ダークネスファイブ(ウルトラゼロファイト)

登録日:2013/06/06 Thu 23:41:07
更新日:2024/02/14 Wed 23:51:36
所要時間:約 3 分で読めます






ウルトラマンゼロを倒し、あのお方に捧げるのだ

我ら、ダークネスファイブで!


●目次

【概要】

『ウルトラゼロファイト第2部 輝きのゼロ』に登場した5人の宇宙人

「あのお方」ことカイザーダークネスことウルトラマンベリアルの配下であり、ゼロを倒してベリアルに捧げることを企む。
後に明かされたベリアルの真の目的を考えると、単に倒すのではなく死なない程度にボコった上で捕まえてベリアルに差し出すつもりだったと思われる。

同じくベリアルの配下であったバット星人グラシエを捨て駒としてゼロの新たな力を全て暴いた上で、闘いを挑んだ。

メンバーはいずれも過去ウルトラ戦士を苦しめた強敵宇宙人の同族だが、かつて登場した者とは別人ということを強調するために星人名の他に個人名が付いており、キャストも意図的にオリジナルから変更されている。
外見的には全員目が赤くなっているのが特徴。

ベリアルのカリスマ性に惚れ込んで配下となっており、ベリアルへの忠誠心は命を捨てることを厭わないほど高い。

ゼロファイト本編中ではいかにも悪の軍団といった感じだったが、ウルトラマン列伝第100話と第103話及び新ウルトラマン列伝第48話と第49話にて漫才を繰り広げたり紹介映像にその辺のアニヲタのようなツッコミを入れて実況したりコントグループと化していた。

ウルトラシリーズでは類を見ないほど仲の良い悪役であり、むしろスーパー戦隊シリーズ悪役に近いと言える。


【メンバー】

メフィラス星人 魔導のスライ

別名:悪質宇宙人
身長:2 - 60m
体重:50kg - 2万5千t
出身地:メフィラス星
CV:安元洋貴

ベリアルの側近でもある実質リーダー。他の面々からは「でしゃばり」とやっかまれることも多いが、ベリアル陛下に進言できる人物として選ばれるなど、一目置かれてもいる。
どの辺が「魔導」なのかよくわからないとか言ってはいけない。
スーツは「大怪獣バトルNEO」で制作されたアーマードメフィラスを使用している。

詳しくは項目参照。



ヒッポリト星人 地獄のジャタール

別名:地獄星人
身長:60m
体重:6万5千t
出身地:ヒッポリト星
CV:岸哲生

ウルトラ5兄弟を全滅させたヒッポリト星人の同族。ブロンズ野郎。

真っ先にゼロに挑むが、あっという間に倒され唯一の戦死者となった。
なんやかんやで復活したが、今度はメンバーの誰からも存在を忘れ去られていた。

詳しくは項目参照。



テンペラー星人 極悪のヴィラニアス

別名:極悪宇宙人
身長:54m
体重:3万9千t
出身地:テンペラー星
CV:金子はりい

ウルトラ6兄弟と戦ったテンペラー星人の同族。一人称が「我輩」。

初代と同じく、ウルトラ兄弟必殺光線と電磁ムチを武器にしている。

タイラントと「極暴タッグ」を組んでゼロと戦った。
絶妙のコンビネーションでゼロを追い詰めるものの、先にやられたジャタールを侮辱したためにキレたゼロに反撃される。

その後はタイラントと共に鋼鉄の兄弟と激突。

ジャンボットのビームエメラルドをウルトラ兄弟必殺光線で相殺、
ジャンミサイルを全て電磁ムチで切り払い、ダブルジャンナックルも正面から受け止めきるという実力を見せた。
『大怪獣ラッシュ』公式サイトのキャラ紹介でも「ダークネスファイブ屈指の実力者」と紹介されており、
戦闘能力だけなら5人の中でもトップのようである。

列伝第100話と第103話ではグロッケンと並ぶツッコミ役。
ヤメタランスの怠け放射能でやる気を無くした地球人にものすごく常識人なツッコミを入れたり、ザ☆ウルトラマンの作画を褒めたりしていた。
2代目メフィラスの卑怯とラッキョウをかけた発言に感心する天然ボケな面も……

詳しくは項目参照。

暴君怪獣 タイラント

身長:62m
体重:5万7千t

ヴィラニアスの相方の怪獣。
ストロングコロナゼロに対して劣勢になった時は「使えぬ者め」、「役立たず」とこき下ろされているが、その後もヴィラニアスにしっかり付き従っている忠犬。
欠員1名の出ているダークネスファイブの事実上の5人目として活躍した。

