ミルフィーユ・桜葉

登録日 :2010/02/12(金) 09:56:01
更新日 : 2017/05/04 Thu 18:00:50
所要時間 :約 13 分で読めます







私、すっごく運がいいんです!





年齢:17歳
身長:156cm
趣味:料理・家事全般
好物:甘いもの
声優:新谷良子
テーマ曲:YOU GET A CHANCE!
(上記のデータは初登場時のもの)


●ゲーム版
白き月の聖母を守る為に組織された、ムーンエンジェル隊のメンバー。愛称はミルフィー。
ピンクの髪と花のカチューシャが特徴。当初の階級は少尉。

明るく素直な少女で、少し天然ボケである事を除けば割と普通。
しかし芯の強さはあり、絶対に曲げない強い正義感を持つなど、ただの天然ボケが強いキャラというわけでもない。

しかし、ありえない程の 強運 を持っている。
幸運 ではなく 強運 なのがミソ。
つまり、 とんでもない強運とんでもない凶運 を併せ持っており、良くも悪くも確率の低い方を引当ててしまう。
そのため、彼女の強運は、自分と周りが幸福になるか不幸になるかという状況になる。
本人はその強運を嫌っており、強運に追い付くだけの実力を求める努力家としての一面もある。

本来は学校の先生になるつもりで「師範学校」に応募したのだが「士官学校」に受理されてしまい、しかも主席で卒業してしまったという異例の経歴を持っている。
蘭花とは士官学校からの腐れ縁だが、同時に友情を育んできた。
望まない職業に就いてしまった事に関しては、「職業を好き嫌いしちゃいけないと思って」らしい。
士官学校の主席だが、彼女と蘭花は平民であった為に厄介払いのような形で白き月に配属された。
後に、紋章機への適性がある事が分かり、GA-001ラッキースターのパイロットとなった。

趣味である料理の腕前は高く、プロも唸る程。
よく食堂のオーブンを借りるため、食堂のおばちゃんとも仲が良く、食堂を手伝っていることもある。
ただし食べる事も好きなので体重に悩まされているらしい。

彼女の乗機は先述のGA-001ラッキースター。
彼女の乗機であるラッキースターはオールラウンドな兵装と高い出力が特徴の機体だが、クロノ・ストリング・エンジンを1基しか搭載していない為に安定性に欠ける。
しかし、ミルフィーユは自身の「運」でエンジン出力をコントロールしている為、通常の機体と同じように扱う事が可能。
ラッキースター(幸運娘)という機体名もここから来ている。
その分ミルフィーユのテンションには敏感で、ハイテンションとローテンションの性能の差が凄まじい。
実際のゲーム中でも、ローテンションの彼女はぶっちゃけ役立たずだが、ハイテンションの彼女を止めるのは艦隊でも不可能。
必殺技は「ハイパーキャノン」。直線状に巨大ビームを打ち込み、相手が旗艦であろうと攻撃衛星だろうと一撃で落とすほどの威力を持つ。
とりあえずテンションさえ上げておけば敵のド真ん中に放置しても勝てる程の戦闘力を持っている。
メインヒロインという立場や性格からテンションも上げやすい。


以下、各作品中の活躍。
ネタバレを含むので注意。




  • GALAXY ANGEL
廃太子エオニアの起こしたクーデターにより白き月を追われ、臨時でエルシオールを指揮していたルフト准将からの命でタクトを頼って登場する。
以降はタクトを指揮官に据え、戦闘で活躍する。

他のメンバーと違って最初からタクトと仲良くなり、他のエンジェル隊がタクトに不信感を持っている中、まだみんながタクトのことがわかっていないからだと言って、
親睦を深める機会としてピクニックを企画するなど、積極的にタクトのために行動をしている。
また、一番最初に彼女がメインの章になる為に、一番好感度を上げやすく、前述したように最高潮時の戦闘では無双可能。
その一方で、強運に振り回されることも多く、自分だけでなく相手も不運に巻き込んでしまうため、巻き込んでしまった時はみんなに謝ったりしていた。

