スピーシーズ(映画)

登録日:2010/02/18(木) 20:43:37
更新日:2023/07/13 Thu 19:40:04
所要時間:約 3 分で読めます





『スピーシーズ』とは1995年に公開されたアメリカのエロ……SFホラー映画である

原題は「Species」、邦題は「スピーシーズ 種の起源」。



あらすじ

約20年前人類が宇宙へ送ったメッセージの返答があった。
ひとつは「有害物質をださないエネルギーの科学式」。もうひとつは「人類を改造できるDNA」。
前者によってこの世界は事実上無限のエネルギーを得た。
しかし後者は……。

科学者たちはそれを人類のDNAと結合実験を実施。
その結果生まれた赤ん坊はたったの三週間で12歳相当の幼女……少女へと成長する。
「シル」と名付けられた少女は幼いながらも知性が高く、人間を凌駕する身体能力を秘めていることが判明。
それを危険とみた科学者たちは少女を抹殺を試みるが、生命の危機を察知したシルは施設から逃亡。
直後に繭とも蛹ともつかない状態となり急成長し美しい美女へと姿を変えたシルは、自身の本能に従い人間の男性と子を成すべく街へと繰り出す。

一方、シルを逃がした科学者達は様々な分野の専門家を集めチームを結成し、彼女の追跡を開始する。



登場人物

  • シル(演:ナターシャ・ヘンストリッジ (成人時)/ミシェル・ウィリアムズ(幼女時))
人類のDNAを改造して生み出された半人間のエイリアン。
最初は幼女だったが、短期間で身長175㎝でナイスバディの金髪美女へと成長。人間とエイリアン二つの姿を持つ。
当初は無垢な子供だったが成長に伴い生殖本能に目覚め、同胞を増やすべく人間の男性とのセクロスを実現すべく活動する。

コンクリートの壁を平然とぶち抜く怪力に加え、重度の骨折も短時間で治癒、切った指が即座に完全再生と生命力もハンパない。
頭脳も優れており、それらの能力をフル活用して男を物色しセックスに持ち込もうと誘惑する淫乱ビッチエイリアン。
ただしあくまで強い子供を作ることが目的であるため、相手がそれに相応しくない(薬物中毒や糖尿病などの持病など)と判ると、即座に興味を失ってしまう。
無論相手への愛情なども皆無で、邪魔してきた相手はディープキスしながら舌で頭をぶち抜く、無事セクロス完了すれば即相手をぶっ殺す、また恋敵と判断した女を惨殺したり更に敵と見なせば乳首から触手を出して絞め殺そうとするなど基本超残虐。
ただし同族への愛情はあるようで、子供を殺された時には怒りをあらわにしていた。

セクロスの描写は公開当時も話題となり、「世界で一番美しいエイリアン」と賞された。

  • ザビエ・フィッチ(演:ベン・キングズレー)
シルが生み出されたアメリカ政府の研究所の所長。
シルを追跡するべくチームを結成する。

  • プレス・レノックス(演:マイケル・マドセン)
シルを殺すために雇われた殺し屋スネーク。
地味にシルから目を付けられている。
『2』にも登場した。

  • スティーブ・アーデン(演:アルフレッド・モリーナ)
人類学者。
ホテルの部屋で待っていた髪を切り毛染めを使って
変装したシルをシルとわからずセクロスしてギシギシアンアン騎乗位で受精させた後にソッコー殺された。

演じるのは『スパイダーマン2』のドクターオクトパス。

  • ダン・スミスソン(演:フォレスト・ウィテカー)
黒人の霊媒師。
一応実力は本物でシルの場所や行動を当てたりする。

  • ローラ・ベイカー(演:マージ・ヘルゲンバーガー)
女性の生物学者。
途中で恋仲となり、プレスとギシギシアンアンした。胸チラ有り。
ちなみにそのとき隣の部屋では、スティーブとシルがギシギシアンアンしてた。

