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レベル8。
原作に於ける最初の儀式モンスターにして遊戯の切り札の一つという由緒ある儀式モンスター。 青眼と同等とステータスは初期の儀式モンスターとしては最も高かったが、現在では効果が無い上にステータスですら効果持ち儀式モンスターに大きく劣るため普通に使う限りリメイクカオソを差し置いて採用する意義は無い。 「カオス・ソルジャー」サポートを意識しても他に優秀な効果持ちが複数いるため、どうしても活躍させたいなら効果の無い儀式モンスター(=効果モンスターではない)である事をどうにか活かす事が重要。 実用面で言えば、フィールドには出さず《究極竜騎士》の融合素材としてのみ活用するのが最も有効な使い道かと思われる。 下記ゼラ共々全国大会優勝賞品として世界で1枚のみステンレス製カードも製作されている。 儀式モンスターとしての《カオス・ソルジャー》はそのレプリカである。 ステンレス製版は後にオークションに出品された所、200万円以上の値が付いた。
レベル8。
登場時点では悪魔族としては最高のステータスを持っていた。 リメイクカードがムーブメントになる以前から関連カードが多数作られており、OCGのバックストーリーの裏側で暗躍している事が示唆されている。 こちらも全国大会優勝賞品として世界に2枚のステンレスカードが作られている。 アニメ『DMGX』では洗脳されたキースが使用。どうもコピーカードだったようだ。
レベル6。
ザ・ヴァリュアブル・ブックの記念すべき第1巻の付録として登場したOCG最初の儀式モンスター。イラストは高橋先生描き下ろし。 下記サクリファイスと違ってこちらは儀式魔法もセットで付いてくる。 このモンスターに続くアンデット儀式の登場には非常に長い時間を要する事になる……(詳しくは後述)。 アニメ『DMGX』ではコザッキーの使用カードとして登場。 なお、ゲーム作『封印されし記憶』では、CGにかなり気合が入っており、続編の『継承されし記憶』でも移動した箇所を荒野にする特殊能力を持っていたりと変に愛されている。
レベル7。
ステータスはレベル7の水準より少し低い程度と、性能的には00年の登場当時としても見るべきものは無い。 OCGで先に登場し後に原作で梶木が使用した逆輸入カードの一つで、アンティルールで城之内の手に渡った事からあちらではそれなり以上のレアカードである模様。 原作では落とし穴に掛からない飛行能力を始め、様々な効果を持っていた。 逆輸入なので誤解されがちだが、原作では儀式モンスターではない。 そのため召喚に必要な儀式魔法を渡していないというツッコミはは御門違いである…が、アニメ版ではOCGに合わせて儀式モンスターにされたためそのツッコミが通じてしまう羽目に…。
儀式モンスター初にして唯一のレベル1デース。
効果付き儀式モンスターの元祖でもありマース。 テキスト欄が広くなった第2期の最初のパックMagic Rulerで登場しマシたが、 そのテキスト欄いっぱいにテキストが書かれている、ある意味すさまじいカードになってマース。
原作で遊戯ボーイを苦しめた吸収効果はOCGでも再現されてマース。
1ターンに1度かつ装備できるモンスターは最大1体、バトルダメージはお互いに受けると弱体化されてマース。 バット、低レベル・低ステータスによるサポートカードは豊富デース。 さらに優秀な効果を持っているので、現在でも十分戦える貴重な儀式モンスターとなっていマース! オーゥ!ファンタスティック!
このカードを融合素材とする「サウザンド・アイズ・サクリファイス」や「ミレニアム・アイズ・サクリファイス」も存在しマース。どちらも「簡易融合」でも踏み倒せマスが「サクリファイス・フュージョン」も駆使すれば三種のサクリファイスで相手モンスターを次々と自分のものにできマース!
レベル6。
ステータス云々よりもどう見てもハンバーガーそのものなのに戦士族という一点でネタにされ続けているモンスター。 そのため、ごく一部でカルト的人気を誇っている。 そして2023年にはまさかのこのカードを名指しで指定するテーマが登場した事によって決闘者達の度肝を抜いた。
レベル8。
光と闇の仮面が使用した仮面モンスターの1つ。 バニラ儀式モンスターでは最高の攻撃力3200を誇るが、カオス・ソルジャー同様実戦ではなかなか優先されにくい。 同じ悪魔族には優秀な効果を持つ儀式モンスターが多いのも痛い。 ただ「デス・ガーディウス」の召喚条件となる「カースド・ギュラ」と「メルキド四面獣」はともにレベル4バニラであり、 「高等儀式術」でリリースに使える関係上、ファンデッキが組みやすい。 「レスキューラビット」で「ダイガスタ・エメラル」をエクシーズ召喚するコンボも使用可能。 実用面で言えば儀式サポートでサーチしやすくメインデッキに入る悪魔族としては高い攻撃力を誇るため、ダーク・ガイアの融合素材としてなら採用を検討できる。
レベル8。
まさかのゾーク様、原作TRPG編から参戦である。 第3期の「闇魔界の脅威」に収録された。 以後、強力な儀式モンスターが充実するまで長年【儀式召喚】の代表格として扱われてきた。 原作故かサイコロで効果が決まり、 1、2で相手のモンスター全破壊、3、4、5で相手のモンスター1体破壊、 6で自分のモンスター全破壊という博打な効果。 自滅する確率は1/6(17%)と、3/8(38%)もの確率で自陣にオールバウンスを放つカオス・ネオスよりはマシか。 ちなみに相手モンスターを全滅させる確率は、こっちが1/3(33%)であっちは1/8(13%)である。
「スナイプストーカー」と違い何を破壊するかが決まっていないだけで、
どの目が出てもモンスターを破壊するため「スタダ」などには引っかかるのがやや残念。 この方もレベルは8だが「下準備」に対応しているのはありがたい。
DM8でラスボスを務めたモンスター。
今はなき『デュエルターミナル』ではバクラが使ってきていた。ご丁寧にファンブル時の専用セリフがある。 光属性・悪魔族という珍しいステータスで攻撃力は2500とゾークより少し劣るが上級モンスターの標準ラインは超えている。 手札の魔法カード1枚を「心変わり」に変える効果を持ち、使い方次第ではなかなか強力。 当時は奪ったモンスターを安全に処理する手段が限られており、ゾークよりも一段劣ると見られがちだった。 現在ならエクシーズ・リンク素材として処理することも可能である。
レベル8。
アニメオリジナルの乃亜編で登場した乃亜の切り札。 sophiaの影霊衣に抜かれるまでの約12年に渡って儀式モンスターの最高攻撃力だった(*1)3300を持ち、 守備表示のモンスターを戦闘破壊した時にその攻撃力分のダメージを与える。
「シナト」の由来は日本神話に登場する志那斗弁命(シナトベノミコト)と思われるが、
攻撃名の「六道輪廻」は仏教の用語でデザインも仏像に近いが、背中の6枚の羽根はキリスト教の熾天使を彷彿とさせる。 さらに、アニメでの使用者の乃亜や儀式魔法の「奇跡の方舟」は旧約聖書が由来と、なぜか元ネタがバラバラでまとまりがない。
レベル8。
同一カテゴリではないが、どちらも儀式魔法「エンド・オブ・ザ・ワールド」で降臨する珍しいタイプ。 それぞれ「開闢」と「終焉」を調整したようなカードとなっている。 ルインはモンスターを戦闘破壊した時にもう一度攻撃でき、 「デミス」は2000ライフを支払うことで自分以外のフィールドのカードを一掃できる。
「デミス」は環境入りするデッキが作られる程強力であり、単体でも採用に値する。
しかし、「ルイン」は攻撃力が2300しかないのが災いして、活躍は厳しい。
わざわざ儀式召喚をして2300の二回攻撃では、「不意打ち又佐」を強化するか、無制限になった「開闢」で殴った方が効率がいい。 だが、イラストアドとその不遇さが逆に人気を呼んでいる節がある。 「下準備」「サイバー・エンジェル」「オネスト」など豊富なサポートで差別化をしていきたい。
余談だが、他にふつくしい女性系儀式モンスターはリチュアの方々を除けば救世の美神ノースウェムコがいる。
Q.私にも儀式召喚、始められるかな?手札消費とか大丈夫かしら?
