ガノトトス

登録日:2009/10/28(水) 17:05:54
更新日:2024/03/01 Fri 17:25:28
所要時間:約 53 分で読めます




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水の王者
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*1





モンスターハンター』シリーズに登場するモンスターの一種。

◆もくじ



◆概要



*2
分類:魚竜目 有脚魚竜亜目 水竜上科 トトス科
種族:魚竜種
別名:水竜
危険度:☆5(MH3G)、☆4(MHX,MHXX)


熱帯気候の河川や湖など、主に淡水を生息域とする水棲の竜。

二足の脚、巨大な翼など、一見すれば飛竜種にも確認される特徴をもつが、体表には鮮やかな瑠璃色の鱗、足や翼には水かきのような薄い皮膜、更に背中には大きな背ビレが付いているなど、空を飛ぶ竜というよりは魚に近い形状を有している。

かつては「巨大な魚類の一種だ」とされていた時代から「水棲に適応進化を遂げた飛竜だ」と考えられた時代もあったが、現在では研究が進み、魚類とも飛竜種とも全く異なる祖から進化してきたことが判明し、『魚竜種』と再分類された。
現在でも単純に『魚竜』と呼ばれることがあるが、過去の時代の名残である。

魚類によく似た形態をしているものの、エラではなく肺による呼吸を行う。そのため普段は酸素補給がしやすい水面近くにいる場合が多い。
しかし皮膚からもある程度酸素を取り込むことができるため、別に深い場所が苦手なわけではなく、長時間の潜水も可能。休眠を取る際は水底深くまで身を沈めることもある。

竜と呼ばれる種の中でもかなり長大な体格をもつが、これは浮力が働き、地上よりも重力の影響を受けない水中で進化を遂げたため。その巨体に見合う巨大な翼、長大な尾ヒレを用いて泳ぐ。
その遊泳力は数いる水棲生物の中でもずば抜けて優秀で、ある記録によれば、河沿いで全力疾走する馬*3を凌ぐほどの猛スピードで泳ぐ姿が確認されている。単純な速度だけでなく瞬発力にも優れており、水中ではその巨躯からは想像もつかない機動性で獲物を追い詰める。

また、体内には『水袋』と呼ばれる内臓器官をもつ。本種は外敵と遭遇した際、この器官に大量に溜め込んだ水を限界まで圧縮し、口から一気に放出することで、強力な水流攻撃を行うことができる。
この水流の威力は凄まじく、岩すら容易に貫通するほか、生半可な装備に身を包んだハンターを真っ二つに寸断したという報告もあり、極めて殺傷能力が高い危険な代物である。
さらに、ヒレの各種には棘があり、そこから神経性の麻酔毒を分泌し、高速で通りすがりざまに切り付けることで獲物を即座に昏倒させるといった狩猟方法も用いる。

これほどの遊泳力の高さ、戦闘力の高さから、水中での生態系では基本的に最上位に位置しており、『水の王者』の異名をとることもある。


食性は肉食。
普段は水面近くをゆっくり泳ぎつつ、水棲生物を捕食して生活している。
口内に無数に生え揃った鋭く細かい牙は大型の甲殻種ですら噛み砕くほどの強度を誇るほか、ヒレと同様に毒腺を有している。捕食の際は獲物に噛み付いた後、そのまま毒を流し込み、大人しくなったところを丸呑みにしてしまう。
また、牙は一度折られても何度でも生え変わる。

また水棲生物だけでなく、水分補給のために水辺へやってきた地上の草食動物などを襲うこともある。
その際は音もなく近づき、ある程度の距離まで近づいた後、瞬発力を活かし突然水中から飛び出して喰らい付き、そのまま引き摺り込んで捕食する。


かなりの戦闘能力と巨体をもつが、その性格は意外にも慎重。非常に警戒心が強く、用心深く相手を窺う性質をもつ。
水中にいる際は視力よりも、発達した聴力に強く依存しており、相手が地上にいたり距離が離れていたとしても、敏感に気配を察知することができる。

が、この聴力と集中力が仇となり、水中にいる本種に突然の爆音を浴びせると、思わず水中から飛び出すほど驚愕しそのままパニックを起こして体勢を崩してしまう。
水中において高い機動力をもつ本種には有効な手立てと言えるが、同時に本種の気分を極めて害する行為でもあり、気を取り直し怒り狂った本種と戦うことはまず避けられない。

怒りで我を忘れた本種は、相手が地上にいる場合、躊躇なく水中から飛び出して陸上戦を挑むほど凶暴になり、徹底的に排除しようとする。
しかし地上では戦闘能力が落ちるかといえばそんなことはなく、むしろ強力な水流攻撃に加え、その巨体から繰り出される体当たり、長大な尻尾打ちなどの威力から、それこそ並み居る陸棲モンスター以上の脅威になりうる。

しかし、体表の鱗は水分を失うと脆くなってしまう性質をもち、乾くと皮膚呼吸も難しくなってしまうことから、本種としても長時間の地上戦は基本的には嫌うところである。
また水中行動を前提とした細い脚には、あれだけの巨体を支える余裕は無いようで、長時間地上に留まってしまった際はすぐに疲労が溜まってしまう。



広い食性をもつが、その中でも特にカエルが大好物。
これを利用し、釣り餌をカエルにして水面に垂らすと、視力があまり良くないのも災いし、釣り人に気づかずそのまま喰らい付き、あろうことかそのまま釣り上げられてしまう。

更に本種は用心深い反面、突然の出来事に弱い性質であることから、ハンターのような専門職の者だけでなく、一般人ですら簡単に釣り上げることができてしまうらしい。
ただし、流石に釣り上げられて我慢できる性格ではないため、爆音と同様に一長一短となる行為である。


主に淡水域に生息するが、海水に適応することも可能らしく、完全に海で活動している種もいる。
また陸上でも過度に水分が失われなければいいのか、渓流などの山岳地帯にまで進出していることから、多量の水分さえあればどこにでも生息できる適応力がある様子。


ガノトトス亜種



*4
別名:翠水竜
危険度:☆5(MH3G)


別名の通り、美しい翡翠の鱗に身を包んだガノトトスの亜種
通常種ですら煌びやかだった鱗やヒレは、亜種のものともなると更に価値が高く、武具だけでなく宝飾品として欲しがる者は多いという。

通常種と同様、主に水中での生活を中心にしており、生態にはほとんど変わりはない。
が、通常種と比べ運動能力が優れており、水中での機動力は更に高い傾向がある。

しかし特筆すべきは陸上での運動能力の高さ。
本種は怒るとむしろ積極的に地上に留まろうとし、地上でも水中と遜色ない動きを見せる。
また、通常種以上に体格にも恵まれていることが多いことから、ただでさえ強力だった近接攻撃はさらに強烈なものとなっている。

平常時では水中に隠れて戦闘を行い、怒れば地上で暴れ回る、という水陸両用の器用な戦闘方法をもつ個体と言える。


通常種と同様、カエルが大好物。


◆登場作品


【MHP2G以前】



初代MHにて初登場。何気に最古参メンバーの一人。


登場時期としてはけっこう早くに登場する部類であり、看板モンスターの前座、あるいは同時期にお目見えとなることが多い。

今まで飛竜種とやりあってきたハンターからすれば、魚竜種はドスガレオスぶりに見る種族。
なんだ今更魚竜種なんて、と思いつつ狩猟場所に向かい、軽い気持ちで刃を交え、


その登場時期に相応しくない圧倒的な実力にボッコボコにされるハンターが跡を絶たなかった。


なんならその後に控えるであろう看板モンスターより強いまであり、当時のモンハンの中でもかなりの実力者として知られていた(今も大概だが)。


さて戦闘スタイルとしては、なんといっても水中から攻撃を仕掛けてくることが特徴。
主に水中から上半身だけ出し、強力なウォーターカッターのような水流ブレスを繰り出してきたり、勢いよく飛び出し、滑空しながら睡眠毒が付与されたヒレで斬りつけてきたりしてくる。
水中に入れないハンターは水辺までしか行けず、同じ魚竜種のドスガレオスと違って近寄ることもできないため、ずっと一方的に攻撃され続けるのが辛いところ。

しかし、音爆弾、小タル爆弾などを利用して爆音を発すると、びっくりして水中から飛び上がり、地上に誘き寄せることができる。
が、この時のガノトトスは確定で怒り状態となる点には注意。


地上のガノトトスは、主にその巨体を生かした近接攻撃や、水流ブレスなどを用いて攻撃してくる。
しかし水中が本領なんだから弱体化…と思いきや、むしろ水中にいる時よりもだいぶ危険。
近接武器持ちは地上に上げてからが本番と言えるだろう。

まずその攻撃力の高さ。
序盤のモンスターにしてはおかしいだろと言いたくなるぐらいの攻撃力をもち、冗談抜きでその作品の看板モンスターの攻撃よりも痛い。
こちらの装備も序盤仕様なためちょっとした攻撃でも致命傷になりうる危険性がある。

そして、ある意味最もガノトトスを強者たらしめた特徴が、攻撃範囲の広さである。
なにせその辺の飛竜種よりもはるかにでかい体格から尻尾やら体当たりやらが飛んでくるのである。攻撃範囲が広くなるのは必然。