カミュ・O・ラフロイグと戦闘した際、彼の名乗りに対して言った「宇宙に風は吹きませんよ?」は名(迷)言。
また、子供の頃の夢は宇宙船になることだったらしい。壮大な夢である。

ダンスパーティーの時には、ドレスと一緒に購入した宇宙ペチコートが故障してしまい、ドレスが燃えてしまうというハプニングが発生する。
宇宙ペチコートは、自分が見つけたロストテクノロジーを基に作られ、壊れる可能性が少ない物だったのだが、ミルフィーユの強運が原因で壊れてしまったのである。
ドレスも台無しになり、ミルフィーユはラストダンスを諦めようとしたが、タクトがその場でドレスを仕立て直すという特技を披露して、ドレスを綺麗にした。
そして、ミルフィーユは仕立て直したドレスで、タクトとダンスを踊ることになる。

終盤では、ちょっとした事故から、自分の強運が原因でタクトを不幸にしてしまうのではないかと恐れ、離れようとしてしまう。
実際、タクトとミルフィーユがいた場所にミサイルが直撃するという不運に見舞われるが、幸いミサイルは不発という状況であった。
やはり、自分の強運でタクトを不幸にすると嘆くミルフィーユに対して、タクトはミルフィーユに会えないことの方が不幸だと説得して、ミルフィーユとの仲を戻している。

黒き月との最終決戦においては、機能停止に陥ったエルシオールを「運」で直すという荒技を披露。
その反動か、運の力を失ってしまい、ラッキースターを操れなくなってしまった。
EDでミルフィーユは軍を去り、そのまま落ち着いた場所で一人生活をしようとするが、軍を退役したタクトが追いかけてきた。
そして、タクト共に新たな生活を送ることになったのである。


  • GALAXY ANGEL Moonlit Lovers
前作から半年後、軍を退役してタクトと共に暮らしている(お隣さんだが)状態からスタート。
タクトはチェス教室のバイト、ミルフィーユは料理教室の講師などをしながら生計を立てており、休日にタクトと遊園地にデートする約束を取り付ける。
だが、そのデートの最中に突如戦闘に巻き込まれ、意図せずしてエルシオールに舞い戻る事になる。
そしてタクトは、レスターに頼まれて、再び軍に戻りエルシオールの指揮を執ることになる。

最初は紋章機に乗れない状態である為、フォルテと新メンバーであるちとせの2人で戦う事になる。
正直ちとせの能力は微妙だが、序盤の敵が弱い事とフォルテ姐さんが異常に頼りになるので無問題。

再び戦いに戻るタクトとかつての仲間の姿に「自分も何か出来ないか」と考え努力するが、ことごとく裏目に出た挙句、レスターには邪魔と言われてしまう。
ちなみにこの時トレーニングルームにて「ミルフィー・ラビット・パンチ」なる必殺パンチを披露するが、サンドバックに華麗なカウンターを受けた。
思い詰めた彼女は次の戦闘の際、無断で出撃してしまう。当然紋章機を扱えずに敵の只中で孤立してしまうのだが、自分を追ってきたタクトを守る為に強運が復活。
リミッター解除していないにも拘らず、ラッキースターに翼がはえて、敵艦隊を薙払った。前作程の強さはないが安定した性能を持ち、最高潮時は相変わらず強い。
ちなみに力が戻った理由に関しては「無意識の内に蓋をしていた力が、追い詰められた事によって戻った」とフォルテは考察している。

最終決戦では決戦兵器である7号紋章機に乗り込むパイロットにミルフィーユが選ばれ、さらにミルフィーユのテンションが一番上がるサブパイロットを選ばされることになる。
そのことで、ミルフィーユはエンジェル隊の誰をサブパイロットにするべきか思い悩み、料理をふるまうなどして確認しようとした。
だが、みんなの笑顔の前に誰も選ぶことができず、ミルフィーユは涙を流しながらストレスで倒れてしまう。
その後、タクトは白き月で決戦兵器のことを知ることになるが、サブパイロットは自分もなれると確信して、ミルフィーユを目を覚ますのを待つことになる。
そして、タクトは目を覚ましたミルフィーユに自分がサブパイロットのことを話し、必ず生きて戻ろうと言ってキスを交わした。
これが、タクトとミルフィーユのファーストキスだった。

