則巻アラレ

登録日 :2012/10/04(木) 07:03:10
更新日 : 2017/05/06 Sat 07:30:56
所要時間 :約 6 分で読めます




則巻アラレとは、漫画「Dr.スランプ」やそれを基にしたアニメ作品の登場人物であり、主人公である。
センベエ「ほんとはわしが主役なんだけどな…」
ペンギン村に住む女の子だが、内緒の話、正体はロボットなのである。(正確にはアンドロイドに近いが)

1980年トビウオ3日(5月3日)に誕生。Drスランプ 映画編によると、トビウオは5月のことである。

CV.第1作(Drスランプアラレちゃん):小山茉美
 第2作(ドクタースランプ):川田妙子

天才科学者の則巻千兵衛が作った人間型の女の子ロボット
原作や第一作では作った目的は不明だが、第二作目ではメイドロボットとして製作しようとしていた所、雷が直撃した結果この姿になってしまった。
ついでにこの時設計ミスがあり、ロボットのくせに眼鏡を必要とするほどの近眼となった。
また、女体を再現する際の資料に使われたエロ本が修正済みの物しかなかったため、女性の大事な部分が再現されていない。

そんな彼には全然敬意を払っておらず、いつもガッちゃんと共に大暴れする時の巻き添えにしている。
しかし村人がいつも疑いの目を向ける千兵衛博士の発明品に関しては、毎回褒め称えている。
ちなみに千兵衛はロボットという事を隠すために村人たちには「自分の妹」だと紹介している。
ただ、その時説明した年齢だと、既に千兵衛の両親が死んで5年後に生まれた事になってしまう事を彼の祖父から指摘されてしまい、
「キャラメルのおまけ」 だと言って誤魔化した。
…まあ村人もみんな変人ばかりなので全然感づかれてないが。

ロボットと言う事もあり、栄養源は海水から合成するロボビタンAのみである。
性格はまさに天真爛漫、どんな怖い猛獣や怪獣さんでもおともだちになってしまう。
ドラゴンボールでのゲスト出演時には、心が清いよいこである事の証明として、金斗雲にも乗る事が出来た。
マシリトを始めとする悪者相手も、アラレにとってはプロレスごっこなどの遊びに等しい。

その天真爛漫っぷりは凄まじく…

  • ネギを買うよう頼まれれば「ヤギ」を買ってくる
  • 靴や手榴弾を天ぷらにして揚げる(ちなみに食った千兵衛の口の中で大爆発を起こした)
  • パンを火炎放射器を使って焼く
  • タンスごと洗濯物を洗う
  • 良い子になるために村中の「落し物 (村中の家・山・車・ウンチなど) 」を警察に届ける

…などなど、特に家事方面はアラレに任せるとカオス極まりない事になる。

物凄い怪力の持ち主で、パンチ一発で地球を真っ二つにする事は日常茶飯事、電柱をぶん投げて月に刺したり、地球に落ちてきた隕石をぶっ飛ばした事もある。
両手を翅のように伸ばしてキーンと言いながら走るとその速度はマッハを超え、本気モードではマッハ3も記録している。
必殺技は口から発射する「んちゃ砲」。ちなみに他の挨拶言葉を言っても発射可能のようである。

趣味は強い(つおい)人と遊ぶこと、ウンチつつき、そしてパトカーの破壊。
第一話で自分にぶつかったパトカーの方が逆にぶっ壊れた事をきっかけに、パトカーや白バイを見つける度にぶっ壊すようになった。
おかげで警察では「ほよよっ娘」だの「メガネっ娘」だの言われて大いに畏れられている。

ウンチに関してはド田舎のペンギン村にはよく落ちており、おさんぽウンチなどの芸も出来る。
それ以外にも怪獣が大好きのようで、ウルトラマンキングギドラのコスプレをした事もある。また、スッパマンの(貴重な)大ファンでもある。

いつも明るい彼女だが、悪い事をした相手には怒りをあらわにする事もある。
友達のクマを遊び半分で撃ったハンターをアフリカのライオンの群れのまっただ中へぶっ飛ばし、
大事にしていた犬を車で跳ねても平気な顔のカップルにもかんかんに怒っていた(この時は千兵衛の方がブチギレしていたが)。


劇中ではペンギン村立中学園(中学「校」ではない)を経てペンギン村立高校へと進学している。基本的にはオトボケだが数学の知識だけは凄まじい。

また、原作の最後辺りで行われた第二回ペンギングランプリで優勝を飾った後はペンギン村の村長となっている。
あまり村長っぽい事はしていないように見えるが、いざという時は皆を上手く纏めている様子。

なお、将来は彼女に惚れているオボッチャマンと結婚し、赤ちゃんアンドロイド(ロボット)を密かにもらっている。母親になってもう○ちつつきやパトカー壊しなどをやってる。10年後を見に来た原作者の鳥山先生からは「母親になってもまだこんなことしているのか」といわれている。
キングギドラDQNネームを名付けようとしたが当然ボツ。


原作や第一作では髪の色は紫だが、第二作(平成リメイク版)では茶髪となっている。
また、第二作や最近の絵では比較的等身が高い事が特徴。
連載中の原作でも最初の頃は高かったのだが、作者も気づかないうちに身長が縮んでいってしまっていた。
どうやらコマの大きさに合わせていたらこんな事になってしまったらしい。
その後、千兵衛の口を通して「様々な体型の体のスペアがある」と言う言い訳を行っていた。
当然その後千兵衛は作者に怒っている。(作者が自分をタナに上げ余計なツッコミをしたからだが)

原作の題名が彼女の名前ではなく「Drスランプ」と千兵衛のことを差しているのは連載当初は千兵衛が主人公の予定で、元々アラレのような女の子のキャラクターは特に考えられていなかったが、担当編集者の鳥嶋和彦から「女の子を出せ」と言われ考えたキャラクターだった。
その時の構想では、アラレは第1話でいなくなる予定だったが、鳥嶋が1話を読んで「アラレちゃんはすごく魅力的だったから主人公で出して欲しい」と言い、「『ギャル刑事トマト』の反響が良かったから、アラレを描き続けてくれ。人気がなかったら千兵衛が主人公でいい」と言った。結果的に人気だったため、アラレを主人公することになったが、すでに4話分のネームが出来ており、そのため主人公は4話までが千兵衛で、5話以降がアラレという変則的な展開となっている。


◎属性
  • アラレちゃんが世に登場したのは1980年代初頭。にも関わらず、その 属性の量 は現在の多くのキャラクターにも引けを取らない。
ここまで挙げただけでも 眼鏡や変な口調、天然、アンドロイド、妹、コスプレ
それ以外にも、本編や表紙では度々 猫耳メイド服 も披露している。また、特別編では 警察官 になったことも。
さらに、本人が時々自分が 貧乳 である事を悩んでいるのも付け加えておこう。

それにしても、80年代でこの凄さ。
もしかしたら、歴史の中に突如として現れたオーパーツのようなものなのかもしれない。鳥山おじっさすげえ…。

つか、むしろ驚愕すべきは「女の子出さんかい」と言い切って、このキャラにゴーサインを出した編集マシリトの先見性かもしれんが

ちなみに「眼鏡」に関してその影響は大きく、アラレちゃんの姿に眼鏡をかける勇気を得た人も多かった。
現在も「アラレちゃんメガネ」という名前が通用するほどである。作者の鳥山明氏本人は最初乗り気でなかったものの、前述のような事を聞いて非常に嬉しかったとか。


ねーねーはかせ、ついきしゅーせーってつおい?

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