ワリオランドアドバンス ヨーキのお宝

登録日:2011/07/08 Fri 23:11:05
更新日:2023/08/13 Sun 02:30:58
所要時間:約 16 分で読めます





秘密のアジトで朝刊を読んでいたワリオは、新聞に「黄金のピラミッド発見!」の見出しを見つける。

記事には、そのピラミッドには昔その付近を治めていた王の姫「ショコラ姫」が眠っていて、そこは金の亡者「ヨーキ」が乗っ取った呪いの遺跡でもあることが記されていた。

それを知ったワリオは愛車ワリオカーに飛び乗り、お宝を求めて黄金のピラミッドへ向かったのだった。


ワリオランドアドバンス ヨーキのお宝』(WARIO LAND 4)とは、2001年8月に発売されたゲームボーイアドバンス用ソフト。
ワリオランドシリーズの第5作目のソフトである。

本作では前作、前々作の何をされても平気な不死身システムを廃してライフ制が導入され、ライフが無くなるとステージから弾き出されるというシステムに変更された。
ただし「ワリオは不死身」の概念は生きており、残機は存在しない。

ワリオランドシリーズの目玉である「リアクション」も健在である。
また、アタックなどのワリオお馴染みのアクションにプラスして本作は「ダッシュアタック」という強化版アタックが追加されている。


マップ上にみどりあかきいろあおの4つのつうろがあり、ひとつのつうろにつき4ステージが存在する。
つうろごとにボスが存在し、彼らを倒すことでそのつうろはクリアしたことになる。

例外としてチュートリアルの「さいしょのつうろ」と全つうろのボスを倒すと登場する「おうごんのピラミッド」があり、どちらのつうろもステージ1つとボス戦のみである。


本作のステージは次のステージに進む為の「カギのはし」と、ボス戦に挑むための「宝石のかけら」と、変な曲が聴けるようになる「時のCD」を集め、脱出するのが目的。

「行き」と「帰り」があるのが特徴的で、カエルの形をしたスイッチを押すと制限時間が発生し時間内までスタート地点まで戻らなくてはならなくなる。
時間をオーバーすると背景がモノクロと化し、時間の代わりにステージ内で獲得したコインが猛烈な勢いで減らされてしまう。
これすらも尽きると完全にステージを追い出され、最初からやり直し。
行きと帰りで構造が変化しているステージやスタート地点にスイッチのあるステージもあり、一筋縄ではいかないようになっている。


BGMが秀逸な作品で、ボーカル入りの楽曲もある。
中でも「ヤシのきじま」のBGM、「Sunny Side up」は人気が高い。
この曲は条件を満たすことでサウンドルームで聴けるようになり、ボーカル無しのカラオケ版にすることもできる。
脱出時に流れる「Hurry Up!」も人気が高く、クセになる人多数。

また、「ひみつのはいきぶつしょりじょう」が『メイドインワリオ』の「紙ヒコーキ」や『怪盗ワリオ・ザ・セブン』の通常ボス戦のBGMのBGMのアレンジになっている。

本作はワリオのキャラクター性を前面に出した作品であり、後の作品でのワリオは本作の印象が強い。
特に『メイド イン ワリオ』シリーズは本作の影響が色濃く出ている。
本作でワリオランドシリーズは一旦打ち止めになり、入れ替わりで『メイドインワリオ』シリーズが連続で発売されるようになる。

同時期にワリオランドに変わるワリオのアクションゲームとして『ワリオワールド』と『怪盗ワリオ・ザ・セブン』が発売されている。
そして本作の7年後、ワリオランドシリーズ最新作『ワリオランドシェイク』が発売された。

◆難易度

本作はデータ作成時に3つの難易度から1つ選んでゲームを始める。
一度決めると変更はできない。
3つの難易度に対してセーブデータが2つしかないのが悩ましい。

ふつう

最初から選択可能。
敵の数や障害物は少なく、帰りの制限時間も長い。
宝石のかけらも道中のわかりやすい所に置かれている事が多い。
また、一部ステージではこの難易度に限りハート箱(中身はハートを全回復させる)が置かれている。
クリア特典は無し。