…それは分かる。それは理解できるが、当時のガノトトスの攻撃は、何をどう擁護してもおかしい意味不明な攻撃範囲の広さをもっていたことで有名だった。

具体例をあげると尻尾回転。
はたくように尻尾を振って攻撃する技だが、これがどう考えてもハンターに当たっていない。
ハンターに比べてめちゃくちゃデカいガノトトスが姿勢も低くせずに尻尾を振るので、当然尻尾はハンターのはるか頭上を通り過ぎているのだが、尻尾が真上に来た途端、突如見えない壁にでも突撃されたかのようにハンターが吹っ飛ばされてしまう。
他のモンスターにも言えるが尻尾回転自体、大体ノーモーションで振り回してくるため、そんな範囲をもった攻撃をいきなり繰り出されては対処のしようがない。

次にタックル。
ドスガレオスも使ってきた攻撃。文字通り体当たりする攻撃なのだが、これもかなり不可思議。
なんとこのタックル、
  • タックルする方向とは逆の位置にいても当たる
  • 尻尾付近など、身体と全然関係ない位置にいても当たる
  • ガノトトスと密着せず、ある程度離れていても当たる
近くで繰り出されたらまず問答無用で当たるのだ。

尻尾回転は足元にしっかり陣取っていればまぁ当たらないのだが、このタックルに限ってはまず喰らうことになるため、多くのハンターがこの技を恐れ、こう名づけた。



『亜空間タックル』と。



…しかしこれについては理由がある。
当時のモンハンは、ゲームとしては言ってしまえばかなり荒削りなところがあり、攻撃判定などが割と雑に設定されることが多かった。

先程の尻尾回転にしても、「尻尾から地面までの垂直線上」が攻撃範囲に設定されているため。
悪名高いタックルの設定範囲は、「ガノトトスをざっくり包む範囲」という雑すぎる範囲が対象となっていたためである。
これによって、タックルする方向とは逆の位置にいても、真上にあった翼が被っていたから喰らってしまった…というのが亜空間タックルのカラクリである。

これは何もガノトトスに限った話ではなく、ガノトトスのサイズが特別デカいから殊更に目立っていただけなのだ。

しかし他モンスターと比べても屈指の攻撃力、「いやどう見ても当たってないだろ」と言いたくなる攻撃範囲から、理不尽なモンスターとして見られることは多く、ガノトトスはモンハンの中でも屈指の強敵と知られるようになったのである。
水中関係無いじゃん


とここまで書いたガノトトスの脅威だが、ガンナーで行けばあら不思議。
上で挙げたすべての行動が全く脅威ではなくなる。

尻尾回転やらタックルが怖いなら、そんなもんが当たらない距離から攻撃してやれば良いというワケである。
現に、地上に上がったガノトトスは這いずりによる移動や水流ブレスぐらいしか遠距離に対する対策が無く、その攻撃にさえ注意していれば動きもトロく、的がデカいということもあり全くのカモであった。

ただし、MHP2Gでは射撃に対する耐性が露骨に上がっているため、過信は禁物。とはいえ、近接武器と比べれば圧倒的に倒しやすいのは揺るぎなく、ガノトトス戦においてはガンナーで行くことが推奨されていた。

が、近接武器で行くのがそんなに悪いのか、と言えばそれほどでもない。
狙いやすい位置にある腹は第一弱点であり、特に斬撃なら100%通るほど弱い。尻尾回転やタックルを見切る腕前が有れば、むしろガンナーよりあっさり倒せるだろう。
慣れていなければ、隙の大きい水流攻撃を誘発し、繰り出した後に攻撃、とヒット&アウェイを繰り返すのが一番安全。
攻撃範囲は大きいものの、判定時間は割と一瞬なので、「回避性能」スキルを積んでおくと尚良い。
避けられないのなら防げば良いじゃないということで、ランス・ガンランスで挑むのも有効。耐震は不要だが、離された際ブレスも防ぐつもりならガード強化は必要。
あとランスでガードできるからといってうっかり水に弱い防具を選ばないように…

また、耐性面の特徴として麻痺、毒、睡眠などの状態異常属性にめちゃくちゃ弱い。
どうしても正攻法のやり方が上手くいかないのであれば、嵌め手による狩猟もおすすめである。


ちなみに亜種は、体力が通常種より若干高く、怒り状態時の行動速度が速くなっただけで、特に変わった行動はしてこない。
弱点も一緒なため対処方法は全く同じで構わないが、状態異常の耐性面は通常種以上に弱い。
特に毒ダメージに至っては通常種の2倍以上という意外な脆さを見せる。動きの素早さに着いていけないなら頼ってみても良いだろう。



地上にいる時に音爆弾を炸裂させても特にアクションは起こさない。音がよく反響する水中だから効果的なのかもしれない。
また、視力が弱い設定のため閃光玉は効かないので注意しよう。


登場フィールドは「旧密林」の大河エリア、「密林」の海辺エリア、「旧砂漠」の地底湖エリア、「砂漠」の湖および地底湖エリア。
基本的に水に面したエリアにしか登場しないため、エリア移動の頻度が少なく、ペイントボールを持ってくる必要はまずない。
あっちこっち移動せずに済むのはありがたい。特に「旧砂漠」では一つのエリア限定で戦うことになる。
が、この性質が仇となり、ガノトトス2頭クエスト、ないしは亜種との複合クエストでは、お互いのバトルフィールドが駄々被りし地獄の乱戦となるのは覚悟しよう。


ちなみに「旧砂漠」には一つしか水面エリアがなく、そこの個体はどうやって生活しているのか疑問に思うかもしれないが、実は「旧密林」の大河が地底湖まで繋がっているらしい。
餌がなくなればそこまで戻って狩りをするのだろうか。


また、大型モンスターにしては珍しく休眠を行わない。
瀕死から回復される心配はないが、反面、爆弾などによる睡眠時のトドメができないとも言える。
また、分かりやすい目印もないため捕獲が非常に困難という見方もできる。
一応、瀕死になると背ビレがへたれる、といった特徴があるが、背ビレを部位破壊すると原型をとどめないほどボロッボロになってしまうのも痛い。
足を引き摺る典型的な動作も滅多に見せないため、捕獲の際は「観察眼」スキルをつけることをおすすめする。

ちなみに瀕死時の移動モーションはレウス系骨格と同じ動きなのだが、なんだか気が抜けそうなフニャフニャしたような声を上げながら足を引き摺る。ちょっと可愛い。


「釣りカエル」を使えば釣り上げられることで有名。
釣りスポットでカエルを垂らし、しばらくするとガノトトスが近寄ってくる。それを恐れず待ち続けると、やがてカエルが沈む。
そのタイミングでボタンを押せば、ガノトトスは激しく水中で暴れるも、そのまま釣り上げに成功。地面に叩きつけられ、ダメージを与えられる。
釣竿と糸の強度はどうなってるんだ
ちなみに暴れている時にボタンの連打などは必要無し。眺めていれば勝手に釣られてくれる。

この時のダメージは大タル爆弾1個分の固定ダメージであるほか、衝撃からかしばらくビタンビタンと跳ねるだけになり、更に大きな攻撃チャンスとなる。
陸上でしばらく行動してくれるようにもなるが、音爆弾と同様、こんなことをされれば当然キレるので注意しよう。

釣り上げるにはいくつか条件があり、「ガノトトスに気づかれていない状況」で「エリアに1人しかいない」と釣り上げることができない。

前者は当然、発覚したらカエルに見向きもしなくなる。警戒心が強い設定通り、こっそり釣りスポットに向かおうとしても気づかれる可能性があるため、ガノトトスがエリアにいない時に既に垂れ下げておくと良い。ガノトトスが水辺エリアしか行き来しないこともあり、戻ってくるのもそう時間はかからないだろう。

また後者、複数人でエリアに入り、釣る人以外がたとえ水辺から極力離れていたとしても、ガノトトスは食いついてくれない。いくら大好物が目の前にあっても気配でわかるのだろう。流石の用心深さである。
またオトモアイルーがその辺の小型モンスターと戦ってると気付く。この野郎…


水中への飛び込み位置がエリア毎に決まっており、地上から水中へ戻る際は、必ずその位置まで移動する。
この時、翼を下げて直立するような姿勢をとりダバダバ走るという何だかコミカルなモーションなのが特徴。
まるで浮き輪を持った子供が「わ〜いプールだ〜」とか言いながら走っていくようで見た目は面白いが、このダッシュ、MHP2以前では何故か水流ブレスをも凌ぐガノトトス最強の攻撃力をもっていた。
ガノトトス的にはあくまでただの移動であり、軸合わせもしてこないため、近くにいるといきなり巻き込まれて死亡という不運な出来事が起きやすい。
特にガンナーは一撃死の可能性があるため、定位置までの延長線上では警戒しておきたい。


ガンナーで行くとよくあることなのだが、水中で体力を0にすると、


(断末魔の叫びをあげるガノトトス)

(沈むガノトトス)

(プカーっと浮かんでくるガノトトス)

【目的を達成しました】


という固有演出が用意されていた。
沈んでから一拍置いてゆっくり浮かんでくるガノトトスの姿は非常にシュール。
見る分には非常に愉快だが、この頃のハンターは水中には入れないため、当然剥ぎ取りはできない。初見で大爆笑した後、剥ぎ取り出来ないことで我に返り愕然としたハンター多数。
ガンナーでいくと非常に狩りやすい相手だが、素材が惜しければうっかり攻撃しすぎないように注意しよう。また、毒属性の武器で行ってたりするとたまに起こるため、その点も注意。

ちなみに、地上から水中へ戻る瞬間に体力を0にすると、その場で倒れず無理矢理飛び込みを強行し、わざわざ入水してから死亡する。
勢いよく着水した衝撃で死亡したみたいになってしまうため、剣士でも油断は禁物。


