ランデル・オーランド

登録日 :2012/10/12(日) 11:33:03
更新日 : 2017/03/09 Thu 11:59:39
所要時間 :約 5 分で読めます




「戦車に挑むだなんて・・・・マトモな人間のするコトじゃないですよ?」


漫画 パンプキン・シザーズ のもう一人の主人公 でありヒロイン

901ATT の隊員で、階級は伍長。
身長200cm弱とかなり大柄。
鼻を横断するサンマ傷の他、体にもかなりの傷痕を持つ。
性格は軍人と思えないほど非常に優しく、臆病。
というか、作中の人物に「人を殺すのが嫌ならなんで兵隊に入った」「誰だ、こんな馬鹿に人殺しさせたのは」と言われるくらい軍人には不向きである。
加えて不器用。

青い光 を放つランタンを左腰に下げており、普段は軍服のコートの下に隠れている。
このランタンを点けると、頭の中に響く『Toten sie(殺せ)』という声に従い、自身の能力のすべてをフル活用して敵を殺す。
自身の痛みや恐れを無視して戦車に接近し、専用の銃や鋏で敵を 血祭り にする。
この時、 無表情というか目が完全にイっている。
こんな感じ↓

<◎> <◎>



一度ランタンを点ければ確実に怪我を負うため、よく入院する。

人間離れした戦闘力で戦車破壊する様は、腐った連中が多く登場するこの漫画の燃えポイントである。
が、同時にホラーでありグロ&トラウマ。

戦時中の体験から、肉は死体を思い出すので苦手になった。
さらに、たくさんの血まみれの手が自分に伸びてくる悪夢を頻繁に見る。本人曰く、手は人を殺す度に増えていく。
ランタンを短期間で連続使用した時、一時的にだが、現実にも血まみれの手が現れた。

戦争を知らないまま停戦を迎えたアリスとは真逆のため、自身の経験が絡む発言は物凄く重みがある。

例)
「俺は優しくなんかない。『優しい』って言葉が…そんな簡単に…人を殺した人間にも…与えられる称号なら…世の中の『優しい人間』を誰一人…信用できなくなる…!」

「たとえ命じられてやったことでも、それをやった事実は…責任は…ソイツに付き纏うんです」


ちなみに体もでかいが ナニ もでかい。
それはもうでかい。
入院中、採尿するために用意された普通サイズの尿瓶では受け入れることができず、看護婦がランデルのために取り寄せた巨大尿瓶ですらも彼の股間のドアノッカーを収めることはかなわなかった。
というか、 本気を出された ために砕け散った(なお、このせいでランデルは再入院、2針も縫う破目になった)。
しばらく後、再びランデルが入院することになった際、アレを突っ込む部分に分厚い鉄製の補強具を纏った重装甲尿瓶が登場した。結果はどうなったのだろうか…


なお、彼に想いを寄せる妹分の幼女ウルスラは、 性的な意味で 彼と寝ようとした。
…やめてください死んでしまいます。


【経歴】

寂れた村の食堂で アスパラサラダのおかわり が来るのを待っていた時、村に視察に来たアリス達と出会った。そして共に事件を解決したことがきっかけとなり、3課配属が決まる。
戦災復興のための課ができたことをとても嬉しく思いながら、人殺ししかできなかった自分を変えるために活動していく。
が、

  • 公には存在しない部隊に所属していた
  • カウプラン機関が絡んでる
  • 戸籍不明、住み処は橋の下。それでも書類が軍の人事課を通ったこと

等、つつくと軍…というか国の暗部が関わっている問題が出てくる問題児でもある。
作中でも、3課が抱えるとんでもない爆弾と言われた。
本人に自覚はないが。


出身は帝国の0番地区。
ここは帝国がおいそれと介入できない無法地帯となっているため、住人達は『0番地(ゼロアベニュー)』ではなく、帝国から切り離されたひとつの国『0番地(オーランド)』と呼ぶ。
思い出や兄弟と繋がっていたいために、ランデルは名字をオーランドにしている。

母は風俗店に勤める女性、父はでっちあげにより資格を剥奪された町医者(ただし父は義理の父で、ランデル自身は母と客との間に出来た子)。

抗争に巻き込まれ母は死亡。
父は店に放火した犯人を
「仇はとった。だからおまえは人を殺すなよ」
と涙を流しながら幼いランデルの前で絞め殺した。腹部を刺されながらも…。

孤児となったランデルは、孤児達が身を寄せて暮らす集団と出会う。
そこで兄弟達と細々とだが稼ぎ、食いつないでいた。

数年後。
0番地区にのみ蔓延 した謎の伝染病に、元々体が弱かったウルスラが感染。
謎にも関わらず何故か存在していた特効薬 を買うため、ランデルは人買いを通じ身を売った。
買い取られた先――カウプラン機関で人体改造を施され、実験のため幾度となく戦場に駆り出される。

その後、軍が901の部隊を私物化したためカウプランとの繋がりはほぼ消えたのだが、3課配属が決まったことでカウプランに存在を知られる。

実験の続きをしましょうね(ニタァ)…ということで、血液採取や経過観察をするためカウプラン機関に通っている模様。
その他にも、 死んだ際は解剖され毛の一本まで残らず観察、標本にされることを本人も了承している。

本人は「俺はカウプランに買われた身だから、どう弄ろうがあんたの勝手。それに、カウプランのおかげで3課にいられるなら、何をされようと構わない」というスタンス。

もっと自分を大切にしろ。



【死亡フラグ】

6巻にてカウプラン機関の助手が、ランデルの血液サンプルから幻視により『脳と左腰にある、鏡合わせの冬虫夏草』を見る。
そして、「この頭虫夏草を育てさせてはいけないような気がする」という嫌な予感しかしない呟きを残した。
(冬虫夏草はあくまでイメージで、本物の冬虫夏草がランデルの脳に巣くっているわけではない)
それは現実となり、カルッセル編でランタンを短期間で連続使用して以降、冬虫夏草の影響力は強くなっていった。


しかも最新刊ではある事実が…
以下ネタバレステルス

実は彼の脳は、ランタンを点けた時に発せられる信号に励起され、人を殺す思考をするよう脳を弄られていた。
思考を繰り返すたびにその神経回路は太くなり、最終的にはランタンなしでも……。
殺す殺さないは本人が決めることなのだが、肥大しすぎた『殺す』という強烈な意志に呑まれたことがある。



アリスは気づいていないが、戦災から民を救うため突っ走るアリスのすぐ真後ろにいる彼こそが、最も悲惨な戦争被害者なのである。




ケガは、これからする

みんな口にしてる
放送されたこと、『抗・帝国軍』
帝国の戦車部隊が負けたこと、8対8の装甲戦
敵装甲車は8両

なら、これから8回ケガをする
1両ずつ、狙う


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