ロックマンX6

登録日 :2011/03/30(水) 03:31:29
更新日 : 2017/01/31 Tue 06:09:08
所要時間 :約 7 分で読めます




ロックマンXシリーズの第6弾であり、2001年11月29日に発売されたPS用ソフト。





本来は前作のX5でシリーズ完結を目指していた。
だが、不振の続くロックマンDASHシリーズと異なり、予算削減したはずの前作の売り上げが非常に好調だったために続編の制作が決定したという経緯がある。
…しかし前作でわざわざ今さら感のある新キャラを出した事や、前作発売から僅か一年で発売など、少なからず続編制作の意図はあったと思われる。

…しかし、急だったのは変わりが無かったようで、ストーリーの強引さや、ゲームとしての理不尽さが目立つ。

  • 本作のゲーム開始時点に一番近い前作のエックスEDでは、スペースコロニー落下から三年が経過している(本作は前作から三週間後)
  • ゼロがスペースコロニーにシャトルで突っ込み、コロニーの何割かの破壊に成功するが、 結局コロニーはほとんど原型を留めたまま地上に落下している にも関わらずゼロが覚醒していない。
  • スペースコロニーが原型を留めたまま落下して地球全土が荒廃しているにも関わらず、エックスはゼロの事を忘れていない(そのルートを通った場合、エックスはライト博士にゼロの記憶を封印されるため)

このように、前作のどのエンディングからも本作には繋がらない仕様となっている。
つまり本作は ロックマンX5のパラレルワールドの未来 となるのではないかと考えられる。




次にゲームとしての理不尽を上げると

  • エックスの初期装備がやや汎用性に欠ける劣化版ファルコンアーマー
  • 裏技を使わない限り、エックスでは従来のスピーディーなエアダッシュが使えない
  • ステージによっては特定の装備や武器を持っていなければ先に進めなくなる(その場合は残機を全て自滅させてステージセレクトからやり直す必要がある)
  • 一部の雑魚やステージギミックの回避しようのない攻撃



そして急すぎる制作による雑な作りもまた目立つ。

  • 本作ではボスキャラのボイスが復活しているが、何故か音質が悪い
  • 前作の展開とは裏腹に 復活のハンター があっさり復活している
  • 復活のハンター の立ちグラフィックや攻撃モーションが新規で書き直されているが、その割に劣化している(しかも隙が大きい)


しかし理不尽な展開やゲーム内容も、これまでのファンが飲み下せない程でも無いので駄作とも言い切れない。

また、本作はXシリーズで唯一欝展開が無く後味のいい終わり方をする希少な作品でもある。
あと下を見ればわかるが声優陣が非常に豪華。




~プロローグ~
地球全土に蔓延したシグマウィルスと、スペースコロニー・ユーラシアの落下によって地上は荒廃し、数多くの人間やレプリロイドが犠牲となった。
そのスペースコロニー落下地点に、一人のレプリロイドが訪れ事故の悲惨さを嘆いていた。……だが、そのレプリロイドはそこで『ある物』を見付け、豹変してしまう。
――そして事故から三週間後。ゼロのセイバーを手にイレギュラー掃討に乗り出すエックスの姿があった。


【登場人物】
エックス
CV:森久保祥太郎
シグマとの死闘やゼロの死を乗り越え、災害復興とイレギュラーハントに尽力する、ハンター達のリーダー的存在。
ゼロのセイバーを片手にイレギュラー掃討に乗り出すも、その矢先に発生したナイトメア現象の原因がゼロだというアイゾックの演説を聞いて怒りを露にし、それを鵜呑みにしてアイゾックを支持するレプリロイド達に絶望。
ゼロの無実と名誉を守るため、ナイトメア調査に乗り出す。


復活のハンター
CV:置鮎龍太郎
前作で悲劇の死を遂げたと思われていたハンター。
しかし、気が付けば身体が元通りになっていたらしく、ゼロナイトメアを倒すと仲間として使用可能となる。
セイバーをエックスが引き継いだためか、今回は今までと異なる先端の丸いセイバーを使用(ファンの間では、このセイバーはカーネルのセイバーを改造したものと云われている)
彼でラスボスを倒した場合、ロックマンゼロへと繋がる…とファンの間では囁かれている。
※公式はロックマンゼロに繋がるとは明言していないので注意。


◆シグナス
CV:鈴置洋孝
ロックマンX界のブライト艦長。
世界最高レベルのCPUを持ち、イレギュラーハンターをまとめる総監だが、今作でハンター組織が事実上壊滅した今、総監として何の仕事をしているのか不明だったりする。
しかし、故・鈴置洋孝氏が声を演じているというだけで格好良く見えてしまう不思議。


