モロイ・ドレッツァ

登録日:2012/05/26(土) 20:45:18
更新日:2024/01/03 Wed 01:05:40
所要時間:約 4 分で読めます




「やっぱり合体は最高だぜっ!!」



モロイ・ドレッツァとは、アクエリオンEVOLの登場人物。

CV.佐藤健輔


南国生まれで褐色の肌を持つ、聖天使学園の中で最も爽やかと称されるイケメン男子学生。
非常に理知的な好青年で、周囲からの人望は非常に厚い。
眼鏡をかけてインテリな雰囲気を醸し出すが、とても気さくで社交性は抜群。
当然ながら女生徒にはモテモテ。学園祭ではハーレムを築いていた。
ただし、年相応にスケベな一面もある。


第1話ではアクエリアM型に搭乗して交戦するも、すぐにダメージを負って離脱するという彼らしからぬ冴えない活躍だった。




第4話でも可愛いクラスメイトとペアを組んで馴れない雰囲気の中過ごして居たようだ。



それからしばらくはモブキャラ的な立場に甘んじていたが、徐々に本編での出番が増えていき、今やすっかりメインキャラの一員へ。


彼を語る上で欠かせないのは、その爽やかさから来る信頼感である。
誰も信じないアンディ・W・ホールの作った与太話さえ、
彼が一度「そう言えば聞いたことがある」と言えば、「モロイがそう言うなら……」「本当かも」と真実味を与えた。
この一連の会話によって、女生徒のみならず視聴者からも絶対的な信頼を獲得し、いつしかネット上ではカルト的な人気を博していった。
ユノハ・スルール登場に際した「しかも、可愛い!!」が、誰もが漫然一致する感想だったこともあるだろう。
その人気たるや、放送途中で公式HPでの紹介に「『モロイが言うんだからきっと正しい!』などと思われている」とコメントが付け加えられた程である。


劇中でも彼の信頼と人望を表現する場面は多々あり、
ジン・ムソウがベクター機を奪取して逃亡しようとした時に彼が「敵のスパイか!」と言えば、瞬く間に周囲は賛同した。
同じ事を訴えても、カイエンは誰にも信じて貰えなかったのに……。

墓穴特訓直後のカグラ襲撃でも「俺に任せろ!」と言うと、ドナール・ダンテスは即座に愛車の鍵を渡してミコノを託している。
あの状況下で、カグラの標的であるミコノを逃がすという非常に重要な役目を彼なら遂行できるだろうという確固たる信頼がうかがえる。
実際に運転テクニックも凄まじく、きっと相手がカグラでなければ逃げおおせていたに違いない。


周囲からの信頼とは裏腹に未知数の実力を隠していた彼だったが、遂に16話で秘めていた能力を発動する。


そのエレメント能力は物質の結合強度を弱める脆弱力『THE CURSE OF MALLOY』……すなわち『モロイの呪い』であった。
その凄まじい力の前には、鋼鉄の摩天楼も雄大な山も砂に等しい。

ネオ・ディーバ本部にミカゲが出現した際に攻撃を仕掛けようとしていたので、アンディと異なり生物にも有効な模様。
因みに、ミカゲを「美形」と評したサザンカは優しく気絶させられ、勇敢に立ち向かおうとしたモロイさんは電撃を喰らわされ脆くも崩れ去ってしまった。
なお、能力発動には「モ~ロ~イ、モ~ロ~イ」と怪しい呪文を唱えながら不思議な踊りを踊る必要があるらしい。

能力が披露されたのは墓穴特訓後なので、それ以前は多少異なる能力だった可能性もある。


MIXが敵になり、シュレードは絶対安静、ミコノと不動・ZENも行方不明という状況に陥ると簡単に諦めて、
「もう駄目なんじゃないか! ネオ・ディーバはっ!」と弱音を吐いた。
彼がそう言うならそうかもしれないが、能力と同様に精神面も案外脆い。


余談だが公式HPの登場人物紹介で、なんと彼はイズモ・カムロギと不動・ZENという両陣営二大トップと同じページで紹介されている。
さすがはモロイさん!

ただしそんな彼はスパロボでの扱いは微妙に空気である。スタッフェ…。(本人もDLCで「なんで俺は影が薄いんだ!?」と嘆いていた)
まあリアルファイト要因として出てくる方扱いは悪くないが。
しかしスパロボでもモロイさんの長所はエレメント能力における装甲値ダウンの能力がついたことにより、
固いボスキャラでもボコボコにできることが楽になったことである。さすがはモロイさんだ!!!


「みんな、俺の項目をドンドン追記・修正してくれよ!」



モロイさんがそう言うなら……。

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最終更新:2024年01月03日 01:05