ルドガー・ウィル・クルスニク(TOX2)

登録日 : 2012/11/03(土) 22:37:50
更新日 : 2017/01/28 Sat 18:04:57
所要時間 :約 7 分で読めます




 




【注意】

この項目にはテイルズオブエクシリア2のネタバレが含まれています。

閲覧するか閲覧しないかあなたの選択に委ねます。












 






ルドガー・ウィル・クルスニクとは、テイルズオブシリーズ16作品目のマザーシップタイトルテイルズ オブ エクシリア2の主人公。

年齢:20歳
性別:男性
身長:170cm
クラス:銃剣槌士
特性:ウエポンシフト
パートナー固有サポート:ミラーリング
出身:トリグラフ(エレンピオス)
声優:近藤隆


兄であるユリウス・ウィル・クルスニクと一緒にエレンピオスのトリグラフで生活していた普通の青年。家事を担当しており料理の腕前はかなりのもの。

ユリウスを尊敬しており、ユリウスが所属しているクランスピア社のエージェントになろうと試験を受ける所から彼の物語が動きだす。

試験に失格し、新しく始めた駅の食堂の仕事に初出勤の際にとある事件に巻き込まれ、ヒロインであるエル・メル・マータと共に行動をすることになる。

さらに多額の借金まで背負う。

ヒロインが8歳の幼女なので恋愛関係にはならないが、後に彼女とは相棒関係になる。
(やや一方的だがまんざらでもない様子)。
















 






実はルドガーはプレイヤーの意思を反映するキャラクターとして作られており、物語中ほとんど喋らない。
一応、2周目以降は喋るかどうかの設定ができる。

そのせいでボイス付きのPVが公開された時はキェェェェェェアァァァァァァシャァベッタァァァァァァァ!!!状態だった。
戦闘では喋るのでディセンダーみたいなもの。

主人公がほとんど喋らないのは、エクシリア2というゲームの評価の際に好みが分かれるポイントの一つにもなっている。
「喋ってくれたら満足なのに…」というユー ザーは是非2周目をプレイしてみよう。

選択肢の台詞ぐらいとは言え、選択肢自体多いのでいざ喋ってくれると1周目での違和感が拭えるだろう。

しかし、戦闘終了後は「うん!」とか「あぁ!」 しか喋らない。技名は叫ぶのに…。
その分、エルが喋りまくる。
…というより、戦闘以外でもエルは喋りまくるので、彼女のポジションは歴代カノンノや モルモポジションなのかもしれない。

ちなみにコミカライズ版ではしゃべりまくるルドガーを見ることができる

戦闘では双剣・双銃・ハンマーを使い分けて戦うスタイルを取る。

使う武器によってモーションや使える属性が変わる。単純に考えて、全く動きの違う三キャラを使いこなす事になる上に他の武器を絡めた連携も考えるとなると相当なテクニックが必要。

エレンピオス人であるため、術が使えないのがネックだが、三種類の武器を上手く使いこなせばどんな相手でも平均以上にダメージを与えられるキャラになる。

サポートの能力は相方のサポートをコピーする能力(エルいわく「マネしてる」とのこ と)。しかし、ティポドレインなんかどう やってマネしてるのだろうか?














 





骸殻という能力を持つクルスニク一族の末裔。

瞳はリーゼ・マクシア人の大半と同じ緑色 で、エレンピオス人は基本的に瞳の色が茶色 (ジュードは父親がエレンピオス人な為)等の点から発売前からフラグはあった。

本来の歴史とは違う歴史を歩んだ分史世界を破壊する能力と変身能力を持つ。

冒頭の事件に巻き込まれた際に力が発現した。

分史世界に存在する時歪の因子(タイムファクター)を破壊するとその分史世界は消滅する。プレイヤーとルドガーはそれに苦しみながらも、本来の歴史を歩んだ世界を守る為に分史世界を破壊していかなければならない。

戦闘でも使用可能。骸殻使用中は武器が槍になり、使える技が固定(ヘクセンチア、蒼破刃、舞斑雪、パドブレイカー 、シダーエッジ、絶影、ジ・エンド 、双刃乱舞、エイミングヒート)になり、条件を満たせば秘奥義が放てる。三種の武器と同じ名前の技もあるが性能はこちらが上。ただし、全て無属性になる。