A.だったら
長らく不遇だった儀式召喚において、ようやく登場した儀式特化カテゴリ。
手札消費の激しさをサーチ・サルベージ・デッキへの回収効果を充実させる事によってカバーし、 バウンスやハンデス効果を持つ儀式モンスターを次々儀式召喚する。 そのプレイングスタイルは儀式召喚の1つの完成形とも評される。 殆どの儀式デッキで必須とされる「マンジュ・ゴッド」を必須としない珍しい儀式デッキでもある。
実力は高いが、ぐるぐるデッキと手札を回すため、相当のプレイングスキルを要求される上級者向けデッキである。
リリースされることで効果を発揮する聖刻と組み合わせた聖刻リチュアは 先攻からガリガリと相手手札をデッキバウンスする恐ろしさを持ち、ソリティア性も通常リチュアより恐ろしいほど高まっている。
レベル10。
リチュアの儀式モンスターの中で最も高い攻撃力とレベルを持つお方。 1000ライフ支払い1ドロー、リチュアをドローした場合1枚バウンスできるおまけ付き。 ギガスギガスグスタフオラァ!で1キルできたり、「神縛りの塚」でガン守りするという選択肢も。
レベル6。
ケモナー大歓喜なドラゴンの姿をしたお姫さま。 自身の儀式召喚に成功、もしくは手札・デッキから光属性モンスターが墓地に送られたターンのエンドフェイズに発動可能。 2枚ドローして1枚捨てる、ランダムの1ハンデス、墓地の光属性の回収のうちどれかを発動できる。
特に3番目の効果ではエフェクト・ヴェーラーやオネストを延々使い回すことができる。
丁度「リリーサーとデモリッシャー」をリリースして降臨できることもあり、 パーツが揃った場合は凄まじいまでの制圧力を誇る。
光属性・レベル6ゆえに「サイバー・エンジェル」と相性のいいモンスターの1つ。
ただし、天使族ではないのがややネックではある。
後に粛声に関連するカードとして人間態が登場。
レベル6。
ゴルフボールを2つくっつけて手足と羽根を生やしたような、なんとも表現しがたい姿の天使族。 通称パーデク。 手札の天使族一枚を墓地に送ることで、 魔法、罠、モンスター効果の発動を無効にして破壊するという悪辣極まるカウンター効果を持つ。
要するに、手札の天使族がカウンター罠以外のカードの発動を何でも無効にできる妨害カードになるということ。
専用儀式の《宣告者の預言》は墓地から除外することでリリースしたモンスターを1体回収できるので、ある程度は自力でコストを補充できる。
逆にいえば「神の通告」のようなカウンター罠が天敵であり、攻撃力も1800と中途半端なことから使いこなすのは骨が折れる。
後手に回ると巻き返しが難しく、手札を消費するがゆえに突破されるとジリ貧は必至となる。 活躍させるにはある程度特化した構築が不可欠だが、光属性・天使族ゆえにサポートも豊富。光属性なのでオネストにも対応。 テテュスパーデクマスターヒュペリオンクリスティアなんかされた日には涙も笑いも止まらない、一時期環境の一角に立った恐るべきゴルフボールである。
《神光の宣告者》と同じように天使族を手札から捨てることでカウンターできる。範囲はさらに広がっており、チェーンに乗らない特殊召喚を無効にできるようになった。
つまりほとんどのカード効果と特殊召喚を手札一枚で無効化する。
「神の宣告」に近いカウンターを手札1枚で放てる、と言えばわかりやすい。 やはりカウンター罠にはなす術がないが、専用デッキを組んで出してみる価値はあるだろう。
ただし、Lv12であるが故にリリースの調達に苦労するという無視できない欠点がある。
出しやすい《神光の宣告者》の方が優先されることもしばしば。
登場から長らく不遇をかこっていたのだが、レベルではなく攻撃力を参照して儀式召喚できる「ドライトロン」が登場すると評価は一変。1体で複数回の妨害が可能な凶悪なフィニッシャーとして君臨するようになった。
リチュアは儀式召喚の完成形…確かにそう言った。
ならば、
「影霊衣」と書いて「ネクロス」と読む新気鋭の儀式カテゴリ。
リチュアである程度対策された事故軽減・アド損軽減を更に突き詰め、 手札誘発持ちの儀式モンスター、エクストラデッキからリリース、「墓地から儀式召喚だとぉ!?」などなど前代未聞の効果を多数引っ提げて圧倒的な安定力を確立した儀式召喚の革命児。 とにかく儀式をどうすれば強化出来るかという、その答え全てが此処に在る。
レベル5以上の儀式モンスターは同名リリース不可、レベル7以上は同レベルリリース不可と儀式召喚にデメリットがあったが、
実際はシュリットで踏み倒していたのであまり関係なかった。 儀式召喚のこれまでの扱いの悪さと下記のスターターの一件の鬱憤を積もらせたかのようなエクストラ絶対潰すマンと化して、 瞬く前に環境を青一色に染め上げてしまった……恐るべし。 というか、汎用儀式にもその力分けて下さいマジで。
2015年1月、影霊衣がブチ切れすぎた反動で影霊衣本体と一緒に多くの汎用サーチが規制される。
儀式は終わった……かと思われたが、元がファンデッキレベルが殆どだったせいか 「ターボや遅延ギミック入れて無理矢理動かしてたから全然回し心地変わった気がしない」 「虹光のサーチ効果使う為のシンクロギミック…ブンボーグと音響戦士使おう!」 「リチュアの方のチェインさんいるしそっちに頼ろう」 「むしろ非カテゴリ用の埋め合わせサポートがやってくることに期待が持てる」 などなどネガティブに前向きな意見も頻出している。 流石にコナミもやりすぎだと感じていたか、上記の通り4月にサーチ規制はほぼ緩和された。
レベル8。
まさかの儀式版レッドアイズ。 アニメにオリジナルのドーマ編で城之内が使用し、視聴者に鮮烈な印象を残した。 レッドアイズを鎧として纏ったようなデザインから、元祖・影霊衣とも言われる。 相手のヴァロンもアーマーモンスターという身に纏うタイプのモンスターであったため、その時の戦いはもはや聖闘士星矢。 バーンに特化したレッドアイズの中では珍しく妨害に長けた効果を持つ。
自身以外のカード効果にチェーンして発動し、フィールドのカードを破壊できる。