◆エイリア
CV:笠原留美
イレギュラーハンターのオペレーター。
前作で彼女に相当ウザい思いをしたユーザーも多いだろうが、今回は彼女の通信を任意で受けられるようになるなと改善されている。
そして 男にしか見えない顔 と裏腹に声は可愛かったり、今回の黒幕との 恋愛疑惑 などヒロイン化に向けた動きが見られる。
なお、彼女と黒幕との過去は、ある条件を満たさなければ見れない隠しイベント扱い。


◆ダグラス
CV:高木渉
イレギュラーハンターの凄腕メカニック。
前作のエニグマやシャトルの整備、今作の装備の開発など、彼が手掛けたメカは多い。
しかし喋る機会が少なく、ボイス付きの会話イベントにはエンディングしか登場していない。
そして、まさかの続編でのリストラ。
代わりに入ってきたのが メカニックとオペレーターの両方をこなすロリ で涙目である。


◆ゲイト
CV:藤原啓治
今回の黒幕。
レプリロイド工学に新しい風をもたらす程の天才だったが、天才であるが故に周りの理解が得られず孤立。(本人曰く「時代が僕に追いつかなかった」)
原因は、性格にかなり難があったため。しかしゲーム開始時点ではコロニー落下による被害者を悼むような発言をしているため、改善はしていた模様。
しかし、コロニー落下地点で ある物 を見付けた時から性格が豹変してしまう。


◆ハイマックス
CV:若本規夫
エックスの前に現れ、攻撃を完全無効化した上で彼を圧倒した謎のレプリロイド。
ナイトメア調査員のリーダーを務める。
エックスやゼロを『オールドロボット』と呼び侮蔑、しかしゼロに対しては異常なまでの執念を見せる。


◆ゼロナイトメア
CV:置鮎龍太郎
ゼロの姿をした謎の存在。ナイトメア現象の原因と云われるが、最後まで正体が不明だった。
遭遇するステージによってセリフが変わり、ゼロを装ったり某悪の天才科学者を思わせるセリフを言ったりする。


◆アイゾック
CV:青野武
ナイトメア調査の主導者。
言葉巧みにレプリロイド達を操り、ナイトメア現象の起きているエリアへ誘導する。
実際にはゲイトの命令でナイトメア現象を監督しており、今回の黒幕の1人。
サーゲスと共通点が多く、 復活のハンター の事を捜していたり、彼の事を『ワシが一番良く知っている』と発言するなど、彼の過去に関わる人物と思われる。
彼と出会った際には再会を約束して立ち去ったが、再会は果たされる事はなかった。


◆ダイナモ
CV:森久保祥太郎
前作でコロニーを落下させた実行犯。
ただしエックスたちはそれを知らないため、ミッションを妨害する邪魔者程度にしか思っていない。
今作ではパワーアップのためにナイトメアソウルを集めていたが、次回作以降はリストラされた(リストラ以後はVAVAの仕業にされる)。


◆謎の科学者
CV:高木渉
復活のハンター のエンディングに登場。
彼を102年間封印する役目を任されたが、後のシリーズに出演しないため素性は一切不明。


シグマ
CV:麦人
望まない復活を果たしたラスボス。
誤った手段で復活をしたためかゾンビのような姿で、言葉も満足に話せない。
なお、第二形態時のBGMはX1とX2に於ける彼の第一形態時のBGMのリミックスアレンジとなっている。


【ナイトメア調査員】
制作期間が短かったためか、シリーズ中唯一、ボスの異名が設定されていない。
それぞれ倒すと特殊武器、および必殺技(カッコ内)を入手できる。

ブリザード・ヴォルファング(アイスバースト/氷狼牙)
CV:石川英郎

コマンダー・ヤンマーク(ヤンマーオプション)
CV:高木渉

ブレイズ・ヒートニックス(マグマブレード/翔炎山)
CV:三木眞一郎

メタルシャーク・プレイヤー(メタルアンカー/落鋼刃)
CV:麦人

グランド・スカラビッチ(グランドダッシュ/旋墜斬)
CV:青野武

レイニー・タートレイド(メテオレイン/円水斬)
CV:石川英郎

シールドナー・シェルダン(ガードシェル)
CV:鈴置洋孝

インフィニティー・ミジニオン(アローレイ/裂光覇)
CV:高木渉



ついきしゅうせいさせてしまったようだな。
こうもくがかんぜんにかんせいするまで みをかくしていたんだ。

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