【MH3/MHP3】



そしてMH3。

もはや言うまでもないが、3系列は「新たなモンスターハンター」として心機一転を図ったシリーズであり、リオス夫妻などを除いた既存のモンスターの多くが欠席。
ガノトトスもそれは免れず、欠席となった。

しかしMH3と言えば、新たに入った新要素の「水中戦」が目玉となっていたため、「今まで叶わなかったガノトトスとの水中戦もできたのでは…」と惜しむハンターも多かった。

次作のMHP3では水中要素が無くなったためか、こちらも出席は叶わずとなった。



「釣り」という行動によってダメージを与えられる、という特殊仕様は、MH3ではチャナガブル、MHP3ではハプルボッカに引き継がれている。
こいつらは海竜種であって魚竜種ではないのだが
ちなみに前者はガノトトスと同じくカエルが好物で、釣り上げるには釣りカエルが必要。


ちなみに、『水の王者』という異名が取られていたガノトトスだったが、MH3にて『大海の王者』ラギアクルスが登場したことにより、その異名はひっそりとフェードアウトしてしまっている。

無かったことにされたのかは不明だが、なんだか可哀想である。


【MH3G】



時は流れてMH3G。

今作ではなんとMH3だけの要素だった「水中戦」が復活。
それに伴い、MHP3で欠席となっていたラギアクルス、チャナガブルなどの水棲モンスターが復活。

そして発表されたPV第一弾には、水中で泳ぐハンターを悉く蹴散らすガノトトスの姿が。
MHP2Gから3年の時を経て、ついに念願の水中戦進出を果たしたのである。

まさに「水を得た魚」…いや、「水を得た竜」である*5

ラギアクルスらが所属する海竜種と、魚竜種であるガノトトスとは骨格がまるっきり異なる。
本作で水中戦ができる魚竜種はガノトトスしかいないため、ガノトトスのためだけに一からモーションが作られたことになる。
開発陣にとってもガノトトスは登場させたかったことが窺える。


さて、水中でのガノトトスだが、かつて『水の王者』を名乗っていた時代に恥じない戦闘力を引っ提げている。

まず機動力の高さは、海竜種どころかラギアクルスと比較してみても群を抜いている。
一瞬で距離を詰めたかと思いきや、あっという間に距離を取ったりと、小回りを利かせてあの巨体からは想像もつかない速度で動き回る。

地上とは打って変わって多彩な行動をしてくるのも特徴。
地上でも強力だった水流ブレスも使用してくるほか、猛烈なスピードで突っ込んでくる突進や、長大な尻尾を使って叩きつけてくる攻撃、勢いよく水面から飛び出し、水中へ落下する勢いのまま体当たりなど、鈍重な地上とは異なりかなりアグレッシブに攻めてくる。

どの攻撃も威力が高いのも変わらず、範囲も相変わらず広い。
しかもこれだけ強力かつ機敏な動きをしてくるのに対し、攻撃後の隙が少なく、かなりつけ入り辛い。基本的には不利な要素の多い水中においてこの敏捷性の高さは相当厄介である。
怒り状態ともなるともう凄まじく、ただでさえ早かった動きが更に強化され、付け入る隙どころかこちらが逃げる隙すらなくなってくる。

アイテム面だが、音爆弾やタル爆弾に効果があるのは変わらず。
ただ過去作と違い、爆音を受けるとその場で体勢を崩し、もがいて隙を見せるようになった。水中での素早い動きが厄介なガノトトスにこの隙はかなりありがたい。
ただ裏を返せば、怒り状態になっても陸上に上がることは少なくなったという事でもある。水中でも戦えるようになったという前提からだろう。
水中戦に慣れておかなければ苦戦は免れない。

しかし、攻撃の間隔こそ短いものの、予備動作がかなり分かりやすいのも特徴。
更に攻撃範囲が広いのは確かなのだが、反面ある方向には判定がかなり弱い性質もあり、繰り出してくる攻撃に対して回避の方向を間違えなければ苦も無く凌ぐことも可能。
慣れないうちは大変だが、水中戦独自の上下回避も踏まえて挑めば、理不尽と言える攻撃は割と少なく、素直な部類と言える。

一方、地上の行動は過去作とあまり変わらない。
が、以前より槍玉に上がっていた亜空間タックルを始めとする理不尽判定は鳴りを潜め、かなり納得できる当たり判定に改善されている。
とはいえ、それでも予備動作の短さ、攻撃範囲の広さは依然健在であるため、まだ苦手だと言うハンターは多い。
更に今作からはガンナー対策なのか、這いずりやダッシュで積極的に距離を詰めようとする傾向があるため、以前ほど一方的に攻撃することはできなくなった。
一部からは水中の方がまだマシと言われることもあったり


なお、前作まで体力値や敏捷性と色が違っていただけの亜種は、ここに来て差別化が図られている。

水中では水流ブレスをただ直線的に放ってくるだけの通常種と違い、なんと横方向に薙ぎ払うように発射してくる。
上下の回避で対処可能だが、少しでも見切るのが遅れれば容赦なく被弾するほどの攻撃範囲の広さをもつ。特にガンナーはこれが対処できるかどうかで勝負が決まってくる。
幸い判定は一瞬であるため、薙ぎ払ってくる方向へ回避すれば、一応「回避性能」スキルがなくとも回避は可能。とはいえ、安全を考慮して欲しいところ。

地上では尻尾回転を逆回転でも繰り出してくる。
…それだけ?と思うかもしれないが油断するなかれ、もともとノーモーションでいきなり繰り出してくる性質と合わさり、ガードおよび回避方向が予測できない凶悪技と化しているのである。
怒り状態時はかなりスピードが増しているため、なおのこと咄嗟の判断での対処は不可能。剣士は真下に陣取ることをおすすめしたい。

また、思考ルーチンにも違いがあり、「水陸両用の進化を遂げた」という設定通り、怒り状態になると積極的に地上に上ろうとする。
水中戦が苦手なハンターなら願ったりかもしれないが、亜種は上記の行動に加え、敏捷性が更に増しているため、ラギアクルス亜種より手強いと考えるハンターも多い。

全体的に見れば大きく目立った変化こそ無いものの、通常種と同じ感覚で挑めば思わぬ痛手を受けることになるだろう。



爆音で地上に確定で出せなくなる仕様にはなったものの、釣りカエルで釣り上げられる仕様は続投。
こちらはしっかり地上に引きずり出せるため、水中戦が苦手な人は積極的に狙いたい。
また、視力が良くなったのか、以前は効かなかった閃光玉が有効になっている。
水中のガノトトスは特に厄介なため、音爆弾と合わせて活用していこう。


MH3から初めて導入された「疲労」のシステムももちろん適用されている。特に地上で長く行動していると疲労が溜まりやすいらしい。
この状態になると水棲草食種のエピオスを捕食して回復を図る。
疲労状態になると水中ではこちらを見ながら首をかしげる動作が多くなり、地上では翼と頭をがっくり落としその場で完全停止してしまう。
ぼんやりその場で佇んでる姿はなんだかかわいい。


瀕死になった際の行動は見直され、地上では他のモンスターのように足を引き摺る動作を逃走時にもするようになり、かなり状態が判別しやすくなった。
だがそのモーションの後、いつものダバダバ走りをして移動するので、逃走を許さんと攻撃しまくっていたら轢かれてしまい乙…なんてことがないようにしよう。
水中ではヨロヨロとふらつきながら泳いだりと、いかにも弱ってますと言った様子を見せる。
以前より労を要さず捕獲できるようになった。


休眠している状態も追加されたが、これも結構特徴的。
ロアルドロスラギアクルスと違って陸上に上がらず、水中深くに潜って休眠する。
設定上は皮膚呼吸もできるらしいが…苦しくないのだろうか?しかも思いっきり寝息も立てている。かわいい

休眠している様子をよく見てみると、しばらくはその場で沈んでいるのだが、徐々に浮力に負けて身体が浮かんでってしまう。
しかしある程度浮かんだところで、反射行動なのか、あるいは寝ぼけているのか、尻尾を使って元の位置まで沈み直す。
そしてまたしばらくすると徐々に身体が浮かび始め…
…という行動を繰り返している。かわいい


かなり地味な点だが、滑空がオミットされているため、今作のガノトトスは睡眠属性要素がなくなってしまっている。突進を喰らわせて水中で昏倒させる、という攻撃ができそうなものだが…
まぁそうなると大量に水を飲み込んでハンター窒息死という極悪すぎる技になりそうだ。
ハンターに限ってそんな事は無い?それはそう


地上での怯みモーションがなんだかおかしなことになっている。
具体的には頭を攻撃して怯ませると、腹や尻尾を攻撃した時のように大きくのけぞり出したり、翼を攻撃して怯ませると頭をぶん殴られたように頭を下げる。
水中でのモーションがかなり多彩になった分、地上まで手が回らなかったのだろうか。


MH3で登場したラギアクルスの存在により、『水の王者』という異名はもう使われなくなってしまったが、
代わりと言ってはなのか『大海のハンター』という新たな異名を授かっている。
『王者』と比べれば一段劣るかもしれないが、「水を極めた狩人」と考えれば、ピッタリな異名と言えるだろう。カッコいいし。


