凶月刑士郎

登録日 :2011/11/05(土) 18:56:01
更新日 : 2016/09/06 Tue 19:31:48
所要時間 :約 4 分で読めます





「刑士郎ーー凶月刑士郎!それが、俺を示すたった一つの真実だ!」


CV.杉崎和哉/谷山紀章 PC版/CS版

凶月刑士郎は神咒神威神楽の主人公の一人であり、みんなの兄様である。
神州で恐れられる歪み集団、凶月一族の若き棟梁。(凶月一族は同じ歪みを持つ集団であり、血縁はない)
彼等、凶月一族は危険物扱いであり、常に監視の目があり、自由が無い。
そんな彼が戦うのは神州最大の歪みを持つ義妹、凶月咲耶の為である。


【性格】
非常にぶっきらぼうで喧嘩っ早いが分別は多少ある。
いきなり切りつけてくるような粗暴さはなく、獣性が発揮されるのは専ら戦いの時のみである。
口は悪く、相手がチンチクリンだったとしても本気で口喧嘩に興じるようなノリの良さもある。
そして、基本行動指針は咲耶の為。なんだかんだで咲耶に頼まれたら断れず、文句を言っては延々と説教される等、見事なまでに尻に敷かれている。
仲間達からは、その様を微笑ましく、生暖かく見守られている。
ちなみに詠唱などといった行動は嫌う。


【戦闘能力】
戦闘手段は勢いに任せて突っ込むと単純なモノだが技量に乏しい訳ではなく、野生の獣のソレのように一切の無駄がない。
歪みによる身体強化で回復力や耐久力は常人のソレとは比較にならない。
まぁ、敵の方が圧倒的に強かったり、刑士郎は作中で唯一の例外に属するポジションなので、その異常さを垣間見えるのは最初の御前試合くらいだが。

【特殊能力】
禍憑き(凶月)
歪みの異能。自身の危機に反応して、相手に凶をもたらす。所謂、幸運操作。
何が起こるかは発動しなければ判らない。作中の出来事と言えば、 雷が落ちたり雷が落ちたり だが、ワンパとか言ってはいけない。食らい続ける俺様覇吐様に失礼だ。
ちなみに禍憑きには、返し風という使った代償が存在する。
使った場合、一族の誰かが凶を被るというものであり、ご都合主義の代償を第三者が受けてしまう。守りたい相手を死に追いやりかねない能力である為、刑士郎は使用しないようにしている。
不破之関にて悪路と戦った時、彼の叫喚地獄を受けた際に能力を消失してしまった。
御前試合で警戒されてたワリにはビミョーな力であった。

天魔・血染花
鬼無里にて奴奈比売に強制的に与えられた異能。
諏訪原での宿儺との戦いである程度覚醒した。
体から血の杭を放つ力を持ち、尚且つ驚異的な再生能力をも発現する。
等級も陰の18という常識外れの位階に達し、身体能力も中伝の夜行に次ぐ。
体が削られれば削られる程、肉体が強靱になる……つまり長期戦になればなる程、刑士郎に有利になる。
しかし力の純度が増す程、近しい人……つまり咲夜の命を削るハメになる。
オマケに宿儺には異能は通じず、化外を統率する力を持つ常世には逆らえないデメリットがある等、やっぱりビミョーな力。
余談だが前作のある人物の覇道型だった力を求道型で発現した場合の力である。

【関連人物】
◇凶月咲耶
刑士郎の唯一の義妹であり、禍憑きを使わないようにしてまで守りたい人物。
彼女の前ではツンデレな兄様。

◇坂上覇吐
色々と意見は食い違えど、根本的なものでは通じ合っている様子。

◇天魔・宿儺
穢土にて因縁を付けられる。
刑士郎について何かを知っているようだが果たして…?

以下、ネタバレ

















本人、全否定しているが、前世はDies Iraeのチンピラ吸血鬼・ベイ中尉である。

天魔・悪路との敗戦以降、不能になった刑士郎は鬼無里で天魔・奴奈比売に接触した事により、かつての力を取り戻す。
が、常識人な刑士郎はそれと同時に自分の過去とも言える前世の記憶に苛まされる事になる。咲耶を食らい、闇の不死鳥として帰り咲くか?それとも…?

過去に向き合い、未来に何を望むか?刑士郎の選択が仲間達の、その後の新世界の要となる。

そして...

彼は歪みを捨てる。
それは当然の事。
この力を完全に制御すれば咲耶の命は枯れ落ちる。
そんな選択、ヴィルヘルムはするかもしれないが--
凶月刑士郎は絶対にしない。
なぜなら刑士郎は刑士郎で、咲耶は咲耶。
前世のことなど知らない。
壊すことしか出来ない真っ白野郎など、知ったことではない。

そして彼は素手で目の前の天魔に立ち向かい--
攻撃に成功する。
そして目の前の天魔--否、遊佐司狼はその状況を嬉しがっている。
それは当然の事、彼の太極は真面目に生きてない人間を認めない渇望から生まれた無効化。
今、目の前にいる存在は憎き波旬の細胞などではなく、一人の女のために立ち向かう人間。
そして今、彼は前世どころかこの世界の理から抜け出した状態、解脱の域にある。
それは神様になれずに異能を永遠に使えない状態であり、だけどどんな法からも抜け出した人間そのものであるから--

戦いの果て、司狼は倒れる。
無念など無い。むしろ自分達の勝利を確信している。
なぜなら、目の前の自分を倒した「人間」こそが波旬の法を打ちのめすと信じているから。
そして、黄昏の守護者の一人、遊佐司狼も旅立った。

そして、東征は終わった。
だが、それは世界の終わりを告げていた。
この世界の神、第六天波旬の法「大欲界天狗道」が完成したのだ。
その理とは自分以外の生命は存在しなくていい、波旬が一人になれるまで生命は殺し合う。
もう、太陽が登らない世界となっていた。
しかし、この凶月刑士郎はその枠組みに入らない。
彼はもうどの神の法にも当てはまらない存在だから。
そして凶月を害しようとした大欲界天狗道の人間から咲耶を守るため立ち向かう。
戦いは勝利した。しかし彼は致命傷を負っていた。
まどろむ意識の中、同じく解脱を遂げた咲耶に見守られ--

この時、咲耶の体には彼との子が宿されていた。
そして、曙光曼荼羅の面々六人が波旬と立ち向かう。
八人ではなく六人。だが、それは彼らに欠員が出たという訳ではない。
二人が子をなした。それは大欲界天狗道に僅かだが確実にひびを入れる事実であり、最も大きな事を成し遂げた事。
そしてそれは闇を照らす曙光の一筋になり--

ここに神咒神威神楽はなされ、第七天天照が誕生する。
そして彼は咲耶の人生が終わるまで待ち続け、そして咲耶が自分のところに来た後は、新たに人間として人生を始めている。








裏設定
作中の宿儺戦。あのまま太極を用いても、修羅曼荼羅の主神たるラインハルトが消滅している状態で行う為、時間経過で砕けて終わる。しかも宿儺には通用しない
何なんだ。Diesから変わらないこの扱いはw
ベイ…。


なお、数少ないDiesからの専用BGMアレンジを与えられた人物の一人。
ゲーム開始直後から、懐かしさを感じた人も少なくないだろう。


俺のせいで俺の追記修正しちまったら、俺が俺を許せねぇだろうがよッ!

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