スサノオモン

登録日:2011/12/06 Tue 22:09:01
更新日:2023/10/22 Sun 00:38:04
所要時間:約 4 分で読めます





エンシェントスピリット…

エボリューション!!」



「俺達は一つになってる…」

「心も…」

「身体も…」

「希望も…」

「未来も!」



スサノオモン!!

●目次

【基本データ】

世代 究極体
種族 神人型
属性 ワクチン種
必殺技 天羽々斬(アマノハバキリ)
神器“ZERO-ARMS:オロチ”から超巨大な光の剣を放ち、天下に存在するあらゆるものを斬り裂き、消し去る。
八雷神(ヤクサノイカズチ)
“ZERO-ARMS:オロチ”の光の剣を天上に向けて放ち、八つの破壊の雷を地上に降り注がせる。

【概要】

東方の伝承に伝わる最強の破壊神にして、再生を司る究極武神とされる神人型デジモン。
ネットワークシステムの異常時に降臨し、既存のシステムを無のものとし、新たなシステムを創造すると伝えられる。

アニメ『デジモンフロンティア』では超越形態であるカイゼルグレイモンとマグナガルルモンがエンシェントスピリットエボリューションして誕生した。
ハイブリッド体同士の融合なのに究極体な武神。
まあ何と言うか、チート臭いデジモンで、デジモン界のインフレ(初期)の代表。
全消しだけでなく世界を創造できたり、技の破壊力・範囲がハンパないこともあり、度々不毛な最強議論に挙がる最強候補の一体。

そもそも、デジタルワールドの東方はいまだに謎が多く、ヤタガラモン(東方の“黄金郷”に導く)やガイオウモン:厳刀ノ型(東方に伝わる剣術「天燐厳刀流」を究めた)、サクヤモンX(降霊術や陰陽術を始めとする、東方に伝わるあらゆる秘術を極めた)などでちらほら語られる程度である。
勢力に属するデジモンとは一線を画する存在であるため、デジモンよりデクスモンデ・リーパー等のプログラム、イグドラシルのような外部に属する存在に近いと言われたりも。

デザインはオメガモンを意識しているためか、左腕にカイゼルグレイモン、右腕にマグナガルルモンの顔がある。

身も蓋もないことを言ってしまえば、合体玩具の宿命か、カイゼルグレイモンとマグナガルルモンのパーツを組み合わせた身体をしている。
上半身はほぼカイゼルグレイモン(よく見ると胸のマークは違うぞ)、下半身はほぼマグナガルルモン。
また、大量に発生する余剰パーツは…


【メディアミックスでのスサノオモン】

アニメ『デジモンフロンティア

最終局面、超越形態2体がかりでも敵わなかったルーチェモン:フォールダウンモードとの戦いに苦しむ中、輝一の遺した「光と闇を一つにできるのは…お前だけじゃない」という言葉と闇のスピリッツを受け継いだ輝二、それに呼応した拓也のエンシェントスピリット・エボリューションによって誕生した。
…とはいえ、当初は割とボコボコにされてしまうが、パラダイスロストをカウンターし、デッド・オア・アライブを奇策によって回避する。
油断したルーチェモンの隙をついて、天羽々斬によってダークエリアごと真っ二つにし、デジコードをスキャンすることでフォールダウンモードに勝利。

その後、残った邪悪なデジタマがダークエリアのデータを吸収し、誕生したサタンモードとの最終決戦では、5人全員のエンシェントスピリット・エボリューションによって再び誕生*1
ルーチェモン:サタンモードのディバイン・アトーンメントを耐え、暗黒球体"ゲヘナ"内部に侵入してルーチェモン:ラルバに拳を叩き込み撃破。
ラルバを失ったことで暴走するサタンモードを八雷神(ヤクサノイカズチ)で抑え込んだ後、天羽々斬(アマノハバキリ)で斬り捨てた。

最後は生き延びていたラルバの不意打ちを受けるが、ZERO-ARMS:オロチをパージして龍魂剣にしたあと、十闘士(ヒューマン形態)に分離して一人ずつルーチェモン:ラルバを龍魂剣で斬り裂くことで長い戦いを終えた。


アニメデジモンでは、線が多いデジモンは作画班が動かせない事情があるが、顔アップが多かったカイゼルグレイモン・武装をよく脱ぐマグナガルルモンと同じく、スサノオモンを描くのは大変だったようで、戦闘シーンの動きはかなりあっさりしたものとなっている。

アニメ『デジモンクロスウォーズ 時を駆ける少年ハンターたち

第24話(通算第78話)にて伝説のヒーローたちの一人として登場した神原拓也がアルダモンから超越形態を飛ばして進化したことで登場(パイルドラモンも途中飛ばされてたけど)。

だが、兄貴やまさかの活躍を果たしたマグナモンと違いあまり目立たなかった。
また、アルダモン時は普通に喋っていたが、進化すると(今回は全員で一体化しているバージョン)声優の問題から全く喋らなかった。


漫画『デジモンクロスウォーズ

本人の登場はないが、バグラモンの口から間接的に語られる。

バグラモンは、デジタルワールドの未来を考えてのとある行動を起こすべく、
その第一歩として障害となるロイヤルナイツなどの連携を阻害し排除を行うためにデジタルワールドを分断することを考える。

そして、その分断のために、ZERO-ARMS:オロチのデータを元に建造された刀が「蛇鉄封神丸」である。
当然、模造品とはいえこんな代物を扱えるデジモンはなかなかいないこともあり、バグラモンは武人デジモンの数万年分の怨念・無念の残留魂魄のデータを元に、この刀を振るう器を持つタクティモンを生み出した。

蛇鉄封神丸は強力すぎるため、オメガモンとの戦いや最終決戦を除いて、普段はバグラモンの手によりその力を封印されており、タクティモンは鞘から抜刀することはできない。
その状態でもタクティモンの相手をすることは極めて難しい。


「オレたちは一つになってる…!」
「心も…」  「体も…!」
「希望も…」 「未来も!」
「追記も…」 「修正も!」

「スサノオモン!!!!!」

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最終更新:2023年10月22日 00:38

*1 この時、進化バンクシーンはWith The Willのイントロで、その後の戦闘シーンでThe last elementが使われるという変則的なBGM配分となっていた。