ちなみに、過去作で話題だった水中死の仕様だが、もちろんハンターも水に入れるようになったため、問題なく剥ぎ取れる。安心して戦おう。


【MH4/MH4G】



水中戦で大いに暴れたガノトトスだったが、次作のMH4では水中戦がオミットされることになった。

水中戦は技術的な面で見ても色々と負担が多く、まぁ仕方ないと言えば仕方ないため、続投も諦めていたハンターも多かったのだが…

なんと発売前の情報誌にて、ガノス装備の一部が記載されていることが判明。
このまさかの情報からもはや続投は確定的となり、多くの古参ハンターを喜ばせることとなった。



さてMH4のリリース日。
果たしてガノトトスは登場していた。



登場は…していた。



MH4はストーリー性がかなり充実しており、主人公含む『我らの団』の個性的なメンバーとともに、とある目的を果たすために旅を続ける物語となっている。

劇中、紆余曲折あり行き着く場所が、アイルーたちが住まう白い砂浜の小さな村、チコ村。
その沖合には『ぽかぽか島』という小島がある。

ぽかぽか島のアイルー達は村に常設してある『投網マシーン』なる設備を用いて投網漁を行い、魚を捕って暮らしている。
立ち寄った主人公もこの投網マシーンを利用して、各種魚系アイテムを入手できるというわけだが…


…長い前置きは結構だろうか。


早い話、ガノトトスは設備で採れるアイテムとして登場する形となったのだ。

過去作品ではフィールドの採取ポイントにイャンクックの鱗が落ちていた、とか、漁をしていたらたまたまガノトトスの鱗が引っかかっていた…
など前例はあるにはあったが、まさか本体そのものが採れる なんて前代未聞である。

普段はサシミウオやらハリマグロやらが群れを成して泳いでおり、たまにその群れに置き換わる形で出現するのだが、
なにせ島に入った瞬間明らかにバカでかい魚影すっごいスピードで泳ぎ回っている様子が見えるもんだからもうすぐ分かるだろう。

上手いこと網にかかったら当然アイテムとして回収できるのだが、しかし何が酷いってこの演出。
ガノトトスは陸に引き上げられた瞬間、そのままあっけなく昇天してしまう。
いくらガノトトスが突然の衝撃には弱いとは言え、あんまりと言えばあんまりである。

情報誌に載っていたガノトトス武具は、この設備で回収できるアイテムから造られるものとして紹介された、というわけである。
MH4から欠席となったモンスターが多い中での登場とはいえ、この扱いは果たして優遇と言うべきなのか…


次作のMH4Gでは、地底湖があった「旧砂漠」が復活したが、フィールドの改悪リニューアルに伴い、湖が干上がってしまったため、ガノトトスの復活機会も失われた。

が、ぽかぽか島の方はなんとG級昇格後に亜種まで登場した。
わざわざアイテムやそれから造られる武具まで揃えているあたり、何気に作り込まれている。
しかし漁の仕様自体は通常種と変わらず、別に難易度が難しくなったとかはなく全く一緒。網にかかればあっさり昇天するのも同様である。
愛されてるのか軽んじられてるのか


しかしこのガノトトス、よく見ると普段戦っている個体よりだいぶ小さい。
もしかするとこの個体はまだ幼体で身体も弱かったため、この程度の衝撃で絶命してしまったのではないか…という考察が一般的。

ちなみにガノトトスがぽかぽか島に出現している間、アイルー達はガノトトスに向かって尻を叩いて思いっきり挑発しまくっている。
仮に特別弱い個体だったとしても舐められすぎにも程がある。一応危険度はリオレウスと同等なのに。

また網が外れ失敗してしまった場合、ガノトトスは上半身だけ海面から出し、お馴染みの水流ブレスで反撃してくる。まぁそら流石に腹も立つだろう。
アイルーたちの反応にムカついてわざと網を外し攻撃させるハンターもいたとか


余談だが、今作から「釣り」によってダメージを与えられる後輩、ザボアザギルが新たに登場した。
異名からしていかにもサメですといった様相をしているが、ガノトトス同様カエルが好物らしく、釣り上げるには釣りカエルが必要になる。

チャナガブルといい、モンハン世界のカエルの何がそこまで彼らを惹きつけるのだろうか…



【MHX/MHXX】



MH4シリーズで散々な目に遭ったガノトトスだったが、次作のMHXにて、正真正銘のちゃんとした復活を果たした。

しかしMHXシリーズには水中戦が無いため、戦闘スタイルはMHP2G以前のもの。
つまり水中から地上に誘き寄せてから戦わなければならない仕様に戻った。MH3Gで初めてガノトトスを知ったハンターからすれば、水に飛び込みたいと思うかもしれない。
しかしその代わりなのか、水中にいる時間はかなり短くなり、戦闘中のほとんどの時間を地上で過ごすようになっている。水竜としてそれはどうなのかという気もするが


というわけで地上での戦いが主体となるわけだが、基本的な機動力は、這いずりやダッシュによる移動頻度、追尾性能が飛躍的に向上しており、もはや陸棲モンスターと遜色ないレベルに。
特にガンナーは以前とは比べ物にならないほど危険度が増している。

攻撃に関しては、他の復活モンスターと比較してもテコ入れ具合が著しい。

まず尻尾回転。
今作は亜種モンスターを出さない方針としているため、亜種の行動を追加された通常種モンスターが多いが、ガノトトスも例外ではなく、過去作で亜種が使用していた「逆回転の尻尾回転」を習得している。
が、今作では更に、基本的に2回転1セットとする尻尾回転を、1回でキャンセルするパターンが新たに追加されている。
…それのどこが脅威なんだと思うかもしれないが、これの厄介なところは、回数が減ったために単純に隙が少ないという点と、回転の向きを何かの拍子に逆にしてくる可能性があるため、回避・ガードの対処が非常に難しいという点。
こういった特徴のため、いざ繰り出されれば咄嗟に凌ぐことも反撃することも難しい。

次におなじみのタックル。
攻撃判定自体はMH3Gよりも更に厳密になったため、昔のような理不尽さを感じることはほぼなくなったが、新たに強化型が追加されている。
通常のタックルの構えのまま力を溜め、一気に体当たりをする技なのだが、なんと水流ブレスの1.5倍という異常なほどの威力を備えており、実質今作のガノトトスにおける必殺技となっている。
通常のタックルより繰り出すまでが長いものの、逆に言えば通常とはズレたタイミングで繰り出してくるため、うっかり回避を暴発すると痛い目に遭う。水流ブレスと違い、近くにいると喰らいやすいのも辛い。
ちなみに演出がかなり凝っており、タックルを繰り出すと衝撃波のようなものが飛ぶ。とはいえ、あくまで演出なので亜空間的な判定は無い。
強タックルといい演出といい、開発陣も確実に分かってやっている

更に水流ブレス。
今まで地上では直線方向と、直立して横に薙ぎ払う2種類があったが、今作では後者に続けて足元から縦方向に薙ぎ払う行動も追加された。
今まで通り隙だらけと見て足元に潜り込むと見事に命中する。
また、通常の直線方向の水流ブレスに、頭を振りながら発射するパターンが追加された。
攻撃の始点が細かく振られることにより、頭から離れれば離れるほどブレスが広範囲に撒き散らされ、中距離から遠距離までの全てが攻撃範囲となるという恐ろしい性能となっている。
予備動作が通常の直線ブレスよりも長い、という特徴があるが、ガンナーにとっては見えてもほぼ避けようが無いというレベルで範囲が広い。また、頭を攻撃しようと頭の横に張り付いていた剣士にとっても危険である。

また地味な点だが、噛みつきに睡眠属性が付与された。今まで半ば消えかけていた睡眠毒もちの設定をアピールしたかったのだろうか
が地味とは言え、噛みつきの予備動作中にハンターが足元にいた場合、後退しながら位置を調整してくるようになったため、夢中で足や腹を攻撃していると意外と被弾しやすい。
これだけ強力な攻撃が追加されたガノトトスの目の前で昏倒するのは大変危険。元気ドリンコの携帯は忘れずに。

…とこんな具合に、今作のガノトトスはMH4シリーズでの屈辱を払拭せんばかりの大幅強化がなされている。
今作がモンハン初となるハンターだけでなく古参ハンターにとっても厄介な強敵となって帰ってきた。登場時期も相変わらず早いため、ストーリー進行上の高い壁となるだろう。
特にMH4から入った人にとっては全てが想定外に違いない


ちなみに、拡張版でのMHXXではG級個体が登場したが、珍しく追加された行動はない。
そもそもにかなり行動が追加されたことの弊害だろうか。



登場するフィールドはMHP2G以前で懐かしの「密林」「砂漠」に加え、MH3Gで活躍した「孤島」や、MHP3でお馴染みの「渓流」に登場。

相変わらず水辺エリアに現れるが、どうしたことか渓流に出現するガノトトスは、水辺が無いエリアにも移動する。陸上から陸上に移動する姿は今回が初である。
とはいえ移動するエリアはある程度水浸しになっているため、鱗が過度に乾燥することはないのかもしれない。…と思いきや、ほとんど水気がなさそうな鍾乳洞(エリア8)にまで移動しようとする。
一応「慎重な性格」という設定のガノトトスにしてはやけに攻撃的というかなんというか。


MHXXでは新フィールドの「遺群嶺」の湖エリアにも登場する。
…それはいいのだが、遺群嶺といえば、飛行船を乗り継いでいかなければ到達できないほどの超高高度にある設定のフィールドである。
どうやってガノトトスはここまで来れたのだろうか…滝を登ってきたのか?
まぁガノトトスに限らず遺群嶺の生態系はだいぶカオスな事になってるが


