ジャネンバ

登録日 :2012/04/27(金) 20:07:58
更新日 : 2017/07/27 Thu 15:28:16
所要時間 :約 6 分で読めます





「ジャネンバジャネンバジャネンバーー!!」
「ゲギャギャギャギャギャギャ!!」


ジャネンバとは劇場版ドラゴンボールZ『復活のフュージョン!!悟空とベジータ』に登場するキャラクター。



◆概要
地獄行きとなった悪人の気を洗い流す「スピリッツロンダリング装置」に溜まった悪の気が装置の破損で溢れ出し
管理担当であったサイケ鬼がそれらをまとめて浴びたことにより変貌して生まれた怪物。
(因みにこのサイケ鬼、装置に溜まった悪の気が満タンになったにも関わらずノンキにヘッドホンで音楽聞いて仕事サボってた。 ぶっちゃけ今回の事件の大元はコイツの職務怠慢が原因


おとぼけた表情をした薄いイエローカラーの肥満体の巨人の姿をしている。性格も子供のように無邪気なものでまともな言葉は「ジャネンバ」しか発さない。
しかしその外見に反して相当な実力者であり、誕生早々に地獄に強力な結界を展開。閻魔大王のあの世を正しく司る力を弱らせ、あの世とこの世の境界を無くして大混乱を起こす。
母体となったサイケ鬼が上司の叱責を苦手としていた所為か本体、結界共に悪口を弱点としている。
結界を破る為にパイクーハンが緑川ボイスでひたすらに悪口を叫ぶ姿はなんともコミカル。

名前の由来は「邪念の波動」のもじり。




◆変身前の活躍
上記の通りあの世を結界で変貌させ、それを解決するべく駆けつけた悟空、パイク―ハンの2人と会敵。
パイクーハンの説得を子供じみた態度で拒否。彼をデコピンの一撃で吹っ飛ばしている。

その後は悟空と戦闘を開始、彼の子供をからかうような挑発にもとても楽しそうな反応を見せておりその姿は遊んでもらって喜ぶ子供そのもの。
しかしそんな言動とは裏腹に悟空の技を完全に見切った上で非常にトリッキー数々の攻撃を披露。

  • 小型の分身体を大量に生み出して攻撃する
  • 手首を少し動かすだけで周囲に浮かぶ大量の巨大な結晶体を自在に操る
  • パンチやキックを異空間へと放ち、相手の近くにワープさせて攻撃する
  • 体に空いた穴から気弾をガトリング砲のように連射する
  • 掌に小型の悟空の幻影を作り悟空の放ったかめはめ波と同等のエネルギー波を放って相殺させる

これらの攻撃には悟空もペースを乱され、呆然としながら 「オメエ…魔法使いか?」 と発言している。


しかしおとぼけていながらもその実力は本物であると判断した悟空が一気にカタをつけるべく超サイヤ人3へと変身。
超サイヤ人3の悟空を見てもジャネンバはさして慌てる様子もなく、手を叩いて喜んでいた。
だが超サイヤ人3の悟空にはこれまでの子供騙しのような能力は通用せず圧倒され、両手に気弾を纏った上空からの特攻によって頭から肉体を抉られる。そのダメージによって呻きながら動きを止めるも直後に肉体が変貌し、変身体となる。



◆ジャネンバ(変身態)
追い詰められたジャネンバが自身の肉体を凝縮させるようにして変異した姿。
最初のとぼけた姿とは対照的に、紫と赤を基調にしたスマートな人間大のボディに長い二本角と尻尾を生やした悪魔のようなビジュアルとなっている。
まともな言葉も全く話さなくなり、時折楽しそうに邪悪な笑みを見せ雄叫びを上げるのみとなる。

変身前に比べ能力が上昇しており、超サイヤ人3状態の悟空と互角かそれ以上の強さを誇る。
以前の遊びっぽさも鳴りを潜め、直接的な攻撃も積極的に使うようになった。
また、トリッキーな技の数々も健在で、放たれた気弾を異空間を伝ってワープさせて悟空の背後に移動させたり、
自身の体を無数の細かいブロック状に分解し、思いもよらぬ場所から現れて攻撃を行ったりもした。
ただし瞬間移動と違って肉体を分解・再構成しているだけらしく、分解しきっていない状態なら攻撃は通じる模様。

更には落ちていた小型の鬼の金棒を巨大な真紅の剣へと変形。その剣から放たれる衝撃波は一撃で大地に巨大な亀裂を作り、悟空の肉体を容易く斬り割くほど。



◆変身後の活躍
それらの能力によって悟空は大苦戦。剣の衝撃波で散々切り刻まれて血の池地獄へと追い込まれてしまう。
そして血の池に閉じ込められた悟空にトドメを刺そうとするも、駆けつけてきたベジータによって悟空は救出される。


