ガシャロ

登録日 :2009/12/24(木) 11:26:36
更新日 : 2016/04/09 Sat 22:11:20
所要時間 :約 4 分で読めます




「ドゥンハっドゥンハっ ガンシャラシャロ ゴンシャラシャロ アイハイハイハ ンガックンガック」


月刊少年ガンガンで連載中の漫画「マテリアル・パズル」の登場人物。

女神の三十指のひとりで、自身の名を冠した宗教団体「ガシャロ教」の教祖。
ただし人を救う気はなく、女神の組織の資金源としてただ金を巻き上げる為の宗教である。
意外と信者は多く、儲かっているらしい。

残忍で口が悪く、寄付金が少ない家からは親戚から巻き上げたりもする。
このことが原因で破産した家は数知れず。

あまりにも胡散臭く、普通インチキだと気づきそうなものなのだが、ガシャロはなまじ本当に魔法が使えるためタチが悪い。
魔法で宙に浮いたり、向かってきた暗殺者を手も使わずにねじ伏せる姿は、何も知らない一般人にかなりの信憑性を感じさせる。

しかし、その裏では、

「カハハハハハ バッカじゃねェの!? なァ――にが聖水の池だ!! ただの井戸水だっツーの!!」
「なァ――にが身も心も清め 神に近づくだ!! バ――カバ――カ!!」
「ざッけんなよ んな事あるわけねェじゃねーかバァカ」
「ちょいと力ァ見せればすぐ騙されて金出しやがるぜヒャッホオ」

と、実に小物臭い。


使用魔法
魔法名:叫星魔渦
属性:渦
魔法レベル51
魔法アイテム:腕輪

固形物の魔力を変換し、渦を作る魔法。
作り出した渦で、引力を自在に操ることができる。
渦を逆回転させれば斥力も発生させられる。
また、引き寄せる対象物を指定できる。
(例:ミカゼの纏う白い炎だけを引き剥がすなど)

作中では宙に浮いたり、砂地の下の岩に魔法をかけて罠を作り、相手を砂の中に封じ込めたり、
自身が渦を纏うことで攻撃を遠ざける、ダメージを軽減するなどの多彩な使い方を見せた。
わりと頭が切れ、準備に手を抜かない男である。でもやはり小物。

以下ネタバレ















「俺は星だ! 金を吸い寄せる星なんだ!!
 星よ叫べ 叫星魔渦」

最初のうちは用意周到に張っておいた罠でティトォ、リュシカ、クライムを圧倒していたが、ティトォを追って駆け付けたミカゼの蹴りが炸裂してからは一転。
ティトォに手の内のすべてを見破られ、強化魔法WWFで強化された3人を相手に苦戦する。

しかし、遂にティトォが血を吐き、WWFの効果が切れてしまう。
身体の限界が来てしまったのだ。

「この大地の守り神だ」

ティトォは仲間を守るため、自分の胸にナイフを突き立て、存在変換する。


「大地の破壊神だ………!!!」

そして遂に、単行本2巻振りにアクアが復活した。

アクアの圧倒的な魔法にガシャロはかなわず、砂嵐を起こして逃げようとするが、クライムによって抑えられ、
アクアの最大出力技ブラックブラックジャベリンズにより吹き飛ばされて(直接当てられてはいない)敗北した。
その後アルカナ特捜隊に逮捕される。

以下、更なるネタバレ















ガシャロは元々親の遺産を継いだ大富豪だったが、ある日火事で全財産を失い、そのショックで殆どの髪が抜け落ちてしまった。
それからはフサフサな髪の毛を取り戻すための研究に明け暮れていたのだが、研究資金が足りずに困っていた。
そこを女神につけこまれ、魔法を授かり女神の三十指となったのだ。

金に対する執着心が恐ろしいまでに強いのは、髪に対する執着を女神によって歪められていたため。


護送中、ボラバートンに人を殺した事はあるかと問われ、少なくとも自身で直接手をかけたことがない事を思い出す。
そして、いつやってもおかしくはなかった、女神のためなら人の命ならどうなっても構わなかった、とも。


「やり直したいんだ… また人生を」

「ずっとおかしな夢を見ていた気がするんだ…!! やっと目が覚めたんだ!!」

「やり直せるのか!? 俺はやり直せるのか!?」

「知るかバカ お前次第だ」

(俺は… やり直したい………)


だが――いつの間にか隣にいたアダラパタから、真実を聞かされる。

「貴様の屋敷は 女神グリ・ムリ・ア様の命によって火をつけられたのです」

「人の心に入り込むにはどうしたらいいか? 簡単です 一番大切なもの… その人の核となるものを奪い去ればいいのです」

「人は空っぽになる… そしてすぐそこを埋めてくれる者が現れる」

「人が人を支配する方法……… ボクがグリ・ムリ・ア様に教えたんです」


そしてガシャロは精神、そして魂をも破壊され、死んだ。
作者曰く「三十指の中でも最も可哀想な男」。



「今日からは このアクア様が教祖だよ!!」

「あはははは 皆平伏すのだ!! 毎日3回アクア様の項目を追記・修正するのだ――――っ!!」

「ひとり10コ アメ玉持ってこい」「そしてここにある金も全部あたしのもんだ」


「誰かどうにかしないのか?」

「命が惜しいもので…」

この項目が面白かったなら……\ポチッと/