ワルイージ

登録日:2011/12/12 Mon 15:25:45
更新日:2024/03/23 Sat 01:25:59
所要時間:約 10 分で読めます







Yeah! Waluigi's the winner!



ワルイージとは、マリオシリーズに登場するキャラクター。あの任天堂一フリーダムな男・ワリオの相方である。


【概要】

初出は『マリオテニス64』。
ソフトの開発を行っていたキャメロットが、テニスゲームを作るに当たって深刻なキャラクター不足に悩まされており「人型のキャラが足りず*1、またワリオとダブルスを組めるキャラがいない」事からダメ元で新キャラクターの作成に着手したことがワルイージ誕生のきっかけとなる。
開発に伴い「ワリオの相棒」「ルイージライバルキャラ」「モチーフカラーは紫」といったキャラ設定を元に作成され、それが奇跡的に任天堂からOKが出たためにデビューに至った経緯を持つ。
つまり彼はそもそも純粋な任天堂生まれのキャラではないという非常に変わった任天堂キャラだったりする。
なおワルイージの成功に続くべく「ピーチのライバル」としてワルピーチなるキャラクターも提案されたが、こちらはマリオシリーズの生みの親である宮本茂氏から「見なくてもどうせドロンジョみたいなもんでしょ」と速攻却下されたらしい。そりゃそうだ

ワリオの相方でルイージのライバル」という設定から、名前もワリオと同じく「悪い」と「ルイージ」を掛け合わせたもの。
容姿もルイージ以上の長身と細身、ワリオのようなピンクの鼻という両者の特徴を持った外見をしている。帽子のマークは『Γ』で、これは『L』を上下反転させたもの。また特徴的なガイゼル髭も「L」の形がモチーフとなっている。顎が長く、『スーパーマリオくん』に出演した時にも「長っ」と強調されていた。
身長もマリオファミリーの人型キャラの中ではロゼッタと並んで最も高く、それ故に基本ガニ股。

名前は当初「ワイージ」だったり、北米側のスタッフからは「ジェロージ」「ジナニー」といった候補も上がったが、言いやすさとインパクトからワルイージに決定した*2
尚ワルイージ生みの親であるキャメロットの副社長・高橋秀五氏曰く、この名前は開発初期段階から既に決まっていたとのこと。


【人物】

性格は狡賢く、薔薇が似合うナルシスト。また、何かと単細胞な相方に比べて、悪知恵が働く知性的な面も持っている。
そんな彼だが、実は『スター街道を上り詰めるマリオブラザーズを仰ぎ見て、「今に見ていろ!オレだって!」と、彼らに対抗すべく下積みを重ねた苦労人』という意外な設定がある。
加えて『そんな努力家なワルイージに対しては他のマリオファミリーも、「苦労人だけど、間が抜けているワルイージ」と好印象を抱いているが、当のワルイージはそんな「みんなの親切」に対して意外とクールである』という設定もあり、彼の捻くれたギザな性格はこの長く苦労した下積み時代に起因しているのかもしれない。

技や能力としては「体が非常に柔らかい」という設定があり、その柔軟な身体と長い手足を活かしたプロ顔負けのビールマンスピンを様々な作品で披露している他、『マリオ&ソニック』シリーズ等では空中平泳ぎで高速前進するシュールな技など多種多様。
他にも『マリオストライカーズ』シリーズでは度々多用している薔薇を必殺技に転用したり、『マリオテニスACE』『スーパーマリオパーティ』等近年の作品ではなんとあの言わずと知れたムーンウォークを披露することもある。

因みに初登場から20年以上の時が経った今でこそ、上述のワルイージの人物像やキャラクター性も大分固まってきたものの、まだデビューから日が浅かった時期は他のキャラクターと比べて出番が少ないため作品によってキャラがブレブレであることが多かった。
セリフを与えられても口調や一人称すらも安定せず、今でこそ一人称「オレ様」「ワルイージ様」で各作品で統一こそされているものの、『マリオテニスアドバンス』ではどこぞのおフランス帰りの男よろしく語尾が「~ザンス」だったり、『マリオパーティ4』ではデイジーに片思いをしているという設定があったり*3とデビュー当初はキャラ付けに相当難航していたことがうかがえる。*4
そんな彼もコンスタントにマリオシリーズでの登場を重ねていく内に上述の様々な設定が付与されていき、現在ではバラの花を携えたりフィギュアスケートのような舞いを披露したりする「クールな知性派を気取るギザなナルシストキャラ」で安定しつつある。

