セッツァー・ギャッビアーニ

登録日:2010/04/28(水) 20:53:09
更新日:2024/02/17 Sat 18:07:09
所要時間:約 4 分で読めます





『おたくのマリア。
ヨメさんにするから、さらいに行くぜ。


さすらいのギャンブラー』





セッツァー・ギャッビアーニとは、ゲーム『ファイナルファンタジーVI』の登場人物である。

Setzer Gabbiani

ギャンブラー
年齢:27歳
身長:175cm
体重:62kg
誕生日:2月8日
血液型:AB型

好きなもの:真剣勝負
嫌いなもの:腰抜け
趣味:ソリティア
宝物:ブラックジャック

CV:置鮎龍太郎(KINGDOM HEARTSⅡ/ディシディアファイナルファンタジー オペラオムニア)



正義や悪…
そんな物とは関係のない世界に生き、
ギャンブル場の入った飛空艇ブラックジャック号で空を駆ける男




さすらいのギャンブラー
ギャンブルと空をこよなく愛し、帝国にもリターナーにも属さない自由な男

世界で唯一の飛空艇『ブラックジャック号』を所有し、内部に自前のカジノを構えている



オペラ歌手のマリアに惚れており、上記の予告状をオペラ座に送りつけていた
ちょうどロック達は帝国に乗り込むための手段を探していたため、半ば利用される形で出逢う事になる
惚れた女は無理矢理拉致ってモノにする、とまあ、なんとも漢気溢れる御方である



予告通りに劇の終盤で派手に登場し、マリア(に扮したセリス)を攫って行く

セリスを飛空艇に連れ込んで「後でゆっくりかわいがってやるさ」と、キザっぽく言ってはいるが、ここまでの行動は完全に犯罪者である
そんなお楽しみなひとときも束の間、ロック達にも潜入されていた所を見てはじめて騙されていた事に気付く

その後、ロック達から帝国に潜入するために飛空艇を貸すよう協力を頼まれるが、はじめは「マリアじゃなきゃ用は無い」と要求を突っぱねていた。
しかし、帝国の所業で活動が制限されていることに不満がある等でロック達と利害が一致する中、元の姿に戻ったセリスを見て「よく見ればあんた、マリアよりも綺麗だな」とプレイボーイらしい理由で手の平を返し始める。
そして遂には「よし!セリスが俺の女になる。だったら手を貸そう」という提案までするのだった。

これに対してセリスは、コインを投げて「もし表が出たら私達に協力する。裏が出たらあなたの女になるわ」という条件を持ちかけた
勝負の結果は、セリスがエドガーから借りた両表のコインを使ったイカサマで勝利を収める
セッツァーはすぐにイカサマに気付くが、セリスの「イカサマもギャンブルのうちよね」とちっとも悪びれないその度胸を気に入り*1、協力を約束した
ギャンブラーだけあって、戦闘ではダイスやダーツ、カードなどのギャンブル用具を武器として使用する
瀕死必殺技は『ブラッディカード』

オリジナルコマンド「スロット」でスロットマシンを回すことで出た目による多彩な攻撃ができる
ランダム性が強く、出た目によって戦況が有利にも不利にもなる
しかし『ジョーカーデス』は即死耐性無視なのでかなり強力
(7・7・BARには注意。出たら死ぬ)

また、アクセサリー『へいじのじって』を装備すると「ぜになげ」に変化し、所持ギルを消費して攻撃する。でも前作ほど強くはない。

セッツァーの装備品には『しにがみのカード』や『いちげきのダーツ』など即死効果のあるものが多いが、即死耐性のある敵もちょいちょい出てくるため、やや使いにくい
それでも『イカサマのダイス』の威力は十分にバランスブレイカー級
ただし、レベルが高くてもダメージが全く安定しない辺り、まさにギャンブラーの武器、と言ったところだろうか

まあライトブリンガーやアルテマウェポンのような鉄板装備も良いけど、イカサマもロマンがあって良いじゃない
世界崩壊後は、魔大陸脱出の際に愛機ブラックジャック号が大破してしまい、コーリンゲンの酒場で無気力的に過ごしていた
大空を翔る相棒を失い、半ば自暴自棄になっていた彼だが、世界を救うために行動しているセリス達の説得に心を動かされ、世界をケフカの手から取り戻すという夢を追い掛ける事を決意する

そしてセッツァーは、かつての友ダリルが遺したもう一つの翼、世界最速の飛空艇ファルコン号が眠る「ダリルの墓」へとセリス達を導く

ブラックジャック号は「世界で唯一の飛空艇」と言われていたが、過去にセッツァーの親友ダリルが持つファルコン号と合わせて2台存在していた
しかしダリルは事故によって還らぬ人となり、ファルコン号はセッツァーの手によって修理され、ダリルの墓に共に眠り続けていたのだった

無事にファルコン号の元へと辿り着いたセッツァーは、再び夢を追いかけるため、世界に散り散りになってしまった仲間を求めて、この滅び行く世界の空を翔けてゆく
彼にまつわるイベントは飛空艇関連が多く、崩壊後も飛空艇が必須であるため、セリス、エドガー同様に必須メンバーである



エンディングでは、ロックが仲間にならなかった場合、代わりにセリスを助け、力尽きて墜落しそうなティナを「言っただろう、世界最速の船だって」という決め台詞で救い、
さらにはエンディングテーマ『蘇る緑』の後半がセッツァーのテーマのアレンジだったりと、主人公以上の活躍を見せた






「…今考えている事の逆が正解だ」


「でもそれは大きなミステイク」


「…お前の口癖だったな、ダリルよ!」



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最終更新:2024年02月17日 18:07

*1 実際、コイントスの際に確認を怠ったのはギャンブラーとしては致命的な失態ではある。バレなきゃイカサマじゃないのである。