COMPILATION of FINAL FANTASY Ⅶ

登録日 :2011/07/30(土) 13:54:55
更新日 : 2016/06/05 Sun 20:53:06
所要時間 :約 6 分で読めます





「コンピレーションオブファイナルファンタジー7」

FF7』から10年近くの時を経て作られたFF7関連作品集の名称。
最初の作品であるAC発売時期ではコンピレーションを名乗っていなかったが、
FF次回作検討時に北瀬が「ガンアクションをFFでやりたい」と提案した際に、『FINAL FANTASY Ⅷ』のアーヴァイン・キニアスを主役にする予定だったがACからの流れでヴィンセント・バレンタインを主役にすることが決まり「だったらひっくるめてFF7関連作品集にしよう」という流れで作られた。

7から10年近く経って会社もスクウェアソフトからスクウェアエニックスに変わり、一部の主要スタッフが離脱した影響もあってか、
スタッフのキャラクターや世界観そのものへの解釈が変わったことにより旧キャラクターの出番が減ることや性格改変、本編や他作品との多過ぎる矛盾、
新キャラクターの本編設定への食い込み、話題アーティストとの世界観に合わないタイアップ等はⅦの世界観やストーリーを大事にしているファンから反感を買う事態となってしまう。
これが原因で今もアンチが増え、ファン同士の叩きも醜いものに。
しかしムービー技術はトップレベルのスクウェアエニックス。
懐かしい町を再現したり、迫力満点のアクションや懐かしいキャラクターが動き回るのが見たいという欲求にはまず間違いなく答えてくれる。

FF7ACCを発売して、コンピレーションは今のところ終了。
締めくくりにFF7リメイクを求める声もあるが、コンピレーションの設定を全て踏まえた上でリメイクしたら大変なことになるのではなかろうか………



★関連作品
原作、その他

言わずと知れたオリジナル作品。

  • LAST ORDER FINAL FANTASY Ⅶ (2005)
制作会社はマッドハウスの映像作品。
FF7ACの限定版セットにしかついていなかったので今では入手困難。
本編一年前のザックスクラウドの逃亡劇を描いたOVA。

本編との食い違いが特に目立つ。
セフィロス自殺、クラウドとティファの顔合わせ、ザックス死亡シーン、ティファが父親を呼ぶ時の呼称、クラウドの目がニブルヘイム事件時に魔胱の色)
作画がおぞましいのも評価が割れる。


COMPILATION of FINAL FANTASY Ⅶ



通称、AC。
FF7の後日談の映像作品。
セフィロスとの闘いから2年後が舞台。
90分くらいの全編3DCG。

何故かヴェネチア国際映画祭にノミネートされ、クラウド役の櫻井孝宏氏がレッドカーペットの上を歩くことに(日本人声優では山寺宏一以来の快挙)。
主題歌は氷室京介のCALLING。

クラウドの髪型は大分無理のないツンツン具合に。
そして彼の携帯のモデルは実在する「ドコモP900iVクラウドブラック」。

ヴィンセント「電話屋はどこだ……」




通称、BC。
携帯アプリで配信、本編から6年前が舞台。
複数のうちから選べる主人公は本編では敵だったタークスの一員。
新人エージェントとして様々なミッションをこなしていく。

本作はFF7本編よりも、同コンピレーション作品であるCCとDCにより密接に関わってくる。
というかそっち方面の知識がないと本当にわけがわからない。
できれば両作クリア後にプレイすることをお勧めする。



通称、CC。
「男たちは己の悲運より、友のために涙を流した」

PSPのアクションRPG。
マテリアシステムとスロットを組み合わせた戦闘を特徴とする。

本編の7年前からスタートし、エンディングでFF7の冒頭に直接繋がる。
ラストオーダーで主役を務めたザックスが主人公。

これも本編との矛盾がいくつかあり、Ⅶの世界観を壊しているので賛否両論(エアリスのリボン、ジェネシスのニブルヘイム魔胱炉登場等)。
しかし、ラストシーンやザックスの生きざまは高く評価されており否定的なファンからもウケがいい。
ただ、今度はクラウドがそれを台無しにしているという説もある。

あと人がやたらと死ぬ。
公式サイトで紹介されたキャラクターのうち半分が死んでいる。

カイン「どいつも死に急ぎやがって………」
プレイ時間はミッション無しで12時間程度。
本編は完全な一本道で、サイドストーリーは別枠の「ミッション」でカバーしている。  



通称、DC。
「世界が闇につつまれるその時、彼の拳銃は“挽歌”を奏でる――。」

本編から三年後が舞台。
ガンアクションRPGと銘打ったなんちゃってTPS。
主人公はACでも大活躍していたヴィンセンとー

これも本編との矛盾が少なからず見られるので賛否両論…というか、非の方が明らかに多い。
理由は操作性に欠けたゲームシステム、本編との矛盾が原因。
特にゲームシステムの方は尋常じゃないほど酷く、その操作性の酷さはクソゲーオブザイヤーにノミネートする原因となった。

しかし、音楽やムービーシーン、キャラクターはおおむね好評である。
特にムービーシーンは非常にカッコ良く、野沢氏演じる宝条の熱演、主題歌を担当したGACKT氏の2.5次元とも呼ばれる実写を利用したCGは見る価値があるので、興味のある方は中古屋で探してみることをお勧めする。

ゲームシステムが改善されたインターナショナル版が出ているので、今買うなら間違いなくそっちである。
ただし、ストーリーは一切変わっていないので悪しからず。

戦闘なんてムービーを見るための苦行だと思えば苦しくなくなる…と思う…



スピンオフが出るたびに矛盾が増えている。




追記修正よろしくお願いします。

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