが、獣人であるため恋愛観についてはやや(?)ずれたところがある。
そのためかアトリエにしては珍しいEDに仕上がっている。武器はハンマー。物理と速度がPTの中で一番高く、彼女の技で入手できる様々な獣系のハートを使用して色んな技を使う。少し脆いが特殊能力やスキルでフォローできる。


グンナル・ダム
(CV.堀内賢雄)
ヴェインの1学年上の先輩。学園内でその名を知らぬ者はいないトラブルメーカー。判断基準は「自分が楽しいかどうか」。
『グンナルのアトリエ』の部長。入学直後のヴェイン達を自分のアトリエに半ば無理矢理引きずり込む。
学校生活でも不真面目さが見て取れるが妙な知識があり、策略家の一面もある。
武器は機械剣。
戦士系らしくHPなどが高い。大半のスキル威力が高く、ダメージと同時にノックバックさせるスキルがある、が他のPTキャラが強すぎてポジション争いを強いられている
続編にはPTキャラの中では唯一登場を果たした。


パメラ・イービス
(CV.谷井あすか)
これまでのアトリエシリーズにも度々登場した幽霊。詳しくは彼女の項目へ。


ロクシス・ローゼンクライツ
(CV.岸尾大輔)
クールで嫌味な転入生。過去に有名な錬金術士を何人も輩出した名家の出身だが、なかなかマナと契約を交わすことができないなど、天賦の才能には欠けており陰で努力を積んでいる。錬金術の才能に恵まれたヴェインをライバル視している。
仲間になった当初はマナがいない為特定の技が大半習得できないが一定キャラ攻略するとマナと契約し習得できるようになる。他のキャラと違い戦闘面に関わる為キャラ攻略がかなり重要になる。契約後の主なスキルは魔法ダメージを与えるカードを配置するタイム型スキル。
SP・魔力が高く、また速度も魔法系の中では速い。彼のスキルはボス戦で重宝する、ぶっちゃけかなり戦闘が楽になるので是非とも其処まではキャラ攻略しよう。


アンナ・レムリ
(CV.宮崎羽衣)
ヴェインの1学年下の後輩。剣術の達人で、幼くして居合の免許皆伝を修めている。
生真面目だが思いこみが激しいところがあり、勘違いから暴走し出す事もしばしば。
入学初日に威勢のよいところを見せ、グンナルに気に入られる。強引にグンナルのアトリエに入れられたが、融通が利かずグンナルも辟易することがある。
武器は日本刀、中国刀などの片刃剣。
ニケに次いで速度・物理が高く魔力も平均的にあり万能性もある。固有技は基本的に単体物理で威力も申し分無し。但し打たれ弱く、技の燃費も激しいのでサポートは必須。フィニッシュバースト「無撃・百花繚乱」で成長姿も見れます。


ムーペ・オクタヴィア・ヴォンドラチェク8世
(CV.チョー)
謎の宇宙人。遺跡で眠っていたところをヴェイン達によって掘り起こされる。
グンナルに気に入られ、留学生として学園に入学させられグンナルのアトリエに入れられた。
マスコット的な外見ゆえにごく一部の女生徒(主にフィロ)には人気があるが、心の底ではいつも邪悪なことを企んでいる。しかしその企みは大抵の場合成功しない。
武器は宇宙船のような乗り物である「ポット」。
異星の技術であろうポットのレシピがなぜ学園に存在しているかは謎。
魔法系で特に防御面に特化したキャラ。
サポート防御「王の守り」は味方全員を守るため強敵などの戦闘で重宝する。意外にも特殊能力により速度も高い方である。



本作は一週ごとに何らかの行動をとったら次の週に進む。授業を受理(後半は選択制)し、一定以上の単位を取ったら後は自由時間になりアルバイトを受理したりキャラ攻略して時間をつぶして最後にイベントになり、次の話に進むのが主なベース。
夏休みもあり自由時間とイベントだけの話もある
単位は優・良・不の3種類。単位数は優が多く3点、良は2点、不は0点である。
優を沢山取れば授業数が減り自由時間が増えるが、逆に不を取りまくり一定単位数が足りなければ自由時間が少なくなり面倒な補習を受けなければならない。

役割分担というものがあり、各キャラごとに探索や採取、調合を頼める。
自分で作るのが面倒なものを作ってもらったり、各マップで取れるアイテムを採取してきてくれる。
勿論、各キャラごとに得意、不得意があるので得意分野を把握したほうがよい。

一応、頑張れば一周目でメンバー全員を攻略できるが、
選ぶ直前のセーブを取って置いても一人を選んだ後にEDまで少しシナリオがあるので割と面倒である。
(続編では改善され楽になった)
だが、どのキャラもよいキャラEDの為、是非とも全員のキャラEDを目指してみよう。

本作の戦闘には攻防の最中に前衛・後衛メンバーを入れ替え連携させながら戦う特徴的なゲームシステムを採用しているが、この戦闘システムは(ガスト作品では珍しく)プレイヤーに好評であったといい、制作に携わったプランナーも本作を振り返り、コンセプトとシステムがマッチした好例であったとして自賛している。

また、ガスト作品の例に漏れず、音楽のクオリティもとても高い。

なお、密かに様々な作品の元ネタが沢山ある為、それを探すのもいいかも。

物語終盤の展開は賛否両論だが未プレイの人は是非PS2版を。

続編に
マナケミア2 〜おちた学園と錬金術士たち〜』が存在する。
ただ、システムや舞台は受け継ぐものの、ヴェイン筆頭に今作のキャラは殆ど登場せずストーリーも今作とは繋がりはない。



追記、修正よろしくお願いします。

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