むずかしい

最初から選択可能。
ふつうと比べて敵の数や障害物が増加しているほか、帰りの制限時間も少し短くなっている。
宝石のかけらや時のCDがふつうとは違う場所にある事も多く、ほとんどはふつうでダイヤモンドがあった場所に移っている。
ボス戦の制限時間も短くなっていて、ボス用のアイテムに必要なメダルがふつうの1.5倍になっている。
宝箱を全部回収してクリアするとEDの一枚絵が1つ追加されるほかに難易度「げきむず」が解禁される。

げきむず

「むずかしい」で宝箱を全部回収してクリアすると選択可能になる。
最初からハートが1個で始まる(ボス戦、最後の通路はむずかしいと同様に4個でスタート)にも拘わらず、敵の数・障害物が激増しているので慎重に進まなければならない。
そのくせ出てくる面ヤリは一部ステージを除いて全て赤固定、水中の流れが激しい所にグギョが何体もいる、などといった事故要因がものすごく多い。
しかし、敵の数が多いためハイスコアも伸びやすい。
帰りの制限時間も短くなっており、ふつうで4分だったものがほとんど2分に短縮されているほかに一部のステージではスイッチの場所が変化している事も。
宝石のかけらやカギのはしはほとんどがむずかしいと同じ配置だが、一部は全く別の部屋に移っていたり、仕掛けの都合で回収方法が変化するものもある。
ボス用のアイテムに必要なメダルはふつうの2倍になっている。ボス戦の制限時間は「むずかしい」から更に短くなっている。
宝箱を全部回収してクリアすると更にEDの一枚絵が1つ追加されるほか、カーソルの指が王冠に変化する。

◆ステージ


・さいしょの通路

文字通り最初に攻略することになるエリア。ここをクリアすると4色の通路とサウンドルームへ行けるようになる。

はじまりのいせき
遺跡を探索するステージ。壁画ではアクションコマンドが紹介されているほか、攻略に必須なアイテムも道中にあるチュートリアル面。
スイッチもステージを一周してきたところにあり、スタート地点へはすぐに戻れる。
げきむずでは序盤にスイッチがある上に敵は殆どが面ヤリレッドに置き換わっている。

ピンキー
最初に戦うボス。
お面の上についた刃を使った突進攻撃するトツメンと同じ性質の雑魚2体を率いるが、ピンキー自身はなにもせずに左右に歩くだけ。
体力が減ると鋭いキバを剥き出しにした表情が恐ろしい顔になり、正面からの攻撃が通じないどころか逆にダメージ受けてしまうので、背後から攻撃しないといけない。
制限時間は「ふつう」は1分、「むずかしい」は30秒だが
「げきむず」は15秒と非常に短いのでアイテムなしで挑むと全ボス最難関になる。TASですら残り時間が4-5秒といったところ。

・みどりの通路

自然をテーマにしたエリア。他の通路よりは難易度は低め。

ヤシのきじま
常夏の島を舞台にしたステージ。
基本的に一本道なので簡単なステージだが、げきむずだとゲートの真下にカエルスイッチがあるので最初から時間制限をかけられてしまう。
代わりにむずかしいまででカエルスイッチがあった場所に宝箱が置かれている。
なお、このステージにはふつう・むずかしいでカエルスイッチがある部屋の奥に洞窟を設けるつもりだったようで、ROMには一応その洞窟の入口(通常のプレイでは見られない)と洞窟の没データが存在する。

お花畑
巨大な花が咲く花畑を進む。
バルーンワリオにするハッチを使って進む箇所があるが、天井のトゲに注意。
このステージ限定のオプションに大きな花がいくつもあるが、ハッチにこの花の蜜を吸ってもらうと実ができて実を壊すと中からコインが出てくる。
実から出てくるコインは、

スモールコイン×2→ブロンズコイン×2→シルバーコイン×2→スモールコイン×1

という順番になるのでコインスコアを狙うなら一番実が大きくなるシルバーコインを狙っていきたい。
またとあるフロアで超巨大なひまわりが咲いており、このひまわりの花に敵をぶつけるとゴールドコインを落とす。(最大4回まで)
敵のイモムシはげきむずだと駆逐されてしまい代わりに地上部ではトツメンに、上空部では面ヤリレッドに置き換えられる。

謎の地底湖
地底湖、洞窟と岸辺のジャングルを探索するステージで、泳ぎのアクションを多用する。
2枚貝のシエラグッチ、前方に鋭利な角をもつ魚グギョは下からの攻撃しか効かない(グギョは厳密に言うと腹にしか効かない)。
水中の穴から飛び出す「うつぼあんこう」は倒せないので引っ込んだ隙に先に進もう。
帰りに通るジャングルでは触れるとダメージになるイガグリを避けながら進むことになる。