スポーツゲームではずる賢く悪知恵が働く本人の気質も反映されてかテクニック・トリッキータイプのキャラとして分類されることが多い。
その代表例ともいえるのが『スーパーマリオスタジアム』シリーズで、本作での彼は打撃の際にパワーチャージすると、逆にパワーが下がるという矛盾したヘンテコな特性を持っていた。
逆に適正ポジションとなる投手としては、球威・変化量ともにトップクラスの軟投派。長い手足から繰り出される豪快な投球フォームは中々カッコいい。
『いただきストリート』ではもはや妨害専門とも言える思考ルーチンを持つNPCとなり、自身の赤字も気にせずプレイヤーや他のNPCの嫌がる行為を積極的に行ってくるといういたストSPカンダタと同じ行動をする。
特に、独占エリアは早めに育てておかないと、ほぼ確実に乗っ取りにかかる
一方で例外もあり、『マリオテニス』シリーズではほぼ全ての作品でその長いリーチを駆使したディフェンスタイプとして登場。更に『マリオゴルフスーパーラッシュ』はなんとワリオ・ロゼッタ共々初となるオールラウンドタイプとして実装された。

ちなみにワリオとワルイージは兄弟ではなく、悪友、イタズラ仲間といった関係。
スポーツ系ゲームのムービーでは、いつも一緒につるんでは様々なイタズラを敢行するが、最終的にマリオに返り討ちにされ、大失敗に終わるというのがお約束
気の合う相棒同士という関係か、それともワルイージがワリオを慕っている師弟関係か、まさかの愛する者と愛される者の関係か、詳しい関係性は今もなお不明。*5
また現状ワリオが主役を務める作品に出演したことはない。

【活躍】

前述の経歴通り『マリオテニス64』で鮮烈デビューを果たす。
とは言え唐突の出演だったので公式サイトでは わざわざ専用の紹介ページ が作られていた。
マリオシリーズでも異例のデビュー経歴ながら見事にユーザーからの人気を得たワルイージは、見事にマリオファミリーの仲間入りを果たし初登場以降はマリオファミリーらが登場するパーティ、スポーツ系のゲームにはほぼ必ず呼ばれるようになる。

特に『マリオテニス』『マリオゴルフ』シリーズは第1作目*6から現在に至るまでワルイージの生みの親であるキャメロットが開発を担当していることもあり、相棒のワリオ同様何かと優遇されている。
例を挙げると『マリオテニスGC』『マリオゴルフファミリーベースボール』のオープニングムービーにてマリオブラザーズを差し置いて主役に抜擢されており、かなり手の凝ったさながらショートアニメのような長尺ムービーが用意されている。
極めつけは『マリオテニスアドバンス』で、本作ではマリオキャラクターの枠が6名のみしかないにもかかわらずワリオやヨッシー等を差し置いてなんとプレイアブルキャラクターに選出されている*7まあ上述の通り語尾「ザンス」だけど
他にも『マリオテニスACE』ではマリオブラザーズやワリオと同様に専用のテニスウェア衣装が用意されている他、『マリオゴルフスーパーラッシュ』ではワイシャツにスーツベストを着用し、薔薇飾り付きの中折れ帽を被ったダンディーな装いで登場。またまた主人公達までをも差し置いてワリオ共々ディテールまで拘った専用衣装が用意されている辺りキャメロットのワルイージに対する愛の深さがうかがえる。

デビューから半年足らずで『マリオパーティ』シリーズにも参戦。初登場は『マリオパーティ3』。
『のろいキノコ』や『ビリキューシール』といった妨害系アイテムを好むずる賢いキャラとして活躍。
初登場となる『3』ではクッパを単身足蹴にしてフルボッコにしたり、自身の名を冠したステージが登場したりとかなりの高待遇。一方で未だ口調までは設定が固まっていなかったのか、「~」の伸ばし棒を多用するどこか間延びしたテンション高めの口調になっている。
『8』では勝利パフォーマンスの演出として初めて薔薇を使用
薔薇を片手に差し出しつつもう片方の手で帽子のつばを掴んでクールにキメるというギザなポーズを披露した事で、本作以降から薔薇が似合うギザなナルシストキャラという設定が付与されることとなる。このことから本作はワルイージのキャラクター性の根幹を確立した作品だったといえるだろう。

『スーパーマリオパーティ』では自身がお手本役を務める、ある意味ワルイージ専用ミニゲームである「ポージングヒーロー」が登場するなど中々に優遇されている。
また「チャレンジロード」ではマリオに挑む際に「オマエに勝てばチャレンジする気持ちを取り戻せる気がする」と初登場時の設定を彷彿とさせるような台詞があり、更にマリオが勝った場合は「オレさまにまだ何か足りないのか…」少々彼の心の闇が垣間見える台詞を幾つか聞くことが出来る
初めはマリオブラザーズに対抗すべく努力したハズなのに今ではマリオファミリーの一員ポジションに収まっている現状に、少しばかり思うところもあったのかもしれない。

