金糸雀(ローゼンメイデン)

登録日 :2011/02/05(土) 13:11:19
更新日 : 2017/03/04 Sat 16:59:15
所要時間 :約 3 分で読めます





薔薇乙女1の頭脳派

この金糸雀が

楽してズルしていただきかしら!






金糸雀(かなりあ)は、誇り高きローゼンメイデンの第二ドール
ローゼンメイデンシリーズ一の策士にして、一番のドジっ娘。

CV.志村由美



【概要】
登場は原作ではPhase22から。
アニメ版(旧)では二期(トロイメント)からの登場。

人形師ローゼンが作ったローゼンメイデンシリーズの第二ドール。
つまり七人姉妹のうちの次女だが、大きさは雛苺くらいしかない。
その名が示すとおり、カナリアのような鮮やかなオレンジ色のワンピースを着ている。黄色い上着も着ているのでドロワーズに見えるけど。
緑目と緑髪で、くるくるツインテと前髪につけたハートの髪飾りが超かわいい。おでっ娘。
双眼鏡やパラソル、バイオリンなど、装備アイテムも豊富。

マスターは「みっちゃん」こと草笛みつ。ドール大好き社会人(職業は洋裁職) まさちゅーせっちゅ。
人工精霊はピチカート。金糸雀の言うことをちゃんと聞く、なかなか優秀な精霊のようである。


【性格】
自称「策士」、でもその実体は愛すべきドジっ娘。
アリスゲームで勝つ!ために、ドール三体以上で和気藹々している桜田家に単身で潜入しようとする行動派だが、ドジっ娘のためなかなか成果をあげられない。
しかし何度失敗してもめげずにまたやって来る、子供のようなかわいさ。

口癖が「楽してズルしていただきかしら」と言う割には、作戦成功率も低かったりもする。くそっ、カナかわいい
ちなみにこのセリフの元ネタは某プロレスラーから。

他にも雛苺と張り合うなど、パッと見の印象はとにかく幼い。第二ドールだけど末から二番目くらいに幼く見える。
うん、パッと見は。(詳細は後述)


【好き嫌い】
好きなものはみっちゃんの作ってくれる甘い卵焼き。
カナのおとっとき!(はぁと)
桜田家に侵入するときや遊びに行くときなど、お弁当に入れてもらっている。

天敵はカラス。
外でお弁当を広げているときに卵焼きを奪われてしまうから。

つまり金糸雀に来て欲しかったらカラス除けを施した上で卵焼きを置いておこう
但し、金糸雀の移動方法はパラソルで風に乗ることなのであまり期待してはいけない。
この移動方法のせいで目的地に着けなくて困っているシーンも多い。かわいい



【アリスゲーム】
お父様ことローゼンの望み、アリスゲーム。
他の姉妹たちとローザミスティカを奪い合うゲーム。
幼い(?)金糸雀はどう思っているのだろうか…行動的なので少なくとも嫌がってはいないようだが…?

ちなみにアニメ版(旧)だと、アリスゲームに参加した理由は「みっちゃんが他のローゼンメイデンも欲しがっているから」だった。
金糸雀がマスター思いのいい子であることが伺えるエピソードである。


【戦闘】
正直言ってかなり優秀。
攻撃方法はバイオリンを使った音波攻撃。弾き弓を使えば接近戦もこなせる。

楽曲形式の数だけ技がある多彩さで、たとえばアニメ版(旧)に出てきたのは攻撃のワルツ、追撃のカノン、野ばらのプレリュード、うなだれ兵士のマーチなど。
楽器の弾けちゃうクレバーな乙女かしら
音技なので聴覚破壊機能もあり、とても便利。

原作だと本気出したら滅茶苦茶な破壊力が出る。
アニメ版(旧)だと真紅以外の桜田家ドールを一蹴したり、作中ほぼ無敵だった。
薔薇水晶の腕を破壊するなどの描写もある。
ただ、バイオリンの弦が切れると途端に戦力ダウンしてしまった。

