悟空の胴着(ドラゴンボール)

登録日 :2012/04/24(火) 21:27:03
更新日 : 2017/07/16 Sun 17:32:48
所要時間 :約 6 分で読めます




ドラゴンボールの主人公孫悟空が常日頃着用している 山吹色の胴着 のこと。
これと合わせた山吹色のズボンと濃紺色のアンダーシャツに帯とブーツ、青のリストバンドの一式は、
非常に逆立ったツンツン頭と同じくらい有名な、悟空の外見的特徴の一つである。


とはいえ作中初登場時からこの服装だったというわけではなく、序盤は主に 紺色の胴着 を着ていた。
初めて着用したのは原作33話。天下一武道会に出場する際に亀仙人から贈られた。
以降、作中時間の経過と共に胴着の細部も細かく変わっている。


【無印時代】
この頃は山吹色の胴着のみを着ており、アンダーシャツやブーツは身に着けていない。胸と背中に「亀」のマークがデザインされている。
アンダーシャツやブーツが追加されたのは天界での修行を終えた三回目の天下一武道会からで、
この時は胴着やその他 身に着けている物を重くする ことにより修行を行っていた。
靴片方だけで20キロであり、シャツ、靴、リストカバーを合計すると100キロはあるという。
このため、サイヤ人編初期までは全力を出す際はアンダーシャツ等を全て脱ぐ必要があった。
神様に修行をつけてもらった故にか背中のマークが「神」になっている。これはこの時期のみのデザインで何気にレアである。
      • などと描かれて結構経っていたが、実際のところ漫画もアニメも背中のマークは「亀」のまま。
「神」マークの胴着なんてなかった。

なお、9巻においては上着とズボンが一体化したワンピース構造であることが確認できる。つまり帯には特に機能的な意味はない。
かと思えば4巻ではズボンだけ下ろしていたりする。しかもずーっと着替えていないそうなので同一の胴着のはずである。どっちなんだ?

【サイヤ人編】
Z初期は特に大きな変更点は無い。
界王様の元での修行を終えた後は背中のマークが「界王」へと変わっている。
また、界王様の手によって多少の攻撃なら跳ね返せる軽い素材へと変わっている。
軽い素材になったので本気を出す時にアンダーシャツやブーツを脱ぐ必要がなくなり、以後はアンダーシャツ着用のまま戦うようになった。
(ちなみにクリリンは人造人間編でアンダーシャツ着用のまま戦うようになり、ヤムチャは最後までアンダーシャツなしで戦っていた)
因みに悟空は修行終了後に胴着を着た時、「界王様みたいな服装だったらかっこわりー」と 本人の目の前で発言していた。


【フリーザ編】
入院中に新しい胴着を界王様が送ってくれた。
なお、背中と胸のマークが自身の名前である「悟」の一文字に変更されている。作者の鳥山先生によると「自分なりに修行した結果」ということらしい。


【人造人間編~魔人ブウ編】
胸と背中にマークが無い無地の物へとなっている。また首の切れ込みが大きくなり、帯が結び目の無いタイプになるなど、今までと大きく変わっている。


【神と神】
背中と胸の「悟」のマークが復活している。
それ以外の部分は人造人間編以降のものと同じなため、帯の結び目の有無等、フリーザ編の胴着とは微妙に異なる。


【復活の「F」】
大幅に胴着のデザインが変更された。
山吹色の胴着とズボンという基本部分は変わらないが、アンダーシャツがなくなり、胴着が半袖の柔道着のようなものになった。
それに従い、帯の結び目も復活しており、ブーツも青を基調としたものに変更、リストバンドも若干長くなっている。
胸には、ウイスによってうずまき模様のようなマークが落書きされている。
ちなみに、同じくウイスに弟子入りしたベジータの戦闘服の胸にも同様の落書きがされた。


【超】
破壊神ビルス編は【神と神】、フリーザ復活編は【復活の「F」】と同様。
破壊神シャンパ編では、フリーザ復活編と同じ胴着を引き続き着用。
“未来”トランクス編では、破壊神ビルス編の胴着に戻っている。
漫画版では、「悟」のマークがない胴着を着用している。


【原作終盤】
正確にはこの胴着とは違うかもしれないがここに記載。 水色の胴着 に苔色のズボンを着用。
帯は結び目のある白色の物で、リストバンドはオレンジ色となっている。
この服装で原作最後の天下一武道会にてウーブと戦う。またGTではこの一式をベースにした服装で終始戦い抜いている。
(ズボンの色が苔色からオレンジに、リストバンドがオレンジからピンクに変更)



さてこの胴着、悟空の特徴の一つではあるのだが
敵との戦闘が始まるとやたらとよく破ける。




やたらとよく破けるのである。



この時代、というかバトル漫画全般のダメージ表現として、着ている服が敵の攻撃により破け、素肌の上に更に生傷が追加されるという流れはよくあることなのだが、
悟空に関しては特に顕著で、原作でもピッコロ大魔王戦やベジータ戦、フリーザ戦などで様々な形で破けている。
中にはボロボロになった胴着を自ら破いて上半身裸になったりする。


