FINAL FANTASY XIV:新生エオルゼア

登録日 :2013/06/13(日) 18:31:??
更新日 : 2017/08/31 Thu 11:34:16
所要時間 :約 3 分で読めます




「FINAL FANTASY XIV(ファイナルファンタジーフォーティーン):新生エオルゼア」は2013年8月26日にスクウェア・エニックスからFINAL FANTASYシリーズ(以下FFシリーズ)14作目として発売されたパソコン・プレイステーション3・プレイステーション4用MMORPG。
PS3版のアカウントを持っているプレイヤーは無料でPS4版クライアントをダウンロードできるため新たにPS4版ソフトを購入する必要は無いが、法律の関係で一度PS4版に乗り換えるとPS3版でのプレイ権利を失う。
【課金体系】
基本は月額課金制であり、倉庫とマーケット出品枠を兼ね備えたNPCの追加雇用や、一度作成したキャラの種族変更や改名を行うには追加オプションとしての課金が必要となる。(髪型や髪の色程度ならゲーム内の美容師にゲーム内通貨を支払うことで変更可能)
また、特殊なマウントやミニオンなどのアイテム課金もあるが、これらはキャラクターの戦闘力には一切影響しないおしゃれアイテムとなっている。

【新生した経緯】
元々、FF14は2010年にPC・PS3用ソフトとして発売する予定だった。
ところが先行発売したPC版FF14の出来が非常に悪く、挙句パソコンのデータまで破壊するバグがあるなどFFブランドを地に落とし会社をも傾かせてしまうというとんでもないシロモノだった。
そのため、急遽開発チームを再編し新たに作り直したのがこの「新生エオルゼア」である。区別のため、前のFF14は「旧版」「根性版」とも呼ばれている。
根性版の由来は、「新生で旧FF14の開発データ等は無駄になるが、それでもいま旧FF14を遊んでいるプレイヤーのために根性入れて開発を続けよう」という開発チームの意気込みから。

実際に旧FF14では、第七霊災と呼ばれる「旧FF14の世界が一度終焉する設定上の理由」に関するシナリオや新たな蛮神を追加しつつ、並行開発していた新生ではバトルシステムや地形データなどあらゆる要素が一新され、キャラクターデータも新生時に大幅なスキル変更などのコンバートが行われた。
旧シナリオに蛮神を追加する際、本来はタイタンとリヴァイアサンが追加される予定だったが、開発途中で東日本大震災が発生。
地震と津波を象徴する2体の実装は新生まで自粛となり、急遽モーグリとガルーダ戦が製作された。

プロデューサーは根性版の田中弘道からドラクエ10の吉田直樹に交代し、「世界樹の迷宮」の産みの親として知られる新納一哉がアシスタントディレクターとして開発チームに加わった。


