ノコギリのアーロン

登録日 :2009/11/23(月) 22:11:32
更新日 : 2017/08/17 Thu 05:14:01
所要時間 :約 5 分で読めます




漫画『ONE PIECE』の登場人物…登場魚人物の一人。

魚人海賊団(アーロン一味)船長。

懸賞金額・2000万ベリー
通称・ノコギリのアーロン
CV 小杉十郎太


【外見】
青い肌をしたノコギリ鮫の魚人。
ウソップより凶悪そうなノコギリ状の鼻があり、本人曰く『折れないから自慢の鼻』。
左胸辺りには大きく太陽のマークが入れられている。


笑い方は“シャハハハ”


【性格】
魚人を『最高の種族』、人間を『下等種族』と見なしており、ナミの故郷であるココヤシ村を含む島で圧政を敷いていた。

“金以外は信用しない”とも考えており、とある事情から極度の人間嫌い。
ただし、賄賂を渡し島の支配を黙認させていたネズミ大佐や海図を書き上げるナミなど利用出来る人間は嫌いではないらしい。
支配下の人間に対しても「税」を治めるうちは手を下していなかった(上納が滞ればたちまち町ごと潰すが)。

また人間を見下しているが、重体であるにも関わらず立ち向かってきたゾロの目を見て『殺しておかなければならない』と警戒するシーンも見受けられた。

人間に対してはかくの如しだが、同族である魚人たちに対してはとても大切に想っており、
留守中に部下たちがゾロの手で壊滅させられていたことを知った際には驚愕とともに手ずから助け起こし、クロオビやハチがやられたときにも激怒するなど、
魚人の仲間たちに対する友情意識は本物である。
その気質は部下たちにもよく伝わっており、仲間たちはアーロンともお互いタメ口を利きあい、頭に血が上ったアーロンを素の口調で諫めることも多い。

夢は『東の国全てをアーロンパークの支配下に置くこと』。


【戦闘力】
危険度(強さではない)をあらわす懸賞金は本編開始時点では2000万ベリーで、これはバギー、クロ、クリークより上。
ルフィ登場以前は最高金額であった。
(クリークに関しては『海賊団の規模なら下だが個人の実力なら上』と作中では書かれている)

魚人は総じて人間の十倍の腕力を持つが、鮫の魚人である彼は、その中でもとりわけパワーに秀でる。
支配下にあって納税が滞った「ゴザ」の町などは家のすべてがひっくり返っているが、それはアーロンが一人でやったものらしい。

戦闘ではこれらのパワーや魚人特有の水への理解力に加えて、
『歯がすぐに生え変わる』などの鮫としての力、『キリバチ』と呼ばれる巨大なノコギリなどを活用する。

その高い実力から呼ばれる『東の海最強』の名は伊達ではない。
連戦で万全の状態では無いと言え(特にゾロは王下七武海鷹の目のミホークから全治一年の傷を負っていた)、
サンジゾロを手のひらに貯めた水を掛ける『水遊び』だけで圧倒した。
その『水遊び』にしてもサンジに言わせると散弾銃並みの威力を持つらしい。

また、ぶちギレると海王類のように人間の黒目に当たる部分が細くなりパワー・スピード共にはねあがる。

ウソップに賞金がかけられた時点で賞金額は負けているものの、その時点での素の実力では確実にアーロンが高いと思われる。

この実力に比較しての異常なまでの懸賞金額の低さは、賞金額は政府に対する危険度を示す目安であって強さでは無いこと、
それにアーロンが現地の政府軍高官を買収していたために悪事が世界政府に知らされていなかったことが原因である。
(これが、後述するジンベエが動かなかった原因ともなった)

作中では、東の海軍支部所属のプリンプリン准将率いる一隊が討伐に赴き、返り討ちにあっているが、これもアーロンの財力により握りつぶされていた模様。


【作中での活躍】
8年前、ナミの故郷であるココヤシ村を襲撃。
奉具を払えなかったナミの義母ベルメールを殺害。ナミの地図を描く能力に目をつけ、一味に加入させる。
恐らくこの時に『一億ベリーで村を譲り渡す』と契約した。
が、ナミを手放す気はサラサラなく、買収した海軍に集めた大金を没収させるなど卑劣な一面を見せる。