『マリオカート』シリーズはダブルダッシュからワリオの相方として初登場。自身の名を冠したステージ『ワルイージスタジアム』も登場した。
DSでは新たなステージとして『ワルイージピンボール』も登場しており、特にBGMはスマブラXにてアレンジされるほどの人気曲となっている。
なお上記の2作品では中量級キャラクターだったのだが『マリオカートWii』からは重量級にコンバートされ、それ以降はすべての作品で重量級扱いになっている。

しかし「マリオカート7」ではコースだけを残してリストラされるという憂き目に遭い、その突然のリストラは多くのユーザーを驚かせたのは言うまでもない。
ニンドリのインタビューによれば、新たなキャラクター達を実装したかったが為に泣く泣く選出外となったとされたが、ファンからの抗議もあり続編の「マリオカート8」及び「マリオカート8 デラックス」では復活良かったね!*8

特に『8DX』に至ってはオンライン対戦に於いてワルイージ+ハナチャンバギー+ローラータイヤの通称「ワルハナ」カスタムが、後に数度に及ぶアップデートでテコ入れが入るまで『ワルイージカート8DX』とまで揶揄されるほどの使用率を誇った。誰がここまでやれと言った。
これは本作において「重量級キャラは体が大きく視界を遮りやすい上アイテム使用モーションがもっさりしていて分かりにくいが、ワルイージは細身で目視の邪魔にならず、キビキビ動くのでアイテムの発射タイミングを正確に見極めやすい」という理由があり、そういった理由からオンライン対戦をしたら参加者の9割がワルイージ、なんてことも少なくなかった。例え性能に差はなくとも、0.1秒を争う極限の世界ではこういった要素も重要になるというわけだろう。
また『8DX』のDLC、コース追加パックでワルイージピンボール・ワルイージスタジアム共に復活し、長い時を経て久々にワルイージピンボールをワルイージで走れるようになった。

アーケード版は2からの参加となっており、専用マシンのバイクはかなりカッコいい。

『スマブラ』シリーズでは大乱闘スマッシュブラザーズXから、アシストフィギュアとして以降の作品に全て登場。
プレイヤーキャラに対して連続踏みつけキックで痛めつけ、ケンカキックもしくはテニスラケットによるスマッシュをぶちかましてくる。
スマブラSPではスピリットとしても登場。スピリットとしての性能は階級ACEでアシストフィギュア同様足を使う攻撃の威力が上がる。
ちなみにバイクに乗ったものやストライカーズ仕様のスピリットもある。


【活躍する一方で…】

上記ように様々な活躍をするワルイージだが、実は未だにパーティ、レース、スポーツ系のゲームにしか登場したことが無く、彼個人にスポットが当たったことは皆無*9
複数の主役作品を持つ相方のシリーズにも全く登場したことが無いという状態が続いている。それ故かスマブラでの彼のロゴもワリオのマークでなく、マリオのマークとなっている。*10

知名度・人気共に高いこともあり彼のスマブラ参戦を望む声が多いキャラではあるが、Miiverseにて桜井氏はワルイージの紹介文と共に「スマブラは滅多なことでは参戦できません」と付け加えており、なんと名指しで参戦出来ないと念を押されているなど中々に不憫な扱いをされている。更に当然体格も特徴的なワルイージはデイジーとは違いダッシュファイターとしての参戦も無理であり、未だ参戦には至っていない。
理由は諸説あるが、一番の要因は上記にもあるがワルイージ個人にスポットが当たったことがないという点だと思われる。

長きに渡って参戦できない実情から、国外のファンの間で「ワルイージ参戦を願う署名」が行われたり、「ワルイージがスマブラに参戦できないことを題材にしたアニメ」などが度々制作されYouTubeなどで人気を博した。*11

更にワリオとの関係も、一見すれば『怪力自慢のワリオと知略自慢のワルイージ』『お互いの得意分野で突き進む』といった足りないところを互いに補い合う良きコンビのように思えるものの、
相方のワリオ自身がオツムは弱いものの、様々な仕掛けや謎を解いたり、プログラミングを使いこなすなど(金が絡めば)地頭は決して悪くはない上に非常に個性が強い。
更に『二次元に行ける機械』を怪盗もののTVを観た思いつきで、なおかつ短期間で発明したりと、『もう全部あいつ一人でいいんじゃないかな?』状態となっており、ワルイージの存在が完全に食われてしまっている感が否めない。
ワルイージがキャラとして弱いのではなく、ワリオというキャラが強すぎるのだ。