直後にベジータと戦闘を開始。分裂能力での翻弄はベジータに一瞬で見破られてしまい、気弾で吹き飛ばされて移動先を読まれる *1 ものの、腕を伸縮させて首を掴み、ベジータを針山地獄へと叩き込む。
その圧倒的な力は悟空とベジータの2人掛かりでも到底敵わないものであり、悟空はジャネンバを倒すにはフュージョンするしかないと判断。


しかし一度目のフュージョンは失敗。ゴジータではなくデブのベクウとなってしまう。
ジャネンバはベクウを攻撃するも、相手の技を見切って戦っていたジャネンバにはベクウの突拍子もない行動が逆に読めずに翻弄される。
元々の実力差が天地の差であるためにすぐにベクウはボッコボコにされる。
直前までのシリアスな空気が崩壊し、サンドバッグの如くベクウを殴り続けるジャネンバと、ボロボロにされながら逃げ回るベクウの構図はこれまた非常にコミカル。


そしてジャネンバはベクウを追い込むも、トドメを刺そうとした瞬間にフュージョンが解除され2人を仕留め損なう。


続けてフュージョンの時間を稼ぐべく現れたパイク―ハンと戦闘を開始。弱点である悪口を使われて追い込まれるもすぐに持ち直してパイク―ハンを瞬殺。
が、その間に悟空とベジータが2度目のフュージョンを行い今度は成功。最強の合体戦士ゴジータとなる。


ジャネンバはゴジータに立ち向かうも実力差は完全に逆転しており、すれ違い様に体に何ヶ所も凹みが出来るほどの攻撃をくらい、蹴りの連打で吹き飛ばされる。
直後に反転してゴジータの顔面にパンチをヒットさせるもゴジータは表情一つ変えずに受け止める。
そして直前に放たれたゴジータのソウルパニッシャー(スターダストブレイカー)の一撃によって、無数の光の粒子となって消滅した。
因みにジャネンバの母体となったサイケ鬼が無傷で復活していることから、ジャネンバを構成していた悪の気だけが消滅した模様。
サイケ鬼は自分を救った恩人なのに ゴジータの姿にビビって逃走。 その後どうなったかは描かれていない。




【以下、作品内容含めた余談】
  • ヒルデガーンの項目にも記したように、超サイヤ人3の悟空を圧倒した描写から、ジャネンバが劇場版作品最強のキャラとされている。

  • 原作者の鳥山先生は変身後のジャネンバの姿を特に気に入っており「カッコよくて戦闘シーンが生き生きしていて良い」と語っている。

  • 変身後のジャネンバが超サイヤ人3の悟空を圧倒する場面や、ゴジータ登場後の戦闘シーンなどシリアスシーンも多いが、この映画自体は劇場版ドラゴンボール作品全体で見ても かなりコメディ色の強い作品 となっている。
大真面目に悪口を連呼するパイク―ハン、どう見ても某ドイツの独裁者(CVブロリー)にしか見えない軍団と戦う悟天とトランクス、呼び出されたまま放置されて映画のトリをかっさらう神龍など挙げればキリが無い。
因みに地上の背景描写が妙にギャグ調なのは、シリアスな戦いが繰り広げられるあの世との対比の為なんていう噂もある。

  • 実は久しぶりにフリーザ様が復活なされたエピソードでもある……んだけど……お察しください。



【ゲームでのジャネンバ】
劇場版最強の敵なだけあって強さもGT編がないドラゴンボールのゲームならトップクラスの強さを誇る。

強くて人気キャラクターにも関わらずゲーム作品への初登場はPS2のSparking!と意外と最近。
ワープする移動をどう再現するかが問題だったためだろうか。瞬間移動という形でしばらく代用されていたがレイジングブラスト2でこの動きが再現された。

そしてPSPゲーム真武道会のストーリーモードでは映画本編よりも更にパワーアップした暴れぶりを披露。
悟空やベジータ、ブロリー、ベジットのコピーを作るわ、時空を歪めて7年前の世界の少年悟飯やもう一つの未来のトランクスを連れてくるわ、まだウーブに転生していない純粋悪のブウと共鳴するわとやりたい放題。
特にこのとき生み出した偽ベジータはかつてバビディに洗脳された際の破壊王子の姿をとっており、独自の自我を持っている。やけに中ni……もとい詩的な言い回しを多用する。

最近ドラゴンボールヒーローズでベビーに寄生されました。

もう一度言う。 ベビーに寄生されました。

ヒーローズェ…








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