下手に策などを用いないで正面から戦った方が強いんじゃないかとか言ってはいけない。決していけない。



【ネタ】
よく「地味」と言われる。見た目があまりウケない属性なのが大きい。
キャラクターとしては濃いはずなのだが、二次創作などでは行動を起こしてはドジを踏み、周りにスルーされるというのがある種のお約束。
名前を忘れられたりもする。原作でも雛苺に一瞬忘れられていた。

また、ファンにはネタとして名前の読みを変え「金 糸雀(キム シジャン)」と呼ばれることもある。

原作では使いぱしり乙女を自称していた。
そしてカナリアサブレをお土産に持ってきて、蒼星石にバキバキにされていたりもした。

まあ、そんな風にネタにされるというのも金糸雀が愛されているからこそである。



【実際は…?】
さて、そんなかわいいかわいい金糸雀の、本音の部分はどのようなものなのだろうか?
以下原作のネタバレ。アニメ版(旧)とは大分違うのでそこは注意されたし






◆価値観
金糸雀はパッと見は幼く見えるが、実際は幼いというよりは純粋な面が半分、そして現実的な面が半分である。

アリスゲームはローゼンメイデンの宿命的な戦いであるが、七人姉妹のうち桜田家の真紅一派はあまり戦いたがらない。
しかし金糸雀は最も好戦的な第一ドール・水銀燈に次いで戦いに意欲的。
何故なら、水銀燈と金糸雀はアリスゲームの「宿命」「本能」を生まれついてのもの、お父様から授けられた成すべきものとしてそのまま受け入れているからである。

金糸雀は語る。
アリスゲームとは自分達ローゼンメイデンの「存在理由」だと。
大好きなマスターのみっちゃんも、彼女を守り抜いて戦いこそすれ、アリスゲームをやめる理由にはならないのだと。

そのため、実は金糸雀はあまり桜田家の仲間入りをしようとしない。
雪華綺晶のような危険な奴が相手の場合は協力するが、非戦協定を結ぼうと言われた際は「私たちこれでいいのかしら?」と言っている。
そして後々それが裏目に出たとき「 私たちは、本当はいつだって一人だわ。 」と言って去っていった。

だが姉妹の絆を信じていないわけでは決してない。
前述のとおり、協力するべき時であれば惜しみなく協力するし、姉妹が敵の剣に倒れれば心から心配する。そんな純粋さも併せ持っているのである。


◆長女と次女
水銀燈とは姉妹の中で一番付き合いが長いため、意外と相性が良い。
普段は金糸雀の方がボケ側で、そのたびクールに一蹴されるが、次女ならではの強みとして長女の小さな秘密を知っていたり、毒舌や悪態をあしらうのもそこそこ上手かったりする。

水銀燈にとって金糸雀は最初の妹にあたるので、生まれた当時は相当な修羅場があったのではないかと思われるが、
現在の水銀燈曰く「キレた金糸雀は真紅より厄介」
とのことで、昔も金糸雀が一方的にやり込められていたわけではないのかもしれない。

前述のとおり戦いの価値観が一番近いため、お互いに他の姉妹よりは一定の信頼のようなものを置いているようだ。
いつもは無邪気な金糸雀も、水銀燈といる時は年かさ組としての側面が心なしか強く出ている。
水銀燈の方も、金糸雀に対してだけはまあまあ普通の姉らしい顔を垣間見せる。

時につるんだり、時に距離を取ったり、そうかと思ったらふと気にかけたりする間柄は、仲が良いともドライであるとも取れる。
そういう点も含め、二人は現実にいる成人した姉妹の間柄に結構近い。


◆二番目であるということ
姉であること・妹であることの苦悩を強く描かれているのは水銀燈や蒼星石だが、金糸雀にも苦悩があったらしいことが終盤描かれている。

次女、二番目の娘であるがゆえに絶対「一番」にはなれないこと。
だからといって、下には何人もの妹がいるため、自身が「妹」としてワガママを言うことも儘ならない。
だがそういった問題について、願望や希望を持つことはほとんど諦めてしまっているようだ。

だからこそ、たくさんの「一番」をくれたみっちゃんのことを本当に大切に想っているのだという。






みっちゃん「カナが一番かわいいからーっ」
かなりあ「みっみっちゃんほっぺが摩擦熱でまさちゅーせっちゅ!」


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