クレイトス

登録日 :2011/06/17(金) 20:00:09
更新日 : 2017/08/01 Tue 23:57:48
所要時間 :約 3 分で読めます







オリュンポスの神々は私を見捨てた……



……もはやこれまでだ。











ゲーム『GOD OF WAR』シリーズ通しての主人公。
CV:玄田哲章


スキンヘッドで上半身裸のガチムチ男。身体の左側、また顔から頭にかけて赤い入れ墨がしてある。
その身体は死人を思わせるほど青白い。これは彼の家族の灰が身体に纏わり付いているため。

武器は「ブレイズオブカオス」という双剣(シリーズごとに名前が変わるが、性能は同じ)。伸縮自在の鎖で腕と繋がっており、鎖鎌とヨーヨーを合わせたような特徴を持つ。刃自体はそこまで長くないが、鎖が伸びるためリーチはかなり広い。
またゲームを進めていくと、オリュンポスの神々から魔法の力を授かる。
もともとはスパルタの勇敢な戦士で、数千の兵士を率いる軍団長だった。
しかし蛮族との戦いの最中、蛮族の王に処刑されそうになるまで追い詰められる。絶体絶命の危機に瀕したその時、クレイトスは軍神アレスに加護を求める。
アレスの力でなんとか生きながらえたクレイトス。しかしそれこそが、長い狂気と悪夢の始まりだった。

アレスとの契約により力を得たクレイトスは、以前にも増して凶暴な戦士となった。
アレスの僕となり、アレスを信仰しない街や村を次々と襲っては虐殺を繰り返していた。
しかしある日、とある村にある神殿で自分の妻子を殺してしまう。スパルタに残してきたはずの家族が、何故ここにいたのか……

これは外ならぬアレスの策略だった。
クレイトスにとって家族とは、唯一の心のよりどころだった。それなら自分の手で殺させれば、クレイトスはより強い殺戮兵器となる……そう考えたアレスは、クレイトスの家族を呼び寄せ、クレイトス自身が殺すように仕向けたのだった。
以後クレイトスはアレスを憎むようになり、また自分が犯した罪に苛まれるようになる。
女を抱いても酒を飲んでも、いつも自分が家族を殺したその瞬間を夢に見るようになり、苦悩しつづける。

そんなクレイトスに、アレスの妹であるアテナは言った。「アレスを討てば、罪は許される」と。
アレスは神でありながら、自分の力を父ゼウスに認めさせるため、アテナの都市を攻撃していたのだ。そのためアレスは、神々からも疎まれていた。
攻撃されているが、神同士の戦いは禁じられているため、アテナにはどうすることもできない。そこでアテナは、犯した罪を許すことを条件に、クレイトスに協力を求めた。

クレイトスは復讐のため、そして贖罪と悪夢からの解放のため、アレスを殺すことを決意するのだった。



以下一作目ラストまでのネタバレ














長い旅路の末ついにアレスを殺したクレイトスだったが、長年彼を苦しめてきた悪夢は消えることはなかった。
これは一体どういうことかとアテナを問い詰めるクレイトス。しかしアテナは「罪は消したが、記憶を消すことまではできない」と突き放す。

その事実に絶望したクレイトスは、ギリシャで一番高い山から身を投げた。
しかし人間でありながら神を殺したクレイトスの功績を讃えた神々は、クレイトスの死を許しはしなかった。
アレスが死に、空席となっていた軍神の座にクレイトスをつける。クレイトスは新たなる軍神――ゴッドオブウォーとして君臨したのだった。


余談だが、「ギネスが選ぶ、ゲーム史上最も有名なゲームキャラクター」というランキングでは9位にランクインしている。




そしてアニヲタは、Wikiで一番良い項目から身を投げた。

十年に及ぶ苦難、十年の絶え間ない編集、それがついに終わりを迎える。

追記修正こそが、クソ項目から逃れる術なのだ。

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