ロックマン・ジュノ

登録日 :2011/05/04(水) 00:16:55
更新日 : 2017/02/12 Sun 04:45:22
所要時間 :約 7 分で読めます






「つまり、


あなたを排除するってことです」





ロックマンDASH 鋼の冒険心』に登場するキャラクターであり、本作のラスボス。

登場するなり訳のわからない用語を多数口走って、主人公ロック・ヴォルナットは元より大勢のプレイヤーを置いてけぼりにし、本作と従来の「ロックマン」シリーズとの関連性を一気に決定的なものにした憎いあん畜生である。

肩までかかる紫色の髪と額のホクロが特徴的で、常に笑顔(目覚めた時に灰色の目が確認できるため、武装錬金の蛙井のような糸目というわけではない模様)であり、丁寧な口調で話す男。
その見た目から女性に勘違いされることがたまにあり、声優が決まるまでスタッフですら女だと勘違いしていたという逸話を持つ(余談だがDASH2のマスターもそうだった)。




ロックマンDASH

前述の通り本作のラスボス。
カトルオックス島を管理する三等市せい官で、メインゲートの最深部・セントラルゲートの奥に封印されていた。
また、ジュノ自身がカトルオックス島全体へのコントロール権を持つ“マスターキー”でもあり、エデンを止めるには彼を倒すしかない。
そしてメインゲートは彼の意識の影響下にあるらしく、メインゲート内に設置された虹色の巨大ディフレクターのシールドもジュノにしか解除できない。

カトルオックス島には古くから「数百年おきに地下に眠る 大いなる災い が目覚め、その時、島の人間が全て滅ぶ…」と言い伝えに残されている。
そしてその「大いなる災い」の真相こそ、“一定期間ごとにジュノの申請によってエデンが飛来し、住民の初期化が行われる”という一連の行為を指すものだった。

ロックがメインゲートの封印を解いたことにより目覚め、増えすぎたデコイ=カトルオックス島民をエデン駐在の職員により初期化させようとするも、ロックとの戦いに敗れ死亡。
死ぬ前に申請受理可能高度まで降りてきたエデンに本島システムの全初期化と自身のメモリーバックアップを申請したが、データが 一等粛清官ロックマン・トリッガー の名義で割り込み命令を行なったため、どちらも失敗に終わった。
この際データの申請によって、ロックが仮にジュノの後任者となったが、前述のマスターキー権限もロックに引き継がれたかは不明。

また、カトルオックス島以前にもロックと面識が有ったようで 「そのようなお姿なので気付くのが遅れ申し訳有りません」 と謝罪している。
また、トリッガーを優秀な方と語っていた為、彼がマザーであるセラに反乱した事は知らなかった模様。
つまりジュノにとってはロックは偉い人なのだが、それでも自分のキャリアが傷付かない事を優先し、免責特権を行使して、申請の邪魔になるロックを排除しようとした。


◇第一形態

常に浮遊移動。人型をしているのは上半身のみで、下半身は巨大な分銅のよう。太い両腕は宙に浮いている。NAMCO×CAPCOMで登場するのはこちらのみ。
ちなみに設定段階では足があったのだが、時間の都合によりなかったことにされた。
分離させた腕からレーザーを撃ってくる他、突進したりロックの頭上にワープして押し潰しにかかる。


◇第二形態

背骨のような胴体を持つ巨体に胸から上だけ合体した、表現が難しい姿。
この形態になると途端に口調が荒々しくなるが、顔は笑顔のまま。……顔の筋肉どうなってるんだ。
巨大な火球を投げ付けたり、連鎖爆発を起こしてロックにぶつけたり、さらには極彩色の雷を連続して落としたりと強力な攻撃を繰り出してくる。

…しかし、パターンさえ読めれば「むずかしい」モード以外で使う雷以外は楽にかわせてしまう。
しかも……実はフルチューニングをすませたシャイニングレーザーで秒殺できてしまう。第二形態を含めても倒すまでに一分を切ることも可能である。