雨のジャングル
雨の降り注ぐジャングルでブランコを乗り継いでいくアクション要素が高いステージ。
水上をトバワニが泳いでおり、ワリオに目掛けてジャンプ噛みつきしてくる。
ちなみにトパワニは倒すことができ、スモールコインとライフの欠片を回収できる。慣れると倒していく方が楽になる。
げきむず限定のカエルスイッチを押した後に獲れるとある宝箱の位置が非常にわかりにくい。

フラワナ
人型に模したハエトリグサの幽霊
トゲパンチ攻撃、ヨダレをタレ落とす他に、鋭いキバの口はダメージ判定あり。
左端のハシゴにのぼって弱点の頭上にヒップアタックしないといけない。
ヨダレに触れるとゾンビワリオになってしまい、この時にしか出てこないを出す蛍に触れないと元に戻れない。
ゾンビ状態の時はフラワナは煽るかのようにゲラゲラ笑う。
なお、フラワナがハシゴの近くにいるときに連続して攻撃でき、特にげきむずではアイテムなしで攻略するならこのテクニックが必須になる。

・あかの通路

機械をテーマにしたエリア。ギミックや隠し通路が多く、観察力が要求される。
一度見逃すと作動させられなくなる初見殺し系のギミックが多い。

怪しい工場
ピストン、ベルトコンベア、回転足場が稼働している工場でアクション要素が高い。
ピストンを利用してぺったんこワリオにならないと行けない箇所がある。
難易度が難しい以上はワリオを見つけると突進するロボバードが出現。
困ったことに回転足場などジャンプ回避しにくい所に待ち構え、回避したり倒しても画面移動で即座復活する。

秘密の廃棄物処理場
粗大ゴミに埋もれた処理場のステージ。
壊せる粗大ゴミが多いので、気になる箇所はタックルしてみよう。
壊すと50コインが出るブロックが多く、これを取りこぼさないことが高得点へのカギ。

-40℃の冷蔵庫
極寒の巨大冷凍庫を探索する。
滑る床、接触するとダメージの氷柱、スノーマンワリオになれる雪など氷関係の仕掛けだらけのステージ。
げきむずだと氷柱が増えている。
なおげきむずで唯一デフォルトで黄色の面ヤリが出てくるステージでもある。

ピンボールタワー
開閉する入賞口に玉を入れていくステージ。
入賞口がある部屋は地を這うスパークが流れる装置、それ以外のエリアは上部からトゲ鉄球を発射するモニュメントがあったりとダメージ受けるトラップが多数あり、難易度が高い。
難しい以上だとロボバードが出現。相変わらず嫌らしい配置で待ち構えており、不意打ちを受けてしまう。
雨のジャングル同様のげきむず限定の宝箱があるが、カエルスイッチ前に見つかるのがせめてものの温情か。

コンダラー
カラクリ仕掛け鳩時計に入ったコンドル幽霊。頭上で回転してるミニコンドルが弱点。
右腕は電撃、左腕は歯車が地を這うように移動し、真下にアームでワリオを捕獲しては、左右のとげ付き歯車にぶち込むが、降りてきたアームをタックルすると反動で頭上のコンドルにぶつけてダメージ与えれる。
ライフ半分で鳩時計が破壊され、本体との戦いになる。
卵を生み落とし、一定時間で爆発するヒヨコを孵す。
地面に落ちる前に卵をキャッチし、第一形態と同様に弱点にぶつけるとダメージ与えれる。

・きいろの通路

おもちゃをテーマにしたエリア。
見かけに反して難易度が高め。ギミックにランダム要素が強いため、あかの通路とは違う意味で攻略が難しい。

積み木のお城
カラフルな積み木の城。
四角の緑積み木は下に何も無いと落ちていく。
三角の黄色積み木を掴んで、対応した穴にはめ込むと次に進める。
丸の赤積み木はタックルで転がる。
それ以外にも独自の仕掛けとして紫色の顔つきブロックがあり、マップを切り替えると復活するようになっている。

すごろくの国
すごろくブロックで叩いて謎解きするステージ。
出たマスによってはワリオがリアクション、ダイヤ、回復したりするが、イナズママークはダメージを受けるマイナスマス。
むずかしい以上だときっちり狙ったマスに目押ししないと宝箱が取れないようになっている。
スイッチ起動後の最後のすごろくブロックでゴールまでいかないと進めない(ちょうどでないと上がれない)。

