シーモア=グアド

登録日 :2011/06/20(月) 13:22:09
更新日 : 2016/12/13 Tue 05:39:38
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私が新たな「シン」となれば
おまえの父も救われるのだ!


CV:諏訪部順一
年齢:28歳

FINAL FANTASYⅩの主要人物。

グアド族の族長にしてエボン四老師の一人。
前族長ジスカル=グアドと人間の女性の間に生まれた混血児。

これはジスカルがグアド族と人との差異をなくそうとした政策の一つであり、今でこそシーモアは「人とグアドの架け橋」とグアド族から期待されている。

だが当時はグアド族の中で内乱が起こっており、ジスカルは内乱を静めるためやむなくシーモアと母を遠島する。

その後シーモアは母と共に召喚士になり、ザナルカンドに辿り着いた後母が生け贄となって究極召喚を得た。
元々、召喚獣の祈り子となる人間との絆を深め、かつ究極召喚に必須の「祈り子と精神を一体とする」高等な召喚術を身に着ける為の旅であったが、
大幅に工程を省略しても究極召喚を会得したシーモアは、召喚士として極めて高い素質を持っていたのは明らかである。


しかし、人種差別による迫害を乗り越え過酷な旅を乗り越えたシーモアを待っていたのは唯一の支えの母との別れ、
永遠に繰り返される「死の螺旋」という残酷な真実だった。

そしてシーモアは歪んでいき、運命から何もかもを憎むようになる。
考え付いた結論は「シン」に成り代わりスピラの全てを破壊するというものだった。


シーモアの母は余命幾許も無く、何とか息子が世間に認められるようにと自身が究極召喚獣の祈り子になったが、それは最早愛情を通り越し執念に近い。
また、妻子を想ってはいたジスカルはそんな妻へのせめてもの償いにとその旅を支援したが、それが逆に
「自分達を救いもしない癖に、母をただ死へ追いやった」
と言う認識をシーモアに与え、余計に父親への憎悪を募らせる原因となる。


そして本編開始の一年前、彼の父親にしてグアド族長のジスカルを秘密の内に殺害。
ジスカルはあくまでも急死ということになり、自分が新たなグアド族長となる。


本編開始後、ティーダ達の前に初めて姿を現したのはルカでの老師就任の挨拶にて。
この時は話す機会などはなかったが、本格的に知り合うきっかけとなったのはミヘン・セッションだが、
シーモアは既にユウナに究極召喚をさせる相手として目をつけていた。


立場が違う者への理解も示す物腰の柔らかな老師、という仮面を被っていたので、ユウナ・ワッカ・ルールーは全幅の信頼を置いていたが、
アーロンをはじめキマリやティーダは不快感の方が強かった(ティーダも最初は正しい人と思っていた描写はある)。

本性を現したのはマカラーニャ寺院にて、父のジスカルを殺したのがバレ、ガード一味を殺すためにティーダ達に戦いを挑む。
究極召喚獣のアニマさえ使うものの、究極召喚としては使わず途中で引っ込めたこともあり結局敗北し死亡。
(究極召喚は祈り子と召喚士が精神を完全同調させる必要があり、既に息子への後悔しかない母とシーモアがこの戦いで心を一つに出来るか怪しいので、
そもそも使えなかったのかも知れない)

しかし、強い思念により死人となり復活する。
その後は完全にストーカー化。グレートブリッジ、ガガゼト山、シンの体内にて戦う事になるが姿がだんだんオサレになっていく、小林幸子みたいになる。

グレートブリッジではアーロンの旧友であるキノック、ガガゼト山では和解したばかりだったビラン、エンケを含めたロンゾ族の殆どを殺害するなど、
パーティーメンバーにゆかりがあるキャラを殺す機会も多い悪役として登場する。


劇中では、ユウナに対しては殆ど狂気じみた感情を向けている。
自分と同じ混血でありながら父を誇り真っ直ぐに生きるユウナを、彼は羨望と妄執が混じった状態で追い求めたが、
最終的にはそのユウナに異界送りされた。
その結末も、彼にとっては大方予想した通りのもので、どこか満足したような口調ですらあった。


「この項目を追記・修正するのは、やはりあなたか…。それもよかろう。」

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