発動中はダメージを受けないが、攻撃を受けると変身時間が短くなる。
ルドガー使いは三種の武器に加えて骸殻状態も使いこなせて一人前である。

秘奥義は祓砕斬・零水(バッサイザン・アヤミ)とマター・デストラクト。隠し秘奥義は継牙・双針乱舞。
マター・デストラクトは骸殻時限定。エネルギー状の槍を複数飛ばした上でクルスニクの槍と共に突撃する技。
祓砕斬・零水はエネルギーを込めた双銃を天に放り投げ、ハンマーの殴打と双剣の切り抜け後、双銃をキャッチしエネルギーを解放する三種の武器を扱うルドガーらしい技。



次は最大のネタバレに飛びます













 





ヒロインであるエルの父親「ヴィクトル」 は、実は分史世界でのルドガー本人。つまりスタン以来の子持ち主人公である。 「ヴィクトル」は最強の骸殻能力者の称号 で、兄と父を殺して能力が強化され、その名を父から継いだ。同時にカナンの地に行くための最後の道標でもある。

無口キャラ扱いされているが分史世界の彼はとにかく喋りまくる。
同じクルスニク一族の末裔であるラル・メ ル・マータとの間に娘のエルが生まれ、早くに妻を亡くしながら娘を「親バカ」と言えるくらい溺愛してきたが、エルが生まれて間もなくエルの「クルスニクの鍵」としての力を狙ってきたビズリーと、ビズリーを殺そうと暴走する自分を止めようとした兄(ユリウス)、ジュード、アルヴィン、レイア、エリーゼ、ローエンを殺害している(ガイアスは辛うじて生き延びたが完治できない程の重傷を負った)。 しかしヴィクトルは骸殻能力の使い過ぎで、時歪の因子化していた。
そこでエルと幸せに過ごす為に彼女を正史世界に送り込み、正史世界の自分を連れて来させて殺害し、正史世界のみ存在する「カナンの地」のオリジンに自分とエルを正史世界の人間に生まれ変わらせるように願おうとした (正史世界では同一人物は同時に存在できない)。

その目的を知ったルドガーは、正史世界を守る為にエルの目の前で彼女の父親を殺した…

選択次第ではルドガーも時歪の因子と化し、彼と同じ様な未来を歩んでいたかも知れない。

それはユリウスの命を代償としてカナンの地に行くときの選択肢で出てくる。
この時あくまでユリウスを守る選択をした場合、彼は仲間を皆殺しにしてしまう。
しかしそれもユリウスの時歪の因子による消滅は避けられなかった...

正しい選択をした場合、彼はユリウスの命と世界を壊してカナンの地へと行く。
そこでビズリーとエルを閉じ込めたクロノスと交戦。戦闘不能に至らせるが、彼は自身の時を司る力でそれを回復しようとする。

しかしビズリーはクルスニクの鍵であるエルを利用し結界を破壊。そしてクルスニクの鍵の無の力でクロノスを回復不可能の状態にする。
そして彼は勝者として精霊を奴隷とする世界を作ろうとする。

しかし精霊と人間が共に歩める世界を証明したミラとジュード達はその信念のため、ルドガーはエルを救うために真の最後の敵、ビズリーと戦う。

しかし彼はフル骸殻の持ち主であり彼もまた歪みはあるが揺るぎ無き信念の持ち主。
その全霊の力の前に彼らは敗北する。
そしてルドガーの懐中時計が破壊され彼は骸殻へ変身不可能になる。
しかし、正史世界の懐中時計が破壊されたことで分史世界の懐中時計が現れ、それを使い直接契約する。
この時彼は真の力を取り戻し、フルと呼ばれる骸殻の最終体型に至る。

本作のラスボスのビズリーもフルの領域だが、ビズリーの骸殻は禍々しく、ルドガーの骸殻は仮面ライダーを思わせるヒロイックなものである。

なお、この時の展開はビズリーの攻撃に怯まずルドガーに時計を渡そうとするエルに向かっていき、ムービーで喋らなかったルドガーが初めてエルの名前を叫ぶ形で喋り、時計を持つエルとルドガーの手が振れ、ビズリーは二人とも始末するため突撃するが、二人は強大だが優しい光に包まれてビズリーは弾き返される。