せめてワリオやルイージの作品に出ればまだ可能性はありそうなのだが、
こちらもワリオが主役を務める「メイドインワリオ」シリーズは既に、ワリオを中心にマリオファミリーとは独立した多くのキャラクター達を抱えていることもあり現時点でワルイージが介入できる隙があるようには思えず、更にはもう一つの「ワリオランド」シリーズはそもそも最新作がWiiで止まっており、作品IP自体が消滅した感じが否めない。
そしてルイージが主役の「ルイージマンション」シリーズにおいても、キングテレサという絶対的なラスボスが控えている以上まだ登場は期待できないかもしれない。


彼やマリオ、その他数多くのマリオファミリーの声を担当してきたチャールズ・マーティネー氏は、「ワルイージのゲームがあったらいいね。イカサマしないと勝てないようなやつさ。そうしたら面白そうだね」と語ったこともあるというのに……。

ルイージのライバルであり、自作専用キャラを構えて様々な主役作品を持つワリオの対となるキャラなのである意味では正当な扱いなのかもしれない。
それでもいつの日にか、主役として動き回るワルイージも見てみたいものである。
そうなれば次回作あるか分からないがスマブラにワルイージが参戦できるかもしれない。

まだ彼の挑戦は始まったばかり。誰よりも苦労し、誰よりも努力家であるワルイージの今後の活躍に期待しよう。

【余談】

  • 予言?
ちなみにワルイージというワード自体は彼が登場する前のコミック作品でしばしば登場しており、
商業誌四コマで「マリオの弟がルイージなんだから、ワリオに弟がいたらワルイージだったりして!」というネタがあったり、
コミックボンボン版マリオでもルイージに化けて悪事を働いたクロキュラがワルイージと名乗ってたりする。*12

  • 没キャラ・ワルピーチ
本項目でも軽くその存在について触れたワルピーチだが、実はこの話には続きがある。
マリオテニス64の発売及びワルイージのデビューから23年後となる2023年12月に、ワルイージの生みの親であるキャメロットのグラフィックデザイナー・青木文秀氏が自身のInstagramにて没となったワルピーチのスケッチと3Dレンタリングを投稿(現在は削除済み)し、遂にその姿が公開されたのである。

元より堕天使をモチーフに制作されたという彼女の姿はワルイージ同様紫をベースとした服装に、武器に斧を携えベルト付きのブーツと右腕にはトゲ付きブレスレットを装着した少女という可愛らしい見た目だったこともあり即座に世界中のファンの心を掴み、公開直後から多くのファンアートが描かれるなど人気を博した。見た目もドロンジョっぽくない
また同氏からは「ピーチをライバル視している」「怒ると怖い」といった一部設定も明かされた。


われこそは……と思うやつは出てきなさ~い! ワルイージさまが追記・修正してやろ~う!!

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最終更新:2024年03月23日 01:25

*1 パタパタやテレサ、ヘイホーにキャサリンなど雑魚キャラを起用し、デイジーにベビィマリオ、ドンキーコングjr.など当時最後の出演から暫く音沙汰の無かった懐かしいキャラクターからも招集をかけていた

*2 「意地悪」のアナグラムとも掛けている、という説もある

*3 この設定は『マリオパーティ4』でしか確認できず、現在は死に設定となっている

*4 尤も、ワルイージに限らず『マリオテニスアドバンス』ではクッパの一人称が「オレ」で性格がクールだったり、ルイージがマリオを呼び捨てだったりと、今と比べるとマリオファミリーのキャラが全体的におかしいのが特徴。

*5 ワルイージの生みの親の一人である高橋秀五氏は彼らの関係を「良き相棒であるということしか考えてない」と前置きした上で、「相棒だけど仲間じゃない、 助け合っていない間柄でしょうね」と述べている

*6 SFCソフト「マリオオープンゴルフ」は除く

*7 デイジー等GBAでの出演作が存在しないキャラクターも多い中で、GBAに出演作があるのは中々の快挙である。

*8 なお同作ではDSより同じBGMが採用された『ワリオスタジアム』がリメイクされたことで、スマブラXに続き2度目のアレンジとなった

*9 デビューから半年足らずでシリーズもののレギュラー入りを果たすという意味では優遇されてはいるが。

*10 一度「for」の紹介映像でワリオのシンボルマークが用いられたことがあったが結局商品版では修整されている

*11 しかしながら一部過激なファンが暴走した結果、桜井氏及び公式に迷惑が掛かってしまったケースが発生したこともある。当然その様な事態はあってはならないことであり、それ故に日本国内では暴走した一部海外ファンのせいで関係のない普通のワルイージファンや、そしてあろうことかワルイージ自体が冷ややかな視線で見られるようになってしまった他、あまり良い心象を抱いていないユーザーを多く抱えてしまう事となり、ワルイージからすれば浮かばれない状況が続いているのが実情である。

*12 この時ピョンタが化けたヨッシーの偽物はワッシーと名乗っているが、ワルイージと同じく後にマリオRPGで同じ名前を持つヨッシーのライバルが登場している。