落書きの森
倒せない敵キヨブーが出現するステージ。
キヨブーは2種類の敵を召還してワリオを妨害するが、その敵を利用しないといけない箇所にむずかしい以上では進行に必須のアイテムがある。
後半はキャンバスの落書きから「でぶりーな」という敵が出てくるという初見殺し。げきむずだとキャンバスの無いところにも落書きがあり、そこからも敵が出てくる。

ドミノストリート
背景のドミノと勝負するステージ。
ゲートを超えるとドミノが起動し、ドミノより先にゴールのスイッチを押さないといけない。
クリアだけなら勝つ必要はないのだが、勝たないとダイヤ、宝石のかけら、CDが回収出来ないが、道中には敵やトゲが行く手を遮る。

シッキー
大きなクマのぬいぐるみに乗っかっているネズミの幽霊。4色の通路のボスでは一番体力が高い。
ぬいぐるみに空気を入れて画面上部に避難しているので、時折降りてくる尻にトゲを生やした雑魚を踏みつけでひっくり返してそれをぶつけて空気を抜けさせないといけない。
高度が下がったぬいぐるみにタックルするとひっくり返り、シッキーにようやくダメージ与えれる。
一回でも下からぬいぐるみに当たると上昇してしまうため、連続で攻撃し続けるならぬいぐるみに当たらないように攻撃しなければならない。しかしこれが難しい。体力の多さもあいまって、げきむずではピンキーに次ぐ鬼門である。
体力が減ると、触れたらアッチッチワリオになる火炎弾を投げ落としてくる。

・あおの通路

ホラー、超常現象をテーマにしたエリア。
全体的にステージが広く複雑。

三日月のゴーストタウン
幽霊たちが彷徨う廃墟街を探索する。
屋外エリアに出る海賊姿の幽霊はワリオには攻撃こそしないが、落ちたコインやカギを見つけると奪う。
奪われたカギを取り返さないと出入口が閉まってしまうので、帰りの幽霊の妨害が非常に鬱陶しい。
げきむずでは、メン斧(を持った覆面の敵)やハリメンゼット(黒い甲羅を被った敵、敵をぶつけるかスーパーヒップドロップで揺らさないとひっくり返らない)が大量に配置される。
一応外にいるハリメンゼットは全て倒すことができるがハリメンゼットの落としたコインを幽霊が奪っていくのがもどかしい。

アラビアンナイト
エキゾチックな宮殿のステージで、ワリオのジャンプに連動して浮き上がる魔法の絨毯を使って探索する。
屋内ではメン斧の亜種の「斧ミイ」がいる他、魔法の絨毯で移動するゾーンでは下部分にダメージ判定ありの「まゆバード」やどこから当たってもダメージのトゲなどダメージを受けやすい。
げきむずだとそれらが大量に出現するほか、スイッチ後の制限時間が他のステージと比べてかなり短い。

炎の洞窟
マグマが噴き出す灼熱の洞窟。
噴き出すマグマと岩男の投げる岩でダメージ受けやすい。オマケにマグマに落ちたコインは回収できない鬼畜仕様。
岩男は何かしろ面倒なのでさっさとヒップドロップで処理した方が無難。
しかしスイッチを踏むと一転してマグマすら凍る氷の洞窟に早変わりしてしまう。
帰りは雪男と氷柱の妨害に気をつけながら残りの宝を回収しないといけない。

ホラーマンション
非常階段がある4階構造の廃マンションのステージ。構造が複雑なので迷いやすい。
スイッチを踏まないと開かない部屋がある(カエルの看板が扉に掛かっている)。
げきむずでは、メン斧が3人1組(たまに4人一組)で出現するので、かなりの人数を相手になる。

キャバット
頭部にコウモリの顔と体がついているの幽霊。
水上の足場での戦いになっており、巨体で波を起こしワリオを水に落とそうとする。
波に乗り、タックルで頭部のコウモリにダメージ与えれるが、ライフ半分で頭部のコウモリが消滅してしまうので禿げ上がった頭にヒップドロップでダメージ与えないといけない。
ダメージ与えるとバルーンワリオにさせる紫色のゴーストを吐き出すが、コウモリ消滅後はダメージ受けてしまう赤色ゴーストに切り替え、波も上下移動するようになる。
禿げ頭へのヒップドロップは踏みジャンプ技術の応用を使うと、一回でも決まれば永遠にキャバットの頭へ攻撃し続けられる。
この連続ヒップドロップができないとアイテム無しげきむず完全攻略は不可能。
水中に左右に移動する前方にダメージ判定のドリルメカがいる。