魔法・罠かモンスターでそれぞれ1回ずつ発動可能であり、計2枚まで割れる。 何かするとカードを割られてしまうので、相手にとってはかなり厄介。 ただ、レベルの都合上、「高等儀式術」を使う場合はレッドアイズよりも青眼の白龍の方が相性がよかったりする。
詳細は真紅眼の黒竜参照。
実は炎属性の儀式モンスターはかなり貴重であり、このカードは最初の炎属性儀式《伝説の爆炎使い》に続き12年振り2種類目。 つまり《伝説の爆炎使い》は儀式モンスター開闢以降約16年間に渡って唯一の炎属性儀式モンスターだった。 なお22年4月現在も炎属性儀式は5枚しか無い。
レベル9。
ARC-Vで方中ミエルで使用したモンスター。 最上級儀式モンスターとしては10数年以来となるOCG化。 フリーチェーンで「太陽の書」もしくは「月の書」と同様の表示形式変更効果を使用できる。 更に自分エンドフェイズにリバースモンスターを墓地からセットする効果を持つ。
「ロード・オブ・ザ・レッド」同様に制圧能力は非常に高いが、
高レベル故の儀式召喚の難しさや2700/1200という自身の半端なステータスが足を引っ張りがち。 このカードと組み合わせる事を前提としたかのようなレベル9かつ強力なリバース効果をもつ「禁忌の壺」はほぼ必須となる。 なお、同じくリバース効果を多用するテーマであるシャドールなどとは相性がいい。
GXとARC-Vで明日香が使った儀式カテゴリ。
レベル6の「弁天」と「韋駄天」は儀式召喚時とリリース時に発動する効果があり、損失を補いやすい。 また、特殊召喚メタとバーンの「 回復とコントロール奪取の「
専用儀式魔法の「機械天使の儀式」は墓地から除外することで、光属性モンスターを破壊から守ることも可能。
「弁天」で光属性・天使族モンスターをサーチできる都合上、「神光の宣告者」などと相性がいい。 「リチューアル・チャーチ」で「サイバー・プチ・エンジェル」を使いまわせるなど、手札を確保しやすい。 元々はGXの頃からアニメで活躍したカード群だったが、タッグフォースでオリジナルカードとして収録されたくらいでなかなかOCG化しなかったが、ARC-Vでの明日香登場に伴い一気にOCG化&強化された。
レベル8。
劇場版で海馬が使用した、4000という儀式モンスター最強の攻撃力を持つカード。 特筆すべきはその強力な耐性と圧倒的なダメージ強化能力であり、 対象をとる効果と効果破壊を受け付けず、貫通ダメージを倍にするという攻防ともに冗談のような能力を持っている。
つまり、このカードを攻略するには対象をとらない破壊以外の効果で除去するか、戦闘破壊しかないということになる。
が、汎用除去カードの大半は破壊ではなく対象をとらないという条件には合致せず、戦闘破壊も攻撃力4000を超えるのは楽ではない。 「闇の護封剣」や「ライトニング」「オネスト」には勝てないので、別に対処する手段を用意しておこう。 もちろんブルーアイズのカテゴリに含まれ、「ドラゴン・目覚めの旋律」や「トレード・イン」など、サポートの一部も共有可能。 ただし儀式という点で純青眼への投入より専用構築にすべきだろう。 守備力0のモンスターへ貫通攻撃できれば1キル可能。しかし自分も守備力0のためミラーマッチが大敵。天敵が自分自身という珍しいカードである。
フィールドに存在する限り受ける自身がダメージを半分にする効果と、
自分の場にリンクモンスターが存在する場合自身以外を攻撃対象に選択されない効果、 相手に効果破壊された場合デッキのサイバース族をサーチする効果を持つ。 ……どちらかと言えば守備よりの能力で正直なところ性能面ではパッとしない。 (一応、リンクモンスターとの戦闘では攻撃力が1000上がるけど) 真っ当にサイバース+儀式使いたいなら同パックの「嵐竜の聖騎士」使えと言われる始末……。 まぁ、儀式魔法や専用サポート(後述)がべらぼうに優秀な反動とも言えるので今後のテコ入れにはまだ期待できる方ではある。
このカードで特筆するべきなのは性能面よりも、周囲の環境の方である。
初代遊戯以来となる、主人公が劇中で使用する儀式モンスターであり、上記のマスクド・ヘルレイザー以来実に17年ぶりのメインパックのパッケージを飾る儀式モンスターである。 もう一度言う。儀式モンスターがメインパックのパッケージを飾るのは1 7 年 ぶ りである。
更に、属性・カード名・ステータス等から、かのブラック・マジシャンを彷彿とさせるモンスターでもある。
スピリットモンスターであり儀式モンスターという特殊な形態を取る《霊魂鳥神-姫孔雀》と《霊魂鳥神-彦孔雀》が所属するテーマ。
上記2枚のカードは、儀式モンスターが1枚も無い属性として最後まで残っていた風属性、 そして今まで儀式モンスターが1枚も無かった鳥獣族の2つに跨り初の儀式モンスターである。 儀式モンスターの開闢以来、実に17年目の事であった。 肝心の性能はというと、風属性の大型モンスターに相応しく豪快なバウンス能力を持っており、またスピリットであるため手札に戻ってしまうが場にトークンを残す。 下級霊魂の方はスピリットをサポートする効果を持っているが、尽くスピリットの性質と噛み合っていない。
海外産、アメコミ(スポーンとニンジャスレイヤーと思われる)をモチーフとした儀式テーマ。
フィールドで儀式素材にされる事により儀式モンスターが強化されるという儀式魔人と一体化したような性質を持つ。 なお、構成モンスターは全てアンデット族であるが、アンデット族の儀式モンスターは《スカル・ライダー》以来18年振りである。
第10期に登場した、儀式モンスターカテゴリー。
全てが岩石族の儀式モンスターで構成されているが、実は岩石族の儀式モンスターは儀式モンスター登場以来20年目にして初めてである。
専用の儀式魔法を持たず、儀式モンスターが儀式召喚する効果を持っているというのが特徴だが、下級メガリスの儀式召喚効果にはある欠陥が……
レベル8。