コイツがいたおかげで「4人なのにダークネスファイブ」である事に絵的に違和感がなくなっているが、
おかげで欠員1名の存在感が希薄になることに……


グローザ星系人 氷結のグロッケン

別名:冷凍星人
身長:2 - 52m
体重:200kg - 2万t
出身地:グローザ星系
CV:外島孝一

暗黒四天王の一人だったグローザムの同族。
「グローザム」は種族名なのか個体名なのか不明だったが、ゼロファイト第2部において「グローザ星系人」が種族名であると新しく設定された。

をも上回る強烈な冷気は健在。

性格は一言で言うとチンピラヤクザ。口調は軽いがやることは粗暴で残虐である。

デスローグを連れてゼロVS極暴タッグに乱入、ゼロの足を氷で固めてフルボッコにした。

ウルティメイトフォースゼロとの戦いではグレンファイヤーとタイマンを張り、公式ブログにすら「ヤカラの喧嘩」と言われる勝負を繰り広げた。
属性的に相性最悪に見えてグレンにもそのことで挑発されるが、そこはあのグローザムの同族だけあって全く互角に渡り合っていた。

列伝第100話と第103話ではヴィラニアスとツッコミ役を演じる。
ヴィラニアスよりも鋭いツッコミで、2代目メフィラスを褒め称えるスライに容赦なくツッコんでいた。



デスレ星雲人 炎上のデスローグ

別名:策謀宇宙人
身長:55m
体重:1万5千t
出身地:デスレ星雲
CV:岡崎聖(ノンクレジット)

暗黒四天王の一人だったデスレムの同族。グローザム同様、新しく種族名が設定された。

火炎弾の他火炎放射も使う。

饒舌だったデスレムと違い、非常に寡黙で「グルル…」「ゴオォ…」といった唸り声しか発さない。そのせいでキャラが薄ry
一応相方のグロッケンだけは何を言っているのか分かるらしい。

グロッケンに連れられてゼロをフルボッコにした後、駆け駆け付けたミラーナイトと戦う。
他の面子が互角に渡り合う中、強烈な蹴りを食らってダウンしたり他所見+お喋りしながらの舐めプ全開で容易く攻撃を相殺されたりと一人だけやけに苦戦していた。

列伝第100話と第103話でも全く喋らないのでキャラがry



【来歴】

◆ウルトラゼロファイト第2部 輝きのゼロ

ゼロやウルティメイトフォースゼロと死闘を繰り広げるが、シャイニングウルトラマンゼロが誕生したことで不利を悟って撤退。

ジャタールを除いて倒されずに終わった。

ウルトラマン列伝第100話、第103話

第100話「ベリアル陛下降臨! 百体怪獣総進撃!?」&第103話「大暴れベリアル軍団! 我らダークネスファイブ!!」に登場。

第103話で新たな力を求めに行くベリアルに捨てられかけるが、スライが命を捨てる覚悟を見せて他のメンバーも同調したことで受け入れられ、改めて新生ベリアル軍団として、より強くなるための「守るべきもの」を探すために旅立った。

◆新ウルトラマン列伝第48話、第49話

第48話「ウルトラフロンティア! ダークネスラッシュ!?」&第49話「覇道への道! ダークネスファイブ出陣!!」に登場。

スライがベリアルの宇宙征服の野望のため、他の次元の宇宙を調査。
大怪獣ラッシュ ウルトラフロンティア』の世界であるプラズマギャラクシーを紹介。

……その後、ベリアルがプラズマギャラクシーを気に入った結果、
ベリアルの命令でプラズマギャラクシーに行き、星人ハンターとして活動している。

【余談】

  • 生存の理由
倒されなかったのは、スタッフによると「ゼロに挑んだだけで特に悪いことをしていないのに敵というだけで倒してしまうのはどうかと思ったから」らしい。
スライがピグモン人質に取っていたが気にしてはいけない。

ウルトラマンベリアル本人とその息子(仮)が登場する『ウルトラマンジード』では、
ベリアルの配下であるダークネスファイブは最終回での最期の回想シーンストルム星人と共に映っている場面があるが、出番はそれだけでセリフも無い。

『映画監督 坂本浩一 全仕事』によると「滅んだ」とのこと。
それを踏まえるとベリアルが部下を切り捨てるような性格になってしまっていることにも説明が付くのではないだろうか。
ただこいつらは広義では「怪獣」であるため、戦死したとしても怪獣墓場に流れ着いているだろうが……。

それにしても明言されていないのにもかかわらず、
人気キャラクターが番組の間で死亡しているのでは?と彼らの魅力的要素故に言われるのもなかなか珍しいと言える。
正史かどうか曖昧な列伝での内容的にもしっくり来るというのも大きいだろうか。


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最終更新:2024年02月14日 23:51