壬生京四郎

登録日 :2010/12/29(水) 19:49:51
更新日 : 2016/01/26 Tue 00:25:53
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どうしても…
守りたい女(ひと)がいる…




SAMURAI DEEPER KYOに登場する超序盤の主人公

自称「愛と平和の薬売り」であり、頼りない優男。

外見的年齢は20歳くらい。短めでアホ毛が生えた黒髪と背中に背負った薬箱が特徴。
けっこうなスケベであり女湯を覗いたりエロい妄想をよくしている。
普段はおちゃらけた言動で頼り無いが時折凄まじい殺気を放つなど底知れない印象を与える。また、寂しげで儚い笑顔を浮かべることもある。

彼の売る薬はよく効く物もあるが稀に爆発したりもするちょっと危険な代物。
五尺の大太刀を持っているがボロ布で封印されており抜くことできない。京四郎的には「長い方がかっこいい」「秋には柿が採れて便利」らしく気に入っているようである。


実は過去に鬼眼の狂を倒し、狂の体を氷の中に、魂を自身の体に封印した張本人。

序盤で鬼眼の狂の人格が完全に表に出てきたために、出番が一気になくなる。

以下ネタバレ










神の一族とも言われる究極の種族であり、日本の歴史を操り操作してきた『壬生一族』の一員。

その中でも宇宙の理とも呼ばれる先代『紅の王』が自分の後継者候補として作った『紅十字の四守護士(レッドクロス・ナイツ)』の一人。背中に『聖なる紅十字』がある。

先代曰く「最高傑作」

剣聖と呼ばれる境地に達した『無明神風流』の使い手であり、『鬼眼の狂』の名を借り、千人斬りを成し得た男。
妖刀村正の一つ『紫微垣』の刀身を黒く染め上げた人物でもある。

相手を力任せになぎ払う狂の神風流とは異なり周囲の大気を穏やかに支配し相手に斬られたことすら気付かせない優しさと冷酷さを併せた『真の神風流』を使う。
狂と同じく『みずち』を始め四大奥義等の神風流の技は全て習得している。ただし、『黄龍』は使えない。
また、相手の力をいなして無効化する『陰の太刀』を使うため狂の四大奥義さえ通用しない。

『紅十字の守護士』であるため『紅き眼』や短時間なら『真の紅き眼』を使うことが可能。



▼作中の活躍
序盤は鬼眼の狂に体を乗っ取られていたのでこれでもかというほど出番がない。

樹海編では、狂がピンチに(対織田信長等)なると狂を押しのけて出現しその剣で信長を追い詰めた。しかし、トラウマからトドメを刺せず再び狂に主導権を奪われる。

辰怜戦ではゆやの命を守るため肉体をシンクロさせ狂を助けたりした。

終盤には、鬼眼の狂の体に魂を移し、『紅の王』になることを決意する。


以下、衝撃のネタバレ


















ゆやの兄を殺した「背中にキズのある男」は京四郎である。
だが、これには訳がある。


元々、京四郎は偶然出会った朔夜や当代“紅の王”と一緒に遊んだりするようなごく普通の優しい少年だった。
しかし、『紅十字の四守護士』として先代の命令に従い、数え切れない命を奪っていく内にその優しさも影を潜め、青年になる頃には冷酷な殺人者と化していた。

そんな折、成長した朔夜と再会するが先代の打倒を目指した当代“紅の王”が脱走。
捕縛の為に再会した当代から彼も『紅十字の四守護士』の一人であることを聞かされ、望み通り刃に掛けるが京四郎は自分でも気付かない内に涙を流していた。
そしてそれを見た朔夜に連れられて壬生を抜け出すことになる。
ちなみに、京四郎によって斬られた当代はまだ死んでおらずその後現場に現れた先代にその血肉を吸収されて絶命していた。


壬生の外に出た京四郎は当初、格差によって苦しむ人々が居る人間の世界に対して否定的だった。
しかし、桜並木の下で出会った狂に興味を持ち交流を重ねる内に友情が芽生え、かつての無邪気で優しい性格を取り戻していった。薬屋の仕事を始めたのもこの頃であり街の人々にも慕われるようになっていた。


しかし、それも長くは続かなかった。

京四郎の前に唐突に現れたチンメイが「朔夜を殺そうとしている者がいる」と告げたのである。
朔夜を守りたかった京四郎は再び血を流すことを覚悟し朔夜を呼び出した相手を斬り捨てた。

だが、その相手は「壬生一族最大の秘密」を知ってしまった朔夜の実兄にしてゆやの義兄、椎名望だった。
全ては先代が「秘密」を守るための計画だったのである。

騙され利用されたと気付いた京四郎はチンメイに戦いを挑むが逃げられ、「“真の”壬生一族である狂の躯を奪い覚醒させれば先代を倒せる」と教えられる。
友情を育んだ狂にそんなことは出来ないと京四郎はその方法を拒否した。だが、朔夜と先代の心臓が同調していると知った狂が例え朔夜を救えないかもしれなくとも先代を倒すと言ったため対立する。

『死の病』に冒されながらもかつての殺人者として関ヶ原で狂と対決。紅き眼まで使い狂を倒したが命を奪うことは出来ず、狂の躯を樹海に魂を自身の中に押さえ込み封印。
紫微垣を村正に託して薬売りとして放浪を始める。
つまりここから本編に繋がった。


狂と信長の戦いにおいてゆやを救う代わりに先代と交わした約束通り狂の躯を奪って次代の紅の王になると発言した。だが、これは狂の敵になることで彼の力を引き出そうとしてのこと。

そして再び刃を交え“真の”紅き眼すら越え『黄龍』を会得した狂に希望を託し、土壇場で肉体を取り替えわざと敗北する。
本来の躯に戻り『死の病』によって肉体が崩壊し始めるが真の壬生一族として覚醒した狂の力で一命を取り留める。
全ての真相を知った狂に殴られ「血に汚れた自分は朔夜の傍に居ることは出来ない」と発言したが朔夜に「一緒にいて欲しい」と告げられ涙を流した。

そして、先代に捕まったゆやを救うため狂達と共に最終決戦に臨む。
『紅十字の四守護士』であるため先代の呪縛によって攻撃が出来ず、真の壬生一族の血肉を吸収され先代に取り込まれてしまう。
しかし先代の中に居た当代紅の王と、一緒に吸収され昔の記憶を取り戻したチンメイ達の助力によって先代から分離することに成功。自身の肉体に戻り間一髪狂に天狼を渡し勝利を呼んだ。


その後は朔夜と共に薬屋を始め、戻って来た狂やゆや達のよき友人としての道を歩んでいった。






○余談
色々と設定が付け足された為か終盤は最強クラスでありながら序盤は普通の人間相手にもボコボコにされている。手加減していたにしてもさすがに弱過ぎる。




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  • ちんくしゃー -- 名無しさん (2015-10-09 13:19:26)
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