アモルファージの親玉である竜魔王レクターPがアモルファージ・イリテュムと融合した大魔王。 儀式召喚成功時に次の相手のメインフェイズ1をスキップする効果や、 モンスターゾーンに存在する限り、融合・シンクロ・エクシーズモンスターの効果をすべて無効にするという非常に強力な二つの効果を併せ持つ儀式モンスター。 しかし残念ながら自分のテーマであるはずのアモルファージは専用のアモルファスPがリリースするにはもったいないほど強力なフィールド魔法であること 儀式召喚主体のテーマではないではないので儀式サポート等をデッキに組み合わせることが難しく、唯一儀式召喚であるアモルファクターPが扱いにくい。 といった事情があるため、実は自身との相性があまりよくないという欠点を持っている可哀そうな魔王。
だが一方で、アモルファクターP自体は三番目の効果である竜魔王カードサーチを除けば単体の儀式モンスターとして強力なカードであり、
また下記の「高等儀式術」や「大地讃頌」等の汎用儀式魔法を使えば問題なく召喚できるために、 むしろ自分の配下のテーマよりも儀式サポートが直接受けられる他の儀式召喚主体のデッキに出張することが多く出張する事が出来るモンスターとして扱われる。 …組織のトップである魔王としてどうなんだと思わざるを得ないが、彼の活躍の場があること自体は喜ばしい事ではある。
儀式召喚の方法がレベルの合計だけだと誰が決めた!
「竜輝巧」と書いて「ドライトロン」と読む、儀式召界に彗星の如く現れた期待の新星とも言える機械族テーマ。
最大の特徴として従来の儀式召喚の条件として必要だった「レベルを参照した合計のリリース」ではなく、 攻撃力を参照してその合計をリリースして特殊召喚を行うという今までの儀式召喚の概念を根本的に覆す「流星輝巧群」の登場は儀式召喚界に激震をもたらした。
更に下級ドライトロン達は
・ドライトロンカードの効果でのみ特殊召喚できる ・効果を発動するターン自分は通常召喚できないモンスターしか特殊召喚できない ・自分の手札・フィールドからこのカード以外の「ドライトロン」または儀式モンスター1体をリリースして手札・墓地から守備表示で特殊召喚するという共通の効果を持ち、 ドライトロン儀式モンスター達はこのカードの儀式召喚に使用したモンスターのレベルの合計が〇以下のみ場合発動できる強力な効果という共通点を持つ。 そのため特に「魔神儀」等の儀式サポートでありながら相性の悪いカードも多いため、従来の儀式召喚デッキとはまた違った工夫が求められる。 一応勘違いされがちだが通常召喚に関しては制限が無いので、「マンジュ・ゴッド」等を通常召喚で出す分には何ら問題はない。
他にも下級ドライトロンはレベル1・攻撃力2000、ドライトロン儀式モンスターはレベル12・攻撃力4000で統一されている特徴を持つ。
特に儀式モンスターの切り札である「竜儀巧-メテオニス=DRA」は効果耐性・モンスター全体攻撃・墓地の攻撃力2000のモンスターを除外することで除去の三つを併せ持ちこちらも強力。
一方で「流星輝巧群」に関してもう一つ特筆すべき点があり
このカード自体はリリース元を機械族に限定するという条件はあるものの、儀式召喚先をドライトロンだけに限定しない汎用的な儀式魔法として扱えるという大きな特徴を持つ。 そのため上述の儀式モンスターのほとんどをドライトロンデッキに組み込んで儀式召喚することが可能であり、 例えばレベル12の「崇光なる宣告者」でさえも下級ドライトロン1枚と「流星輝巧群」さえあれば崇高なる宣告者の攻撃力が丁度2000である為に容易に儀式召喚が行えてしまうのだ。 更に攻撃力を参照するため今まで不可能だったエクシーズ召喚やリンク召喚のモンスターをリリースして儀式召喚に持ち込めるため組み合わせることも可能、
また下級ドライトロンは共通効果として自身の自己蘇生を持つために儀式召喚の際のリリースを途切れさせにくい、
「流星輝巧群」は墓地の儀式モンスターを儀式召喚が行えるなど単純に儀式召喚デッキとしての質も高く、まさに新時代の儀式テーマに相応しい仕上がりになっている。
いそうでいなかった史上初の儀式ペンデュラムモンスター。
儀式召喚と手札からのP召喚でのみ特殊召喚可能という、儀式召喚以外の召喚方法が正規の召喚手順とされている珍しいモンスターである。 相手がEXデッキから特殊召喚するたびに微弱なバーンを与える効果と、 自身をペンデュラムゾーンに置くことで相手の魔法を無効にし、さらにこの時儀式召喚で出していた場合はEXデッキからオッドアイズを特殊召喚するというモンスター効果を持つ。 条件付きとはいえカウンターのついでに展開が出来ると聞くと強そうに見えるが、むしろこいつの本領はP効果の方であり、自身を手札に戻すことで儀式魔法をサーチorサルベージできる。 ペンデュラムドラゴンの流れを汲んだためか発動がエンドフェイズと遅いものの、儀式魔法をなんでも持ってこれるのは可能性を感じる効果である。 また、ペンデュラムグラフの名を持つため、虹彩の魔術師でサーチ可能なのもありがたい。
まさかの史上初の儀式リバースモンスター。
リバース効果の都合上、同時に登場した冥占術の儀式もセット状態で儀式召喚出来る効果を携えている。 リバース時にデッキからリバースモンスターをリクルート可能で、タロットレイのフリーチェーン太陽の書or月の書効果が単体対象から任意の数対象に強化されているため複数のリバース効果で攻め立てる事が可能。 また儀式召喚だけでなく聖占術姫タロットレイの効果でも特殊召喚可能となっているため、 タロットレイスをリリースしてタロットレイを儀式召喚→エンドフェイズにタロットレイスを墓地からセット、即座にリバース→タロットレイスでリバースモンスターをリクルート、自身の効果で自身を即座に裏守備に→相手ターンにタロットレイの効果でタロットレイスをリバース、タロットレイスでリバースモンスターをリクルート→タロットレイスの効果でリバースモンスターを全員リバース と言った具合のデザイナーズコンボが形成されている。
思い思いの本と共に、その本のキャラクターの力を借りて変身する異能者達のテーマ。
