スターマン(MOTHERシリーズ)

登録日:2009/07/31 Fri 20:29:13
更新日:2023/05/31 Wed 12:19:04
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3』を除いたMOTHERシリーズに登場するキャラクター。
真っ白あるいは銀色のボディスーツを着た姿の宇宙人のような敵で、ギーグの手先として主人公達の前に立ちはだかる。
2』では「宇宙の殺し屋」とも呼ばれる。ギーグの手下という事以外は謎の存在で、生命体なのかロボットなのかすら分からない。
ただし「スターマン一族」という括りにされたりしているので宇宙人なのかもしれない。(でもMOTHER百科ではマシン系扱いだったりする。謎。)

PSIの使用頻度が高く、周囲の他の敵キャラとセットで出現することが多い。

いくつかのバリエーションが存在し、『MOTHER』と『MOTHER2』では能力や登場する種類が違う。


余談だが、MOTHER2のスターマン系キャラはテレポートで移動する為、パーティーのど真ん中に飛んできた瞬間に振り向くと容易に背後が取れたりする。
また、近くにテレポートしてきた場合は背後を取るよりも、正面やサイドから接触した方が高確率で先制を取れる。
そして、テレポートの真の脅威は、たとえ梯子の安地にいたとしても問答無用でテレポートしてくること。
『梯子にいるから・・・』と決して安心してはいけないのだ...



【『1』・『2』に共通して登場】

◆スターマン
基本形。単にスターマンと言った場合は大抵コレを指す。
『1』・『2』ともに中盤以降に登場。

『1』のスターマンは基本的にPSIを多用し、たまに即死攻撃のPKビームγも使う。
格安ホテルの従業員に化けていることもある。
ちなみに「1」のスターマン系に共通してPKビームγが通用する。ということはロボでは無いはずだが公式ガイドブック「MOTHER百科」ではロボ系に分類されてる謎多き存在。

『2』のスターマンは攻撃系のPSIを使う機会は減るが、PPを奪うサイマグネットや「みがまえる」(つまりガード)を使う。


◆スターマンのむすこ
『1』・『2』の序盤に登場する。

『1』では動物園の動物を狂わせていた。
主にPKビーム系のPSI、特に即死効果のあるPKビームγをかなりの頻度で使うので、PKビームγを反射するフランクリンバッヂがないと苦戦は確実。
実はロープが通じちゃうのはナイショだ

『2』では未来からネスを始末しに来た刺客として登場。『2』でPSIのラインナップが変わった為にPKビームγは使えないが、使うPSIの種類は大幅に増え、PKファイヤーやPKフリーズを連発する。
しかし、肉弾系の技がない為ブンブーンのサイコシールドΣの前に手も足も出ない。
『2』における彼との戦いは実質的にイベント戦扱いである。 


【『1』にのみ登場】

◆ブルースターマン
『1』終盤のダンジョン「ホーリーローリーマウンテンの洞窟」に出る。相変わらずPKビームγが脅威。
集団で出現して強力なPSIを連発することが多いので、逃げることを考えても良い。


◆ラストスターマン
『1』最後のダンジョンであるホーリーローリーマウンテンの中腹以降に出現。
単体のステータスは同ダンジョンの他のキャラよりは低いが、それでも『1』のスターマン系キャラの中では最高であり、使用するPSIもなかなか強い。
さらに他のスターマンと同じく集団で出現するので、手数で味方パーティを上回ることも多い。
基本的に迎撃やPSI対策が間に合わなければ袋だたきにされる可能性が高い。

一応、イヴがいる間は経験値稼ぎには最適の相手なのだが、調子に乗って攻撃をイヴに頼り切りにすると、イヴ離脱後のエンカウント時に対策を立てられず痛い目を見る恐れもある。


【『2』にのみ登場】


『2』中盤のダンジョンであるストーンヘンジ地下基地に出現。前作のラストスターマンと酷似した姿で、PSIを跳ね返す「反撃のサイコシールド」を最初から張っている。
攻撃系PSIを殆ど使わないが、スターマン・エナジーロボを仲間として呼びよせ、彼らが傷ついたらヒーリングΩで回復する等、戦いを集団戦・長期戦に持ち込むことが多い。

