カレル・シュナイダー(GOD EATER)

登録日:2011/07/09(土) 22:39:54
更新日:2024/01/09 Tue 19:52:43
所要時間:約 6 分で読めます




任務開始だ……


GOD EATERおよびGOD EATER BURSTの登場人物


cv.赤羽根健治(GOD EATER)
 入野自由(GOD EATER BURST)
性別:男
年齢:19歳
階級:上等狙撃兵→狙撃兵曹長
神機:アサルト(旧型遠距離式)「ガトリング砲→ファランクス」
所属:防衛班第三部隊


フェンリル極東支部防衛班に所属する神機使い。小川シュン、ジーナ・ディキンソンと同じく第三部隊に籍を置いている。
2066年入隊と、シュンやジーナの同期であり、特にシュンとよく一緒にいる。やはり防衛班のキャラでは比較的古参の方。なお、出自、出身地共にはっきりとは語られていない。性は南方ドイツ系で、名は西方スラヴ系というややチグハグな組み合わせで、ハーフである可能性も否定出来ない。


性格はひねくれており、やや人間不信のきらいがある。常に斜に構えた見方を崩さず、思ったことをズバズバと言うタイプ。しかも口が悪い。つまり、すさまじく感じが悪い。新人が役に立たないと毒を吐くこともある。

また結果にこだわる野心家で、金銭への執着心が非常に強い。
人を守るために戦う他の神機使い達とは違い、純粋に高額報酬を目的に戦っている。そのためアラガミの討伐数を増やすことに血道を上げ、深追いしすぎる傾向にある。それ故に性格も相まって孤立しがち。(ただし神機使いには望んでなれるわけではなく、逆に適合すれば神機使いになるのは義務であるため、単に割り切っているともとれる)


アラガミの居住区侵入が増えたことで、同じ防衛班のタツミブレンダンが住民たちを心配する一方で、防衛出動が増えたことを「いい調子だ」と言い、稼ぎが増えると喜ぶ。もうここまで来ると清々しい守銭奴と言えるだろう。
また本人曰く「金になる素材を探すのは俺が一番上手い」らしい。
金銭絡みで他の神機使いとよくトラブルを起こすらしく、度々上官から注意を受けている。

まぁキャラとしてはわかりやすくもあり、払うものさえ払えば協力的で、良い関係を築けるだろう。まさに「金の切れ目が縁の切れ目」を体現するキャラと言える。または「地獄の沙汰も金次第」か。


だが、これ程にお金大好きなキャラクターにもかかわらず、金の使い道はまったく不明。劇中の話題にも上らない。同僚のシュンとは違い金に困っているという印象は無いが、金に執着する裏側には、何かやむにやまれぬ事情がある………かもしれない。
防衛班所属のためか、ストーリーに絡むことはあまり無い。

またシュンと同じく、最初からいるにもかかわらずOPムービーに出番がない。ゴッドイーターバーストのサウンドトラックに、防衛班が全員でお茶会を開いているイラスト等が乗っているので、不遇っぷりに我慢できない人はその辺りで妥協しよう。


以下、ストーリーにおけるネタバレあり
















劇中は、ほぼ終始一貫して感じ悪い。そして終始一貫して目立たない。

シュンと同時期に登場し、最初から口の悪さと守銭奴っぷりを遺憾無く発揮する。
シュンと一緒に後輩であるコウタを子供扱いしたり、主人公には「金になるミッションなら手伝う」的なことを言うなど、かなり偉そう。そのため初っぱなから嫌われる。

アリサが転属してくると、デレる前の彼女の傍若無人な振る舞いにマジギレする。その後のメールでは、同じ新型ゴッドイーターである主人公に「同じ新型なんだからなんとかしろ」と八つ当たりするため、やっぱりプレイヤーからは嫌われる。
しかしその後、リンドウがミッション「蒼穹の月」でMIAになるとそれに衝撃を受け、捜索にも参加する。
そのときのメールによると、何やらリンドウに借りがあるらしい。


主人公がリンドウの代わりに隊長を任されると、祝いの言葉を口にする他のキャラと違い、主人公の昇進の裏側を推察するなど、斜に構えながら冷静な面を見せる。が、会話の最後には「隊長になったんだから高額のミッションも受注できるんだろ?金になりそうなら連れていけ」という感じに締めくくるなど、やっぱり守銭奴だった。

