ユリウス・ウィル・クルスニク

登録日:2012/11/21 Wed 07:28:48
更新日:2023/11/12 Sun 05:02:11
所要時間:約 4 分で読めます







お前にできるのか?選択が…破壊が!
審判を超え…答えろ!ルドガー・ウィル・クルスニク!!





テイルズ オブ エクシリア2の登場人物。 CV:大川透

■概要

性別-男
年齢-28歳
身長-180cm
体重-不明
戦闘タイプ-戦士
武器-双剣


ルドガーの兄。総合企業クランスピア社の特 殊戦闘部門における看板エージェント。エリートオブエリート。

責任感が強く面倒見が良い性格だが、ルド ガーに対しては思いやるがゆえに少々口うるさくなってしまう。
機嫌のいい時には、幼いルドガーを子守する時に歌った「ある歌」をハミングするクセがある。

トマト料理が大好物で、ルドガーが「(ユリウスに)殺される夢を見た」と言った際、 「俺のトマトシュークリームを勝手に食べた らあり得るかも」と返したことも。
ちなみに、自宅ではファンシーなクマがプリ ントされたTシャツを着ており、ファンシーなテレビ番組を見ている。

物語開始直後の選択によってルドガーに「兄さん」と呼ばれるか呼び捨てで呼ばれるかが決まるが、どちらを選んでも物語に大した影響はない。強いて言うなら呼び方によって展開の受け取り方が変わるかもしれないということか。
















 








一家全員が骸殻という能力を持つクルスニク一族(補足)の末裔で、その特異な能力ゆえに重い宿命を背負っている。
ユリウス自身、少年の頃からクランスピア社社長ビズリー・カルシ・バクーに利用され続けていた。
ユリウスはそうした背景からルドガーを守るべく骸殻能力を強化しており、その反動で徐々に死へ近づいている。

戦闘はルドガーと似たような双剣技を使う 他、強化した骸殻能力も使う。












 






悲しいかな、弟が不幸者であるように兄もかなりの不幸者だった。

物語終盤では弟のためを思って自ら犠牲になろうとし、そこでルドガーはユリウスを生かすか殺すかの選択を強いられることになる。












 






■補足
『骸殻能力』
クルスニクの一族が持つ特殊能力。発動すると全身が鎧のようなもので覆われ強大な力を発揮出来るようになるが、多用し過ぎると体が徐々に黒ずんでいき、最終的には時歪の因子化により死ぬリスクがある。また、分史世界に入ることが出来る。
元々は時の大精霊クロノスが与えた能力であり、その契約の証として各々が懐中時計を持っている。
時計を多く所有する程能力も強くなるが、一方でリスクも高まるようだ。

『時歪の因子(タイム・ファクター)』
分史世界を生み出す原因となる物体。骸殻能力者のなれの果て。
普段は人や物の中に(?)しており、その 影響か寄生されたモノが黒ずむという現象が起こる。







 








お前は…俺なんかのために

全てを捨てたのか?




ユリウスを犠牲にすることをとにかく拒否し続けた場合、バッドエンドルートに突入する。

「何に代えても兄を守る」ことを決断したルドガーは彼の時計を奪い、スリークォーター骸殻に変身。かつての仲間達に本気で襲い掛かる。

そして戦闘へと突入するのだが、ここでは本当にルドガー1人で他のメンバー全員と戦うことになる。

一応全員(8人)が一挙に襲い掛かってくる訳ではなく、同時に戦うのは最大で4人、誰かを倒すごとに追加されるという方式ではあるのだが、それでもかなり厳しい。


この1vs8という絶望的な状況の中、どうにか勝利するとムービーへ突入。そこには仲間を手にかけ、血にまみれたルドガーの姿が……


ルドガーを審判に関わらせないように全てを1人で背負い、最後には己の命までも犠牲にしようとしていたユリウスは、「全てが無駄だった」とつぶやく。

しかし、時歪の因子化に蝕まれる自分に寄り添い、悲しげに笑いかける弟を見た彼は、これも自分が望んだ世界であると認め、弟と共にどこかへと歩き出す。

このエンディング「血まみれの兄弟」の解説文にもある通り、せめて残された時間を安らかに過ごすため……



尚、全エンディング(温泉除く)の中でユリウスが死亡しないものはこれだけである。


……全部、無駄だったか……

……ああ、だがこれも……

俺の望んだ世界……か








 