疲労した際は前作よろしく食事によってスタミナ回復を図る。
が、この時何をどう思ったのかわざわざ水中から飛び出し、地上に打ち捨てられている腐肉を食べに行く。
恐らく、ハンターが立ち入れない水の中で一方的に魚とかをムシャムシャやられても困る、と言う配慮からだろう。
とはいえ設定的に違和感は拭えないが…


休眠する時は以前と同じように水中で行うのだが、こちらも流石にMH3G時のように奥底まで潜られては対処のしようがないためか、
基本的に水面にプカーっと浮いたような状態で寝る。ハタから見ると単なる水死体である。
瀕死時に待ち伏せすると分かるが、休眠場所までフラフラ泳いで来たかと思えば突如ドボンと沈んで寝ながら浮き上がってくる。
実はかつての水中死のモーションほぼそのまんまである。

しかし、渓流に出現した時がなかなか謎で、湖があるというのにわざわざ飛び出して鍾乳洞の中まで走っていき、飛竜の巣で立ったまま寝る。
ちなみに休眠モーションはイャンクックに代表される鳥竜種骨格のものと一緒。
肺呼吸できるからいいとして、乾くと鱗が脆くなる設定はどうしたんだ…とかその巣はリオス夫妻のものなのだが大丈夫なのか…とかというかなんで立った状態で寝るのか…とか色々と突っ込み所が多い。
なお同じ魚竜種のドスガレオスも同じモーションで立ったまま寝る。


MHP2G以前に戻ったということもあり、再び浮上するのは水中死による剥ぎ取り不可の仕様だが、
今作では水中でどれだけダメージを与えても0にはならないようになったため、懸念事項は一切無くなった。
ちょっと寂しい気もするが


【MHST2】



通常種、亜種が揃って起用。しかしながらオトモンに出来ない。
いくつかの武器や防具も生産できるのだが、MHST2では新たに登場したせいなのか、ガノトトス亜種の防具はマスターランクの銘であるはずの「ガノスZ装備」になっている。
ゲネルと違いガノトトス亜種はMHP2G以前であれば上位でも登場していたはずなので「ガノスU」もちゃんとあったはずだが…

しかしMHST2の真骨頂は、「亜空間タックル」が本当に実現してしまったことである。亜種が開幕の全体攻撃として仕掛けてくる。


◆攻撃手段


【MHP2G以前(攻撃)】



【水中】

  • 振り上げ水流ブレス
    属性:
    • 一旦水中に潜った後に上半身だけ浮上し、首を振り上げるように正面目下から縦方向に水流を発射する。
      • ガノトトスの必殺技の一つと言える技。かなりの威力をもつため、絶対に喰らいたくないところ。
      • 見た目通り縦方向に判定が強いが横方向は弱いため、左右に移動すれば苦もなく避けられる。
        しかし射程距離が長いため、遠くで体勢を整えていたりする場合は注意。

  • 薙ぎ払い水流ブレス
    属性:
    • 一旦水中に潜った後に上半身だけ浮上し、左右どちらかから薙ぎ払うように水流を発射する。
      • 縦方向のものに比べて射程距離は短いが、ガノトトスの前方160°は射程範囲となるため、水辺に近寄っていたハンターは危険。
      • 見た目通り横方向に判定が強いが縦方向は弱いため、ガノトトスに向かっていくように移動すれば回避できる。
        しかしサイズが小さい個体だと射程距離の問題で、近くに寄っても被弾する可能性があるので注意。

  • 滑空
    状態異常:睡眠
    • 突然水中から飛び出し、ハンターに向かって一直線に滑空する。
      • あの巨体がなんの前触れもなくいきなり水面からこっちに飛んでくるもんだから恐らく初めて見た人は確実にビビる技。
        滅多にやってこない分、いきなり繰り出してきた時の衝撃は凄まじい。
      • 喰らうとダメージと共にその場で昏倒してしまう。しかも結構な威力のため、大抵その後に飛んでくる攻撃で死んでしまう場合がある。
        オトリオトモを連れて行き、注意を逸らしてもらうか起こしてもらうかで対処したい。
      • 繰り出した後は地上に腹這いで着地する(痛そう)が、「旧砂漠」や「砂漠」の地底湖エリアのように、飛んでいった対面に水場があるとそのまま着水する。
      • 余談だが、MHP2Gを最後にこの技は登場しなくなってしまった。


【地上】

  • 這いずり突進
    • その場で腹這いになり、身体をうねらせながら前進する。
      • 地上のガノトトスの移動手段。水中から飛び出してきた後も使用する。
      • 遠くにいる場合に繰り出してきやすい。なまじガノトトスのサイズがデカいため、かなりの範囲を誇る。
        威力もなかなかに高く、特にMHP2Gでは何故かガノトトスの攻撃中最高威力に設定されている。
      • ガンナーの主な死因の一つ。
        予備動作は早めだが分かりやすく、攻撃判定も翼まではないため、左右へ向かって前転を繰り返して何とか躱したい。

  • 噛みつき
    • 前方に噛み付く。
      • 他のモンスターでもお馴染みの技だが、妙に威力が高い。
        油断してない限りは当たらないが、一応用心しよう。

  • 尻尾回転
    • 身体を半回転させ、尻尾で薙ぎ払う。
      • 160°ぐらいの半回転を時計回りで2回1セット。他のモンスターも使用する基本攻撃だが、巨体である分、攻撃範囲はかなり広い。
        …というか不自然なくらい広すぎる。
      • 尻尾下から地面まで垂直に壁が立っているようなイメージで、どこをどう見ても尻尾が頭上を空振ってるのに当たる。
        しかも尻尾先端の細い部分にまで判定があるのか、かなりの距離を取ったと思っても喰らう可能性が高い。
      • 足元には判定がないため、潜り込んでしまえば安心。むしろ離れれば離れるほど危険な技である。しかし、ちょっとでも尻尾の根元に重なると喰らうため、爪先あたりを意識して陣取るといい。
        ガードで凌ぐ手もあるが、尻尾のしなりのためか、しっかり振られる方向を見ていないと捲られる可能性もある。
      • 攻撃範囲が広いのが厄介だが、予備動作が全く無いノーモーションというのも凶悪な所。見てから回避するのは不可能なレベルのため、近寄ってきたらいつ飛んできてもおかしくないよう警戒しておきたい。
      • ちなみにガノトトスは咆哮がないためか、怒り状態移行時に目立ったアクションがなく、怒り状態になると今までしていた行動をキャンセルして突然別の行動を起こす性質があった。
        尻尾回転も同様で、普通に戦ってたら突然引っ叩かれた、という事故も多かった。

  • タックル
    • 片足を軸にして一瞬力を溜め、そのまま身体を突き出すように体当たりを仕掛けてくる。
      • 最も恐れられたガノトトスの必殺奥義。通称『亜空間タックル』
      • 攻撃判定がざっくりガノトトスを包むような範囲となっており、これによって上から見て少しでもガノトトスと重なる部分があればどの位置にいても直撃したことになる性質をもつ。
        たとえタックルの反対側にいてもぶっ飛ばされる脅威の一撃である。
      • しかも威力はガノトトスが繰り出す攻撃の中でも結構な痛さである。ガンナーは冗談抜きで一撃耐えられるかどうか。
      • 範囲は意味不明だが、攻撃のベクトルは見たまんまなので、ガードする時は常にタックルが飛んでくる方向を見ていれば可能。
        が、タックルの反対側にいても向かなくてはならないため、ハタから見ると見えないナニカからの攻撃を凌いでいるようで非常に不可解。
      • 判定時間自体は一瞬なため、「回避性能」スキルを積んでおけば前転回避で対処可能。ともあれ、剣士は何を置いてもこの技への対策をしっかり練っておくべきである。

  • 水流ブレス
    属性:
    • 翼を広げ、首を回すようにもたげたあと、正面に水流を発射する。
      • 予備動作があからさまに分かりやすいため、まず当たりはしない。基本的には攻撃チャンスである。
      • しかし、こちらが尻尾回転やタックルなどでぶっ飛ばされていた場合、これで起き攻めしてくる場合がある。

  • 薙ぎ払い水流ブレス
    属性:
    • その場で直立し、高い位置から薙ぎ払うように水流を発射する。
      • 足元には判定がないため、基本的に近くに寄っている剣士は特に警戒することはない攻撃。
        が、逆に少し離れているガンナーは範囲に入る。
      • 予備動作は分かりやすいため、位置によってガノトトスに向かう方向か、離れる方向に前転するかを見定めて回避しよう。

  • ダッシュ
    • 翼を下げ、直立するような姿勢で駆け出す。
      • 意図してこちらに仕掛けてくる行動ではなく、水中へ戻る時に定位置まで移動するための行動。
        あの巨体が軽快に走る姿はなんだか愉快。
      • が、MHP2までは何故かガノトトス中最強の威力をもち、喰らうと大きく吹っ飛ばされてしまう。
        あくまで移動手段である故にこちらに向き直ることもしないため、いきなり突っ走ってこられて轢かれたというただの交通事故みたいな展開になることもある。
      • 移動する終点は必ず決まっているため、慣れた人は動きを予測して事前に罠を仕掛けておく、といった芸当もできる。