儀式テーマ特有の「場にカードを揃えづらい」というデメリットを補うデザインで、下級モンスターは儀式モンスターを見せることで手札から特殊召喚可能という共通効果を持つ。 従来の儀式テーマ以上の展開力を活かして儀式召喚も、場に並ぶカードの多さから汎用枠として用意したEXからの特殊召喚もやりやすい、時代に合わせて扱いやすくなった正統派儀式テーマとも言える。
三人の巫女見習いの少女と、彼女らを依り代として顕現する女神によるテーマ。
下級モンスターも儀式モンスターも全て攻守0の貧弱ステータスだが、全員が戦闘破壊されない上にダメージを全反射するという効果を持っている。 テーマ内エースモンスターは儀式モンスターであるものの、純構築での主な動きは儀式よりも反射効果と装備魔法による強化を主体とするビートダウンといった感じ。 しかし、条件を無視して1ターンのみ儀式モンスターを出せる「伝承の大御巫」や、それを含むテーマカードを簡単にサーチできる「オオヒメの御巫」を中心とした出張ギミックが便利であり、主軸になる「オオヒメの御巫」が儀式モンスターであるためそのサーチ手段として儀式サポート共々入りやすい状態となっている。
上述のハングリーバーガーを名指しでサポートするカードも含まれる儀式テーマ。悪魔の料理人コンビが経営するレストランを題材としている。
最近の儀式は先述した「ドライトロン」「メガリス」の様に、普通の儀式とは一味違う挙動を見せるものもあるが、このテーマも例外ではない。 こちらはなんと「展開の起点以外では儀式魔法を使わず、条件を無視した直接の特殊召喚で儀式モンスターを並べる」というもの。 ほぼ全てのヌーベルズモンスターが「自身(レベルが上がると自身を含む場のモンスター)と相手をリリースし、自身よりレベルが上の儀式モンスターを特殊召喚する」という効果を保有しており、まさかの超融合ならぬ超儀式とも言える方法で展開していく。 条件無視の特殊召喚がメインの都合上、墓地に落ちると蘇生できない等の制約がキツいが、それを見越した回収・再利用手段もテーマ内に豊富。 また、儀式召喚ではなく特殊召喚で出るので着地時の効果条件もゆるくなっており、「限定解除」等で無理やり出しても効果を使えるのがポイント。
11期の続き物ストーリー、通称「烙印世界」の主軸となるテーマ。表向きは巨大な宗教国家にして、その正体は一人の野心家によって振り回された「殉教者」たち。
その野心家こと《教導の大神祇官》が邪悪な本性を見せてから、ドラグマというテーマは儀式テーマに変化した。 元々EX召喚に対するメタを重視したテーマな為、追加された儀式関連のカードもEXメタがメイン。 お互いのEXを墓地に送りつつ自己強化を行う《凶導の白騎士》、大型ドラグマに耐性と打点強化を与える《凶導の白聖骸》、EXモンスターに対するメタ効果を大量に持つ《凶導の白き天底》と、とにかくEXを使う相手に対して強気に出られる。
《ローの祈り》に描かれていた少女、もとい《粛声の祈り手ロー》の祈りに応え降臨する守護神たち。
例のハンバーガーに続いてリメイクによる脚光を浴びたのは、これまた古参儀式モンスターの《ローガーディアン》。サフィラとサウラヴィスの人間態も追加された。 光属性のドラゴン族または戦士族を中心とし、《粛声なる守護者ローガーディアン》《竜姫神サフィラ》《古聖戴サウラヴィス》による強烈なメタ効果で敵の動きをガチガチに縛っていく。 主軸になる《粛声の祈り手ロー》が攻撃力50というとてつもなく貧弱なステータスをしているが、緩い条件での自己蘇生と、特定条件を満たす儀式モンスターのリリース素材となる場合は1体だけで必要分レベルを満たせるという効果を持つ為、彼女を如何にして展開し続けるかが鍵となる。 |
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召喚・反転召喚時に儀式関係のカードをデッキからサーチできる。
効果の発動条件に対してサーチ範囲が凄まじく「センジュ・ゴッド」は儀式モンスターを、「ソニックバード」は儀式魔法を、 「マンジュ・ゴッド」は儀式モンスターと儀式魔法のいずれかを手札に加えることができる前述の2枚の上位互換。 儀式デッキはこれぐらいしないと回らないのも事実ではあるが。 範囲の広さから専ら、「マンジュ・ゴッド」が優先的に用いられる。
手札でも効果を発動出来る影霊衣の儀式モンスターの影響か2015年1月よりセンジュとマンジュは制限カードになったが、
同年4月の改訂でセンジュは無制限、同年10月にマンジュも無制限となった。 影霊衣においてはマンジュもセンジュもほぼ大差ない性能とはいえ、 一時的にマンジュの完全下位互換であるセンジュが制限で肩を並べるという珍しい状態となっていた。
レベル6になった代わりに特殊召喚にも対応し、儀式モンスターと儀式魔法をまとめてサーチする様になった「マンジュ・ゴッド」の上位種。
ステータスが低いので各種リクルーターには対応しているが自前で特殊召喚する効果などは持たないので手札に来ると腐りやすく、儀式モンスターだけ或いは儀式魔法だけサーチと言う使い方は出来ないため小回りがききにくい、と効果そのものは強化されているが全体的な使い勝手は悪化している。
3000LPを払うことで、EXデッキからモンスターを1体墓地に送れるモンスター。
儀式デッキでは「虹光の宣告者(アーク・デクレアラー)」を落とすことで、儀式モンスターor魔法をサーチするのに使われる。 「マンジュ」らと異なりこれ1体で2枚以上サーチできるが、LPの消費が激しいのが欠点。 どちらを使うかはステータスなどを参照しながら自分のデッキと相談になる。
儀式魔法の革命児といえるカード。通常のリリースの代わりに、儀式召喚するモンスターと合計レベルとが同じになるように
デッキから通常モンスターを墓地に送って儀式召喚できる。
特定のカテゴリーに属していなかったり、「儀式の下準備」に対応していない儀式モンスターはこのカードを頼ることが多い。