しかもそれ以上に顕著なのが劇場作品であり特に初期の作品ではボスとの戦いでこれでもかという程破け悟空が上半身裸の状態でボロボロになる。



以下、詳細

【この世で一番強いヤツ】
Dr.ウィローのエネルギー波に対抗する為4倍界王拳でかめはめ波を放ちDr.ウィローに競り勝つが、
かめはめ波を撃ち終わった後いつの間にか胴着が破けている。


【地球まるごと超決戦】  
パワーアップしたターレスに地面に叩き付けられ顔を踏みつけられた後彼の命乞い要求を拒否したことにより、
背中への連続エネルギー弾でメッタ撃ちにされて破ける。


【超サイヤ人だ孫悟空】
スラッグに胸倉を掴まれたままラッシュを喰らい最後に放たれた顔面への強烈なパンチによって、
胸倉を掴んだ手から胴着が破けて上半身裸のまま吹っ飛んで行った。


【とびっきりの最強対最強】
クウラ最終形態の一方的な攻撃を受け地面に叩き付けられ、
更にクウラの圧力によって地中に押し込まれてそのまま地中をつたって近くの湖まで吹き飛ばされる。
そして悟空が湖から浮かんできた時には既に上半身裸となっていた。


【激突!!100億パワーの戦士たち】
メタルクウラのロックオン攻撃の爆発で上の山吹色胴着が破ける。
その後大量のメタルクウラに囲まれビッグゲテスター内部に連行された時にはアンダーシャツも完全に破けていた。


【極限バトル!!三大超サイヤ人】
氷河地帯の断崖絶壁で合体13号のラッシュを受けた後、エネルギー弾の攻撃で徐々に破けていき最終的に上半身裸に。


燃えつきろ!!熱戦・烈戦・超激戦
ブロリーとっておき で吹き飛ばされて胴着がボロボロになり、
更にかめはめ波の直撃を涼しい顔して受け流したブロリーに なんなんだぁ今のはぁ? されて悟空がサイドアウト。
そして再び登場した時には残っていた胴着も完全に破けてやっぱり上半身裸の状態に。



以降の作品では悟空がメインではなくなったのもあってあまり見られなくなった。 代わりに悟飯やトランクスの胴着が微妙に破けたりしていたが。
原作でも人造人間編以後は破けておらず、魔人ブウとの最終決戦でも上の山吹色胴着が破けただけにとどまりこの表現は見られなくなった。














……と思いきやアニメ続編のGTにて唐突に復活。
ベビーや超17号のエネルギー波をくらった際に胴着が破けて上半身裸になっている。
もうスタッフわかっててやってるんじゃないか?




胴着の破けた状態の悟空はゲームのコスチュームの一つとして登場することがあるが
登場キャラ最多のお祭りゲーである 「スパーキング!!メテオ」 ではゲーム制作スタッフのコスチュームに対する異常な熱意が見受けられる。


悟空だけでも項目冒頭の胴着姿をほぼ網羅、しかも敵とのエネルギー波の撃ち合いに競り負けたり一部の究極奥義を受けたりすると、
胴着が破けてアンダーシャツ姿になったり上半身裸になったりする。

ちなみにこのゲーム、悟空だけで前期・中期・後期・GT・無印時代と5種類もキャラが登録されておりその分コスチュームも多種多様。
前期悟空にはラディッツ戦のアンダーシャツ無しの胴着のみ悟空が再現されダメージを受けると原作通りの半分破けた状態になる。
無印時代の悟空もダメージを受けるとピッコロ大魔王戦での破け方を再現。GT悟空も超17号戦での上半身裸姿へと変わる。
中期の悟空に至ってはフリーザ戦でアンダーシャツの殆どが破けた状態のコスチュームがあり、そこからダメ―ジを受けるとさらに破けて上半身裸に。
ズボンの破れ方まで再現されているという徹底ぶりである。


挙げ句スタッフの熱意は悟空だけに留まらず、他のキャラも技を受けると同様に服が破けたり、
パーフェクトセルの攻撃からベジータを庇い胴着が半分破けた悟飯が再現されてたりする。
このゲームのスタッフはいらぬ方向に大暴走しているような気がしてならない。



まあここまで長々と述べてきたが最も疑問に思うべき点は、どんなに敵の猛攻を受けようとエネルギー波に飲み込まれようとも




下半身のズボンは絶対に完全には破けない



ということかもしれない。
但し、星の爆発をも巻き込んだフリーザ戦では、ズボンもかなりボロボロになっていた。



実は10巻でピラフ達にズボンだけ燃やされて破けたことはある。もちろん悟空はフルチンと化してしまうのだが、大人になってからこれをやられたら笑い話では済まなかったのは確かだろう。





追記・修正は悟空の胴着が破けた回数を覚えている方がお願いします。

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