パラレル同窓会(SF短編)

登録日 :2011/06/02(木) 08:46:27
更新日 : 2017/03/16 Thu 01:03:06
所要時間 :約 2 分で読めます




藤子・F・不二雄の短編の1つ。
「もし、あの時に違う選択をしていたら」というSFの定番ネタ「パラレルワールド」をテーマにした作品である。


◆あらすじ
何度も訪れる人生の転機。
その全てで正しい決断をし全てを手に入れてきた人生の勝者、高根望彦。
ある日「パラレル同窓会のお知らせ」という謎の手紙が届き……


◆「パラレル同窓会」とは?
一生に一度「その時、その所」で開催される、無数に枝分かれしたパラレルワールドの「自分」が一堂に会する同窓会。
ただし、既に死んだ者や来たがらない者も多いらしく、全員が集まるわけではない。

人生における選択の失敗の救済も兼ねており、互いに世界を入れ替えることも可能。
同窓会が終わるとここであった出来事はすべて忘れてしまう。


◆登場人物

  • 高根望彦
極東物産社長でこの話の主人公。53歳。
望む物を全てを手に入れてきた勝ち組だが、どこか満たされない気持ちを抱えている。
ライバルだった郷を10年かけて会社から追い出した。
たまに小説を書いている。

  • 高根望彦
同じく極東物産の社長。
上記の高根望彦とは最も近い世界の高根望彦。
あるきっかけでフッ切れたらしく、そのせいか態度に余裕が見られる。
「その時」がかなり早くに来たのでパラレル同窓会の幹事を任された。

  • 高根望彦
極東物産の社員の高根望彦。
いわゆる窓際族であり、社長の高根望彦にえらく嫉妬していた。

  • 高根望彦
元極東物産の社員の高根望彦。
ライバルの郷から森山咲子を強引にかっさらい結婚したが、会社を追い出されてしまった。
社長の高根望彦とは真逆の人生と言える。

  • 高根望彦
元海外駐在員で現在は日本人相手の観光ガイドの高根望彦。
過去に女絡みで何かしらあったらしい。

  • 高根望彦
学生時代の理想と情熱をそのまま燃やし続け、テロリストのリーダーとなった高根望彦。

  • 高根望彦
高根望彦の面汚しと言われる死刑囚。
サド趣味が高じて殺人鬼となってしまった。

  • 高根望彦
幼い頃の夢を叶え作家となった高根望彦。
ただし、原稿はなかなか売れず肉体労働で食っている。
社長の高根望彦に説得され、世界を入れ替えることになった。


ごらんなさい。立てた時は一つの項目がその後の追記・修正で、あんなにも多様な道をたどるのです。

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