ヒルデガーン

登録日 :2012/04/27(金) 16:50:40
更新日 : 2017/03/31 Fri 01:23:29
所要時間 :約 7 分で読めます




「千年の時の流れを超え、今幻魔神ヒルデガーンは完全に復活した!」


「さあ、思う存分地球人のエネルギーを吸い尽くしてやれ!」


ヒルデガーンとは劇場版ドラゴンボールZ『龍拳爆発!!悟空がやらねば誰がやる』に登場したキャラクター。
破壊神は悪役ではなく、フリーザも原作キャラなので、実質的に劇場作品最後のボスキャラである。

CV:青森伸


◆概要
元は勇者タピオンの故郷であった南の銀河にあるコナッツ星の全ての悪の気を吸い取る 魔神像 だった。
しかしどこからか流れてきた魔導師の一派に邪悪なエネルギーを注ぎこまれ 幻魔神 として変貌したのがヒルデガーンである。
魔神の力をコントロールする笛によって動きを封じられ、その隙にコナッツ星の神官による剣の一撃によって上半身と下半身が両断される。
そして二つの肉体はタピオンと彼の弟であるミノシアの体内に封印されコナッツ星に平和が戻る。
タピオンが勇者と呼ばれる理由はこの一件によるものである。

しかし魔導師一派はヒルデガーンを取り戻すべく兄弟を狙い始める。
幻魔神復活の阻止の為に兄弟は自らを厳重に守られたオルゴールの中へと封印。それぞれ別の銀河へと飛ばされる。
(別の銀河に飛ばされたのはヒルデガーンの上半身と下半身が近づくと合体しようと共鳴しあうため)


だが魔導師一派の一人であるホイの手によって二つのオルゴールを発見されてしまう。そしてこのホイが地球にやってきたところから物語は始まる。


◆下半身
褐色系の暗い色を基調として背中にはセルのような巨大な尻尾を生やしている。
また存在しない上半身の境目が紫色の靄のような物に包まれている。
勇者ミノシアの体内に封印されていたが劇中冒頭で復活しミノシアを踏み潰して殺害している。

そのサイズたるやドラゴンボール作中でも屈指のサイズであり、大猿や巨大化ナメック星人の非ではなく、
下手すればポルンガすら下半身にも及ばないのでは…と言わんばかりの怪獣のような巨体。


西の都に突如として襲来し街を破壊してまわるが、騒ぎを聞いて駆けつけたグレートサイヤマン1号2号と会敵。
彼らの前フリ決めポーズを尻尾の攻撃で強制終了させている。 コイツはヒーローのお約束というものがわかっていない。

そのまま戦闘態勢に入ったグレート…悟飯と対決。直後に放たれたキックの一撃をものともせず悟飯を驚愕させた。
また幻魔神の名に相応しく肉体を幻影化させて攻撃を回避する技も持ち合わせており悟飯を苦しめる。
しかし下半身のみという不完全な姿故か思うように実力を発揮できず
悟飯を踏み潰そうとした瞬間を突かれて足払いをくらい倒れ込む。そして起き上がろうとしたところで更に悟飯による連続エネルギー弾の直撃を受ける。
この時ビーデルがエネルギー弾の爆風を見て「やったあ!」と もろに死亡フラグを立てる が直後に悟飯が「いや、まだだ…」と発言しフラグブレイク。
現にその後はタピオンの笛の音が響いた直後に下半身はその姿を消している。


が、後日にホイの手によって再び市街地を襲っていたのを見る限り封印したわけではなかったもよう。
この時は尻尾の先から触手を伸ばして人々を襲いエネルギーを吸収していた。 触手に飲まれる人々の姿と悲鳴は軽いトラウマである。


カプセルコーポレーションに登場した際のシーンを見る限りホイの手によって自由にその肉体を異空間から呼び出すことが可能と思われる。



◆上半身
勇者タピオンの体内に封印されている。青筋を大量に浮かべたドクロのような禍々しい顔している。
タピオンが気を緩めてうたた寝しているところ彼の体内から抜け出てくる。
タピオンの発言も併せて考えると、少しでも気を緩めると出てきてしまうらしい。尾獣のようだ。
上半身のみという不自由な状態でタピオンに襲い掛かるも彼の笛の音によって動きを阻害され再び体内へと封印される。
その後は下半身との共鳴が強まりタピオンの体内に維持出来ないほどに力が強まっていく。
そしてカプセルコーポレーションに襲撃してきた下半身と強く共鳴すると、タピオンの肉体から抜け出て上半身と下半身は合体。
千年の時を超えて幻魔神ヒルデガーンは完全に復活する。