レベルが同じでなくてはならないというのが中々に曲者だが、従来と比較して圧倒的にアド損が少なく、 使い道に乏しかったバニラに希望を与えたカードでもある。 レベル8以下の儀式モンスターの場合は同じレベルのバニラ1体で儀式召喚できるが、 あえて数を増やして墓地コストを調達する目的で使う事もできる。 例えばレベル8の儀式ならレベル4のバニラを2体落として「開闢」や「デビルドーザー」に繋ぐなど。 《終焉の王デミス》と組み合わせた1ショットキルデッキの強さから汎用儀式魔法で唯一制限カードを経験している。
このカードが登場した当時はいわゆる「ガチデッキ」とそれ以外のカジュアルデッキの住み分けがマナーだった(*4)のだが、高等儀式術自体は非常に人気が高いカードだった。
そのためレベル8の儀式モンスターを召喚していく手段として非常に好まれ、特にレベル8の約数となるバニラモンスターに独特の需要が生まれた。 レベル8:《トレード・イン》を共有でき、《思い出のブランコ》《早すぎた埋葬》などで蘇生する レベル4:普通の高打点あるいは高守備モンスターとして利用する レベル1~2:手札事故要因になるが一気に4枚・8枚の墓地を肥やせる といったもので、特に特定の条件を満たすレベル4の最高打点モンスターやレベル2以下の初期バニラには高い需要ができて値段がつり上げられたものである。 そして「遊戯王を始めたての頃に愛用していたカードや当時入手するのが憧れだったカードを、コストとしてとはいえまた合理的な理由で使うことができる」「アド損のせいでまともに運用できない儀式モンスターを使える」というのは当時のプレイヤーにとって嬉しいものだった。 現在のプレイヤーには「デミスを出してドーザー出す」の印象が強いだろうが、当時はゾークもルインもレシェフもソルジャーもヘルレイザーも、みんなこのカードを使って出したのだ。
一方でレベル7以下の儀式モンスターに使う際はサポートの共有ができないこと、コスト役を当時からすでに厳しい性能だったレベル3以下あるいは6~7のバニラに頼らざるを得ないことからさほど使われ、これらのカードを使う場合は本来の儀式魔法を《マンジュ・ゴッド》などでサーチする手法が好まれていた。
そして高等儀式術の強さとレベル8の優遇っぷりを改めて思い知らされる。いわば時代を築いたカードだったのである。
「高等儀式術」の逆で手札の通常モンスターをリリースしてデッキから儀式召喚する儀式魔法。
相手エンドフェイズにデッキに戻るとは言えどんな儀式モンスターでもデッキから儀式召喚出来るのは貴重。 ただし、このカードのためだけにバニラを採用すると手札事故を頻発しかねないので「高等儀式術」との併用は必須。 サポートの関係で儀式モンスターを手札に加える事自体は難しくないので、全体的な使い勝手は「高等儀式術」に劣るので4枚目以降の「高等儀式術」として扱うべき。
特定の属性の儀式モンスターならば何でも儀式召喚できるカード。
ただし、リリースする合計レベルは儀式モンスターと同じでなくてはならない。 「大地讃頌」は地属性、「奈落との契約」は闇属性、「精霊の祝福」は光属性、「褒誉の息吹」は風属性に対応している。 一見かなり便利なのだが、カード名の記載がないので「儀式の下準備」は使えないのがネック。
複数の儀式モンスターを採用する場合、これ1枚で出し分けできるが、
「大地讃頌」「褒誉の息吹」は使い分けるほどの対応属性の儀式モンスターがいないのが悲しいところ。
なお、専用またはカテゴリー指定の儀式魔法を持たず、これらの汎用の属性指定儀式魔法を自身の降臨用の儀式魔法としてテキストに記載している儀式モンスターも存在する。
ただし儀式モンスターのテキストのこの記述を参照するカードは未だ存在しないため、今の所はフレーバー以上の意味は持っていない。
レベル7以下の儀式モンスターをデッキからサーチし、墓地の儀式魔法をサルベージする魔法。
「マンジュ」と違って召喚権を使う必要がなく、あわよくば墓地から儀式魔法を回収できる。 事故や手札消費がお友達の儀式召喚にとって、手軽にリカバリを行い、文字通り「儀式の準備」ができるこのカードの存在は重要である。
ただし、このカードでサポートできないレベル8以上の儀式は「下準備」の登場まで涙目となることに。
汎用儀式サポートとして儀式デッキの必須カードとなっていたが、
「影霊衣」が環境で猛威をふるった影響により2015年1月より制限カードとなった。 その後、当の「影霊衣」が相対的に弱体化したため、2017年7月1日の改訂で準制限に緩和された。 さらに、同年10月1日には無制限となり、再び3枚使えるようになった。多くの儀式デッキにとっては朗報だろう。
デッキの儀式魔法を選択し、デッキ・墓地から「その儀式魔法にカード名が記された」儀式モンスターとともに手札に加える魔法。
つまり、儀式モンスターの名前が儀式魔法で直接指定されているならば、モンスターと魔法をセットで調達できる。
《儀式の準備》の調整版かつ下記のよからぬ汎用儀式勢及びカテゴリ儀式勢をピンポイントで仲間外れにする儀式サポート。
また、《儀式の準備》より優れている点として「レベル8以上」の儀式モンスターも対象に入っているので、
今まで恩恵を受けられなかったレベル8以上の強力な儀式モンスターもサーチできようになったのは嬉しい。 儀式召喚に際し専用儀式魔法を使用するならば、ほぼ必須の1枚となるだろう。
ちなみに儀式魔法にカード名が載っていればいいのであって、汎用儀式だがそれとは別に儀式モンスターを指定した効果がある場合でも対応している。
通常のリリースの代わりに、1体のリリースで儀式召喚を可能にするモンスター。
《儀式の供物》は闇属性、リチュアの2体は水属性、シュリットは影霊衣儀式モンスター、ローは戦士・ドラゴンかつ光属性の儀式召喚を緩和する。 使用している儀式モンスターのレベルがバラバラの時に生かし易い。 妙なキモかわいさがクセになる儀式の供物は《儀式の準備》など他のカードイラストにもちょこちょこ出ていたりする。 シュリットはリリースされたら影霊衣儀式モンスターをサーチする効果もあり、デッキのキーパーツであったため一時期制限カードに指定されたが現在では釈放されている。 また、海外では一時期禁止カードにまでなっていたがこちらも現在では無制限。 ローは墓地に送られても自身の緩和条件になるモンスターが場に出ると1ターンに1度だけとはいえ自己蘇生が出来る上に、「粛声」カードをサーチ可能。
