オフィーリア(CLAYMORE)

登録日:2011/06/08(水) 18:28:09
更新日:2023/10/21 Sat 21:38:40
所要時間:約 2 分で読めます




漫画『CLAYMORE』に登場する戦士の一人。

TV版CV:篠原恵美

No.4
身長:175cm
利き腕:右
攻撃型


容姿は、髪型は髪を一本にまとめて三編みにしている。耳はやや尖んがっている。
性格は普段は比較的穏やかであるが、本性を現すと粗雑で攻撃的な口調となる。
慕っていた兄を一本角の妖魔に殺された過去を持っており、そのためとくに覚醒者に対する執念を持ち、覚醒者を殺せるならば仲間や一般人をも犠牲にする凶暴な人物である。それ故に仲間内では『血塗られた凶戦士』と危険人物扱いされている。
さらに「覚醒者を殺せるなら仲間が覚醒しても構わない」という本末転倒めいた考えまで持っている。
ちなみに戦士は一般人(例え盗賊などの悪党であっても)を殺すことはご法度であり、もし一人でも殺せば自らの命で償わなければならないという掟が存在するのだが、彼女自身は「目撃者ごと消せば良い」と言ってのけた。
曰く「自分の首が斬られるのに(人を殺したと)律儀に報告するなんてどうかしてるわ」

かつてミリアの友人だった戦士・ヒルダに黒の書*1を託されるも、上記の通り覚醒者を殺したいという欲求を満たすためそれを拒否して破り捨てた過去がある。
その後ミリアと共にチームを組み、覚醒したヒルダの討伐に赴いた*2。そして倒した覚醒者が自分の旧友だったと気づいたミリアが半覚醒者になる原因を作り、覚醒しかけた際も

「ぜひとも闘ってみたい…」
と好戦的だった。
こういった経緯からミリアは上位ナンバー陣の中でも特に彼女を警戒しており、クレア達にはその紋章を教えると共に「絶対に戦うな」と警告していた。

通り名が欲しいがために自身の体の柔軟性(首を180度捩られても普通に戦える程)を活かして剣を高速で上下動(ラバーペンシルイリュージョンの応用)させ、蛇のような予測不能の太刀筋の『漣の剣』という技を会得した。
本人いわく「漣のオフィーリアなんて素敵な名前だと思わない?」
ぶっちゃけ、厨二(ry、おや、誰か来たようだ



以下、ネタバレを含むので注意







ゴナールの町で覚醒者討伐の依頼を受けたクレアとオフィーリアだったが、退屈しのぎに同じ戦士であるクレアばかりか一般人のラキにまでに攻撃を仕掛ける。
そして半覚醒者のクレアを覚醒者と判断し、ゴナールの町の覚醒者共々殺そうと暴走する。
覚醒者斬殺後、クレアに追いつき、漣の剣でクレアを追い詰める




が、



突如現れた旧世代の戦士イレーネ(元No.2→3)の高速剣により返り討ちにあう。
そして、傷の痛みと負けた苛立ちにより覚醒し、覚醒者となってしまう。(このときは覚醒したことに気づいていない)

その後、傷が癒え、高速剣を伝授されたたクレアを見つけだし襲いかかる。
だが戦いの最中に湖に写った姿から自分が覚醒者になってしまったことに気づき、最初は錯乱するも、兄のことを思い出し自我を取り戻す。
そこでクレアもまた自分と同じ一本角の妖魔に大切な人を殺された身だと知り、「自分を倒せれば打倒一本角の妖魔の願いを託す」と最後のゲームを持ちかける。

「あたしの代わりに戦うんだから…負けたら承知しないわよ」

最期はクレアからとどめを刺され、クレアにすべてを託す。
死の間際、ふと兄の最期を思い出す。一本角の妖魔に内臓を食われている最中に兄が笑顔を見せていた理由がずっと分からなかった。
だがクレアとラキがお互いを庇い合う姿から、それは妹の自分を逃がせたという安堵の笑みだったのだと悟る。
そして心中で兄に感謝の言葉を贈りながら安らかに逝った。

「また向こうで…一緒に遊ぼうね、お兄ちゃん…」

実はオフィーリアは、ブラコンだった。



番外編であるEXTRA SCENE II 幻影と凶戦士にてまさかの再登場。
その凶暴性と覚醒者に対する憎悪を読者に見せつけた。





ちなみに名前の由来は「ハムレット」のオフィーリアから。

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最終更新:2023年10月21日 21:38

*1 戦士が自分の覚醒を悟った際、自分を倒してくれと伝えるための手紙

*2 なおヒルダは覚醒しても力に溺れず理性を保っており、ミリア相手にほぼ抵抗しなかった