◆ヒルデガーン
復活後はタピオンの笛の音も効かなくなり西の都で暴れ回り始める。それを阻止しようとする悟空達Z戦士と戦闘を開始。
合体後はパワーもスピードも大幅に上昇しており自身の特徴である幻影化能力と巨体を活かしたダイナミックな攻撃でZ戦士たちを圧倒する。
その能力は悟飯が 実体を読めないと呟くほど。

悟空を一撃で叩き飛ばし悟飯を腕で締め上げるも、そこへ自宅を壊されてご機嫌斜めのベジータが乱入し続けざまに対決を開始。
エネルギー弾の一撃を直撃させドヤ顔で調子こいてる間に幻影化能力で背後に回り込み尻尾の一撃で近くのビルへと吹き飛ばす。
更にビルの中にいる一般人諸共ベジータを口から発射された火炎放射によって焼き尽くそうとするも、ベジータがバリアを張った為無効化される。
(この時ベジータは 慌てふためく一般人たちの姿を見て 行動に及んでいる。随分と丸くなったものだ)



その後は火炎放射を撒き散らして街を燃やしていくが、今度は超サイヤ人3のゴテンクスが登場。彼の挑発にアッサリ乗る辺り 短気っぽい。
散々ゴテンクスに翻弄された挙げ句に巨大タワーへと突っ込みその隙を突かれてゴテンクスの「連続死ね死ねミサイル」を受けて行動を停止。
直後に放たれたゴテンクスの一撃によって撃破されるも……



◆完全体ヒルデガーン
実は撃破されたわけではなくセミの如く以前の肉体を突き破って進化を遂げる。
色が全体的に派手になり二本の巨大な黒いツノを生やし更には昆虫のような巨大な羽による飛行能力も会得。
不意打ち気味とはいえゴテンクスを瞬殺。悟天とトランクスに気を取られた悟飯を再び尻尾で締め上げて撃破。
悟飯を心配して駆けつけたビーデルも火炎放射で吹き飛ばしている。
一人残った悟空も幻影化によるトリッキーな動きで翻弄した後にその巨腕で地面に叩き付けている。
だが、Z戦士を粗方倒したところでタピオンが登場。決死の覚悟で笛を吹き完全体のヒルデガーンを体内に封印。
直後の、タピオンがトランクスに自分が持っていた剣で自分ごとヒルデガーンを斬れと懇願するシーンは恐らくこの映画の名シーンの一つであろう。


しかし兄の様に慕っていたタピオンをトランクスは斬れずタピオンの体内から再びヒルデガーンは復活する。
万事休すかと思われたが悟空が超サイヤ人3に変身して復活。
直後にトランクスが涙を流しながらヒルデガーンの尻尾をタピオンの剣で切断。



怒りのまま戦うトランクスを悟空は制しヒルデガーンとの1対1での最終決戦を開始。
ヒルデガーンの弱点である「攻撃の時に実体化する」その一瞬を見抜く。
そして最期は悟空の新たな必殺技である龍拳によってその巨大な肉体をぶち抜かれて完全に消滅した。







◆ホイ
CV:松田重治
コナッツ星にやってきた魔導師一派の一人ですぞ…… 違うコイツじゃない。


コナッツ星にやってきた魔導師一派の一人で今回の騒動の元凶とも言える。
全宇宙を我が物とすべくヒルデガーンを封印した二人の勇者が封印されたオルゴールを見つけ出す。
劇中冒頭では下半身を操ってタピオンの弟ミノシアを殺害。
地球で騒動を起こして悟空達と接触。彼らを上手く丸め込んでドラゴンボールを探し出し神龍の力でタピオンの封印を解く。
その後は悟空達の下から姿を消し下半身を操って街を破壊したりタピオンから笛を盗もうとしたりしていた。
笛を盗む際に素早い動きで近くにいたトランクスを翻弄していた辺り戦闘能力もそれなりにある模様。


ヒルデガーンが復活を遂げた後は歓喜しながら町を破壊するよう命令を続けるも、最期は完全体のヒルデガーンに プチッと踏み潰されてあっけなく死亡した。





【以下、余談】
  • 名前の由来は映画の企画担当である蛭田成一氏がガーンとショックを受けてるところから。 映画最後のボスとしてはどうにもおまぬけな由来である。

  • 超サイヤ人3の悟空によって撃破されたという理由から超サイヤ人3の悟空を圧倒していたジャネンバ よりは弱く 劇場版のボスキャラとしては2番目とされている。
既に公開終了となっているが、劇場版ドラゴンボール公式サイトの劇場版ドラゴンボールヒストリーにもジャネンバが最強と明記されていたんだとか。







「ヒルデガーンが追記・修正したらこんなものではないぞ!」

「この項目を手始めに全項目をこの手で握ってやる!」

この項目が面白かったなら……\ポチッと/