アーロンパーク内でナミを『使う』発言をしたことでルフィの逆鱗に触れ、自慢の鼻とアーロンパークを潰された。

その後は海軍に捕まり一味離散。


【魚人島編】
本人は豚箱入りしているので現在の時間軸では出てこないが、回想や話の上では幾度となく現れその存在感を示す。
はっちゃん曰くシャボンディ諸島の観覧車に憧れており、アーロンパークの建築スタイルはシャボンディパークを模したものらしい。
またマーメイドカフェのオーナーであり、占い師であるマダム・シャーリー(アオザメの人魚)はアーロンの実の妹にあたる。
お兄ちゃんより幾分デカいがこんなセクシーな妹がいて、何ともアーロンが羨ましい限りである。
彼女の占いでルフィが魚人島を滅ぼすと出たが果たして…
ちなみにマダムのアニメ版のCVは朴ロ美。


以下、ネタバレ注意







元々は魚人島の孤児が集まるスラム「魚人街」の出身。
王下七武海海侠のジンベエとは兄弟同然に育った間柄であり、また後に魚人族の英雄となるフィッシャー・タイガーを「タイのアニキ」と慕っていた。
ジンベエが七武海入りする際の条件に『アーロンを東の海に放つ』と政府と契約したと言われていたため『アーロンでこんな性格なのにジンベエってどんなんだよwww』と思われていたが、実際は義に厚くかなりの漢であったので驚いた人は多いと思う。
まさかアーロンの兄弟分がナミに“ジンベエちゃん”呼ばわりされるなんて誰が予想できただろうか…

成長後は魚人街の荒くれ者たちを率いて海賊をやっていたが、フィッシャー・タイガーがマリージョアを襲撃した事件を契機に『タイヨウの海賊団』に所属。
だが、慕っていたフィッシャー・タイガーが海軍の騙し討ちに遭い死亡したため、元々嫌いだった人間を更に憎悪するようになってしまう。

コアラという元奴隷の少女との交流を得た事により、
アーロンにも人間の見直す機会が巡ってきたと言うのに結果、彼に突きつけられたのは人間の醜い内面と残酷な現実だった。

その後、無謀ながら海軍に殴り込みをかけており当時中将だったボルサリーノにボコボコにされ捕まった。



タイの大アニキを売った人間どもを皆殺しにするんだよ!

通報した島にも行くぞ!

フィッシャー・タイガーは死んだ!!


お前ら下等種族に殺されたんだ!




涙ながらにタイガーの無念を叫ぶも、ボルサリーノには涼しい顔でスルーされた。
その後は、大監獄インペルダウンに収監されていたが、タイガーの後を継いだジンベエの七武海入りを期に釈放される。
ちなみに上記の契約の噂は正確ではなく、実際は前々から監獄入りしていたアーロンがジンベエの七武海入りを期に『恩赦』で解放され、
七武海(形式上世界政府の協力者)として活動することを受け入れられなかったアーロンが自分でジンベエの下から去ったというのが真相。

アーロンは同じく世界政府の協力者として活動することを受け入れられなかったメンバーを率いて魚人島から東の海に拠点を移し、8年前のココヤシ島襲撃へと繋がる。
ジンベエ自身はいざという時はアーロンを抑えるつもりでいたが、それを見越してか海軍を買収していたために実質野放しとなり上記の噂が広まったと思われる。


【余談】
グラバト2のOPではリトルガーデンでクロと戦っていた。






以下二次設定など
原作でも極悪非道っぷりを見せつけているがアンソロ等でも同様。

しかしながら、
◆魚人の仲間達のことは『同胞』と呼んで大切にしている

加えて、シャボンディ諸島編での、
◆魚人族に対する冷遇

はっちゃんの回想で明らかになった
◆『観覧車に憧れている』というエピソード

などにより『ひぐらしのなく頃に』の北条鉄平のように『実はいい人なんじゃね?』と言う意見もやや増加している。
実際差別はかなり酷い。また、魚人が差別を受けてきたから性格も歪んでも仕方ないなどの意見もちらほら。

まあ、魚人街のエピソードで単純に魚人第一主義だっただけとハッキリわかったけど。


他には、
  • 鮫!鮫!鮫!を楽しむ
  • 『ホームアローン』→『ホームアーロン』
  • 『恋のマイアヒ』の空耳歌詞に『アーロン』って聞こえる所がある

とちょいちょい人気はある。


勿論某ガードとは全く関係ない。
某忍者漫画霧隠れの怪人とも、波導の勇者とも関係ない。

ポケモンサメハダーに『アーロン』ってつけた奴出てこい。



下らねぇ追記・修正に死ね。

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