【MH3G(攻撃)】



【水中】

  • 威嚇
    • こちらを向き、様子を窺うように首を傾げる。
      • 怒り状態移行時は確定で行う。疲労状態では頻度がかなり高くなる。水中でのガノトトスの貴重な攻撃チャンス。
      • 怒っても今までなんのアクションも取らなかった以前と比べると分かりやすい。…静かな動作なのが不気味だが。

  • 噛みつき
    • 体を蛇行させながら前方を2回噛み付く。
      • 海竜種のものと似たモーション。喰らうと吹っ飛ばされる。
      • また、周りに水流【小】が発生しているため、スーパーアーマーがついていない武器種は反撃する際注意。

  • 尻尾回転
    • その場で回転して尻尾で薙ぎ払う。
      • 地上のものと同じく、160°ぐらいの半回転を2回1セットで行う…が、尻尾が凄まじくしなるため、実質270°ぐらいの攻撃判定がある。
        地上とは違い、反時計回りのパターンもある。
      • 振ったあとは水流【小】が発生しているため、運良く当たらなくても水流に怯んで2回転目を喰らうという悲惨なことになる場合もある。
      • かなり範囲が広く、どの位置にいても喰らう可能性があるが、縦方向の判定が非常に弱いのが特徴。ちょっと上下に移動しただけで回避できる。
      • また、いきなり振り回してくるわけではなく、「尻尾を振りだす方向をチラッと見る」予備動作があるため、対処は地上のものより簡単。

  • 尻尾打ち
    • 身体を仰け反らせた後、そのまま後ろに身を翻し、上から尻尾を叩きつける。
      • 喰らうと真下にぶっ飛ばされる。
        強力だが、見た目通り横方向への判定が弱いため、左右へ移動すれば回避可能。予備動作も分かりやすいので判断もつきやすい。
      • ただ尻尾の周りに水流【小】が発生しているため、せっかく避けても怯んでしまっては反撃しづらくなる。

  • 突進
    • 尻尾を用いて加速し、一気に突撃してくる。
      • 海竜種のものと似たモーション。予備動作が非常に短く、中距離で繰り出されると咄嗟の回避が難しい。
        初速は遅いが徐々に加速し、最高速度となるとラギアクルスをも超える猛スピードになる。
      • 翼まで攻撃判定があるため、横への判定がやや強い。近くで繰り出された場合は上下回避だと躱しやすい。
      • こちらとの位置が近かった場合、後ろに一旦泳いで距離を取ろうとする場合が多い。ガノトトスが離れたら警戒しよう。
      • こちらもガノトトスの周囲に水流【小】が発生している。

  • 水中強襲
    • 突如真上に向かって泳いで水上へ飛び出し、落下の勢いのまま真下のハンターに突撃する。
      • 見た目通り、かなりの威力をもつ。予備動作は大きいが、いきなり視界から消えるため、納刀が遅い武器は対処に迷いやすい。
      • 真上に向かって泳ぎ始めた位置からやや前側の判定が強いため、ガノトトスがいた位置に向かって回避すると躱しやすい。
        飛び出している間に軸合わせしているらしく、横に移動しただけでは引っ掛けられてしまう恐れがある。
      • モーションが終わるまでしっかりガノトトスに判定が続いているため、終わったと思ってもすぐには近寄らないように。

  • 水流ブレス
    属性:水属性やられ【大】
    • 少し首を引いた後、正面に向かって水流を発射する。
      • 地上とは違い、上下にも射角を合わせてくる。避けやすい攻撃ではあるが、水中ではこちらの機動力が落ちているため油断しないように。
      • こちらも突進と同じく、一旦距離を離してから繰り出す場合が多い。
      • 頭付近に水流【小】が発生しているため、隙を突く際は注意。

  • 振り上げ水流ブレス
    属性:水属性やられ【大】
    • 水面から上半身だけ浮上し、正面目下から上へ向かって振り上げるように水流を発射する。
      • 地上の標的に向かって放つ技。過去作と同様のモーションである。
      • ソロでやる場合はこちらも水中にいるため滅多に喰らう機会がないが、マルチの際は巻き添えを喰らわないよう横にずれておこう。
      • ちなみに、「地上に対する」薙ぎ払い水流ブレスはしてこなくなっている。単純に以前のように海岸スレスレまでガノトトスが寄ってくることが少なくなったためだろう。

  • 薙ぎ払い水流ブレス
    属性:水属性やられ【大】
    • 亜種限定行動。
      少し首を引いた後、薙ぎ払うように水流を発射する。
      • 亜種から見て左→右へ薙ぎ払う。単純に直線的に放ってくる通常種と打って変わって非常に危険な技となっている。
      • 一見左右の判定のみが強そうだが、実は見た目以上に上下の判定も強い。少しでも回避のタイミングが遅れると上下左右どこへ逃げても避けられない。
      • 予備動作は分かりやすいため、どうにかすぐに対応できるようにしておきたい。
        特にガンナーはこの技を見切れるかどうかで難易度が変わってくる。


【地上】

  • 威嚇
    • こちらを向き、様子を窺うように首を傾げる。
      • 水中と同じ。怒り状態移行時には必ず行う。

  • ダッシュ
    • モーションには特に変更なし。
      • 以前は水中へ戻る時だけに行っていたが、今作ではこちらとの距離を調整するために使用してくる。
        必然、頻度がかなり高くなったが、異常に高かった威力は微小に抑えられ、喰らっても尻餅をつくだけになっている。
      • こちらから離れるようにダッシュした時は這いずり突進、水流ブレス。逆に近寄ってきた時は回転尻尾やタックルなど、慣れてくればある程度動きを予測できるようになるだろう。
      • 疲労状態時では逆に頻度がかなり減り、ただの歩行になってしまう(グラビモスと同じモーション)。

  • 這いずり突進
    • モーションには特に変更なし。
      • 過去作と比べると頻度が高くなり、ガンナーにとっては迂闊に攻めづらくなった。が、その代わり威力は控えめに落ち着いている。
      • 疲労状態時は終点でバランスを崩し、転んで隙を見せるようになる。

  • 噛みつき
    • 特に変更なし。

  • 尻尾回転
    • 尻尾の位置が下がり、しっかり地面を薙ぎ払うようになった。
      • 過去作のような理不尽な判定の広さは鳴りを潜め、割と見た目通りの判定に。しかし水中と同様、尻尾がしなるため、範囲は相変わらず広い。
      • ノーモーションで繰り出してくるのも相変わらず。ダッシュで近寄ってくると高確率で使用してくるので警戒しよう。
      • 亜種は反時計回りでも繰り出してくる。
        ノーモーションが祟り、いざ繰り出されるとどっちを向いて回避・ガードすれば良いのか分からず被弾しやすい。特にガンナーは中途半端な距離にいるのは避けたい。

  • タックル
    • モーション自体には特に変更なし。
      • 悪名高い亜空間判定は消え去り、おおよそ見た目通りの判定になった。
        とはいえ、巨体から繰り出さられる範囲の広さはそのまま。理不尽さは無くなったが依然警戒すべき技である。

  • 水流ブレス
    属性:水属性やられ【大】
    • 特に変更なし。

  • 薙ぎ払い水流ブレス
    属性:水属性やられ【大】
    • 特に変更なし。


【MHX/MHXX(攻撃)】



【水中】

  • 振り上げ水流ブレス
    属性:水属性やられ【大】
    • 特に変更なし。

  • 薙ぎ払い水流ブレス
    属性:水属性やられ【大】
    • 特に変更なし。


【地上】

  • 威嚇
    • 特に変更なし。
      • 怒り状態移行時に行うのも変わらず。

  • 噛みつき
    状態異常:睡眠
    • ハンターが足元にいた場合、後退りしながら噛み付くようになった。
      • なんとここに来て睡眠属性が復活。
        威力自体は大したことはないが、他のモンスターと異なり、こちらとの距離をしっかり調整して当てようとしてくるのが地味に厄介。剣士は意外と喰らってしまう機会が多い。
      • 気付け用にオトモを連れくるか、元気ドリンコをしっかり携帯しておきたい。
        MH3から睡眠状態になると過去作のようにいきなりその場で昏倒せず、睡魔に抗いながら多少は移動できるようになったため、足元に潜り込んで足踏みで起こされるのを期待しても良いだろう。

  • 尻尾回転
    • モーションには特に変更なし。
      • 過去作で亜種が行っていた反時計回りの回転も繰り出してくるようになった。
      • 更に、回転を1回でキャンセルすることもある。そのまま別の行動を取ることもあるし、逆回転の尻尾回転をしてくることもあったりと、なかなかトリッキーで読みづらい。

  • タックル
    • モーション自体には特に変更なし。
      • 判定が更に厳密になり、より対処しやすくなった。
      • ただし、威力が底上げされており「ガード性能」スキルを積んだランスであっても、ノックバック+削りダメージを受ける。
        ガードする際は追撃に注意。

  • 強タックル
    • 新規モーション。
      通常のタックルよりも長く力を溜め、勢いよく体当たりを繰り出す。
      • まさかのタックルの強化型。繰り出す際に衝撃波のようなエフェクトが飛んでいる。
        衝撃波はただの演出であり攻撃判定はないが、なんと風圧【小】が発生しており、このタックルの威力が如何に高いかを物語っている。
      • その演出に違わず攻撃力はかなり高く、水流ブレスの約1.5倍という化け物みたいな威力を誇る。特に怒り状態時に繰り出されるものは、半端な防具ではたとえ剣士でも致命傷に成り得る。
      • 通常のタックルの溜めが少し長くなっただけで、予備動作は分かりやすい。分かりやすいが、この「通常タックルとのタイミングのズレ」が地味に厄介。
        構え始めは通常タックルと全く一緒であるため、反射的に回避やカウンターの構えをとってしまうと、僅かに遅れて繰り出されるこの技に引っ掛けられてしまう恐れがある。
      • 攻撃範囲自体は体当たり側が伸びただけで、それ以外は通常タックルとほとんど変わらない。回避する際はセオリー通り頭側へ移動しよう。