そして、最終決戦では決戦兵器である7号紋章機にタクトと共に乗り込み、ネフューリアを撃破する事に成功した。
ちなみに最終決戦でミルフィーユは前述の決戦兵器に乗り込む為出撃が出来ない。旗艦もいないので彼女をヒロインにした場合はフォルテ姐さん達に頑張って貰おう。
EDでは、二人で湖畔へデートしに行っている。

  • GALAXY ANGEL Eternal Lovers
更に半年後、ヴァル・ファスクの脅威を知った皇国の命で調査隊に任命されたエルシオールに乗り込む。
途中で旧文明EDENの民と名乗るルシャーティとヴァインの姉弟を保護するが、タクトに妙に接近するルシャーティの姿に調子を落としてしまう。

そして工作員だったヴァインの紋章機の細工によって意識不明の重体となってしまった。
意識が回復後、いつも通りのミルフィーユにみんなは安心したが、恋人であるはずのタクトのことを認識できないという、重度の記憶障害に陥っていた。
何度か記憶を取り戻そうと、タクトや他のエンジェル隊が協力するが失敗。一時はタクトも司令官室に閉じこもってしまう事態になってしまう。
だが、レスターがタクトに一喝して、タクトはやる気を取り戻した。なお、このルートのレスターも、ちとせルート並みにカッコいい。

やる気を取り戻したタクトがとった行動は、ミルフィーユに自分のアルバムを見せて、タクトとミルフィーユが付き合っていたことを認識させる。
そして、戸惑うミルフィーユに、タクトは過去のミルフィーユのことを忘れて、自分と付き合ってほしいと交際を申し込むことになる。
そして、ミルフィーユは戸惑いながらもお友達からということで交際を受けることを決め、テンションも元に戻り、EDEN解放戦に貢献することになる。

EDENでの生活では、記憶を失ったミルフィーユと初デートを行い、ミルフィーユもまたタクトのことを知りたくなり記憶を取り戻そうと努力をする。
だが、ミルフィーユはエルシオールスタッフやエンジェル隊の話を聞いて、どれだけ過去のミルフィーユとタクトが愛していたかを知ってしまう。
それが原因で、ミルフィーユは過去のミルフィーユに嫉妬してしまい、今の自分が体験しても記憶のない自分が体験してきたことだから悔しいと思いをするようになる。
だが、過去のミルフィーユが体感していないことをタクトは今のミルフィーユに行い、今も昔も関係なくミルフィーユが好きだと告白する。
そして、二人っきりでダンスをした後、ミルフィーユとキスを交わした。
そのキスに、ミルフィーユはタクトにファーストキスだったか尋ね、タクトもファーストキスだと答えた。
だが、ミルフィーユは「嘘ばっかり…」と答え、いつの間にかミルフィーユは記憶を取り戻していたのであった。
ちなみにこの章のタイトルは「2度目のファーストキス」。このシーンは萌える事必至。

最終決戦ではクロノ・クェイク・ボムをラッキースターにより別宇宙を創るという手段で回避する事に成功。
アナザースペースでの会話の最中、ミルフィーユはタクトのプロポーズを受けることになる。
そして、アナザースペース脱出後に、ミルフィーユがもう一度行きたいと言っていた教会で結婚式をあげている。
なお、小説のGA2-0では結婚式の様子が描かれており、妹のアプリコットも登場している。


  • GALAXY ANGEL Ⅱ 絶対領域の扉
前作から4年後、平行宇宙を繋ぐゲートと絶対領域ABSOLUTEが発見され、そのゲートを操る事ができる「ゲートキーパー」だと発覚。
強運についてもゲートキーパーの能力だったことが明かされている。
本作では妹のアプリコット・桜葉がメインヒロインとして登場しており、アプリコットから溺愛されている。
また、カズヤ・シラナミの願書を選んだのもミルフィーユであり、カズヤからは一度会いたいと思われていた。