彼女も『2』に登場する。


備考

シルのデザインはエイリアンシリーズエイリアンのデザインを手がけたH・R・ギーガー。
そのため生物的シルエットと無機質なフォルムが融合したシルの姿は非常に完成度が高く美しく、恐い。

本シリーズの騒動の発端である、地球にメッセージを送って来た異星人については詳細不明。
ローラは「DNA改造技術そのものが異星文明を自滅させるための罠」だったのではないかと推察していたが、それにしては幾らなんでも回りくど過ぎる。
本来はもっと平和的な活用手段があったのか、あるいはそれ自体が繁殖の手段なのか……。

たまに地上波(日曜洋画劇場など)で放送されるがもちろんセクロスシーンは………カットされてない。
むしろカットしたらなんかわけわからん映画になる気がする。

おかげで今となっては一昔前の映画でありながらこの作品を知る紳士は多い。
しかし最近は放送頻度も下がり、放送されても深夜帯であることが多い。


シリーズ

『2』、『3』、『4』とシリーズ化されている。
ただし『4』のみ従来の作品とは世界観の繋がりが無い。

勿論どれもギシアン有り。
しかしSFパニックホラー的な要素が強くなっており、『3』『4』になるとセクロス描写も大分マイルドになっている。


スピーシーズ2

ナターシャが演じるシルのクローン・イヴやプレス、ローラなどが前作に引き続き登場。

登場人物

  • プレス・レノックス(演:マイケル・マドセン)
元問題解決屋で、現在は警備会社「プレス・レノックス・セキュリティーサービス」の社長。
前作から続投。

  • イヴ(演:ナターシャ・ヘンストリッジ)
ベイカー研究所で生み出された生命体。
役者からも分かるが、前作の敵であるシルのクローン。
あくまで「シルのクローン」であって本人ではなく、性格は至って温厚。
だが刺激を避けるため男性職員との接見・接触は禁じられている。

  • ローラ・ベイカー(演:マーグ・ヘルゲンバーガー)
ベイカー研究所の所長の分子生物学者。
前作から続投。
イヴの生みの親で、対エイリアンの毒薬精製を任されている。

  • パトリック・ロス(演:ジャスティン・ラザード)
火星探査に赴いた3人の宇宙飛行士の一人で、今回の敵エイリアン。
といっても彼も火星でエイリアンに寄生された被害者であり、一度は自分自身に起きた出来事に絶望してショットガンで自殺を試みる…が、失敗したばかりか一度頭を吹き飛ばした事で理性も完全に失われてしまった。
元々女癖の悪い性格だったが、地球に帰還後はエイリアンの生殖本能までがプラスされて子孫繁栄のためにセクロスをしまくる。

  • マーシー(演:ナンシー・ラ・スカラ)
パーティーの夜にパトリックと濃厚で官能的なキスをしていた女性。パトリックをホテルのスイートルームに招待する。
パトリックがスピーチを終えた後、部屋の扉を開けると、マーシーと妹の2人の女性が艶然と微笑んでおり……。

  • マーシーの妹(演:ラケル・ガードナー)
マーシーに伴われる形で初登場。
パトリックとマーシーのセクロスには混ざらず、一回戦終了直後にベッドにやって来てマーシーの髪を撫で、「次は私の番ね♡」と言って立て続けにセクロス。
なにその変則的な2回戦と姉妹丼。


スピーシーズ3 禁断の種

『2』の続き。
映画の序盤に前作の直後が描かれている。


スピーシーズ4 新種覚醒

前述の通り、世界観が一新されているため直接の繋がりは無い。


さらに

『スピーシーズ・リターン/種の終焉』
『スピーシーズX』
『スピーシーズXX』
『スピーシーズXXX』

等の作品もあるが、スピーシーズシリーズの続編ではない。
というか映画あるあるのパロディタイトルみたいな物。
邦題を付ける際、ド直球で元ネタと同じタイトルが付けられただけで原題は全く違う。

ちなみにXXXではフェラしてあげると言ってエイリアンがちんこを噛みきっている……怖い。


追記・修正はシルを見つけ出してからお願いします

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最終更新:2023年07月13日 19:40