【どこが変わった?】
  • 開発体制を一新し、コンテンツの追加や調整スピードが大幅に早くなった。ジョブ調整なども随時活発に行われている。
  • サーバーの見直しにより、安定したプレイが出来るようになった。
    また、クライアントも大幅に軽くなっており、高額なグラフィックボードが無くても遊べるようになった。
  • UIの根本を見直し、有名MMO「WOW」ライクになった。そのため全体的に情報量が多くなっている。
    マウス&キーボード向けのホットバーモードと、コントローラー操作向けのクロスホットバーが用意されており、PS4との連携により外出先などからのPSVitaでのリモートプレイも可能となっている。
  • パーティに参加したいプレイヤー同士を、サーバーを超えてマッチングさせる「コンテンツファインダー」が用意されている。
    これにより、パーティ募集にかかる労力が大幅に軽くなった。
    また、PTメンバーのジョブ組み合わせもある程度一定の組み合わせになるため、PTを組んだはいいがヒーラーが居ない…というような事態にはならない。
  • リミットブレイクと呼ばれる協力技が追加され、強大な威力を持つファイナルヘヴンやメテオを使用可能に。
    盾役向けのダメージ大幅軽減技やヒーラー向けの全体回復+蘇生技なども使用可能。
    窮地をひっくり返す手段や、高難易度コンテンツ攻略における切り札となる。
  • 新種族に男のミコッテと女のルガディンが追加。
    既存の種族にも様々な髪型が追加されている。
    さらに各種族に二種類の部族も用いられ、結果的にキャラバリエーションが大幅に増えた。
  • 新ジョブとして学者と召喚士が追加。
    学者は妖精と共に仲間を癒やすヒーラー職、召喚士は召喚獣を模した存在(エギ)を使役しながらDoTで戦うアタッカー職となっている。
    また、パッチ2.4にてローグ系アタッカー職「忍者」が実装された。
  • 魔導アーマーやでぶチョコボ等、様々な乗り物(マウント)が登場。
    これらはフィールド上でアイテムを使用すれば即座に呼び出し可能であり、FF11のように特定アイテムを装備して数十秒待機する必要は無い。
  • 最大24vs24vs24の大規模PvP『フロントライン』が実装された。
    ルールは3つの拠点を奪い合う『制圧戦』とチームデスマッチの『殲滅戦』の2つ。
    PvP専用報酬の装備などもあるが、普段モンスターと戦う際に使うような装備との性能差は無い。
  • ハウジングエリアが追加され、家を所有できるようになった。
  • エターナルバンド(結婚)システムが追加され、結婚式を挙げることが可能になった。(同性婚OK)

【評価】
4段階に渡るβテストを入れるなど、旧FF14の反省を活かすなど開発体制については念を入れており、実際テスターからは旧FF14から格段に良くなったという意見が多い。
一方で、旧FF14自体がネタにしかならないシロモノという事や同じオンラインFFであるFF11の最新ディスク「アドゥリンの魔境」が旧14を彷彿とさせる出来だった事もあってか「またアレな出来なんじゃないのか」「そもそもナンバリングでオンタイトルにするなよ」「限定版にカビは入りますか?」という完成度を不安視する意見も根強かった。

発売後は予想以上の人気となり、サーバーがダウンする程のログイン数となるなど旧14の悪夢を見事に払拭してくれたようだ。
その後もサーバー追加が数回に渡って行われ、PS4版発売と同時に更に新規ワールドを3つ追加、隔離された中国サーバーと合わせて全94ワールドで運営されている。
14日間のフリートライアルもあるため、興味があるなら一度体験してみるのもいいだろう。

一方で、メンバー全員がきちんと攻略手順を踏まないとクリアが厳しい高難易度コンテンツ(よく 大縄跳び に例えられる)や週1のクエスト入場制限などは賛否が分かれるところ。
現在は多彩な難易度のコンテンツが実装されている為、無理せず自身の腕に合った遊びを選ぶのが気負わず遊ぶコツでもある。

スクエニ製MMORPGのFF11・DQ10との相互コラボなども行っており、FF11からはシャントット様が、DQ10からはゴーレムが登場した。
また、FF13からはライトニングが来訪し彼女とスノウを模した装束を残した。
元の世界に戻る際にライトニングの記憶は消されたようだが、お土産として渡されたミコッテ族の民族衣装はライトニングリターンズで実際に着ることが出来たりする。

他にもFF3のクリスタルタワーがFF14の世界観に合わせた24人レイドとして実装されたり、あのギルガメッシュが訪れるなど積極的なコラボを行っている。

2015年6月23日に拡張ディスク「蒼天のイシュガルド」の発売が決定。
新ジョブとして暗黒騎士、占星術師、機工士が実装され、飛行マウントや新種族「アウラ」、新たな蛮族や蛮神なども追加される。
これまでの蛮神は歴代FFシリーズの召喚獣が主だったが、初のFF14オリジナル蛮神「ラーヴァナ」の登場もアナウンスされた。

ちなみにレベルファイブの日野社長は本作の廃プレイヤーとして知られており、何度かFF14のイベントにゲスト出演している。「将来のFF14プレイヤーを育てたい」という社長の野望から開発された「妖怪ウォッチバスターズ」は本作のシステムを継承して作られたゲームであり、「オフライン版FF14」としてネ実民から注目を集めた。

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