・黄金のピラミッド

4色の通路のボスを倒して入れる最終エリア。なお、クリア後はまた4色のボスを倒さないと入れなくなる。

最後の通路

ピラミッドの中が舞台のステージ。
ステージ開始直後いきなりスイッチを踏んでしまうので制限時間内にアイテムを回収しきって戻ってこなければならない。
難易度で変化するのは制限時間と開始時のハートの数だけでそれ以外のアイテムや敵、仕掛けの配置は同じ。
実は制限時間(と初期ライフ)しか違いが無いのはこのステージだけである。
余談だが、このステージにもちゃんとBGMがある。聞きたい人はスイッチに乗った瞬間にポーズ画面に入ろう。

◆ミニゲーム

このゲームにはミニゲームが収録されており、ボスのライフを削るために必要なメダルはミニゲームで一定のスコアを取得するごとにゲットできる。

  • ワリオホームラン
ワリオがバッターとなってホームランを打つゲーム。投球が増えるに従い速球や魔球などが増えていく。

  • ワリオホッパー
タイヤに乗ったワリオが障害物を次々と越えていくゲーム。一定の数の障害物を乗り越えればスピードアップする。

  • ワリオルーレット
最初に正解となる顔が表示され、それに合うようにルーレットに回る顔のパーツを選ぶゲーム。これも徐々にスピードアップする。

◆登場キャラクター

意外にも新聞を読む本シリーズの主人公。
本作より下品ネタが彼の持ちネタに加わった。
設定が無駄に細かくなってきたのも本作から。

本作に登場したワリオカーは人気があり、OPの演出は非常に格好良い。
後に「マリオカート ダブルダッシュ!!」に逆輸入される形で登場しており、ワリオランドシェイクでも存在を確認する事ができる。


  • ヨーキ
本作のラスボスで遺跡を乗っ取った悪霊。
オカメの仮面をつけており攻撃を加えるごとに顔芸を披露していく。
最初は扇子形態で仮面の分身を使い攻撃し、仮面の分身に捕まると大幅な時間ロスになる。
扇子を壊すと仮面形態になり、仮面形態の攻撃方法はそれぞれ4色の通路のボスをモチーフにしたもので多種多様。
特に青モチーフのハンマーはバネ攻撃の後にハンマーのところに倒れるように調整するとハンマーを維持することができ、これがげきむず完全クリアにはほぼ必須技術。
仮面を壊すとブサイクな素顔を明かし、押しつぶしを使って足場を無くしながら攻撃する。
顔に攻撃し終えると本体である唇が姿を現し、唇を一回攻撃すると完全に倒せる。
ライフは全ボスの中でも最大の20で、その内訳は扇子4、仮面12、顔3、唇1である。
仮面丈夫すぎ&唇もろすぎじゃね?


ワリオを追って遺跡についてきた黒猫。
ボス戦前では彼女(?)から武器、または支援サービスを購入することができ、
購入すると、ワリオにすらシュールと言われるようなMr.ゲーム&ウォッチ風の姿になって、戦闘前にボスのライフを削ってくれる。

エンディングで元の姿を取り戻すことが出来、集めた宝箱の数でその姿が変化する。
宝箱6〜11個の姿を正史にした任天堂はよくやったと言える。


  • アレヲ・シタイン博士
推定90歳のマサカーチョット工科大学名誉教授。
ゲーム中では、倒せない敵キャラ(その代わり触れてもダメージを受けない)としてあちこちに登場し、仕掛けを解くための投擲アイテムとして利用することができる。
見かけに反して声がめちゃくちゃ高い。
あるGBの名作をやったことがある人はニヤリと出来るキャラだろう。

沢田ユキオ著の「スーパーマリオくん」のワリオランドアドバンス編ではよく下ネタにされたりとかされなかったりとか

なお、公式サイトはワリオ様直々にゲームを紹介するものとなっていて、ワリオファンは一見の価値がある。

ウクレレみたいな ついき・しゅうせいをしよう♪

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最終更新:2023年08月13日 02:30