やむなく覚醒!!邪神大沼

登録日 :2010/12/19(日) 04:18:16
更新日 : 2017/03/14 Tue 01:49:07
所要時間 :約 3 分で読めます



著・川岸殴魚/画・Ixyによるガガガ文庫から出版されているライトノベルシリーズ。
8巻まで出版され、まさかの完結を果たした。
読み方はそれぞれ『かわぎしおうぎょ』『イクシー』。

第1巻の名前は『やむなく覚醒!!邪神大沼』だが続巻は『○○○○△△!!邪神大沼』となっていて、○はひらがな△は漢字。
例)『うかつに復活!!邪神大沼2』etc.

●ストーリー
【はじめに】自分は邪神ではないと思っていたのに『初心者らくらく邪神マニュアル+スターターキット』を入手し、その筋の道を歩き始めてしまった。ついでに、誘惑に駆られてスターターキットを使用したら、使い魔と名乗る女の子が現れて嬉し恥ずかし。しかし、次の瞬間、首の骨が折れて意識が消えかけている ――――。本書は、そんな初心者のラノベ主人公・大沼貴幸くんの日常について書かれた小説です。本書を読んで、皆さんも邪神となってしまった高校生の物語を楽しみましょう。
(1巻・あらすじより)


●概要
どうだろう、このあらすじ。わけがわからないだろう。
1巻のあらすじなのにまるで2巻から読んでるかのような最初の文。いきなり首の骨が折れるというイミフな描写。
セルフツッコミをしてしまった人もいると思う。
だが、この作品を読んだ人ならよくわかると思うが、このあらすじはこのシリーズについて物凄くわかりやすく書いてあるのだ。

というのもこのシリーズ、ギャグ小説なのだが、かなりクセの強いギャグで、バカテスや生徒会シリーズのような普通のボケとツッコミを期待すると驚くのは間違いない。
ギャグのタイプは、パロディもあるが、基本的にはセンスで笑わせるタイプ。
売りはシュールギャグなので、面白い人と面白くない人が極端に分かれる。
また、つまんないと思ってた人も1日置いたら面白く感じる、などテンションによってもギャグの面白さが変わる変な作品。
2巻のあらすじにも書かれているが、セルフツッコミ推奨で、事実ほぼ100%セルフツッコミ。

登場人物もおそらくまともなのは主人公ただ一人。
邪神になったと言った主人公に対し、「そうか、それで?」と言う友人、いきなり現れる勇者一族の直系など。
他には、授業中問題を解くように指示された瞬間別の場所に召喚され、戻ってきた主人公に対しての一言目が「なにを勝手に消えとるんだ!」と怒鳴る先生。
怒鳴る先生に弁明する大沼に「問題がわかんないから消えたんだろ!」「邪神ずりぃーぞ!」「消えれば済むと思ってるだろ!」と言うクラスメイト。異常な適応力である。

ひたすらこんな文が書かれていて、ツッコミが追い付かなくなるほど。



正直万人には薦められない。
だが、普通のボケとツッコミに飽きてきていた人なら一読の価値はあると思う。
私は爆笑してしまった。


変人ばかりの登場人物はこちら
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