  • 水流ブレス
    属性:水属性やられ【大】
    • 特に変更なし。

  • 撒き散らし水流ブレス
    属性:水属性やられ【大】
    • 新規モーション。
      通常の水流ブレスよりも長く力を溜め、正面に水流ブレスを発射。そのまま頭を左右に振り、水流を前方広範囲に撒き散らす。
      • わかりやすく言うと、リオレウスが火炎ブレスを放った後に頭を振っているあの動作中にも水流ブレスを発射し続けているようなモーション。
      • その性質から、離れれば離れるほど攻撃範囲が広がっていくため、主にガンナーにとって脅威となる攻撃。予備動作は分かりやすいものの、高速で撒き散らされるため前転回避だけで対処はほぼ不可能である。
        が、頭付近の剣士にとっても危険。中途半端に顔の側面にいると引っ掛けられる恐れがある。
      • 撒き散らされる範囲は画面右側にやや偏っているため、画面左側に移動すると回避できる可能性が高い。

  • 薙ぎ払い水流ブレス
    属性:水属性やられ【大】
    • 横に薙ぎ払った後、発射し続けながら足元から縦方向にも薙ぎ払うパターンが追加された。
      • 横方向だけの薙ぎ払いは過去作と同様だが、縦方向のものは完全な初見殺しである。足元に潜り込めば見事に術中にハマる。
      • しかし足元を狙う際はガノトトスの右脚を狙うような位置に固定されているため、左脚に向かって移動すれば大して労もせずに回避できる。
        グラビモスのように後ろに下がりながら軸合わせをしてくるわけでもない。


◆破壊可能部位



  • 背ビレ
    • 原型がなくなるほどボロボロになる。
      • 破壊報酬はもちろんヒレ系だが、剥ぎ取りでも基本報酬でも手に入るため、それほど積極的に狙う必要はないが、報酬を増やしたいなら狙うと良い。
      • かなり高い位置にあるため狙いにくそうだが、実は腹と部位耐久値が連動している。なので別に狙ったつもりはなくてもいつの間にか破壊してる場合が多い。

    • 鱗に亀裂が入り、頭のヒレがボロボロになる。
      • MH3Gから破壊可能に。
        新たに追加された牙系素材が手に入る他、レア素材の「水竜のお頭」が手に入る確率が高い。
      • 頭は腹ほどではないが攻撃が通りやすく、位置も狙いやすいため、簡単に破壊できるだろう。

    • 翼膜に穴が空く。
      • MH3Gから破壊可能に。
        新たに追加された翼膜素材が手に入る。
      • 翼は水中で破壊に成功すると体勢を崩し、結構長い時間隙を見せるようになる。そういった意味でも狙っていく価値のある部位である。
      • MH3Gでは水中戦があるため狙いやすかったが、地上戦がメインになったMHXシリーズでは困ったことに非常に狙いにくい。
        落とし穴などを駆使しなければリーチの短い武器種は苦労するだろう。


◆弱点属性・部位



【MHP2G以前】

  • 弱点属性
    • 通常種は火=雷。
      • 非常に属性が効きやすい部類であるため、大変有効。特に腹によく効く。火と雷どちらでも差はないが、背中のみ雷の方がよく効く。ガンナーは腹以外なら雷撃弾を背中に向かって撃ち込むと良い。
    • 亜種は通常種と全く一緒。

  • 弱点部位
    • 通常種は斬撃と打撃なら腹>首。射撃なら首>腹。
      • 斬撃に弱く、射撃に強い。打撃は中間あたり。
        特に腹は斬撃なら100%、打撃なら80%も通る大弱点である。射撃は首と腹を除くと全体的に渋いため、属性弾を持ち込むと良い。
    • 亜種は通常種と全く一緒。


【MH3G】

  • 弱点属性
    • 通常種は雷>火。
      • 以前はほとんど差がなかったが、雷の方が効きが良くなった。
        また以前よりも耐性が上がってしまっているが、その代わりどの部位でも満遍なく効くようになった。
    • 亜種は相変わらず通常種と全く一緒。

  • 弱点部位
    • 通常種は斬撃なら腹>頭、打撃なら頭>腹、射撃なら腹>尻尾。
      • 武器種による差はほとんどなくなった。また、以前まで硬かった頭が斬撃と打撃に対して柔らかくなっている。
        その代わり腹の肉質は硬くなり、斬撃なら50%、打撃なら45%にまで落ちた。まぁ以前が柔らかすぎたのもあるが。弱点であることに変わりはない。
    • 亜種は斬撃なら腹>尻尾、打撃なら腹>頭、射撃なら腹。
      • 通常種と比べてほとんど差異はないが、頭が斬撃と打撃に対して若干硬く、斬撃なら次点は狙いづらい尻尾になっている。が、打撃なら弱点特効は変わらず発動するので通常通り戦っていける。
        一方で、射撃に対しては柔らかくなっているものの、弱点特効はギリギリ発動しない範疇。尻尾が硬くなってしまっているので、射撃で発動する部位は腹だけとなる。
      • とはいえ、頭は打撃を除いても40%と全然通る方なので、無理に狙いづらい部位を攻撃するよりは頭を狙っていったほうが効率は良い。


【MHX/MHXX】

  • 弱点属性
    • 変わらず雷>火。

  • 弱点部位
    • 斬撃なら腹>首。打撃なら頭>腹。射撃なら腹>尻尾。
      • MH3G時代と概ね似た肉質だが、頭が斬撃に対してだけ、かつての亜種よりも硬くなった。とはいえ次点の首は狙いやすい部位なのでさほど戦闘には影響しないだろう。
        打撃に対しては相変わらず弱いため、積極的に狙っていきたい。


◆武器



ガノトトスのヒレをそのまま武器にしたかのような見た目をしていることが多い。
翼膜の鮮やかな色と瑠璃色の鱗が大変美しい。

通常種素材を用いて強化していくが、途中で亜種素材を要求されるようになり、やがて最終強化品は煌びやかな翡翠色を帯びるようになる。

属性はもちろん
しかし、ヒレに毒を持っている設定故、睡眠属性が付与されている武器もある。

水属性は使ってくるモンスターが少ないため、シリーズを通して貴重な武器になる。
更にガノトトス武器はその中でも斬れ味や攻撃力、属性のバランスが良く、安定して使っていける性能である場合が多い。

一方で睡眠属性はクセが強く、物理攻撃が微妙なことが多いが、極めて高い属性値をもつ場合が多く、マルチプレイでは大活躍できる機会が多い。
中にはそこそこ物理攻撃も高く、ソロプレイでも十分実用的なものもある。

ガンナー用の武器としてはボウガン2種が存在。どちらもMHP2GまではLV3通常弾と滅龍弾以外全ての弾丸に対応という凄まじい特性を持っていた。
だがその代わりに装填数は他のボウガンより劣り、このことが2種類の明暗を分けたと言える。
まずライトの方は通常種武器が水冷弾、亜種がLV2通常弾の速射に対応している。
しかし速射対応弾の装填数がさらに減らされている上にリロード速度がライトとしては遅めの【普通】なために人気は低い。
一方ヘビィの方は水冷弾が6発入るのが大きなメリット。
リロード速度はライトと変わらない【普通】だが、ヘビィの場合は優秀な方に入るため、使い勝手は良好である。


水属性としてはMHP2Gまでほぼ一強と言える立ち位置にいたのだが、MH4からケチャワチャゲネル・セルタスガララアジャラ亜種、MHXからアマツマガツチ、とライバルとなりうる水属性の使い手が多数参加したため、一概に最強とは言えなくなった。
アマツマガツチは古龍種なので仕方ないとして、ケチャワチャは目の上のたんこぶである。


◆防具



名称は「ガノスシリーズ」
上位なら名前の後ろにS、G級ならXがつく。
亜種防具は上位ならU、G級ならZがつく。

ヒレをふんだん使用した武器とは一転、翼膜をインナーに使用し、全身に鱗を細かく縫い付けられている。
その見た目は鎧、というより身体に密着するウェットスーツのような外見をしている。
しかし硬い鱗で全身を覆われているため、見た目以上に頑丈で、衝撃吸収性に優れているという。

個性的な見た目をしているため、鎧然とした他のモンスター防具と比べるとかなり目立つ。
全身を一式で揃えるならまだ良いが、他と合わせようとすると悪目立ちしてしまうかもしれない。
特に頭用防具なんかは何故かおかっぱ頭みたいなデザインになっており、一部からスタンド使いみたいだ、と言われることもある。
「『スティッキィ・フィンガーズ』ッ!」

色は通常種防具ならもちろん瑠璃色…と思いきや、メタリックブルーといった具合で、素材元と比べると随分明るい。
一方で亜種防具はそのまま翡翠色である。

また、何故か一部の作品を除いて腰用防具が存在しない場合が多い。
その分スキルの割り振りは多いものの、必然、他の防具よりも全体防御力が少なくなってしまう。
しょうがないので他の腰用防具で補おうとすると、ウェットスーツに急にガッチリした鎧という面白すぎる見た目になってしまう可能性が極めて高い。
あんまり違和感がないベルト、あるいは三眼シリーズで補うか。