1000ライフ払い、手札から儀式モンスターを特殊召喚する魔法。
いわば「簡易融合」の儀式版。 攻撃は出来ず、エンドフェイズには破壊される、正規の儀式召喚では無いので蘇生不可という様々なデメリットがあるが、 効果のみを使いたい場合には有用。 「タロットレイ」なら、自分を裏守備にすることで強引に自壊を踏み倒せる。 ヌーベルズでもテーマそのものが正規の儀式召喚を行わない為、このデメリットをあまり気にせずに使える。
儀式召喚するとき、墓地から除外することでそのレベル分を儀式召喚のコストとして使え、
儀式召喚に用いられた場合、儀式モンスターに追加効果を付与するモンスター群。
与えられる効果は様々だが、対象耐性を与える「デモリッシャー」、罠耐性を与える「ディザーズ」、そして何より相手の特殊召喚を禁止する「リリーサー」の三体が特に強力。
現在の儀式の最大のメリットの1つは彼らが使えることと言っても過言ではないのだが、リリーサーはあのチート融合モンスターと組んで大暴れしたせいで禁止送りになってしまった。弾圧や虚無空間の例を見るに当分の間帰っては来れないだろう。
あくまでも「リリースした儀式魔人の効果」なので「エフェクト・ヴェーラー」などを食らっても追加効果が消滅しないのが魅力的。
反面、裏側表示にされるとその効果は消されてしまうのには注意しよう。
儀式専用の早すぎた埋葬。勿論、一度は正規の儀式召喚を経る必要がある。
下記の「パーデク」の派生形態である、縛り無しのレベル4シンクロモンスター。
手札・デッキから墓地に送られるモンスターを代わりに除外する永続効果、 自身をリリースしてカード効果の発動を無効化破壊するカウンター効果を持つ。 これだけでも、汎用パーミッションシンクロとして十分に強力だが、 大きな特徴として墓地に送られた場合、デッキから儀式モンスターか儀式魔法をサーチできる。
「センジュ」と「マンジュ」の規制時は、このカードを使いまわすギミックが積極的に研究されていた。
「ゲール・ドグラ」でエクストラデッキから墓地に送り、ライフコストを度外視して複数枚サーチを行うことも珍しくない。 また、「リチューアル・チャーチ」を活用する「サイバー・エンジェル」ではこいつを簡単に蘇生できる。
そして、後述の「宣告者の神巫」という相棒を手に入れた事で奴は弾ける事となる。
デッキもしくはEXデッキから天使族を墓地に送り、その後に自身のレベルを墓地に送ったモンスターのレベル分上げるという効果を持つレベル2チューナー。
そのあまりにも虹光の宣告者を墓地に送れと言わんばかりの効果は強力であり、特に理由がなければとりあえず儀式デッキに虹光の宣告者共々三積みしてもいいレベルのカード。 虹光の宣告者を墓地に落として儀式関連をサーチ、そして自身は儀式コストとしてもいい感じのレベルへと変化と、捨てる所がないレベルで優秀すぎる一枚。 更には異形だったり抽象的な見た目の多かった宣告者関連では珍しい人型モンスターで、長い黒髪と大人しめな顔つきが特徴的な美少女となっている。 難点をあげるとするなら漫画本の付録故にシングル価格は高めになりがちな所。複数積み推奨の性能なので多く欲しいが、取引価格が嵩む為集めるのは中々し辛い。
手札か墓地から除外した儀式魔法の効果を得る罠で、つまりは儀式版の緊急同調。
当然ながら儀式のカード一式が揃ってなければ発動出来ないし、 そもそも素で儀式が出来るなら手札の儀式魔法をそのまま発動すればいいし、 墓地の儀式魔法を再利用したいなら儀式の準備で直接回収すればいいし、 何より現在は自己除外で追加効果を得られる儀式魔法も徐々に増えている。
このカードを使うとすれば相手ターン中に儀式召喚して効果を発動させるのが狙いになるか。
まぁ儀式の準備はサーチしなきゃ儀式魔法のサルベージは出来ないんですけどね! 逆にサーチのみは可能。
儀式召喚サポートに特化したカテゴリー。
手札の儀式魔法/モンスターを見せる事で手札の自身とデッキの相方を特殊召喚し、 デッキから呼び出された場合は儀式モンスター/魔法を手札に加える効果を持つ2枚で1組のモンスターが4種類おり、組合せ次第ではレベル7〜11の儀式モンスターが出せる。(*5) 一応、フィールドに存在する限りエクストラデッキからの特殊召喚が出来ない制約はあるが、効果を使用したらさっさと儀式召喚してしまうのであまり問題はないだろう。 さらに手札から公開して「魔神儀」をデッキから呼ぶのと墓地から魔神儀を蘇生させる儀式モンスターが2種類に加え、リリース元は「魔神儀」限定になるがどんな儀式モンスターも呼べる万能儀式魔法も存在する。
サイバース儀式サポートのリンクモンスターとサイバース儀式専用の儀式魔法。
ウイッチの効果がとにかく強力で自身のリンクマーカーの先にモンスターが特殊召喚された場合にサイバース儀式モンスターとサイバネット・リチューアルをデッキから加える効果によって一瞬でサイバース儀式セットを揃え、
更に上記の効果を使用したターンに墓地の下級サイバース1体を特殊召喚する効果で最大レベル4のリリース素材まで確保してしまう。 サイバネット・リチューアルの方も、自分モンスターゾーンががら空きの時にトークン2つを生み出す墓地効果が優秀で、この2枚のアド取り能力の高さから全体的に消費が荒いサイバースデッキにはありがたい存在となっている。 |
+ | 詳細は以下 |
原作での初登場は遊戯VS舞戦にて、召喚された「カオス・ソルジャー」。
「光の護封剣」で舞の動きを止め、護封剣の効果が切れるラストターンに引き当てた。 「グリフォール」と「クリボー」を使い、「暗黒騎士ガイア」を「カオス・ソルジャー」に転身させた。
その後、ペガサス戦にてトゥーンを打ち破られたペガサスが「サクリファイス」を召喚。
