ディセンダー

登録日: 2011/10/11(火) 09:20:05
更新日:2021/12/31 Fri 12:04:17
所要時間:約 4 分で読めます




ディセンダーとは『テイルズ オブ ザ ワールド レディアントマイソロジー』シリーズに登場する種族。
単純に『ディセンダー』と言う場合は主に主人公の事を指す。


  • 種族としてのディセンダー
シリーズ共通で、世界を形作る『世界樹』の化身と描写されており、世界の危機に世界樹から遣わされ、世界を救済する者として伝えられている。
恐れを知らず、不可能も知らず、なにものからも自由な存在。有り体に言えば世界の危機に現れる救世主のような存在である。
とはいえ、(ある意味当たり前だが)ディセンダーを見た者がいないため、伝説・お伽話の中だけの存在という認識が一般的な様子。



  • 主人公としてのディセンダー
レディアントマイソロジーシリーズの主人公であり、同時にプレイヤーの分身。
『君の為の物語』ということもあり、性別から容姿までプレイヤーの好みでキャラメイクすることができる。
声も、例えば男性であればイケメン、ワイルド、ショタ、男の娘。女性であれば可愛い、綺麗、お淑やか、元気娘など各種取り揃えてある。
これらを組み合わせることによってプレイヤー好みのディセンダーをメイキングでき、『3』ではクリア後にメイキングし直すこともできる。

また職業も様々である。
マイソロ1の時点では戦士、盗賊、魔術師、僧侶、剣士、格闘家、狩人、忍者、ビショップ、魔法剣士の10種。
マイソロ2では上記の10種に更に大剣士、双剣士、モンク、聖騎士、海賊の5種が追加され15種。
マイソロ3では更にガンマンが追加され16種と、不可能を知らない存在らしく多種多様な職業になることができる。

物語の始まり方も、

マイソロ1
記憶が無い状態で最初のダンジョンで倒れていた所をモルモに起こされ、兵士に襲われていたカノンノを助けてアドリビトムに加入する。

マイソロ2
カノンノ・イアハートがバンエルティア号の甲板で世界樹が光ったのを見た直後に甲板に落ちてきて物語は始まる。

マイソロ3
依頼の為にルバーブ連山の山頂に訪れていたカノンノ・グラスバレーの近くにゆっくりと輝きながら落ちてくる。

と言った感じ。素性こそ違えど、最初に出会う人間らしい人間が『カノンノ』であることが共通している。


ディセンダーの共通点として「物語が始まった時点では記憶がない」と言うのがある。
これは物語開始時点で世界樹から産み落とされた、実質赤ん坊のような状態のため。
記憶がないために自らの存在に悩むこともあるが、同時に記憶がないことから恐怖や不可能も知らず、自分が正しいと思った事にまっすぐ突き進むことができる。
『3』ではカノンノ・グラスバレーいわく『なにものにも縛られない、自由な存在』であるとも言われ、どこにいてもそこの空気や風景を壊すことなく、自然に調和するらしい。

また、シリーズ共通して『世界を脅かす存在』を浄化・消滅させるという特殊能力を有するが、使うと体力を消耗し、使い過ぎた場合は昏倒することもある。

余談だが、世界樹は自分の世界に暮らす人々の様子を探るためディセンダーとは別に化身を送り込む事もある。
今の所メルディ、マオ、ソフィといった本編で記憶喪失だったり素性が分からないキャラがマイソロシリーズでこの役割を担うことが多い。

ちなみに、ディセンダーは世界樹の化身であるため、世界樹に異変が起こるとディセンダーにも影響が出る。
『2』では世界樹に負の感情が溜まりすぎた物語の後半になると目眩を起こし、場合によっては倒れることもあった。
『3』では封印次元を突き破って出現したジルディアのキバに世界樹が貫かれた際、シルエットでだがディセンダーも三本のキバに貫かれている。

また、ディセンダーにしか扱えない伝説の武具、通称『レディアント』が存在する。
これは各々の世界の先人達が様々な姿を持つディセンダーの為に用意した装備であり、どれも高性能。 ただしレディアントを入手するには、自分の分身に打ち勝たなければならない。


またプレイヤーの感情を移入しやすくするためか、ストーリー中では全くしゃべらない(喋る時は選択肢が出るがボイスは無い)。
ただしマイソロ1では主人公が喋らないかわりモルモが喋りまくる為、人によってはモルモがウザく感じる。
2以降はモルモもいないので頷くなどの行動しかないが、『抱きしめる』『頭を撫でる』など、選択肢の内容には割と積極的なものもある。なお、されるのはたいていカノンノである。

さらに各々の世界のカノンノとはフラグっぽいのが立っている(『3』では特に顕著)。

女主人公で百合ップルにしてニヤニヤするのは真のディセンダーなら誰もが通る道。

ちなみにカノンノ達オリジナルキャラだけでなく他シリーズのキャラとも仲が良く、なんと我が儘放題なルーク・フォン・ファブレ(長髪)や気難しいリタ・モルディオとも友人関係になっており、若干デレられもしている。


以下若干ネタバレ














当然ながら主人公以外にも……というか、世界(世界樹)の数だけディセンダーは存在する。
一作目では、実質ヒロインであるカノンノ、主人公の代弁者のモルモ、ウィダーシンの側近であるアウロラ、そしてラスボスのウィダーシンと、主人公以外に4人ものディセンダーが存在しており、1世界に5人のディセンダーがいるという異常事態が発生したが、
本来は1世界には1人のディセンダーのみが存在する。





更にネタバレ












2014年春より配信がスタートされたスマホアプリAndroid とiOS対応スマホアプリ「テイルズオブアスタリア」。
シリーズキャラクターが数多く登場する、マイソロと同じ所謂「お祭りゲー」であり、第1章「星のカケラ編」に続き、同年冬から2016年春にかけて第2章「光と闇の救世主編」が配信されたが、そこでアスタリア世界にもディセンダーが存在する事が判明。

世界が存亡の危機に陥った時に、世界を再生させる為に目覚め現れると言われる、世界にとっての「最後の希望」であり、「世界の終わりに現れる者」或いは「世界の守護者」とも呼ばれる。
ただし、伝承には未知なる点も多く、ミラ=マクスウェル曰く「確実に存在する保証はない」らしいが…。




以下衝撃のネタバレ


























…結論としてはディセンダーは本当にいた。

その正体は、なんと カノンノ・イアハート 。彼女がアスベルの前に現れた時に記憶喪失になっていたのは、その時にアスタリア世界に初めて降臨していたため、記憶が初めから無かったから。
当初は自分が何者なのかも忘れていたが、戦いの中で徐々に記憶を思い出していき、零の塔での戦いの中で遂に自分が何者なのか、そして自分の使命を思い出した。しかし…
これ以降のネタバレはカノンノ・イアハートの項を参照。




追記修正は世界を救いながらお願いします。


この項目が面白かったなら……\ポチッと/

+ タグ編集
  • タグ:
  • テイルズ
  • TOW
  • マイソロ
  • 主人公
  • ディセンダー
  • あたま
  • 無口
  • 器用貧乏
  • 終盤は空気
  • リオンがいると倒れるフラグ
  • 一級フラグ建築士
  • 小野坂昌也
  • 佐藤聡美
  • 三上枝織
  • レディアントマイソロジー

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2021年12月31日 12:04