ユリウスを犠牲にする選択をするとユリウスから最後の試験として兄弟同士の決闘を挑まれる。

戦闘スタイルや技は双剣時のルドガーとほぼ同じであるが、「鳴時雨」が奥義になっていたり((当然OVL時は秘奥義に連携してくる)、一部の技を使用しなかったりと、細かいところに違いがある。

また、最初の方は攻撃頻度が少なく、使用する技も「一迅」や「蒼破刃」などばかりなものの、HPが半分を下回ると一気に攻撃が激しくなり、「雷封刃」「朧鼬」といった凶悪な状態変化を引き起こす技が解禁される。

特に「朧鼬」や「轟臥衝」で引き起こされるチャームを食らってしまうと、ほぼ敗北が確定してしまうため、事前にリキュールボトルなどで対策しておくこと。

ユリウスのHPをわずかにすると、お互いがスリークォーター骸殻へと変身。秘奥義でのぶつかり合いの末、ユリウスを打ち破ったルドガーは分史世界のトリグラフに飛ばされ……

……その後は自分の目で確かめるべし。





















 







実はルドガーとは異母兄弟の関係にあたる。また、ユリウスの母とルドガーの母は姉妹であるため、母方筋で見れば従兄弟になる。
本来の名前は「ユリウス・ウィ・バクー」であり、ルドガーも「ルドガー・イル・クルスニク」だった。

11歳の頃から父の下で骸殻能力者として活動していたが、ビズリーが母コーネリアの命を使い潰したことに失望し家を出る。
エージェントとしての仕事は続けていたものの才能の頭打ちに悩まされていたユリウスは、ある日偶然行方をくらましていた叔母クラウディアとその息子ルドガーに遭遇してしまう。
クラウディアにビズリーの仕向けた追手と誤解された結果生じた事故により、彼女は落命。祖父マルクスの手を借りて身分を弄り、ルドガーを引き取る。当時7歳のルドガーはショックでこのことを覚えていない。
リドウに「この一件でユリウスはビズリーに失望して別の家族ごっこを始めた」と揶揄されたように当初はルドガーの時計による能力のブーストという打算が強かったが、自分を気遣い料理を覚えようとするルドガーに心打たれ、兄として守ることを誓い本編に至る。






第7回人気投票では弟想いなその姿勢が人気につながったのか、NPCながら17位と健闘。
その影響か、外伝作品「テイルズオブザワールド レーヴユナイティア」(いつものテイルズオブと違い、SRPG)では、マイソロ3のヴァン同様に、プレイアブルキャラに昇格し、操作可能になる。
主にナハト編で活躍し、初登場時は、記憶喪失状態ながら弟であるルドガーを守るため分史世界を壊し続けたことが無意識に体に残っているようで、ヴールに飲み込まれた際はそれが悪い方向に作用し、こちらに襲い掛かってくる。ナハトに浄化された後は頼れる大人として一癖も二癖もあるメンバーのまとめ役となり、高い洞察力を見せる。前述の通り記憶喪失だが、弟であるルドガーやペットのルルと暮らしていた記憶がかすかにあり、好感度会話やテルンメモでは無意識にルドガーを気にかけていたり、エサ袋をガサガサしてルフレス族の気を引こうとしている。
戦闘においては、技のラインナップのほとんどが射程1で、遠くを攻撃できるのは蒼破刃のみ、更にすべての技が単体攻撃なので、複数の敵に囲まれるとピンチに陥りやすいが、能力値は基本的に満遍なく高く、ルドガーの上位互換と言ってもいいほどなので、タイマンでは非常に強い。

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最終更新:2023年11月12日 05:02