プーの唯一の武器「おうじゃのつるぎ」をドロップするが、ドロップする確率がかなり低いうえ、ストーンヘンジ基地のボスであるDXスターマンを倒すと登場しなくなるので、数多くのプレイヤーがストーンヘンジ基地で足止めを喰らった。


◆DXスターマン
ストーンヘンジ地下基地のボス。頭や肩にトゲのような意匠が見られる。
予言マシン「ちえのリンゴ」の存在を知っており、スターマンの中でもかなり高い地位にいると思われる。
高威力の全体攻撃であるPKスターストームαを使う強敵だが、ジェフがペンシルロケット20を持っていれば一撃で葬ることも可能。
ポーラが全体型サイコシールドを使えれば、さらに確実に倒せる。


◆スターマン・センゾ
『2』の物語終盤で変貌したオネットとラストダンジョンの「過去の最低国」に出現する全身が赤黒いスターマン。
出会い頭にPKスターストームαを使ってくる鬼のような御方。ダメージが高く、当たればネス以外は一撃死の可能性もある。
ポーラがサイコシールドさえ張れればそれほど手ごわい事は無いがすばやさが高い為、スターストームが先か、サイコシールドが間に合うかという早撃ちめいた状況となる。
さらに強力なPKスターストームΩも使うが、こちらは使用前にカウントダウンをするので比較的対処しやすい。

スーパースターマンと同様、低確率でポーラの専用防具「めがみのリボン」をドロップする。
確実にもらえる「どせいさんのリボン」でも性能は充分な上、あちらと異なりラックを上げる効果もないため無理してまで取る必要はないが、欲しいならばオネットの自宅周辺で粘るのがよいだろう。


◆さいごのスターマン
「過去の最低国」に出現する最強のスターマン。見た目はDXスターマンの色違い。
全員を混乱状態にするブレインショックΩ、PKスターストームαを多用する上、PKスターストームΩを予告なしに使い、さらには倒した敵をヒーリングΩで蘇生させる事もある。
その為真っ先に狙いたいが、最初から「反撃のサイコシールド」で身を護っている。
やはりサイコシールドが欠かせない相手となる。先手を取れなかったプレイヤー達にトラウマを植え付ける鬼畜野郎。


センゾとさいごのスターマンのどちらにも言えることだが、彼らの本当に恐ろしい点はかなりの確率で出現マップの他の敵とセットで戦うハメになることだったりする。

  • 混乱や麻痺等の状態異常攻撃を連発するうえに耐久力も高いジロリンガ
  • アイテムを容赦なく盗むうえに倒しても返してくれないタコ型ロボシリーズ
  • 自分を含めた敵キャラを全快させ、倒すと自爆で味方にだけ大ダメージを与えるスーパーエナジーロボ

センゾやさいごだけでもかなりの強敵なうえ、戦闘時にはかなりの確率で上の連中と組んでおり、真正面から戦うと味方全員がレベル99でもかなりの損害を被ることが多い。

特に「過去の最低国」は
  • ダメージ回復や盗難によるアイテムの消耗が激しい
  • ダンジョンの構造上、MOTHER2独自のエンカウント回避テクニックがほぼ使用不可能
  • アイテムを買える店がなく、店のある町には戻れないので、持ち込み・敵のドロップ・落ちてるものの回収で間に合わせるしかない
といった具合にアイテムがどんどん失われていくので、ギーグの下に辿り着くまでは戦闘開始直後に逃げ続けたり、ギーグ戦の前にアイテムやPPを消耗し過ぎて「いのる」連発まで行けなかったプレイヤーも多い。



【余談】

現在、バンプレストのプライズ限定品コレクションフィギュアに登場。
ラインナップはスターマン・スターマンのむすこ・DXスターマンの3種。
スターマンとスターマンのむすこは背の高さが違う。

大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS/Wii U』からはアシストフィギュアとして登場。PKビームを乱射して攻撃。当たると痺れて少し動けなくなる。




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最終更新:2023年05月31日 12:19