ウルトラマンマックス(作品)

登録日 :2011/12/22(木) 22:00:17
更新日 : 2017/07/14 Fri 19:04:03
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「ウルトラマンマックス」は2005年7月2日から2006年4月1日まで放送された円谷プロの特撮ドラマである。


【物語】

時は21世紀、世界中で異常気象が観測され、空想の産物と思われていた怪獣が出現した。
それに対応すべく国連は地球防衛連合UDFを設立、日本支部には精鋭のチームDASHが結成された。

そして日本にもラゴラス、グランゴンという怪獣が出現し、DASHが応戦する。
その中で災害ボランティアのトウマ・カイトは人々を救うために墜落した戦闘機に乗り怪獣に挑むが撃墜されかかる。
しかし、そんなカイトを光の巨人が助ける。

カイトの勇気に共鳴した巨人はカイトと一体化し出現、2大怪獣を撃破した。

その勇気を認められたカイトはDASHに入隊、巨人はカイトによりウルトラマンマックスと名付けられた。
そしてDASHとマックスの戦いが幕を開けたのだった。


【概要】

前作『ウルトラマンネクサス』の成績不振を受け急遽穴埋めとして企画された作品である。
(要はシリーズ40周年の作品であるウルトラマンメビウスまでの繋ぎの作品である)
そのためかメインのプロデューサーは従来の渋谷氏ではなく、演出を担当していた社員の八木氏が務めている。
なお7月スタートになった理由に、2006年春から7時半がニュース枠になる事が確定しており3クール枠を取る為である事と放送同時期開催の「ウルトラマンフェスティバル」においてTVとイベント登場を合わせてヤマを作りたいというイベント企画側の要望による理由があったためで、ネクサスを打ち切りではなく路線変更無しで放送短縮で済んだのはこの要因が大きい。

迫るシリーズ40周年を前に人気回復を図った本作は、人気怪獣の再登場やオーソドックスな世界観を元に原点回帰を目標とされた。

原点回帰の例として、影絵を利用したOP、第二期までと同様EDは無し、
レオ以来のセブンタイプの主役ウルトラマン等が挙げられる。

また、繋ぎの企画なため当初から全39話を予定とされていた。
これは奇しくも初代ウルトラマンと同じである(枠の都合で総集編が追加され最終的に40話)。


さて、本作の最大の特徴はバラエティ豊かな作風である。
どういった流れかは不明だが、40話しかないのに参加した脚本家18名、監督11名と非常に多い。

その参加した脚本家や監督も豪華な顔ぶれであり、映画業界からは金子修介や三池崇史、アニメ業界からは『機動戦士ガンダム00』の黒田洋介
『マックス』以降に『天元突破グレンラガン』『キルラキル』『仮面ライダーフォーゼ』と数々の名作品の脚本を務めた中島かずき、
その他にも普段ウルトラに参加してない一般ドラマの脚本家や小説家がゲスト参加した。

さらに昭和ウルトラからは上原正三や実相寺昭雄、飯島敏広、藤川桂介といった初期作品を支えた大御所が、
平成ウルトラからは太田愛や小中千昭や村石宏實といった面々が参加した。

「全編がパラレルワールド」という『マックス』の豪快な初期設定もあり、
『マックス』は参加した脚本家や監督による個性豊かで、コメディ・熱血・ラブロマンスなんでもありの話に彩られていき、
ウルトラシリーズの中でも一際、話のバラエティ豊かさが輝くウルトラ作品となったのである。


テレビ版最終回はシリーズでも稀な総集編となっており、チームDASHの面々の回想となっている。
参加スタッフが全員載った最後のスタッフロールは圧巻である。


【出演者】

キャスト面では長官役にハヤタを演じた黒部進、博士役にフジアキコを演じた桜井浩子の初代コンビやナレーションへの佐野史郎の起用、
さらにかつてウルトラやライダーといった特撮ヒーローのレギュラーが多数ゲスト出演した。
その他テラー田農や犬塚弘、萩原流行、河合我聞といった一般層にも名が知られた俳優も出演している。


【登場人物】

◆トウマ・カイト
本作の主人公。彼の勇気に感銘を受けたウルトラマンマックスと合体・変身する。
基本的には結構爽やかな熱血漢であるが、かつて一人旅の最中に家族を火事で亡くしたことがトラウマとなっている。
チームDASHに志願したり災害ボランティアに参加しているのはそのため。
DASHには入隊試験を受けたが一回落ちている。
最後はミズキと結婚した。

◆コイシカワ・ミズキ
DASH唯一の女性隊員だが、前線にも積極的に出撃している。男勝りだが、女性らしさも備えている。
カイトとは第一話からフラグを建てていて、最終回でそれが実る。またカイトとは人工呼吸とはいえキスシーンもある。

◆ヒジカタ・シゲル
ギャグもシリアスもこなせるDASHの隊長。基本的には司令塔だが、前線でも活躍する。

◆ショーン・ホワイト
日本語が堪能なアメリカ人で、メカに強いコメディリリーフ。彼の発明が無ければ勝てなかった戦いもある。
たまに変な英語が飛び出す。

◆コバ・ケンジロウ
二丁拳銃で戦うネタ担当。普段はやられ役でネタにされやすいが、重要な局面では常に活躍している。
中盤以降エリーといい感じに。
やたらと次回予告でフルネームを呼ばれる。
バイクに乗るそっくりさんの兄弟がいて、オダギリジョーと戦ったとか戦っていないとか

◆エリー
高性能アンドロイドで、普段は分析やオペレーターを担当。アクティブモードで起動すれば戦闘もこなせる。
アンドロイドらしく序盤こそ無感情・無表情だったが、中盤以降はどんどん人間味が増していった。ピグモンが乗り移ったこともある。
中の人は後に役者としてブレイク、日本アカデミー助演女優賞を受賞するほどに。

◆トミオカ長官
UDF日本支部の長官。かつては戦闘機乗りで、普段は基地であるベースタイタンにいることが多いが自ら出撃することも。
盆栽が趣味で好物はカレー、ギャグパートでは活き活きとしている。
ハサミやスプーン…と見せかけてカレーを空に掲げる謎のポーズをよくする。

◆ヨシナガ博士
ベースタイタンに常勤の科学者で、何でもござれの万能博士。かつては女優もやっていた?

◆ダテ博士
ベースポセイドンにいる科学者でトミオカとは旧友。度々DASHの危機にかけつけた。

ウルトラマンマックス
マックスパワー!マックススピード!(敵も)
詳しくは項目参照。

ウルトラマンゼノン
一戦一敗一見学。詳しくは項目参照。




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