それに対抗する手段として表遊戯は、自身の精神力が切れる寸前に闇遊戯にあるカードを託す。 そのカードは闇遊戯が受け継ぎ、「マジシャンオブ・ブラックカオス」を儀式召喚した。
バトルシティ編では、光と闇の仮面戦にて「マスクド・ヘルレイザー」が登場した。
梶木漁太も切り札である「要塞クジラ」を城之内戦で使用したが、原作では儀式モンスターでは無かった。 また、アニメオリジナルの話では洗脳されたキースが「ゼラ」を召喚している。
乃亜編では、黒幕であった乃亜の切り札として「天界王シナト」が登場している。
ドーマ編ではなんと城之内が
アーマーモンスターを装着したヴァロンを熾烈なリアルファイトを繰り広げ、視聴者に大きなインパクトを与えた。
5D'sではモブキャラがライカン・スロープを使用、漫画版5D'sではイェーガーが道化傀儡王ジェスター・パペット・キングパントミーメを使用している。
…つまり実質未登場である。
ZEXALではⅡにてカイトvsMr.ハートランド戦でカイトが、
《白竜の聖騎士》の銀河眼の光子竜(遊戯王OCG)バージョンといえる光子竜の聖騎士と光子竜降臨を使用し、久々の儀式召喚で人々は興奮した。 GX終了からおよそ8年、あまりに久々の儀式モンスターの登場にアニメで儀式召喚がかなり詳しく解説されていた程である。
ARC-Vでもそこそこ登場している。
1話の看板で登場したり、沢渡さんが捨てたクズカードの中に「ハングリーバーガー」が混じっている、LDSのカリキュラムでは一般コースでアドバンス召喚と一纏めにされているなど。 だが、エクストラデッキから出す召喚法でないためか、「儀式次元」は存在せず、遊矢シリーズもいなければ儀式召喚に対応した竜もいない、 ゆゆゆゆにも柚子シリーズにも儀式を使うキャラクターはいない。
…要するに、あらゆる召喚方法が登場すると言われておきながらいつも通りのハブられっぷりである。
更に更に、スターターデッキ2014のDLCであるティーチングソフトでは特殊召喚の中で唯一解説をハブられるというこの上ない屈辱を味わう事になる。
が、22話で遂に方中ミエルが儀式召喚を執行。「聖占術姫タロットレイ」を繰り出した。
凝った儀式召喚の演出、十数年ぶりの純正の儀式使いの登場 その後も彼女は遊矢の追っかけとして何度か登場、 果たしてアニメ儀式使いの儀式カードはOCG化されるのか・・・。
アニメに登場したカードではないが、「ディメンション・オブ・カオス」においては、
儀式モンスターの代表格である「カオス・ソルジャー」のリメイクカードである、 「超戦士カオス・ソルジャー」や関連カードが登場しており、儀式をテーマにしたカードは段々と増え続けている。 またOCGオリジナルのオッドアイズではアニメとは違いハブられず「オッドアイズ・アドベント」と「オッドアイズ・グラビティ・ドラゴン」が登場している。
さらにエクシーズ次元編に入ると、GXからのゲストキャラとして天上院明日香が登場。
融合次元の人間という設定から融合テーマ使いに変わっているのでは・・・という不安を跳ね除け、 おなじみ機械天使の儀式を使用し、新規機械天使モンスター、「サイバー・エンジェル 美朱儒(ビシュヌ)」の儀式召喚を執り行った。 そして、それに合わせるように、10年以上の時を経て遂に「サイバー・エンジェル」のOCG化が実現した。
さらに劇場版「遊戯王THE DARK SIDE OF DIMENSIONS」にて社長が「ブルーアイズ・カオス・MAX・ドラゴン」を使用。
同時期のブルーアイズ強化もあいまって【儀式青眼】は環境に食い込む強さを見せている。
遊戯王VRAINSの2年目でPlaymakerが「サイバース・マジシャン」を唐突に使用した。
……特に入手経緯が描かれず、マジで唐突に使用したのだ。 (一応、直前にAIからリンクリボーなどのカードを受け取っている描写があり、マジシャンもその1枚ではないか?と言われている) しかも該当デュエルでは結局フィニッシャーにならなかったという、OCGと同様にあまりパッとしないデビュー戦となったのであった。
パッと出で終わった、メインとは別召喚法の看板モンスターの前例を経験しているからか、
今後もPlaymakerはマジシャン(と、いうか儀式召喚)は使用されるのか? そもそも、サイバースも儀式も手札消費が荒いから共倒れにならないか? などなど視聴者の危惧は尽きない。
ただし劇中の描写は、カオソルを意識したのかこのカードとそっくりな「サイバース・ウィザード」を儀式召喚のコストにしており、
攻撃名もブラマジそっくりな「サイバース・マジック」、 ミエルちゃん同様なかなかカッコイイ召喚口上などかなりがんばっている方。
まだまだ不遇なのは否めないが、着実に儀式の地位は上がり続けているだろう…、
儀式全体のサポートカードだって? 知らん、そんな事は俺の管轄外だ |
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*1 またその少し前にディサイシブの影霊衣が並ぶまでは攻撃力単独一位だった。
*2 理屈としては「流星輝巧群」の発動時点で「リリースしたモンスターの攻撃力の合計が0」と言う儀式召喚のリリース条件を満たしており、「余分なリリースは出来ない」と言う儀式召喚の原則に引っかかりモンスターをリリースする事が出来なくなってしまうため。
*3 攻撃力を参照出来ない攻撃力?のモンスターも儀式召喚出来ないが、攻撃力?の儀式モンスターは現状存在しないので無視して構わない。
*4 ニコニコ動画の初期の遊戯王オンライン動画のコメントに当時の雰囲気が残っている。現在の遊び方とは何もかもが違う
*5 レベル9のみモンスター&魔法の組合せにならないが、現在レベル9の儀式モンスターは聖占術姫タロットレイとトリシューラの影霊衣しかおらず、タロットレイはレベル9以上でも構わないので問題ない。トリシューラも影霊衣のサポートが豊富な上、魔神儀の儀式魔法がレベル9以上になればいいのでやはりこちらも問題ない。