ミコノ・スズシロ

登録日 :2012/02/15(水) 19:58:02
更新日 : 2016/09/24 Sat 16:19:45
所要時間 :約 8 分で読めます




アクエリオンEVOL』の登場人物で、メインヒロインの一人。16歳。




アマタ・ソラが映写技師をしていた映画館の作品『アクエリアの舞う空』を見て感動していたところに彼に一目ぼれされてしまう。


初対面ながら、気兼ねなく話す事が出来たアマタを自分と同じ 「出来っこない子」 と思い共感していたが、
危機に際し、自分を守るために勇気を発揮したアマタに、自分とは違うと却って隔たりを感じてしまう。
一方では不器用ながらひたむきな彼に惹かれてもいる。

非常に内気でネガティブかつ臆病。さらに一人で思い込んで誤解したり、意外に嫉妬深かったりと結構面倒な性格をしている。

その性格が災いし、アマタに対してトゲのある行動をとってしまうことが多い。またゼシカ・ウォンに対してもライバル心を抱いている模様。

藍色の髪を持ち後ろでお団子にしている。
怪しげな謎の生物・シュシュを乗せている。

天然ボケである為か、微妙に受け答えや感覚がずれている。




以下ネタバレ




代々、エレメント使いを輩出しているスズシロ家の出身である。
更に、ネオ・ディーバのエレメントスクールの「永遠のナンバー2」と呼ばれている、カイエン・スズシロは彼女の実兄である。
本来ならば、彼女にも何らかのエレメントが発現するはずだったが、何故か発現することがなくコンプレックスの原因となっている。
それにより、幼い頃から兄のカイエンに過保護な程までに守られて育ってきた。
この事から、ずっと引き籠り状態であり箱入り娘である。




ベクターマシンに乗った時、昔と違って自分につらく当たる兄の本心を聴き、自分も共に背負って戦いたいと決意を漏らしている。


カグラ・デムリからは「臭い」「臭くて甘い」と評され、「俺のクソ女」と呼ばれている。そしてカグラはミコノを自分のもの(花嫁?)にしようとしている。
その結末にあるのが、カイエンの絶望予知で見た「喪服の結婚式」であり、「ミコノの死」であるとされている。

一方でミコノは、自覚はしてはいないがカグラと遭遇した時に彼の事を知っているような発言をし、「彼に謝らないと」と口にしている。

9話にてエレメント能力は「繋ぐ力」であると判明。
これは他者と他者を繋ぐ力であり、いがみ合っている相手同士でも分かり合えるようになるというもの。
曰く『虚空をドーナツ足らしめるリング』。
前作のラストでシルヴィアがアポロとシリウスと頭翅の心を繋げた力と酷似している。



以下ネタバレ



あまりにもシルヴィアとかけ離れたその性格からミスリードと思われていたが、やはりシルヴィアの生まれ変わりである事が明かされた。
ただし、前世で恋に落ち一万二千年後の再会を誓っていた相手であるアポロが実はアポロニアスの生まれ変わりではなかった事が判明。
このため、アクエリオン自体が事実上の寝取られ物語とも捉えられてしまったため、一部の前作からのファンに批判を受けた。
ただしアクエリオンシリーズにはテーマとして前世という宿命を乗り越えるという一面もあるので一概にはいえない。

また、当人の意志ではないが結果的に神話型アクエリオンでアマタの両親を殺害してしまっている。
とはいえイズモに関してはアルテア界のためにミコノを捕えて繁栄させようという思惑があるので ミコノからすれば正当防衛以外の何ものでもない。



最終話にて、まさかの自身の前世と対面。
そして本当の意味で、アポロとシリウスとの一万二千年ぶりの再会を果たした。
また、頭翅とも再会。一万二千年の時を越えて彼から感謝の言葉を受けたのだった。
この時シリウスからは「未来の妹」と呼ばれ、逆にミコノはシリウスを「お兄ちゃん」と呼んでいた。
カイエン、お前は今泣いていい

そして最後はアマタのダイナミックプロポーズを受け入れ、お姫様抱っこされて学園に帰還した。
この帰還した際の髪を下ろしたミコノは凄く可愛い。


初期設定では、軍人の兄を持つらしく、ミリタリーオタクだった。
が、脚本家の意見で出来っこない子になったとか。


■総評
非常に内気な性格だった序盤から自分を変えていこうと努力し、周囲を気遣い成長していく姿はとてもいいヒロインといえる。
昔からミコノを見ていた兄のカイエンもその成長ぶりは認めている。
しかしアマタの女性関係に嫉妬するほど意識しているはずなのに、カグラの事も気にしている素振りが見られるため、
どうしても一部の視聴者からは不評を買ってしまいやすい。
脚本のマリー曰わく他人を気遣える「良い娘」だが男を縛り付ける「悪い女」。
実際前者に関しては女性エレメント陣からの信頼は厚く、ユノハには懐かれているし、MIXには相談に乗ってあげたりもしている。
加えてカグラに関してはどちらかというと過去世の影響が強く、ミコノ当人の意思としては割とアマタ一筋だったりする。

そして彼女を評価する点で避けられないのは 可愛さ
1話の 「私たち出来っこない同士だ♪」 のところの挙動なんか可愛すぎてアマタじゃなくても浮く。
3話でベルリンの壁がある時にアンディの掘った穴から出た「アマタ」に「アタマ」をスカート下に突っ込まれている時に涙目でポカポカとアマタを叩いてる姿なんか殺人的な可愛さを誇る。
12話でゼシカに嫉妬して膨れっ面しているところなんか今までの常識とか壊れちゃうくらい可愛い。(スパロボにもこの時の顔グラは収録されている)
このようにグラマナスな身体で積極的に迫るヒロイン視聴者に父性を感じさせるヒロイン大艦巨砲主義なヒロインとはまた違う魅力あふれる女の子なのである。

メガハウスから出ているフィギュアはかなりのクオリティを誇り、2話と最終話使用の髪を下ろしたverにも出来る素敵仕様!



第3次スーパーロボット大戦Z 時獄篇』にて初登場。
同じ引っ込み思案で内気なシンジとはヤシマ作戦の際に互いを励まし合ったことから親しくなり、作中でも彼とは性別を超えた親友となる。
原作と比べるとゼシカとの関係は良好になっており、アマタとも結ばれてからはバカップルと化していた。

エレメント能力「繋ぐ力」はSP回復能力だが、撃墜数が0なのでかなり鍛えないと活用されない。
やはり出来っこない子は出来っこない子であったかと思われたがエースボーナスが強力なので獲得できれば強化パーツとの併用でかなり役立てる。
加えて消費SPが少ない鉄壁と愛もアクエリオンとの相性の良さもあって重宝される。
ちなみにゲパルトのパイロットでは唯一の女性なのでそういった点でも重宝したいところ。
余談だが原作ではヘッドを担当したことが一度もなかったのでエレメント達の中ではスパロボオリジナルの会話が特に多い。

『天獄篇』ではアマタと同じく、前世であるシルヴィアやシリウスと邂逅するシーンもある。
更に相変わらず好き勝手にやりたい放題しているミカゲの凶行を止めるために必死に向き合い、説得をしたりと彼女の成長ぶりが良く分かる。
アマタとの仲は順調に深めている様子… {というかバカップル化が凄く進行しており、周囲も気にせず自分たちの世界にはいってしまう。
シルヴィアは呆然とし、あのアポロでさえかなり衝撃を受けていた。}
当人曰く 「愛の力は無限大だから」 とのこと。幸せそうで何よりである。



追記・修正は、カイエンを倒してからお願いします。

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