エデン

ジュノが宇宙から召喚した謎の巨大建造物。
黒地にびっしり古代紋様が描かれた六角柱状の形をしており、その底部には大きな赤い瞳の模様が描かれている。
このエデンが活動を開始すると、駐在の職員一万人によるデコイ達の初期化処理…すなわち殺処分と大量破壊が行われる。
この「職員」とはどういった存在かは不明だが(恐らくリーバードなのだろうが)、ジュノ曰く、この職員達は島一つの初期化に「ものの5分もしないうちに全ての作業を完了する」との事から、高い戦闘能力を持つと推測される。
過去にも何度かジュノによって召喚され、その度に島の初期化を実行してきた。
しかしもう一度初期化申請が受理される前にロックがジュノを倒し、データが割り込み命令を発したため、以降の初期化は実行されなくなった。

ちなみに、メインゲートの中にあるコンソールではセントラルゲートの開閉操作を行おうとすると、「エデンによりシャットアウトされている」とメッセージが出る。
そのためロックはウォッチャー、スリーパー、ドリーマーの3つの鍵を用いて、手動で開閉を行う必要がある。
そのセントラルゲートの奥にこそジュノが封印されているのだが、エデンが手動で開けさせようとする理由は不明。
リーバードを退けて鍵を集められるだけの文明が栄えた=初期化タイミングという事だろうか?

その後『NAMCO×CAPCOM』において、復活を遂げたジュノと共に出現。
この作品で初めてエデン内部の様子が明らかになり、ヘブン同様にシャトルポッドが発着可能なシャトルベイなどが確認された。
また、かつてはロックマン・トリッガーも訪れた事があったらしい。
ロックは有栖零児達と共にエデン・コントロールルームへと進入し、そこが第44話「貴様等にそんな玩具は必要ない」の戦いの舞台となった。



NAMCO×CAPCOM

ストライダー飛竜」シリーズのボス、グランドマスターの配下として登場。
本作は時間軸的に一作目と二作目の間であり、グランドマスターによって復活させられたという設定。
グランドマスターの配下ではかなり強い部類で、特に防御力に関しては基本値がグランドマスターを上回り、さらにスキルやバステも無効化されるのでかなり固い敵に強化されている。

ロックマンDASH1でロックに破壊され、さらにエデンに保存していたバックアップメモリーまで完全に消去されたのに復活を果たしたという事は、おそらく残骸から復元したのだと思われる。
その事もあり当初記憶を失っていたが、ロックとの度重なる戦いを経て次第にメモリーを復旧していった。

しかし、再生の際にバグが生じたのか、或いは元々兆候があったのか、メモリーが戻るにつれて次第にイレギュラー化していき不気味な笑みを浮かべるようになっていく。
さらに『イレギュラー化』というスキルまで備え、イレギュラー化は決定事項となる。
前述のロックマン・トリッガー名義による割り込み命令も「ロックマン・ジュノにイレギュラー化の嫌疑有り」という名目では在ったのだが……
最終的にはエデン内部で主人公側に敗れ、ロックの未来を暗示するかのようなセリフを残して爆散する。

ちなみにロックのジュノに対する強い執念(?)から小牟とワルキューレにBLネタにされた。



余談

データ曰くジュノは戦闘向けではないらしい。
本人も「しせい官モデルの私では、やはりあなたを倒すのは無理でしたね」と言っており、戦闘端末を持ち出してもソレがロックとジュノを分ける致命的な一線なのだった。
その割にNAMCO×CAPCOMではかなり強化されているが。

また、意外にも人気のあるキャラクターでもある。
とある掲示板に投稿された小説の中には、彼が何らかのかたちで復活しているものや、彼が主役級の扱いを受けている作品が少なくはなかった(気になる人はロクノベでググってみよう)

未だに彼のシリーズ復帰を望む人も多い。
だがバックアップメモリーを完全に消去された事もあり「新たなロックマンが登場するならまだしも、ジュノの復活は設定的にも展開的にもおそらく不可能だろう」という見方が強い。
ただ、NAMCO×CAPCOMでの不可能と思われていた状態からの復活劇もあり、復活自体は可能と思われる。
復活させてくれる相手さえ居れば…の話だが。

それ以前にロックマンDASH3 PROJECTの雲行きが怪しかったりもする。
復活を望む人も、そうでない人もDASH3の開発再開を願って応援しよう。



「あの項目――大衆モデルB型は、意識混雑が激しく制御が難しい。ここらで一度、追記・修正したほうがいいかもしれませんね」

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