電光機関

登録日:2011/01/12(水) 18:17:59
更新日:2020/07/24 Fri 18:11:15
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格闘ゲームアカツキ電光戦記、及びその続編のエヌアイン完全世界に登場する架空の兵器

【設定】
別名ペルフェクティモーター
見た目は車輪の形をしたただの発電機だがその実態は無限の電力を生み出す古代文明の遺産である。
作中における前大戦時にチベットのアガルタでゲセルシャフトの前身組織が発掘し軍事転用される。
電光戦車などに搭載されている他、人が直接装着することもできる。
埋め込み式と着脱式がありアカツキが持つのは後者。

無尽蔵の電力から生み出されるレーザーは装甲を溶かし、あらゆる電子兵器を無効化する強力なEMPを発生させることも可能。
また電気を流すことで装備者の身体能力を底上げする「電光被服」と組み合わせることにより超人的な身体能力を発揮することが出来る。
つまり電光機関と闘おうとすると、『近代兵器や連絡手段などをほとんど使えない状況で、超人的な身体能力を発揮する相手と生身で殴り合う』ことになり、それはすなわち「莫大なハンデを背負って、ほぼ勝ち目のない戦いをしなければならない」のと同義なのである。


しかし、その実態は永久機関などではなく、人体のATP(アデノシン三リン酸)を消費して電力へ強制変換させるというとんでもない代物である。(ATPが解らん人は 高エネルギーリン酸結合 と一緒にググれ)
その為装着者は比喩でもなんでもなく死ぬ程消耗してしまうこととなる。
その消耗を数で補うために生まれたのがクローン兵のエレクトロゾルダートであり、彼らは一種の生体兵器なのである。
また電光戦車の動力もこれであり、その「燃料」は人間である。
具体的には戦えなくなった傷病兵やゾルなど。
電光戦車のキャッチコピーである「禁断の決戦兵器」とはこういう意味なのだ。

ただしアガルタ起源の人間は生体内のATPの生産が常人よりも遥かに多く、死ぬ程消耗することがない。
即ち電光機関をフル活用することができる。
このためいくら電光機関を使っても応えないアカツキはアガルタ起源の人間である可能性が高い。

またアカツキが所持する電光機関及び電光被服は作中において六十年近く昔の代物である。
何故それがゲセルシャフトの最新型電光機関と互角以上に戦えるかというと、
アカツキの電光機関は一芸特化の質実剛健な代物でありそれに比べて最新式は多機能であるが故に脆弱性があった、とのことである。


【使用者】

また一人サムライスピリッツこと不律は電光機関使用者ではないのに電光被服を装備している(ようにみえる 手足の意匠がアカツキらと同じ)。
ファンからは外付けのバッテリーの類いを使ってコッチジャなどを可能にしているのではないかと考察されている。



【巨大な電光機関】
ゲセルシャフト最奥には巨大な電光機関が鎮座している。
ここでラスボスたる「現人神降臨」ムラクモが待ち受けている。
部屋の中央にそびえる電光機関(車輪型ではない)、そのまわりには肉塊のようなモノや血の跡が散乱している。
これは電光機関の「燃料」として搾取された者の成れの果てらしい…。



追記、修正は電光機関開放しつつお願いします。

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最終更新:2020年07月24日 18:11