そして現れたのは、エルを守るように片手で抱きながら向かい立つフル骸殻へ至ったルドガーの姿であった。
フル骸殻のルドガーが現れた時には主題歌をアレンジした「ただひとり、君のためなら ~song 4 u~」が流れ、非常に熱い展開が見られる。

ここまで来たプレイヤーなら、主題歌の歌詞の一つである「ただひとり、君のためなら」の意味を理解することができるだろう。
一応勝ち確定バトルではないので戦闘で手を緩めれば負けるが、ここは一発で最後に秘奥義を使ってビズリーに終止符を打ちたい。
しかしそれはあまりにも強大な力であり……

エンディングはノーマルとトゥルーに分かれる。

ノーマルではエルを救うことが出来ない。
オリジンにエルを助けてほしいと願うも、それでは分史世界を消せないと告げられる。
ルドガーの苦悩を見たエルは自ら消滅を願う。
そして、「また会えるよ」と言いエルは旅立った。
このエンディングのトロフィーで、ルドガーは彼女を救えなかったことを後悔し続けていると明かされる。

しかし、トゥルーでは誰も予想だにしなかった形でエルを救う。
その方法とは「自ら時歪の因子と化して、先に消滅すること」であった。

エルの生のために自らの死という選択を選んだことを怖くないのかというオリジンの質問に対し「消滅より怖いことがあるんだ」と返す。
それはエルが大切だから、エルのためなら自らの命、つまり「自分の世界」も壊せるから。

その姿を見たクロノスはついに曲がりなりにも人間を認め、オリジンもその願いを承諾する。
ルドガーが消滅する悲しさから泣き止まないエルに、先程のヴィクトルの時計を渡し、証の歌を歌いながら最期の時間を味わう。
その時に涙を流しながらも決意を込めたエルと「最期の約束」を交わす。

そして、元に戻ったエルの笑顔を見て、彼は旅立った。
このエンディングでは彼は後悔などせずに旅立ち、一人の少女の未来を創った。
そして成長したエルが前に進みながら歩んでいることをプレイヤーに示し、物語は幕を閉じる。

兄のユリウスとは母親同士が姉妹である異母兄弟であり、両親は共にクルスニク一族の末裔である。
父親はクランスピア社の社長で最強の骸殻能力者ビズリー。母親はビズリーの正妻コーネリア(ユリウスの母)の妹クラウディアで、かつては姉と共にビズリーの家に仕えていた。

ユリウスは当然知っていたが、ルドガーはユリウスから家庭の事情を知らされていなかった。
知らせなかったのは、クルスニク家の宿命に弟を巻き込ませたくない、という思いがあってのことのようだ。

なお、テイルズオブシリーズで真エンドで死亡した主人公というのは、公式が独自解釈を認めているアビスのルークを死亡したと仮定すれば二人目だが、確定しているのは彼が初である。

だが、その最期は後悔など一切もせず、ただひとりの大切な者のために散った彼を不幸とは言えるが、救いがないとは確実に言えるのか。
少なくとも、テイルズオブシリーズのキャラの最期の中でも上位に入る美しさと言える。
その証拠が、人気投票1位の座である。




【余談】

世界を破壊する、コピー能力から某仮面ライダーを彷彿させたり、多額の借金を抱えてさらに少女に仕える事から某借金執事など色々言われている。

もし、マイソロジーシリーズ等の外伝作に出た場合、戦闘や他のキャラとの絡みがどうなるのかが議論になっている。

一応、外伝作で技後に納刀するアスベルみたいに、ハンマーや銃の技使用後に双剣に構え直すモーションを作ったり、他のキャラとの絡みの時はエルが代わりに喋りまくる。
……など色々解決出来そうではあるが、どうなるかはバンナムの選択次第であろう。

また、外伝作に出た場合、名前的な意味やストーリー的な意味でウィル・レイナードとの絡みに期待したい。

ウィル「親は子に対する責任があるんだ。そこには逃げ場など存在しない!」

また公式で無口キャラ扱いなのでヴェイグ達との絡みも期待したい。




項目を読んでくださりありがとうございま す。
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