通常種防具の性能は、
作品によって変動が激しく、最初期では「ランナー」「腹減り半減」といったスタミナ関連のスキルがついていたものの、
MHP2G、MH4シリーズで「捕獲名人」「捕獲の見極め」といった捕獲用の防具と化したり…とやや迷走気味。
最終的にMHXシリーズで「スタミナ急速回復」「捕獲達人」と今までの変遷は残しつつ、新たに「乗り名人」「飛燕」とジャンプ攻撃に特化した防具となった。
しかし何故ガノトトスがジャンプ攻撃特化の防具に…?
打ち上げられて飛び跳ねてる様子を再現しているのかもしれない

亜種防具も似たような形…
というわけでもなく、一式揃えてもスキル一個しかつかないということもあったりと、なんなら通常種より完全に劣化している始末だったりする。
何故こんなに厳しいのか…
しかし、最終的にMH4Gでは捕獲特化の通常種防具の完全上位互換、といったポジションになった。
しかし何故ガノトトスが捕獲特化の防具に…?
網であっけなく捕らえられる様子を再現しているのかもしれない


…とここまで説明したが、唯一の例外はMH3G。
そう、唯一水中戦が実装されていた作品ではかなり優秀な装備として名を馳せていた。

通常種防具は、
「捕獲名人」「罠師」と捕獲特化のスキルに加え、「心眼」がついている。
本作品で心眼がついている防具はなかなか貴重で、マイナススキルも発動しないため、かなり使い勝手の良い防具だった。

一方で亜種防具は、
「弱点特攻」「ランナー」「水神の加護」となっている。ちなみに「水神の加護」は「酸素無限」「スイマー」「水流【大】無効」の複合スキルであるため、実質5つもスキルがついていることになる。
今までの冷遇が嘘のようにスキルが盛られており、その性質から主に水中での活躍に限られるが、逆に言えば水中戦では無類の優秀さを誇る。

さすがは元祖『水の王者』と言ったところか。


素材元が素材元なだけに、地上で運用するより水中で運用した方が適している、ということなのだろうか…
そもそも見た目からして泳ぐ気満々だしな
とはいえ、初期の頃はともかく、今の捕獲特化型、ジャンプ攻撃特化型のスタイルも悪くないと言えば悪くない。
そういったスキル傾向を持つ防具は少ないため、必要を満たすなら十分優秀といえるだろう。


属性耐性はやはりに対しては非常に強い。
が、一方でにはすんごい弱い。

先程紹介したMH3Gの亜種防具は、確かに水中戦において優秀なのだが、生憎水中で一番の強敵であるラギアクルスグラン・ミラオスとは属性的にすこぶる相性が悪いのが辛い。
やはり扱いがあんまり良くない…


◆余談



  • 名前の由来
    • 正確な由来は不明だが、硬鱗の一種である「ガノイン鱗」を意味する"Ganoid scale""Ganoid"(ガノイド)と、「魚」の幼児言葉*6「とと」から来ているのではないかとされている。
      • ガノイン鱗をもつ魚類はガー、チョウザメといった、いわゆる古代魚とされる原始的な特徴を有している。
        古代的な世界観に登場する生物の名前としては、割と有力な説と言える。
      • 「とと」の部分は割と身近で、ドラえもんに登場するひみつ道具、魚がよろこぶ「トトスキー」の名前の由来がこれだったりする。
    • ちなみに英語表記では"Plesioth"(プレシオス)と呼ばれている。
      これはもう分かりやすく、水中に生息する太古の大型爬虫類「プレシオサウルス」が由来だろう。
      後に登場したラギアクルスの方がプレシオサウルスっぽい見た目をしている気がするが

  • モチーフとなった生物
    • 恐らくサメトビウオであるとされている。
      • ガノトトスは胎生で、母親の胎内で孵化した幼生は他に産まれた兄弟姉妹と共喰いを繰り広げ、たった1匹だけで出産される。
        …という設定があるのだが、この生態はサメの生態まんまである。
        他にも「牙は折られてもすぐに生え変わる」設定や、背ビレだけ水面から出して泳いだりするなど、らしいポイントがいくつか見受けられる。
      • トビウオと言えばご存知、唯一飛行(滑空)することができる魚類として有名だが、ガノトトスも翼のようなヒレといった見た目だけでなく、滑空攻撃を繰り出してきたりと、近い特徴をもっている。
        肝心の滑空はMH3G以降オミットされたが
        またトビウオはモンハン世界においても存在するらしく、劇中でガノトトスは何度も「トビウオみたいな魚竜」と呼ばれている。

  • 祖先
    • 前述したが、かなり飛竜種と酷似した形態を持っているものの、全く別の祖先から進化したモンスター。いわゆる「他人のそら似」である。
      • むしろモンハン世界に登場する魚に近く、お馴染みの「眠魚」「アロワナ」「デメキン」とは共通の祖先から進化した親戚である。
        どんな進化したらこんな差が出てくるのだろうか
      • 言うまでもないが、ガレオス種ヴォルガノス、ジュラトドスとは同じ「有脚魚竜亜目」から進化した近縁種である。

  • 生態ムービー
    • 数少ない生態ムービー持ちのモンスターでもある。
      内容は、水辺へ水を飲みにきたアプトノスに音もなく近寄り、いきなり喰らい付いて水中に引き摺り込み、捕食してしまう…というもの。
      • 最初に水面から背ビレだけ見せて近寄る演出といい、アプトノスを水中に引き摺り込んだ後の不気味な静寂といい、完全に某サメ映画のワンシーンといった感じでかなり恐ろしい。
        デーデッ……デーデッ……
      • ちなみにサメはこんな風に陸に身を乗り上げてまで獲物を襲うことはなく、この狩り方はどちらかと言うとシャチに近い。

  • 「アングラー」
    • ガノトトスを初めて釣り上げると、「アングラー」という称号が与えられる。ちなみに「釣り人」の意である。
      • MHP2Gまではガノトトスを釣り上げた時限定だったのだが、MH3以降ではチャナガブルハプルボッカ、MH4以降ではザボアザギルを釣り上げても手に入るようになった。
      • ちなみにMH3Gではいくらガノトトスを釣り上げても称号が貰えないが、称号そのものはG級に進出するときに入手できる称号群に含まれている。

  • 食用として
    • 実は食べられる。
      しかも結構美味しいらしく、特にトロの部分は「人生観まで変える」ほどの美味らしい。
      …想像しただけでお腹が空きそうだ。
      • ちなみに元ネタになったサメは、浸透圧調整のため体内に尿素を循環させているので、その肉は強烈なアンモニア臭を放つことで有名。
        一部では珍味として親しまれているが、とてもじゃないが一般ウケする食品ではない。
      • 一方でトビウオは、空を飛ぶために進化したためか余分な脂肪がなく、トロと言える部位はない。
        しかし「アゴ肉」と呼ばれるトビウオの肉は淡白ながら中々美味で、さまざまな形で利用される。
        塩焼きも良し。フライも良し。出汁に使うも良し。
    • ちなみにMH3Gからガノトトスの頭を丸ごと切り取った「水竜のお頭」という素材を入手できるが、本来「お頭」とは「お(尻尾)から頭までついた〜」という意味。
      よく料亭とかで「〜の尾頭付き」という名前で出される姿焼きとか刺身とかのアレである。
      モンハン世界の高級料理店とかではガノトトスの頭が添えられた刺身盛り合わせとか出てくるのかもしれない。
      こんなん出されたら正直めちゃくちゃ怖いが

  • キングロブスタ
    • 基本的に獲物は丸呑みにするため、胃酸はかなり強力なのだが、キングロブスタの硬い外殻は完全に消化できないらしい。
      • ガノトトスを狩っているとたまに手に入る「エビの○殻」と言う素材は、この生物の未消化の外殻。何気にレア素材である。
        なんでも「噛み砕けないほど頑丈」な甲殻をもつらしいが、哀れなことにガノトトスだけでなく少なくともラギアクルスにも食われてしまっているのが判明している。
        生まれてくる世界を間違えた
      • が、このエビ素材で造られるキングロブスタシリーズは、もの凄く高い水耐性、そして回避性能に特化したスキルが積まれた優秀な防具となっており、その性質から対ガノトトスにかなり有利な防具として利用できる。
        着込んで行って下克上と洒落込むのも乙だろう。
        ただし雷耐性が死ぬほど低いので、ラギアクルスに着ていくと瞬殺されかねない

  • アイルー村Gとアイルー村DX
    • アイルー村』シリーズには直接登場しないが、その続編である『アイルー村G』とリメイク版である『アイルー村DX』にはガノトトスの背鰭を装着したアイルーが登場している。
      • そのアイルーを住人に迎える方法は遠洋いかだの近所で情報屋から「謎のモンスターが出た」という情報を聞いた後、遠洋いかだでそのアイルーを釣る…というものである。






追記修正はガノトトスをカエルで釣ってからお願いします。

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最終更新:2024年03月01日 17:25

*1 画像出典:モンスターハンター3G、CAPCOM、2011年12月10日発売

*2 画像出典:モンスターハンター3G、CAPCOM Co., Ltd

*3 およそ60〜70km/hとされる

*4 画像出典:モンスターハンター3G、CAPCOM Co., Ltd

*5 ちなみにこのフレーズはガノトトスの登場ムービーの題名にもなっている

*6 「車」→「ブーブー」