ゲートキーパーとして任を全うしていたのだが、ABSOLUTE人であるヴェレルに捕えられ、その能力を悪用されてしまう。
旧エンジェル隊メンバーによって救い出された後は、旧エンジェル隊メンバーやレスターと共に参戦。
「バーンとやっちゃいます!」と歳(21)を考えない決め台詞を放っ……おっと来客か。

今作は前作のようにテンションを上げられない為、無双する程の戦闘力はない。
だが、その状態でもテンションを上げた妹に匹敵する戦闘力を発揮するのは流石といった所か。
ちなみにオマケモードのスコアアタックで戦える。結構強いが、母艦であるエルシオールを集中攻撃すれば割とあっさり勝てる。


  • GALAXY ANGEL Ⅱ 無限回廊の鍵
ABSOLUTEでゲートキーパーとして動いており、基本的に出番はない。
タクトもゲートキーパーがミルフィーユだけという状況を何とかするために、別世界のゲートキーパーを探している。
その甲斐もあって、EDではPHOSのゲートキーパーであるペルが見つかり、交代制で自由に動くことができるようになった。
アプリコットルートでは、ミルフィーユが直接アプリコットに会いに来て報告している。

また、今回もスコアアタックで戦うことが可能。
今回はリミッター解除モードだが前作には劣り、RA隊はナツメも追加されているため十分戦うことができる。


  • GALAXY ANGEL Ⅱ 永劫回帰の刻
序盤から参戦してその力を見せ付けるが、ブラックホールを止める為に紋章機を犠牲にする。
アプリコットが男性恐怖症になったきっかけになった事件で、アプリコットを助け出したのがミルフィーユだったことを思い出し、
改めてアプリコットに溺愛されるようになった。

中盤になると、突然黒き月に入り、深い眠りにつくことになる。
これはゲートキーパーとしてのカズヤに協力するためであり、終盤では他のゲートキーパーと共にゲートキーパーの力を発揮し、カズヤに力を貸し与えた。
また、最終決戦では量産型エルシオール「リプシオール」を専用カラーに染めて参戦。
ウィルを撃破し、宇宙を救った。

今回のスコアアタックではリプシオールで参戦するが、ゲートキーパーのAIが埋め込まれていたホーリーブラッドの方が強かったりする。


●アニメ版
アニメ版が先行して放映されたが、実はゲーム版が原作である。愛称はミルフィーユ。
ゲーム版の彼女から常識と謙虚さを取り払って、運と脳内お花畑を強化したような存在。
エンジェル隊では後輩の扱いになるため、全員を「さん」付けで呼んでいる。
また、花のカチューシャで空を飛ぶ描写があり、後に漫画版でもちとせを助けるために使用している。

基本的に、周囲がどんだけ酷い目に遭おうとも大抵いい目を見る(酷い目に遭ってもそう思っていない事が多数)。
強運が原因で周りに被害が及んでも、本人は全然気にしていないなど原作の強運の扱いと違っている。
また、何故かラッキースターが最新鋭機(原作はプロトタイプ)に設定された。
ま、アニメ版の紋章機なんて飾りですけどね。

新谷良子のデビュー作であり、初主役キャラでもある。
余談だが、当初彼女の声優は田村ゆかりが予定されていたらしい。
今じゃ正直想像つかない。


●漫画版
漫画版ではミルフィーユがメインヒロインとなっており、蘭花と三角関係に発展するが、最終的にはタクトと結ばれている。
強運の描写も少し変わっており、アニメと同様に周りを不幸にして自分に幸福が手に入るようになっている。
そのことから周りに白い目を見られていることを、ずっと気にしていた。
また、原作ではコミカルに描かれていたカミュ・O・ラフロイグだったが、こちらでは狂人の扱いになっており、第一期で最後まで戦う相手となっている。


追記・修正もバーンとやっちゃって下さい!

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