主人公たちがシオを匿うと、それをペイラー博士の部屋によく出入りしていると考え、金になる気配を感じたのか主人公にメールしてくる。

アーク計画が発表されるとそれに全面的に賛同。率先して特異点となるコアを探し、シックザール支部長の指示にしたがってシャトルに乗ったが、主人公たちが支部長を倒した後に他の神機使いたちと共に戻ってきた。
しかしながら、戻ってきた後も「支部長の計画は間違っていなかった」と、アーク計画そのものは支持していた。何かしら思うところがあるのかもしれない。


以下、BURSTのネタバレ










バーストでは狙撃兵曹長に昇進し、深追いし過ぎる悪癖は無くなった。援護や連携もそつなくこなし、戦力としては高い評価を得ている。
…………が、やはりというかなんというか、金銭絡みのトラブルをよく起こしているらしい。


フェデリコアネットの二人が転属してくると、お決まりのごとく新兵二人を扱き下ろす。バーストになってもその姿勢は変わらない。

滅多に現れないウロヴォロス堕天が出現したときには、報酬目当てに極東支部でもトップクラスの戦力である主人公を誘ってミッションに意気揚々と参加し、ミッション後には御礼っぽいメールを送ってくる。ここに来てデレ期の始まりである。

その後、タツミシュンと共にアラガミの群れから撤退中、ハンニバル侵喰種と遭遇するも、駆け付けた主人公により事なきを得る。
シュンと同じく、カレルもこのシーンがムービー初登場。ファンはその勇姿を目に焼き付けよう。


主人公がリンドウを連れ戻すと「リンドウが戻ったら、また高額のミッションを持っていかれる」といつも通りの反応をする………と思いきや、それを冗談だと笑い、不可能と思われたリンドウ生還を成し遂げた主人公を労い、讃えた。

もう完全にデレたと言えよう。
彼はソーマやアリサに並ぶツンデレなのかもしれない。


RESSURECTIONでは、主人公を相手に投資の話を持ち掛けるなど、神機使いの報酬だけでなく資産運用までして金稼ぎをしている。
追加ストーリーにおいては第一部隊の面々を「化物連中」と呼ぶなど後につながる発言もあるほか、仕事が増えたことに対して珍しく愚痴をこぼしている。普通なら「金儲けのチャンス」と喜ぶはずの彼の言葉から、当時のアナグラの疲弊っぷりが見て取れる。




  • NPCとしてのカレル
遠距離からアサルトの高い速射性能を活かし、矢継ぎ早に撃ちまくる。援護としてはそこそこ優秀。行動は同じ旧型アサルトであるコウタとほとんど変わらないが、リンクバーストによって高い攻撃性を発揮するコウタと違い、ヴェノム弾を使用することでコンスタントな削り役として機能する。毒の耐性が比較的低いシユウ種などがいるときには連れていこう。
またこのヴェノム弾が曲者というか、カレルの最大の特徴となる。
ヴェノム弾は着弾時の効果音が特殊で、カレルを援護役にアラガミに斬りかかると、この音をたっぷり聞かされる。
粘っこい液体の中でたくさんの泡が破裂するような音と表現するべきだろうか。そんな感じの音がするヴェノム弾を乱射して、プレイヤーの聴覚を結合崩壊させる。

また「自己犠牲」のスキルを持つコウタとは逆に、リンクエイド時に与える体力をケチる「保身」を持つため死ににくい。しかし同時に、遠距離式神機に不可欠なオラクルを徐々に減少させる状態異常リークの時間が長くなる「リーク倍加」も持っているため、アラガミによっては無能になることも。




  • デザインについて
無印からBURSTになるに伴い、専用グラフィックに変更された。
変更前はギャンブラースーツの上下でキメた金髪イケメンだったが、バーストでは白のシャツに弛くタイを巻き、ダメージの入ったズボンを履く癖毛のイケメンになった。



なお、カレルのルーツに関係すると予測される西方スラヴ系には、基本的に彼のような容姿の男性は存在しない。
(長身で筋骨隆々、アルコールと肉魚がメインの食生活で頭髪も薄くなっていることが多い)




  • 余談
公式ブログでジーナさんとフラグが立ってるように見える



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最終更新:2024年01月09日 19:52