ポーキー・ミンチ

登録日 :2011/04/03(日) 18:59:15
更新日 : 2017/08/24 Thu 22:26:17
所要時間 :約 5 分で読めます




任天堂のゲームソフト「MOTHER2 ギーグの逆襲」「MOTHER3」及び「大乱闘スマッシュブラザーズX」に登場する人物。


★MOTHER2でのポーキー


ネスの家の隣の家に住んでいる金髪デブッチョの少年。家族には弟のピッキー・ミンチ、母親のラードナ・ミンチ、父親のアンブラミ・ミンチがいる。
最初はネスに軽くちょっかいをかける程度の悪ガキだったが、物語が進むにつれてどんどん悪の道(怪しい宗教の幹部になったり、フォーサイドの悪徳政治家に肩入れしたり)に進んでしまう。


以下2におけるネタバレ




物語終盤、どせいさんの開発した「スペーストンネル」を盗み、ギーグの待つ「過去の最低国」へ向かう。
そして最終決戦にて、ギーグと共に「じゅうそうびポーキー」としてネスに襲いかかる。
この時生身で時空を超えた影響かポーキーの顔色は灰色がかっている上にニヤケた表情をしているのでかなり不気味。

バトルでは味方全体のOFとDFを下げる「とてもくさいガス」、強力な単体攻撃「突進」等を繰り出してくる。
ギーグの強力な全体攻撃も重なりかなり厄介。


最後の戦いが終わると捨て台詞を残しどこかに消える。
エンディングでネスに彼からの手紙が届くが……


「ここまでおいで。おしりペンペーン!」


……これが「MOTHER3」に続く伏線となる。




★MOTHER3でのポーキー


「MOTHER2」終盤で別の次元へ逃げ出した後の彼が登場。

どの世界にも受け入れられないまま幾多の時空を渡り歩いた果てにノーウェア島に流れ着いた彼はキングPと名乗り、ノーウェア島上空に空中都市「ニューポークシティ」を築き上げ、そこの王として君臨している。

動物を肉体改造 (頭は鶏、体は蛇など) しモンスターにしてしまう、別の時代から人を連れてきて軍隊(ブタマスクと命名)を結成する、 島民を洗脳 する、間接的にとは言え クラウスを死に追いやる 等の悪事を行う。

度重なる時空移動の中で肉体は呼吸すらままならないほどに老化したが(ポーキー曰く「1000歳かもしれないし10000歳かもしれない」)、精神は2の時とあまり変化していない。


むしろ退行した


つまり「見た目は老人、頭脳は子供」。どこかの探偵少年と逆である。

ノーウェア島を自身の玩具箱のように考え、挙げ句にはクラウスを操り(クラウスもロボットに改造された)ドラゴンの力で島そのものを消滅させようと試みる。
このような事をする理由は、無限に近い時間を生きる上での 退屈しのぎ程度 でしかない。

拠点である「エンパイアポーキービル」には ハーレムフロア なるものがある。なんてうらや(ry
また同ビルには よいひとおんせん なる 緑色の液体が入ったカプセル が並ぶフロアがあり、中に入るとポーキーの事が大好きになるよう洗脳される。
意識が残っている生き物もおり、かなり不気味。
ポーキーさまのゲームフロア ではメカポーキーとミニゲーム対決をするが、司会者に接待ゲームをしろと命じられ、全ての勝負にギリギリで負けなくてはいけない。

最終章ではリュカ達の前に生命維持装置を兼ねたベッド型移動メカに乗って自ら立ち塞がる。
攻撃手段は「正体不明な攻撃」「痺れさせる」「HPドレイン攻撃」「爆弾?」等。


バトルの最後、自身の乗っているマシンのエネルギーが切れたため「絶対安全カプセル」に入るが、これは 一度入ると二度と外に出れなくなる 物であったため、この時点で無力化されてしまう。

そして彼は、永遠に終わらない時間をカプセルの中で過ごす事になったのだった。


エンディングでは彼の入ったカプセルは 「嬉しそうに揺れている」 と表記されていた。
その真意がどこにあるかは、彼のみぞ知るというところだろう。




★スマブラXでのポーキー


亜空軍の一員として登場する。
容姿は3の物であり、3のマシンに乗っている。

動物園にてキングの像に扮してリュカに襲いかかる。
この時、一緒に現れた亜空軍の下級兵士も構わずに踏み潰していく。実にポーキーらしいが、特にタブーに忠誠を誓っているわけではない可能性がある。

リュカのピンチにネスが駆けつけるや正体を現し、ボス戦が始まる。

攻撃方法はビーム、突進、乱れ突き、ジャンプからの踏み潰し、ポーキーロボ(MOTHER3のポーキー01~10だと思われる)を発射し自爆させる等バラエティーに富んでいる。
また歩いているだけでも攻撃判定がある。




以下、重要なネタバレ?










2でポーキーがネスに敵対するのは、主に彼への嫉妬や憧れ等が原因である。

作中での描写を見る限りポーキーの家族(弟を除く)は裕福な反面とんでもないDQNであるが、ネスの親は全く正反対の人格者であり、冒険のための資金を提供する、冒険の途中でホームシックにかかった時は励ます等ネスに優しく接している。

また、人気者であるネスに対しポーキーは友達がネス以外に居ない。
そんな彼にとって唯一無二の 自分を気にかけてくれる存在 であるネスには、友達でいたいという思いと同時に、コンプレックスのようなものも抱いていたのだろう。

ネスもそんなポーキーの心情をある程度理解していたと思われる。
ヘリコプター墜落の現場を目撃した時の反応等から、ネスの仲間達もポーキーの育った家庭環境やその行動原理をネスから聞いていたか、察していた節も十分ある。


事実、3ではネスの物と思われる「ともだちのヨーヨー」を大事に保管したり、映画館でネスの映画を流す等、ある程度ネスに好意的だった事が伺える描写がある。
またニューポークのレストランでは彼の母親そっくりなロボットに「好きな物を好きなだけ食べて良い」「好き嫌いはしても良い」等と言わせている。これは母親に甘えたい、愛されたい心の現れとも取れなくもない。

しかし結局誰にも甘える事が出来ず、嫉妬や憧憬、自己嫌悪等によって彼の欲望は肥大化し歪んでしまった。

その結果あのような姿になってしまった彼は、MOTHERにおける、ギーグの侵略による最大の被害者かもしれない……。



……余談だが、カプセルに閉じ籠ったポーキーの姿はギーグが悪魔のマシンの中にいた時の姿に酷似している。
ギーグとの戦いでギーグが自らマシンから出ずポーキーにスイッチを切らせたのはもしかして……。


「MOTHER3」に繋がらない結末になっているノベライズ版では、ネスとポーキーの関係がやや異なっている。
元々二人は仲の良い友達だったのだが、ポーキーが学校でいじめられている時、ネスが見て見ぬふりをしてしまった。この悲惨な境遇が、ポーキーの人格を歪める一因となったのだった。

最終決戦ではギーグと同調し、巨大で醜悪な肉塊と化してネスと死闘を繰り広げる。
が、ギーグの消滅に伴い、世界が新しく作り直された後、ポーキーはネスの良き兄として転生した。MOTHERシリーズ関連作品の中では一番幸福な去就と言える。

もし、ゲーム中でもどこかにネスとポーキーが話し合う機会があれば、彼もまたアップルキッドやどせいさん達とは違う形でネスの冒険の手助けをしていたかもしれない。



◆(ポーキーがいた
なごりがある…)



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追記修正は絶対安全カプセルの中からお願いします。

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